2012年08月27日

インターセプトのレビュー

某マジックショップで「インターセプト」のレビューを書きました。
引用します。

 他の方も書いておられますが、あの古典的名作に再び目を向けさせてくれたという点だけでも私はこの作品に感謝しています。だいぶ昔に、大阪の根本毅さんから初めて実演を見せてもらったとき(原案の方)は、すでにマジック歴数年でしたが、雷に打たれたような衝撃で、手がかりすらつかめず、いくらお金を積んででもその秘密を手にしたい!と熱望したものでした。

 この「インターセプト」はハンドリング等にいろいろと工夫があり、私はこの冊子の巻末に付記されている簡易的なバージョンを、さらに自分流にアレンジして使っています(簡易版でも効果が減じられることはありません)。最後の当て方も、冊子のままだとちょっとアクが強いので自分のキャラに合うように改変しました。もう少し工夫すれば、さらに自然に(妙な言い回しなどは一切なしに)演じることが可能です。

 うまくやれば、観客の立場からは、何も質問らしきことをされていないのに、心に思っただけで手も触れていないカードをずばり当てられたという現象になります。これ以上の奇跡はないほどのインパクトの大きさです。冊子で読んだだけではナンノコッチャで終わってしまうかもしれないけれど、実際に演じられると腰を抜かすという作品です。いろいろと工夫してみたくなる作品です。私はこの作品(とその原案)にずっとほれ込んでいます。買って損はありません。

(引用終了)
ちょっとほめすぎたかもしれませんネ。でも正直なところです。  
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2012年08月06日

Out of Sight, Out of Mind とIntercept

 Dai Vernon 作の " Out of Sight - Out of Mind " のバリエーションがいくつも発表されていて、私は『インターセプト』という作品をアレンジして使っています。アレンジの仕方は次のとおりです。

 ヾ儺劼縫ードを見せていく枚数
原案では9枚見せますが、ゆっくり見せれば6枚で十分だと思います。最初に示した6枚の中から観客が選ばなかったら、見せた6枚をさりげなくデックの底に回し、仕切り直してまた6枚見せればいいのです。

早く覚えてもらうように観客をせかしたりする必要はまったくありません。最初の6枚までに観客が意志を決めなければ、それはそれでかえって好都合です。なぜなら次にまた6枚見せることで結果的には12枚見せることになり、不可能性がさらに強まるからです。あわてず、ゆっくり決めてもらいます。

ただ、観客の立場としては、6枚見せられようが、9枚だろうが、心に決めるカードは1枚だけなので、見せられたカードの枚数はあまり関係がないように思います。

なお、「ジョーカーは選ばないように」と言っておきます。これものちの操作の時に役立つケースがあります。つまり、ジョーカーは最初から候補より除外することができるのです。


◆。極腓世韻覗犧遒垢詬点
 6枚だけに絞れれば、そのあとの動作も容易です。くわしくはタネにふれるからできませんが、候補が限られていたほうがこちらの動作は格段に楽になります。

 最終的な候補が3枚であるのと、2枚であるのとでは、当て方の楽さが段違いです。

いずれにせよ、このマジックはほんとに不可能性が高くて何一つ手がかりも痕跡も残さないうえにセッティングも何もいらないというメンタルマジックの理想の形なので私は惚れぬいています。

追記
以下のサイトのDavid Ben というマジシャンの実演動画が参考になります。
http://vimeo.com/19676455  
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2011年09月05日

インターセプト

photo_img_34


長らく休止していたブログですが、コメントをいただいたのをきっかけにまたたまに更新できればと思っています。
休止期間の6年間で印象に残っているいくつかのマジックについてコメントしておきます。

その第1回は「インターセプト」です。
カードマジックとして売りネタになっています。1900円と安価なので購入して損はありません。
ただ、これはヴァーノンの名作の焼き直し版ではあります(2005年2月6日のブログ記事ご参照)。

【現象】
観客に完全に切り混ぜてもらったトランプを受け取ります。

そのトランプからカードを無作為に10枚程度選んでもらいます。選ばせ方はどんな方法でも構いません。

その無作為のカードの中から1枚だけ、カードを心に思ってもらいます。心の中で思うだけで、カードには触れません。

だから観客以外には選ばれたカードを知ることは不可能です。

もちろんマジシャンはカードの表を見ることは一切ありません。

観客にすべてのカードを返してもらい、切り混ぜてしまいます。

表向きにトランプを広げ、カードを観客に見せていきます。この時、観客に覚えたカードがあるか、ないかを目で見て確認してもらいます。そのときの観客の微妙な反応で心を読むのだと言います。

簡単な質問を1つ2つだけした後、マジシャンはずばり観客の心に思ったカードを当てます。


このマジックのよいところは…
 _燭了迭櫃韻發覆ぃ荏箸離肇薀鵐廚任任る。(借りたものでももちろんOK)
◆―猗不要。いきなりできる。
 テクニックは基本的なカードさばきができればじゅうぶん。
ぁヾ儺劼トランプに触れることがなく、心で思うだけなので、なぜ当たるのかを「追う」ことができない。
   観客に嘘をつかれると、もちろんできません。だから一応観客は選びましょう。
ァ,發Π豌鷄薺擦魴り返してもおそらく手がかりさえつかめないでしょう。

「インターセプト」の冊子には基本的なやり方が載っていますが、私は自分なりにアレンジして、セリフ回しなども自分のキャラに合うように改変しました。最後に1枚だけ裏向きでテーブルに置いて、観客が自分の心で選んだカードを言うと、テーブルに置いたカードと一致するというのがクライマックスになっています。1枚だけというところも気に入っています。

最初に選んでもらうカードは10枚前後なのですが、その枚数は多少減らしてもいいような気もします。6枚程度まで減らせばそのあとも楽になります。試行錯誤してみたいと思っています。

PS ゆうきとも師がヴァーノンの原案をいくつか改作(やハンドリングを工夫したもの)を発表されており、それも購入してみました。それぞれによさがあります。
ザ=グレート=トムソーニ師のDVDにもヴァーノンの原案の解説があり、秀逸です。トムソーニ師もDVDの中で、ヴァーノンのこのマジックがメンタルマジックの最高峰であると言っています。

  
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2005年07月10日

高円寺の古書店

8bdae8fd.jpg 私の家は中野駅に近いのですが、高円寺と中野の間は大した距離がないので、高円寺にもよく出没します。高円寺は私の愛してやまない「中央線文化」を体現したような街で、大きな駅ビルがなく、そのために街が独特の雰囲気を持っていてたいへんよろしいと思います(駅ビルなどできてしまったらすぐに均一化されて他の駅と区別がつかなくなるでしょう)。

 高円寺駅の近くには、小さな雑貨店や古書店、服飾洋品店などが南北にわたって軒を連ねており、自転車で流しながら面白そうな店に入ってみるのが休日の楽しみのひとつです。

 小さな店だけに有為転変もあって、前にきたときにはなかった新しい店が出現していたりする楽しみもあります。

 名もなき古書店も多いので名前をすべては把握してないのですが、月に1回程度は顔を出すのが「ZQ」という古書店です。ここは「見てガッカリ、買ってしょんぼり」というお店のキャッチコピーが表しているように、B級の本(トンデモ本、芸能人が書いた本、サブカル系、オカルト系、まんがなど)ばかりを集めた楽しいお店です。CDやビデオも扱っています。

 ビニールがかかっていて立ち読みできないので、表紙だけを見て買うのですが、なるほどハズレが多い。前など、この店で気づけば4000円くらいいろんな本を買って、そのほとんどが大ハズレ。痛快でした。

 買った本を紹介しましょう。
『仰天珍道具事典』(日本珍道具学会編・カタログハウス)
『信仰の現場』(ナンシー関・角川書店)
『超常事件簿』(大槻ケンヂ・大槻義彦、小学館)
『手力王・栗間太澄』(特ホウ王国・日本テレビ)
『超能力ふしぎ大実験』(秋山真人・青春出版社)
『校則本』(学校解放新聞編・労働教育センター)
『反オカルト講座』(大槻義彦・ビレッジセンター)
『とりっくとりっぷ』(松田道弘・講談社)
『ぼくらの超魔術入門』(Mr.マリック・成美堂)

…ほか数冊。なくてもまったく困らない本ばかりです(掘り出し物もあるよ)。

 いずれも数百円なので、まあよしとしましょう。とてもいいお店です。価格も良心的だと思います。

 あと、「アニマル洋子」という雑貨店兼古本屋もいいです。ここはもっとせまくて本も少ないのですが、怪しい本がたくさん(麻原彰晃被告の著書もあります)。手品の絶版本もたまに見つかるのであなどれません。

 古書店ではないけど、高円寺文庫センターというお店もサブカルに強く、イイ味があって好きです。  

2005年07月09日

パソコン野球中継

25d84ecd.JPG 30年以上プロ野球を見つづけて、いちおう阪神を継続的にモニターしてきました。阪神はその間、1985年と2003年に優勝しましたが、たいていは弱くて負け続け、そのふがいなさにハマるというのが正統派阪神ファンの姿ではないでしょうか。

 弱者の痛み(?)をこれでもか、というくらいたたき込まれてきたので、常勝チームのファンとはまたちがう人格形成がなされてきたような気がします。

 例年オールスター戦前には優勝戦線から脱落してしまうのですが、今年はどういうわけか首位を走っていて、なんとも腑に落ちない気分です。こういうのを「阪神半疑」といいます。何度もぬか喜びさせられてきましたから、すぐには信用できません。

 さて、昨年から気になっていましたが、大阪毎日放送(MBS)では甲子園球場の阪神戦のインターネット中継が視聴できる有料番組があります。年間49試合のみで、巨人戦はナシ。値段が4500円とちと高めなので昨年は見送りました。今年も迷っているうちにもう7月。でも首位なので今日申し込んでみました(あと20試合分しかないのに)。

 申し込むと、今年の甲子園の阪神戦の録画もすべて見ることができるので、今日は仕事もせずにそれをずっと見ていました(録画に関しても巨人戦はナシ)。金本選手のサヨナラ本塁打(6月10日)など、得点シーンはけっこう面白いです。

 今日は仕事がたまっているのに私は何をやっているのだろう。追い込まれると逃避行動に出る典型です。

 画質は△ですが、じゅうぶん鑑賞に堪えうる番組となっています。世の中進んだものですね。感動しました。

 実況つきで、その実況は毎日放送のラジオ音声がそのまま使われています。改めて思ったのですが、実況するラジオアナウンサーというのはすごいものですね。ずっと途切れなく正確にその場のことを形容しながら、かなりの早口でしゃべり続けて、解説者の人とも会話しなければならない。自分にはまねできないすごい仕事です。

 ホントはケーブルテレビか何かで全試合視聴をしてもいいのでしょうが、そこまで「いれ込む」つもりはまだなくて、中途半端な形で妥協してます。

 生きているうちに1度は甲子園球場の巨人戦に行って六甲おろしを歌いたい、というのが私の長年の夢です。今年は1985年以来、久しぶりに神宮球場あたりに行ってみるかな(85年に神宮に行ったときは川藤選手が代打で勝ち越し2塁打を打ったのを覚えています)。  
Posted by erdnase at 17:55Comments(2)TrackBack(0)買い物の感想

2005年07月08日

平和鳥

18aa69a5.jpg 小学校低学年のころに父がこの平和鳥を買ってきて、しばらく部屋に置いてあったのを覚えています。理系人間の父の影響を受けているせいなのか分かりませんが、私はこういう科学玩具に目がないのです。

 10年くらい前に街で見かけたのでまた買って帰ったのですが、安物を買ってしまったようで、しばらく水を飲ませていたら中に水が浸入してしまって壊れてしまいました。コピー商品が多いみたいです。

 これは平田棟雄さんという和菓子職人の方が実用新案を出したという話です。

 とりあえず、きちんとした、壊れない「平和鳥」(名称も「水飲み鳥」「ハッピーバード」などいろいろ)がほしい。また買ってみようかなと思います。

 中に入っている液体は揮発性の塩化メチレン(Ch2Cl2)らしい。体長2mくらいの巨大なものが東京の科学技術館にあるとの情報も。調べなければ。

84bdaa3d.jpg 昔から「永久機関」に興味があります。『永久機関の夢と現実』(後藤正彦著、発行=発明協会)なんて本も持っています。かねがね(20年くらい)思っているのですが、この「平和鳥」が永久機関ではないという理屈はどうあれ、現実的に動き続けるのですから、動力源として使えないでしょうか?

 この平和鳥を巨大化したものを作り、温暖な場所に設置する。水と太陽があれば動くので、そのエネルギーを電気か何かに変換する。1度作ってしまってきちんと維持すれば、ほぼ無料で究極のクリーンなエネルギーが得られるのでは?少なくとも何かの助けくらいにはなりそうな気がするのです。

 素人の思いつき的な発想ですが、やっぱりダメですかね…。

追記…いまいろいろと検索していたら「進化する水のみ鳥」というサイトをみつけました。未来の新エネルギー源になるという意気込みで改良を重ねておられる方がいるのですね。注目していきたいと思います。  

2005年06月27日

ねこにマタタビ

fb5e3fd1.jpg 中学生のころ、ねこにマタタビをやると酩酊状態になるという話を聞いて、さっそく実験に取りかかったことがあります。

 でも東京に住んでいたし、植物に詳しい人もまわりにいなかったのでかんじんのマタタビの入手方法が分からない。そこで薬局に行ってみました。

 そうしたところ、薬局に粉末のマタタビというのが売っていたのでさっそく購入。家にもって帰り、小さな器(ゆで卵立て)に入れ、自分の勉強部屋の窓を開けてブロック塀の上に置いてみました。

 自宅のまわりにねこが多かったので、そのうち寄ってきてくれるかな、と思っていたのですが、何の反応もナシ。

 そこでその粉末に火をつけてみました。お香のように煙がたちのぼり、あたりに怪しげなにおいが漂ってきました。

 すると間もなく、近所の野良猫がこちらの様子をうかがいながら近寄って来るではありませんか。様子を見ていましたところ、そのにおいに反応していることは間違いないようでした。

 でも私がかたわらにいるのであまり近づけないようでした。しばらくすると数匹の猫が現れました。

 やがてどこかへ行ってしまいましたが、面白い体験でした。

 まあそれだけのことですが、機会があればマタタビの葉など入手してまた実験してみたい気持ちはあります。

 インターネットでマタタビも簡単に入手できそうです。

 もうひとつ気になって仕方がないのが「犬まん」です。子どもの時に白土三平氏のアニメ「サスケ」をみて、その中で野良犬を集めるのに作ったというシロモノです。犬はその犬まんじゅうを見るとがまんできなくて寄ってくる、という。ほんとかな。

 ただし、原材料はミミズで、作り方が気持ち悪いのでこちらは実験したくないっす。でも本当に「効く」のか知りたいものです、と思い続けて30年が経過しました。

 マタタビとねこの関係についてはインターネットでも情報があふれていますが、犬まんについては手がかりがとぼしいようです。てことはウソっぽいのかな。

 ひきつづき調べたいとは思いますが、さて、効果のほどは?  

2005年06月26日

中野の書店

850f9386.jpg 中央線沿線に好きな書店がたくさんあります。まずは私の家から近い中野駅近辺についてです。

 中野には昔はあまり大きな書店がなかったのが唯一不満でした。

 なかのブロードウェー内の3階に「明屋(はるや)書店」があって、やや大きめで、もっぱらそこを利用していました(今も行きますよ)。

 ただ、中野からは新宿まで中央線で5分で行けてしまうので、ワタクシの求めるマニアックな本を探すには新宿に行った方が早いかな、という感じでした。

 しかし、数年前、中野通り沿いの駅徒歩5分くらいの所に「あおい書店中野本店」ができてからはそちらに入り浸っています。1階と2階の2フロアに分かれていて、思ったより品揃えが充実しています。

 つぶれてもらっては困るので、たいていの本はそこで調達するように心がけています。夜11時までやっているところがとてもうれしい。

 あとよく行くのは中野ブロードウェー3階にある「タコシェ」。一般書店では入手できないアングラな本や漫画、キワモノ、サブカル系書籍が置いてあって、かなり怪しい雰囲気ですが、ときどきイイものが手に入ります。

 30年ぶりの復刻版『パンダラブー』の著者サイン本を入手したのもここでした(すごくつまらないシュール脱力まんがでオゲレツでしたが、絵に味があってイイ)。

 ちなみに、この本には「全然覚えてませんなぁ。他人の作品を読むような気分です。」という作者のしびれるコメントがついています。作者の松本正彦さんは2005.02.14にお亡くなりになったそうです。合掌。

  あと、中野ブロードウェー4階の書店「大予言」。ここは古本屋ですが、宗教・精神世界・オカルト・占い・超常現象などの本が集結していて、ときどき私のアンテナに引っかかる本が置いてあるのであなどれません。

 本に関しては財布のひも緩みっぱなし。きのうも新刊本を3冊買って4千円くらい遣いました。私の好みの本はすぐに絶版になるので書店通いは続きます。

 未読本が家にけっこうたまってきたので夏に読もうと楽しみにしています。

 追記…いま改めて『パンダラブー』を読み返してみましたが、やっぱりあきれるほどつまらない。  
Posted by erdnase at 10:48Comments(2)TrackBack(0)買い物の感想

2005年06月25日

スーパー保存水

107fd40c.jpg 防災用の備蓄品として自宅に水をため込んであります。「東京都葛飾福祉工場」の「スーパー保存水」というもので、保存期間が5年と長いのが特徴です。

 1.5リットルのペットボトルで1箱8本入りです。今自宅の物入れの中を調べてみましたら、それが9箱も出てきました。つまり108リットルの水が保管されてるってことです。ちょっと多すぎるかな。

 気が向くと通販で買っていたので、いつの間にかたまっていたのです。2007年から保存期間が切れ始めるのでそろそろ1箱分くらいは飲もうと思っています。

 水は重いので、一般の通信販売で買うと送料が高くついてしまいます。区役所が毎年(うちの区では5月ごろ)区報で防災用品のあっせん販売を行うので、それを利用しています。

 1箱(12リットル)で定価2520円のところ、区の斡旋してくれる価格は2016円で、自宅に配送してくれて、しかも送料・代引き手数料等が無料なので、これを利用しない手はありません。

 「弱アルカリ性で分子集団が極めて小さいため、まろやかで生体組織内への浸透力が高い」というのですが、実際はどうなのでしょうか。  
Posted by erdnase at 08:16Comments(0)TrackBack(0)サバイバル

2005年06月23日

発車メロディー集CD

18981a29.jpg 『JR東日本 駅発車メロディー・特急車内メロディー 音源集』というCDが昨日家に届いていました。1ヶ月以上前にそういえばネットで予約していたもので、予約したことなどすっかり忘れていたので届いたときは不審に思いましたが開けてから思い出しました。

 このCDにはJR東日本の山手線全駅、中央線、総武線、京浜東北線、常磐線などの駅の発車メロディーが延々と収録されています。

 実際に駅で使われている音源が使用されています。「こんなにたくさんの種類のメロディーがあったっけ?」と思いますが、聞くと聞き覚えのあるものばかりです。

 駅で聞くのと違って、音源がそのまま使用されているのでけっこうきれいな音です。電子音ですが、聞き入ってしまいます。ホントはこんな複雑な音で構成されていたのか、と新たな発見のある「曲」もありました。

 そして、それぞれのメロディーにはタイトルがついていて、作曲者まで明記されています。マニア心をくすぐるアイテムといえましょう。(私は鉄道マニアではありませんが…)

 新宿駅などは番線ごとにメロディーが違っていて、「mellow time」「farewell」「遠い青空」「夏色の時間」「美しき丘」「see you again」「木々の目覚めV1」「メロディー」「airly」「新たな季節」「twilight」「すすきの高原」「海岸通りV1」などというしゃれた曲名がついています。

 メロディーだけでなく、ときどき無骨なブザー音(ルルル〜)があって、耳障りですが、ブザー音にもバリエーションがあるんですね。

 何種類の曲があるのですかね。重複もあるので数えるのが面倒で数えてません。でも100駅以上の音源が収録されています。

 さわやか系の音が多いけど、さびれた駅を彷彿とさせるものもあって、面白いです。毎日通勤の時に聞いている音はちょっとイタイです(というか、朝のラッシュを思い出してしまいます)。

えきねっとショッピング」から購入できます。2500円で、まあお薦めかな。  

2005年06月18日

聴診器

c08b8a60.jpg きのう親しい人たち数人で夕方から上野の国立科学博物館の「恐竜博2005」に行きました。HPによると金曜の夕方がいちばんすいているとのことで、確かに「待ち時間60分」などということもなく、比較的ゆったりと見物できました(待ち時間ゼロ)。

 そんなに混んでなかったので、ティラノサウルス“SUE(スー)”の前で記念写真も撮ることができました。楽しい仲間たちとの珍道中でしたが、リフレッシュできてとても楽しいひとときを過ごしました。

 帰りに恐竜ショップでみやげ物を買い、ついでに科博のミュージアムショップにも立ち寄りました。

 ほしいものがいろいろあって目移りしました。結局買ったものは「ザ・スタディールーム」という会社の作っている「聴診器」でした。

 実はこれは、前に「科学の店サイボックス」に行ったとき躊躇して結局買わなかったものなのです。前回あとで後悔したので、今回見つけたときはもう迷いませんでした。

 あとでインターネットで調べてみたら、この会社の出している製品の中で不動の売り上げトップがこの聴診器だそうです。下北沢店では月に1万本も売れるとか。

 上に載せた写真は私の買ったものではなくて、リットマン社の高級聴診器です。高級な聴診器だと5万円以上するものもあるそうで、今回買ったものはあくまでおもちゃなのかもしれませんが、けっこうしっかり音が聞こえて面白いです。ちなみに税込2625円でした。

 添付の説明書には「病院や研究所等医学現場で使用されている本物です」とあります。

 木の鼓動や胎児の心音を聞くことができるといい、それが売りになっているようですが、まだそこまではやっていません。とりあえず自分の心臓音を聞いてみました。けっこうしっかりきこえるではないか。オドロキ。

 聞く対象として何か面白いものはないか、考え中です。でも何でも聞いて回っていると怪しいオジサンになりそう。  

2005年06月12日

ねことの会話

cb97138d.jpg 季節的に少し暖かくなってきたので、夜外食した帰りなどに散歩をすると気持がよくてイイ感じです。

 職場のちょっと「ネコ似」の女性に聞いた話ですが、彼女が猫に話しかけたら、小金井市のねこにも足立区のねこにも返事してもらえたとのこと。その話を聞いて、私も最近では街中で見かけたねこに積極的に話しかけるようにしています。

 私の住んでいる場所やよく行く場所でねこを見かけることが多いのです。ねこのなまけた姿やこちらをうかがう様子などを見ていると飽きません。

e2c8b245.jpg 昼間は人目もあってなかなか話しかけにくいので、夜、人通りのない道を散歩しているとき出会うとチャンスです。

 ねこは夜行性なので会うのは簡単です。高いところにちょこんと座ってたりしますよね。

 ゆっくり近づいて、やおら「にゃあ」と言ってみます。すると機嫌がいいときはねこも「にゃあ」と返事してくれます。

 返事をしてくれるためのこちらの発声法やコツなどが、何かありそうな気がします。私はまだ始めたばかりなので、話しかけても「なんだこいつは?」というような顔をされてぷいっと背を向けられることも多い。

 もう少しねこと仲良くなりたいものです。ちなみに、いぬと仲良くなるのは得意です。

☆この写真は「フリー写真素材集」からいただきました。  

2005年06月10日

汐路章親分その3

42db04d0.JPG またしても汐路章先生の迫真の演技を見る機会に恵まれました。nekoparaさんから教えていただいたおかげです。まことにありがとうございます。

 今回の出番は水戸黄門第17部第10話(1987年)の『泣き笑い献上仏壇』という話で、役どころは「守口の虎蔵親分」という、いつもながら「いかにも」な名前(ばくち場を仕切るやくざ)!そしてこの悪役としか言いようがない表情(もちろん写真左が汐路親分)。すばらしい…。

 この場面は暖簾から博打場の様子をうかがう親分の図です。
桝屋(久遠利三)「では親分、あとはお願いしたとおり、頼みましたよ」
虎蔵(汐路先生)「おまかせを。」
(腕はいいが博打好きな職人をこのあと罠に陥れる)

という場面ですが、このあと汐路親分が暖簾を下げると、親分のぎょろっとした目だけがのれんのすきまからのぞくんですよ。そこがまたいやらしい印象を与えて実にうまい。0.1秒でも多く画面に映ろうというプロ根性。ステキ。

b4197053.JPG 今回は出番が少なめで、やや元気がない感じがしました。憶測ですが、当時体調を崩されていたのかもしれません。でも貴重な映像を見ることができて満足しました。時代劇の魅力は何と言っても悪役ですね。悪役にエグ味があればあるほどたまらなく楽しいです。それに比べてのっぺり顔の正義の味方のありきたりなセリフ回しのつまらないことったら…。

 nekoparaさん、今回も貴重な情報をいただきまして大感謝です!ああ、また親分の映像に会いたいものです…。  

2005年06月04日

奇妙な絵

 マジックメーリングリストで片桐さんという方の投稿で紹介されたのが面白かったので、載せてみます。この写真ですが、2枚の画像に大きな違いがあるのに、それに気がつきにくい、というトリックです。

 また、立命館大学 北岡明佳先生の錯視のページも面白い絵で満載です。酔いそうですが不思議ではまります。

追記(2005.06.05)…このシルエットも不思議です。この人は右回転しているのか、左回転しているのか?ある瞬間にふと回転が逆になるんです。  

2005年06月03日

手品師の手

 あるカレー店に昨日行ってカウンターに座っていたら、後ろで女性客が4人、大声で語り合っていました。カレーと吹奏楽と手品の話をしていたんです。私の興味分野と非常に重なるではないか。

 というわけで耳を澄ませて聞いていましたら、マギー司郎さんを柏駅(千葉県)で見たという話に始まり、「手品師ってコインを手にはさんで筋肉の力で飛ばすんだってよ!」とか「コインも手のひらに隠しながらふつうに日常生活ができるらしい」とか、いろいろ言ってました。

 それって、たぶんマッスルパスやクラシックパームのことを言ってるんだろうなぁ、見せちゃおっかな、と少しだけ思いました。

 さて、その話題の中で、私もいずれ触れなければ、と思っていたことをその女性たちが話していたので、我が意を得たり、と心の中で叫びました。

 それは「手品師の人って、手が綺麗なんだよね」ということでした。

 これは私も昔から強く感じることです。ミスターマリックの指先を見てみてください。すごっく美しい手をしてます。

 外国人の手品師の人もそうです。指先を毎日よく使って訓練を怠らないからだと思います。手の優雅な動きを見ただけで、手品をやる人では?と想像がついてしまうくらい、独特の美しい手をしているんです。

 ピアノを弾く人も官能的でうっとりしてしまうような指先をしています。指を使うと脳が活性化されてボケないという話も聞いたことがあるので、老後まで手品を趣味として持続させたいものです。  
Posted by erdnase at 08:24Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年05月30日

カリーライス専門店エチオピア

ee52c1de.JPG 胃が少し重くてしつこいものは食べたくないが、腹は減っている。そんなときに行きたくなるのがカリーライス専門店「エチオピア」です。

 神田神保町付近に行くとカレーの店が多くてどの店に行こうか迷います。エチオピア(御茶ノ水本店)もその候補の1つですが、最近高田馬場店ができたので、神田に来たときはエチオピア以外の店に行くようになりました。

 「エチオピア 高田馬場店」は明治通りと早稲田通りの交差点のすぐ近くにあります。「すた丼屋 早稲田店」のすぐ近くに位置しています。

dc27244c.jpg ここのカレー(写真はチキンカリー)はややマニア向けのような気がします。スパイスがすごく強烈で、特にクローブの香りが強いため、好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。漢方薬みたいだという評価も耳にします。私は慣れましたが…。

 とにかく油脂類が少なく、とてもサッパリしているところが私の好みです。やや液状に近いルーをしています。

 私はほぼ必ず「豆サラダ」と「野菜カリー(大盛り)」を注文します。野菜カリーには肉は入っていないので、さらにさっぱり感が増します。辛さも1〜70倍まで無料で選べます。私は3倍程度にしときます。

 野菜カリーにはチンゲンサイ、ブナシメジ、ピーマン、プチトマト、サヤインゲン、玉ネギ、なす、ひよこ豆などがふんだんに入っていて、このカリーを食べると、野菜を摂取できたという気分に浸れます。

 付け合わせにジャガイモが出てくるので、私はそれもカレーに入れちゃいます。

 食後に「膨満感」がなく、スパイス(10種類以上入っているらしい)の薬効成分が身体に効く感じで、とても気持ちのよい満腹感が楽しめます。

 そうひんぱんに食べたくはなりませんが、月に1〜2回くらいは立ち寄っています。高田馬場店は私が行くとき(19時ごろ)はいつもけっこう空いてます。あらら、経営は大丈夫かな。

 「エチオピア」という名前の由来は、どこかで聞いたような気もするけど、よく知りません。誰かご存じでしたらご教示下さい。  
Posted by erdnase at 19:54Comments(2)TrackBack(0)グルメ

2005年05月28日

手品〜BOOMERANG

b2722118.jpg ビル=ゴールドマン師の『ブーメラン・トリック』を紹介します。この手品を知ったのはMAGIC CAFEの掲示板で「初対面の人にまっさきにする手品はこれしかない」と絶賛されていたのを読んだときです。それでほしくなりました。

 HOCUS POCUS(手品店)からセールで10ドルで買いました。日本だと、たとえばG's Factory で売っています(和訳つき)。

 この手品はふつうのトランプ1組があればできるので、送られてきたのは本文わずか3ページの小冊子だけでした。

 現象をおおざっぱに書けば次のような感じです。

 ―兌圓詫集世鮖罎暴颪い討茲見えるところにたたんで置いておきます。

◆.肇薀鵐廝荏箸鮗蠅忙ち、お客さんに好きな数字を言ってもらいます。

 たとえばお客さんが「23」と言ったとします。術者はトランプを1枚ずつテーブルの上に配っていきます。

ぁ。横核臾椶暴个討たカードが予言のカードと一致します。

 メンタル系、特に予言の手品が好きで、このサイトでもいくつかご紹介してきましたが、現象をいま改めて書いてみると、これは前に扱った「パーフェクトフォーシングデック」とやや似ているようにも見えます。

 この手品の良さは、手練のワザがいらないというところです。現象を読んだとき、何か複雑なフォールスカウント(にせの数え方)やパーム、フォース、マジシャンズチョイスなどがいるのかと思いましたが、ぜんぜん、なにひとつ技はいりませんでした。

 たった1枚の予言のカードが、お客さんの指定した枚数目からほんとに出てくるのです。人から借用したなんのしかけもないトランプですぐにできるのでインパクトが大きいと思います。(演技前に準備がいりますが、30秒もかかりません)

 タネは拍子抜けするくらい簡単ですが、実にかしこい。ネタを知らずにこの手品を実演されたら私ならかんたんに引っかかって腰をぬかすだろうと思います。

 ほんの少しコツの必要な箇所があるので、訓練を積んでぜひレパートリーに入れたい小品です。  
Posted by erdnase at 15:36Comments(2)TrackBack(0)手品、マジック

2005年05月21日

地球の全景写真

eab039c6.JPG 宇宙飛行士が宇宙空間から地球を眺めたら人生観が完全に変わった、という話を読んだことがあります。

 確かに、大きな地球の全景写真を見ると何か壮大なものを感じます。いまのお気に入りはこの写真(左)です。(画像をクリックすると大きな写真が出ます。1.2MBあります)

 モノクロなのがちょっと惜しいけど、すごく大きくて画質もいいので、ながめているとうっとりしてきます。最大化してじっくりご覧下さい。

 日本やオーストラリア、ニューギニア島などがよく見え、雲の様子がとてもダイナミックです。宇宙が真っ黒なのがなんか怖い感じもします。

 漆黒の宇宙が目に入ると、私たちはこの地球にしがみついて生きるしかないんだなあ、って改めて思ってしまいます。

 これは気象庁のページに載っています。

 他に地球のよい画像があったら知りたいです。でっかい地球の全景写真を部屋に飾って眺めて過ごしたいものだと思ってますが、どこかに売ってませんかしら。  
Posted by erdnase at 22:55Comments(3)TrackBack(0)精神世界系

2005年05月15日

手品〜MELT!

e8df6a79.jpg この手品は、左手の甲に置いたコインを右手の指でもむと、溶けるように消えてしまうという現象です。初めて動画で見たとき驚きました。

 でもまあ、買うほどでもないか、と思っていたのですが、pacemagicさんのレビュー「10分もあれば誰でも出来るようになります」を読んだらちょっと欲しくなりました。

 先日、手品店Hocus Pocusが会員向けセールをやったとき、その他の手品用品とともについでにこのビデオを買いました。DVDだと25ドルくらいしますが、VHSビデオだと10ドルでした。

 解説ビデオは10分くらいの内容です。なるほど、pacemagicさんの言われるように、これで25ドルだったらちょっと人には購入をお勧めはしづらいものがあります。

 でも私は10ドルで買ったので、まあいいかなという感じです。たしかに自分にもできそうです。

 ただ、即席かと思っていたら多少準備が必要なのですね。見たばかりでまだ練習もしてません。

 ネタをみて、練習せずにそれっきりという手品も多いので、この作品に関してはそうならないように練習しなくてはね。(オソマツな批評で失礼しました。)  
Posted by erdnase at 23:58Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年05月10日

ふしぎな共振なべ

ea7dd004.jpg 吉祥寺から井の頭公園に至る道沿いの、とあるお店の入口のところに大きななべが置いてあります。取っ手をこすると「ぐわん、ぐわん」という音がして、鍋に張られた水からしぶきが上がります。道行く人が自由にさわれるようになっています。

 面白いので調子に乗って何度もやってしまいました。水柱が立つというほどの勢いを出すのは難しいけど、細かい水しぶきが飛ぶので涼しげでなかなかオツなものです。

 これは「魚洗鍋」というのだそうで、通販雑貨の店「デジモバ」でも売っていますが、ブロンズ製で約4万円と高く、ちと手が出ません。重さも2.7kgくらいするみたいです。

 自分が何かお店でも始めたら(始めるあてもないのですが…)「オリジナルミラージュ」とともに客寄せのために店頭に置こうかな。

050980f8.JPG そんな折り、「中村理科」でその廉価版が売られていることを知り、さっそく取り寄せた次第です。(左に載せたのがその廉価版です)

 そんで、今日届きました。送料込みで4515円でした(製品自体の価格は税込3780円です)。

 製品はステンレス製で底が浅めの鍋です。取っ手をゆっくりこすると水しぶきが上がるというのですが、コツをつかまないと難しいようです。

 というか、先ほど届いたのでいま挑戦を始めたところです。なかなかうまくいかず、取っ手が摩擦で熱くなるだけ…。解説書にはそんなに力を入れなくていい、と書いてありますが、悪戦苦闘中です。

 こんな高い鍋を買わなくても、大きめのステンレスのボウルに水を張り、縁をこするだけでも水しぶきが立ち上がるらしい、ということを先ほど知って、ちょっとがっくりです。

 機会があればボウルや中華鍋などでも挑戦してみます。
 
 連休中に「科学のおみせ サイボックス」にも行ってみました。いくつかおもしろグッズも手に入れましたよ。

 追記…風呂あがりにぬれた手でやってみたら表面に細かいしぶきがちょっとだけ上がりましたた。手と取っ手を濡らして行うのが1つのコツでしょうか。  

2005年05月09日

ヒランヤ

b754c991.JPGd08e4848.jpg ヒランヤの話が出たついでなので、ちょっと関連したことを書いておきましょう。『これが噂のヒランヤだ』という本(すでに絶版)には、この形状がもたらすパワーについていろいろと書いてあります。

 カラー写真付きの実験がいくつか紹介されています。たとえば、この図形をバラの花の下に敷いて、敷かなかったものと並べておくと、ヒランヤを敷いたものの方が花の持ち具合が明確に長くなるという。

 また、お餅を使った実験では、19日目ではヒランヤなしの餅はカビの巣となって真っ黒になるのに、ヒランヤを敷いた餅はまだ変化がない。

 他にも、ご飯や牛乳を使った実験や、タバコの味の比較とか、ヒランヤを敷いて寝た人の話とか、いろいろな実験例が載っています。

 この本にはヒランヤの作り方も載っています(上の右図)。「ヒランヤ研究所」の人も登場し、とにかく自分でもかんたんに作れるからどんどん作ってパワーを実感してほしいという趣旨のことを言っています。

 私は作ってみたわけじゃないけど、ちょっと興味があります。最近ウワサを聞かないところを見ると、でたらめだったのでしょうか。いったい何なんでしょう?ブームを作った三宅裕司さんに、20年後の「総括」を聞きたいなぁ。  

2005年05月08日

手品〜ファンマヨーラルのザ・スター

77860171.JPG 金属製の直径約30cmの丸い輪っかがあります。それをよく見せて、おまじないをかけますと、一瞬にして星印に変化します。

 最近あまり見なくなりましたが、これは昔からある種類のマジックです。ただ、従来のものは「丸→四角」や「丸→三角」でした。星になるところが斬新、というか、意表をつかれます。

 まあ、現象としては単純ですが、これも実に分かりやすいので大人数の前でも演じられます。

 やってみた感想ですが、むずかしい技法など一切必要ありませんが、ちょっとしたコツは必要です。緊張すると力を入れても変形しなくてあせります。へたをすると指が痛くなります。ご注意。

 UGMで6000円で購入しました。ちょっと(というか、かなり)高価ですが効果は必ず得られると思います。解説ビデオ付き(日本語)で、その中でUGMの山本勇次さんがやりかたをていねいに説明してくれます。

41d374e4.JPG 関係ない話ですが、変形後に現れるこの星印は「六芒星」(ヘキサグラム)とか、「ヒランヤ」「カゴメ印」と呼ばれるものに似ています。ついでに言うとイスラエル国やブルンジ共和国の国旗にも使われ、伊勢神宮の石灯籠にも彫られている形です。

 「ヒランヤ」については、この形がパワーを集め、花や食べ物が長持ちするとか、瞑想に効果があるということで、1985年ごろに「三宅裕司のヤングパラダイス」を発信源として大きなブームがあったらしい(私は当時は知らなかった)のですが、最近とんと聞きません。その効果のほどは実際どうなんでしょう?  
Posted by erdnase at 23:19Comments(0)TrackBack(1)手品、マジック

2005年05月07日

手品〜変色レインボーストリーマー

4c958603.jpg これはクロースアップでやるよりは、ある程度の人数を前にして演じたほうがよい手品です。わかりやすいので1000人のお客さん相手にも見せられます。舞台映えがするわりに、何の技術もいりません。

 現象です。演者は黒くて長細い布を持って登場します。それを勢いよくひと振りすると、一瞬にして柄が虹色になります。逆(虹色→黒)もできます。

 まあ、それだけのものですが、視覚効果が高く、見栄えがして、きれいで、とにかく簡単です。裏の動きをしたり、何かを隠し持ったりする必要がないので失敗することもなく、誰にでもできます。

 ひと振りするとあまりに一瞬に変わってしまってその現象を「追えない」お客さんも出てしまうので、ゆっくり手でしごいていくと徐々に色が変わっていくというやり方もよいと思います。

 虹色に変えたものをまた黒色の布に戻すこともできますが、虹色のまま終わった方がきれいかな。

 結婚式などでやると華やかでいいんじゃないでしょうか。

 私はだいぶ前にDPグループの通販で買いました。手品店「まほうとまほう」でも「虹のリボン」という名で売られています。よい手品ですよ。  
Posted by erdnase at 10:55Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年05月03日

トリップできる絵〜Super Cool Pic Illusion

5af6db55.jpg 映画『メン・イン・ブラック』(MIB)の最後の場面で、登場人物を中心にカメラが引いていく(上空から)と、その姿がどんどん小さくなっていって、街の姿が見え、やがて地球が見えてきて、さらにどんどんカメラが後退していくと太陽系、銀河系が見えてきて、やがて…というところがあって、好きな場面です(ちなみに、わずか40秒の場面ですが、MIBのソネンフェルド監督によれば、その場面のヘリ空撮とCG制作で100万ドル近くかかったという話です)

05cdd56d.jpg  ちょっとそれとはちがうけど、おもしろいフラッシュアニメーションをみつけたのでご紹介しておきます。ここ(←クリック)です。このページに行って、画面中央の「Click here to start」を押し、マウスでドラッグするようにすると、画面が動き出します。絵の中心に向かって進ませる(zoom in)こともできるし、逆にどんどん引いていくこともできます。

 そしていつしか循環して、もとの絵に戻ってきます。スピードも変えることができます。楽しいですよ。お試しあれ。  

2005年05月02日

宇宙に癒される

8a722841.jpg 西暦2880年3月17日に小惑星が地球を襲い、日本は沈没するかもしれないといいます(2002.09.28朝日新聞)。地球にぶつかる可能性のある未発見の小惑星も他に500個以上あるらしい。

 今から800年以上あとのことだから自分には関係ないといえば関係ないのですが、そういうスケールの大きいことに思いをはせますと、自分の小ささに必然的に目が行きます。

 私は宇宙の話や宇宙論を読むのが好きです。子供っぽくて申しわけないけど、荒唐無稽な宇宙モノのSFドラマ(スター・トレックなど)も大好きです。

 大宇宙の成り立ちと構造を雑誌『ニュートン』のカラー版などで眺めていると、自分の存在は何なのか、ふと考えてしまいます。

 150億年の宇宙の歴史という視点で見ると、宇宙の片隅のゴミみたいに小さな地球という星の表面にへばりついて暮らしている、寿命もせいぜい80年かそこらの、そのチリのような存在であるワタクシが、日常の細かいこと(毛が抜けたとか)にいちいち頭を悩ませている様は、なんとちっぽけなことでしょうか。

 昔大切な人を亡くして悲しみに圧倒されていた時に宇宙論を読んだら、その巨大な視点に自らを置くことができた気がして、少しだけ心がラクになることができました。

 と言っても、虚無的で投げやりな生き方を奨励しているわけではなくて、少し離れたところから冷静に自分を見つめる機会を得ることも時には大切だと言いたいだけです。

 最近印象に残った言葉があります。「1日には5分のかたまりが288個ある。」1日は24時間ですから、1440分あります。5分でできることといえばけっこうありますよね。歩けば400mくらい進めるだろうし、本だって数ページは読める。その5分のかたまりが1日で288個取れるというのです。

 睡眠時間8時間を引いても残り16時間ですから、5分ずつ生きるようにすれば1日で実に192個の物事を実行することができるのよ。これってすごいことです。実際はそこまでできなくて、つい昼寝などもしてしまうけど、5分単位で時間を活用してみようという自覚を持つように心がければ、こま切れの時間も大切にすることができるのでしょう。

 毎日を充実させて過ごしたいと改めて思います。  
Posted by erdnase at 08:28Comments(2)TrackBack(0)精神世界系

2005年04月20日

ダバインディア

6e3dc66d.jpg カレーが好きで都内を中心にかなりいろいろな店を食べ歩いてますが、ダバインディアは現時点でいちばん好きなインド料理店かもしれません。

 お店は東京駅近くの八重洲ブックセンターのすぐ裏手にあります。
 日本人よりも外国人のお客さんが多い場合もよくあります。おしゃれで、女性客も目立ちます。内装の壁の色が青いのは『幻想的なマハラジャの町「ジョドプール」をイメージしました』とのことです。

 あちこちで外国語が聞こえてくることも相まって、異国情緒あふれた店内になっています。

 店員さんも気持ちのよい対応をしてくれます。ときどき巡回してくるインド人シェフも腰が低く、笑顔をキメてきます。つられてこちらも笑顔を返さざるを得ません。
 
 さて、私はほぼ毎回「ダバセット」を注文します。グリーンサラダ、ドーサ、ダバミールス、ドリンク付きで2700円です。

 ドーサとは、ジャガイモやタマネギ(スパイシー)をパリッとしたパイ生地のようなもので包んだ食べ物で、食べたのはこのお店が初めてだったのですが、初体験の味でした。これが実にうまい。セットについてくるドーサは数種類から選べますが、私は毎回「マサラドーサ」を注文します。

 さて、セットのメインである「ダバミールス」とは、南インド風定食です。バナナの葉の上に南インド風のさっぱりしたカレー5種とインディカ米、プーリー、パパドがのっています。

 私はそのカレーをベジタリアン用(ベジミールス)に変更してもらいます。そっちの方が好きなんです。あと、生のコリアンダー(香菜・シャンツァイ・パクチーとも呼ばれる)が苦手なのでその旨を言うと、ちゃんと対応してくれます。

 プーリーとは薄〜い揚げパンですが、揚げたてで出されるときは風船のようにふくらんでいます。穴を開けると急速にしぼみますが、蒸気が噴き出してくるのでやけどにご注意。やわらかくてたいへんおいしいです。

 パパドはインド風せんべいのようなもので、塩味が付いています。おつまみっぽいです。

 さて、カレーですが、私の好きなのはサンバルという野菜+豆の酸味のあるカレーです。液状になっていて、それをご飯にかけてよく混ぜて食べます。

 インディカ米が南インドカレーにはよく合います。日本の米とは違い、水分を吸収しにくいので、液状のカレーがサラサラとおいしくいただけます。

 米不足の時にタイから輸入されてあまり評判がよくなかったインディカ米ですが、この「ミールス」には欠かせない米です。

 特筆すべきは、この「ミールス」は米とサンバルとラッサム(これは辛いスープ)のおかわりが自由だということです。

 私は米を3杯食べることもあります。菜食のセットでは満腹になっても胃もたれがせず、食後感が気持ちいいのです。

 インドらしく手で混ぜて手づかみで食べるとなおおいしい。ふだん手づかみで食べ慣れないので最初ためらいがありますが、手づかみで食べると何か解放感を感じます。ただし指にけがをしているとしみる。あと、最初米が熱いのでご注意。(必ずしも手づかみで食べる必要はありません)

南インドカレーは北インドとはちがい、さらっとしているところが魅力です。  
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2005年04月19日

とん太

1f450b27.jpg「とん太」は高田馬場駅より徒歩約10分弱のところにある小さなトンカツ屋さんです。

 インターネットのトンカツサイトで評判だったのが初めて訪れたきっかけでした。今ではトンカツとしては3本の指に入るほどのお気に入りの店となりました。というか現時点では一番かな。

 ここで食べるようになってから、別の店でとんかつを食べる機会が激減しました。「今無理してトンカツをたべなくても、少し我慢して後日とん太でたべたほうがいいわい」と考えて、別の店では食べるのを控えてしまうのです。同じ発想でカツ丼もあまり食べなくなっています。

 瞑想をすると肉食傾向がなくなっていくらしいのですが、私はそういう高みには到達しそうにありません。でももともとあまり肉を連続して食べないようにしているので、とん太の存在により私自身の肉の摂取量が減ったという抑止効果があります。

 さて、お店はカウンター10席と狭い座敷があり、店主とその奥様(らしき女性)が2人でやっています。店主は髪を後ろで結わえた無口な人(にみえる)で、1人で黙々と料理を続けています。給仕する女性はいつもやや表情が堅いのですが、初めて行ったとき支払い時に「こんなにおいしいトンカツは初めてです」と言ったら微笑んでくださったので少しホッとした次第です。

 カウンターに座ると隣の人との距離がほとんどないのでやや窮屈な感じがあります。そのせいか、最近店内は全面禁煙になったようです。至近距離でタバコを吸われるとちょっと困るのでその処置もやむを得ないところかもしれません。

 夕方6時に開店すると、みるみるうちに満席になってしまうので、人気の高い店と言えましょう。禁煙化しても客足は衰える気配がありません。

 さて私は「特ロースカツ定食」を注文します。1890円とちと高めですが、迷うことはありません。なお、ご飯やみそ汁、キャベツはおかわり自由ではないのでちょっと注意が必要です。

 食卓上には何種類かの塩がのっています。塩でトンカツを食べさせようという趣向です。お店の並々ならぬ自信の現れといえるのかもしれません。(もちろんソースもあります。)

 10〜15分くらいで衣の色がやや薄目のトンカツが運ばれてきます。私は最初レモンを搾り、切り分けられたいちばん端っこの小さいトンカツから食べます。ソースなどかけずに味わいますが、ロースの脂がトロッととろけてえもいわれぬおいしさです。その最初の一口目を味わう瞬間がいちばん楽しい。仕事帰りに立ち寄る機会もあるのですが、「今日一日生きてきて良かった」と思えてきます。

 炊きたてのご飯もまたおいしくてどんどん胃に納まるのでいつもおかわり(というか追加注文)してしまい、ちょっと食べ過ぎになって食後に後悔することもあります。

 特ロースになると漬け物も「上新香」になり、これがまたおいしいです。特に大根のみずみずしさと歯ごたえにはうっとり。トンカツの合間に食べると実にさっぱりしてイイ感じ。

 グルメ評論家ではありませんのでうまい表現では言えませんが、たいへんにおいしいトンカツであることは確かです。今まで食べてきたトンカツはいったい何だったんだろう、と思ってしまうほどの差があります。

 また食べたい。

☆東京都豊島区高田3−17−8  03(3989)0296(オフクロ)  
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2005年04月18日

除湿器

537f4c19.jpg 青ヶ島という島に仕事で赴任したのが1986年のことでした。八丈島から小さな船で数時間。ようやくたどりついたその島は海から絶壁がそそり立ち、島民の皆さんはその絶壁の最上部にへばりついて暮らしています。いつも霧がかかっているような、やけに湿度の高い島でした。

 その島の一軒家を借りてしばらく生活しましたが、前任者の残していった除湿器を、赴任と同時に設置してもらいました。これが実に快適な代物で、すごい量の水が取れるし、部屋干しの洗濯物はすぐに乾くし、畳もからっとして爽快でした。その後転勤してからは除湿器からは遠ざかっていました。

 除湿器に再び注目したのは新築マンションを購入した2001年のことでした。そのころ暮らしに関する本を読んでいたら、マンションというものは、新築後1年くらいはコンクリート部分から湿気がにじみ出てくるから注意せよ、というようなことが書いてありました。

 そこで引っ越しと同時に除湿器(ナショナルF-YC63U。販売終了品)を買って部屋に置いておきました(というか、今でも置いてある)。これがやっぱりとても爽快なもので、買って良かったわい、と悦に入っています。青ヶ島の時の機械とは違い、運転音が比較的静かです。

 梅雨の時期などに特に威力を発揮します。帰宅したときのさわやかさがよいです。水分がタンクに6リットル以上たまります。それを捨てるときにカタルシスがあります。梅雨時は一夜にして満杯になるほどの湿度があります。

 冬場は乾燥するのでもちろん電源は切りっぱなしです。というか、冬場は部屋に加湿器を入れています。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(1)買い物の感想

2005年04月17日

お葬式参列のとき

977954f0.jpg 親しくしていた人が亡くなったとき、仕事が手につかずに1ヶ月以上欠勤してしまいました。呆然としながらお葬式に参列し、法要に出ました。
 
 必死に冥福を祈る気持ちで法要などに出ていると、お坊さんのあげるお経が気になりました。何を言っているのだろう。また、位牌や卒塔婆に書かれているサンスクリット文字(梵字)。なんだか全然分からない。それをまったく理解しないでお祈りしている自分の状態が、どうも納得いかない。せめて一部だけでも理解できないものだろうか。

39f14fa4.JPG そこで仏具店や書店に行ってお経のカセットテープや経本を買い、家でかけっぱなしにしながら何冊かの解説本を読んでみました。その時期は何かに集中していないと自我が崩壊するような危機感を感じていたように思います。

 お経のテープとはマニアックな感じがしますが、瞑想効果のようなものがあって意外といいんですよ。何人かで声を合わせてお経を読んでいるのを聞いていると、美しさも感じます。

 お経と言ってもどっさりあるのできりがないのですが、般若心経とか観音経とか、定番(?)っぽいものから手を出してみました(般若心経については田舎の祖父母が毎朝唱えていたのでなじみがありました。)

 何かにすがりたい気持ちで始めた「にわか仏教」でしたが、勉強してみると「あぁ、そういうことだったのか」的な新たな発見が多くて、その点はよかったと思っています。日常よく使われる表現や世の中にある多くの固有名詞が仏典を由来としていることも分かりました。

 さて、ここからが本題ですが、私は仕事柄、お葬式に出る機会が平均に比べるとやや多いような気がします。お葬式は圧倒的に仏式が多く、平均でだいたい1時間くらいかかります。

 以前の私は途中で眠くなったりすることもあったのですが、今は「次は何のお経が出てくるのかな、知っているお経が出ないかな」と思いながらお坊さんの唱えるお経に聞き入っています。宗派によっても違いますが、知っているお経や「開経偈」「真言」などが出てくると「おぉ〜」って感じになるのです。

 縁起でもない話ですが、これから先何度もお葬式に出る機会があると思われるので、お葬式で唱えられる典型的なお経をもう少し知っておきたいと思います。そうすることで、より充実した時間を過ごせると思います。

 お祈りするときは私は瞑想状態に入ることを心がけています。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)精神世界系

2005年04月16日

マジックメーリングリスト

0bdea906.JPG 「マジックメーリングリスト」は、手品について多くの示唆を与えてくれる便利な情報源です。以前は「NIFTYマジックフォーラム」というのがあったのですが、閉鎖になったので、現在日本で最大のマジック系メーリングリストになっています。

 読者参加型のMLで、会員になった人(会費無料)が手品関連の話題を投稿することで成り立っています。投稿されたメールは会員全員に自動的に送信されます。当然のことながらマジックのタネを明かす発言は厳禁になっています。ときどきやりとりを巡って発言が荒れることもありますが、一般の掲示板とは違って明らかな「荒らし」はないので落ち着いて読むことができます。

 私が入会したのは『マジェイアの魔法都市案内』(愛読のサイト)で紹介されていたことがきっかけです。入会は2001年12月12日なのでそんなに古参の会員ではありませんが、改めて数えてみるとこの3年4ヶ月の間にマジック関連のメールを4000通以上受け取ってきました。昨日(2005.04.15)は多くて、1日で30通も来ました。だいたい平均すると月に100通くらいということになります。それすべてに目を通してきたので、いよいよ手品から逃れられない体質になってしまったかも。

 その4000通の中にはほんの数語のメールや趣旨のよく分からないものもありますが、大半は何らかのプラスになる有益な情報が得られます。

 論議を呼びそうな話題をふる人がいると、一家言ある人々がどんどん投稿してきて盛り上がります。途絶えると数日間ぱったり来なくなることもあります。そこで語られる話題はかなりマニアックです。

 会員が約300人と聞いています。手品マニアがメンバーの主たる構成員だと思いますが、プロのマジシャンも参加していて、あまりうかつに発言できない気がして、私はほとんどROM(読むだけ)です。でも3回くらいは発言したかな?

 製品情報など問い合わせる人がいると、マニアの人がすぐに教えてくれます(入手方法とか、製品名とかいろいろ)。先日(3月末)はAppearing Ten Foot Pole に関する質問が出たのでさっそく投稿しようとしたのですが、パソコンが不具合でうかうかしているうちに自分の言いたかったことを他の人が代弁してくれたので投稿しそこないました。ちょっとざんねん。

 いずれまた機会があれば発言したいと思います。  
Posted by erdnase at 23:58Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年04月01日

手品〜 NO TEAR Torn & Restored Newspaper

ec6d3486.jpg 『ノー テアー トーン アンド リストアード ニュースペーパー』という長ったらしい題の手品です。一般的にTorn and Restored Newspaper という手品のジャンルがあり、日本ではふつう「新聞紙の復活」と呼ばれています。1枚が2枚、2枚が4枚、4枚が8枚、…と新聞紙をびりびりと引き裂いていき、小片の束にしたあとでそれがあっという間に元に戻るという現象です。

 従来型の「新聞紙の復活」については北見マキ師の『ステージマジック』(東京堂出版)等に詳細なやり方が載っています。このマジックはサロンマジックとしてもできるし、1000人の前で演じても不思議さがきっちり伝わる優秀な作品ですが、ちょっと準備に手間がかかります。あと、慣れないとちょっと手順に戸惑うかもしれません(手品は何でもそうですが…)。

 今回紹介するTony Stevens 師発案の新聞紙の復活現象は NO TEAR というタイトルからも分かるように、新聞紙を引き裂かないで行うやり方です。

現象… 嵬滅鬚さ事を見つけましたよ」などと言いながら術者はポケットから新聞紙の切り抜き(というか手でちぎったような小片)を取り出してその記事を見つけようとします。

△覆なか見つからず、数カ所のポケットから新聞紙の小片を少しずつ取り出してきてその「記事」を探しますがみつかりません。

あちこちから取り出してきた10枚くらいの新聞の切り抜きをもう一度ざっと見て調べます。

ご儺劼涼輒椶鬚犬紊Δ屬鷭犬瓩燭箸海蹐如△修両片を広げると、一瞬にしてそれはふつうの大きさの新聞紙になります。

ド活した新聞紙のページに怪しいところは見えず、新聞のページをめくっても何もかわった様子はありません。表も裏も改めることができます。

γ気靴討い拭峙事」は結局見つからず術者は一礼して退場します(プロならこの新聞紙から鳩を出すという手順に持っていくかもしれません)。

☆小片がふつうの大きさの新聞紙にもどるところはほんとうに一瞬で、すごくビジュアルで不思議です。しかもたいへんやさしくできます。JBTVという手品店のサイトで動画をご覧になれます。(またはここCLICK!)

 折り方と広げ方のコツさえつかめれば、失敗しようがありません。この手品を買うと英字新聞の「見本」がついているので、そのとおりに作れば日本の新聞でももちろんできます。

 しかもよいところは、手順を終了しても数秒でリセット(INSTANT RESET)ができるため、同じ新聞紙で何度でも演技が可能なところです。

 買って損のない作品だと確信します。タネも良いアイデアです。海外で買うと、安いところでは12ドルくらいですが、先日新宿の東急ハンズで見たら3675円でした。それでも買う価値のある手品です。

f52130e6.jpg★追記…同じ原理を使用した作品にNo Tear Kidz というものもあります。アルファベットの書かれたカードがたくさんあります。術者はそれを見せながら「これを並べ換えると何という言葉になるかな?」と言い、ぱっと開くとその小片が一瞬にして大きな紙にかわり、その紙にはHAPPY BIRTHDAY と書かれている、というものです。とてもきれいです。子供のお誕生日会用でしょうか。

 この手品の原理は、アイデア次第でいろいろなものに応用が利きそうです。実用性の高いマジックです。  
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2005年03月31日

冷え症対策

 冬ももう終わりですが、物心ついたころからの極端な冷え症で困っています。暖房の効いた室内にいてふつうにしていても、手や足の先が感覚がなくなるくらい冷え切ってしまい、冬場は半分冬眠状態です。そのかわり夏は大好きで、気温35度を超えても背広の上着を着ていて平気です。

 そんなわけで、暖かい衣類で良いものはないか、昔から探しています。今に至るまで決定打はなくて、引き続き探索中です。あまりかさばらずに保温性の高い衣類(特にアンダーウェアなど)があったらぜひとも教えてください。

 そんな私ですが、2003年の2月に北海道(阿寒湖)に行く機会がありました。ただでさえ冷え症なのに、そんな極地(失礼)のようなところに行ったら凍死する!!とおびえきった私は「ビクトリア」などのスキー用品店に行って防寒具をいろいろと探しました。

 結論としては、よく分からなかったけど、当該スキー店で「定番」となっていてシェアを争っているらしい「ブレスサーモ」(Breath Thermo)と「アウトラスト」(Outlast)というアンダーウェアをそれぞれ購入してみました。

 アンダーウェアにしては結構高くて(と私は思った)、各5000円以上したと思います。

 「ブレスサーモ」という素材は水分に反応して素材そのものが発熱するのだという。「アウトラスト」はNASAのために開発され、「快適温度調整機能」がついている優れものだとか。

 宣伝文句はいいからとにかく結果がほしい、というわけで私は厳寒期にはTシャツの上に「ブレスサーモ」(厚手・極寒地用)と「アウトラスト」を重ねて着て、その上にふつうの衣類を着るようにしております。

 「極寒地用」は色が「黒」しかないので、背広にワイシャツだとその下にはやや着用しにくいのが悩みの種。もっとオススメの素材はありませんでしょうか。

☆追記…この冬は「しょうが湯」を起床時に飲むように心がけましたが、仕事先に着くと身体中が芯から冷え切ってしまい、その後15分くらいはストーブの前から離れられないくらいでした。東京在住なんですが…。

★さらに追記(2005.04.06)…上記のアンダーウェアの他には『通販生活』で買った「カネボウ業務用肌着」も、ちと高めだけどよかったです。静電気をため込みがちなところを除けばかなり優秀です。上下セット売りだったけど上しか買わなかった。オヤジくさくなるけどこれからはズボン下も必要かもしれない。もう歳だしね…。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(2)TrackBack(0)サバイバル

2005年03月30日

手品〜メンタルフォト

6b376ae6.jpg Mental Photography (Nudist Deck)については「印刷トランプ」の項で軽く触れたことがありますが、これはアメリカのマジシャンRalph W. Hull(1883-1943)によって発明された作品だと聞いています。現象は以下のとおりです。

―兌圓魯肇薀鵐廚離院璽垢ら白いカードの束を取り出します。全体をシャフルし、リボンスプレッドして表も裏も白いカードであることを見せます。

⊇兌圓呂佞隼廚い弔い織ードを声に出し、カードに念を込めると白いカードの束のうち、1枚だけがそのカード(例えばハートの10)になります。

F韻犬茲Δ暴兌圓麓 垢肇ードを思い浮かべては「念写術」(Mental Photograhy)で実体化させていきます。いつの間にかカードの表だけでなく、裏も印刷されます。

い發Π貪拉阿犬襪函■荏箸稜鬚ぅードすべてが表も裏もあるふつうのトランプ1組に変わっています。

ズ埜紊砲泙仁礁未真っ白のカードの束に戻すこともできます。

6f608a1c.JPG☆最初にこの手品を見たのは中学生の時、新宿伊勢丹デパートのマジックコーナーでした。Fox Lake というキツネのマークのブリッジサイズのカードで、Haines House of Cardsというところから「ブレーンウェーブデック」などとともに出ていましたが、テンヨーの売り場では「メンタルフォト」ではなく、「ブランクデック」という商品名でした。

 思いもかけない、びっくりするようなタネでしたが、中学生の私はそれっきり使わずに引き出しの奥にしまってしまいました。しかし、その後テレビの手品番組(昔は年に1度くらいしか放映がなかったのに)でこの手品を実によく見かけ、プロのマジシャンにたいへん愛用されていることを知り、それ以来幾度となく演じてきました。

 手練を必要とせず、現象は視覚に訴えかけて子どもにも分かりやすく、とても不思議。マニアの人はあまり目を向けないかもしれないけど、たいへんヨイ手品だと思います。

 ただ、白いカードだけに、何度も演じていると汚れが目立ってしまうのと、この手の一連のトリックデックには「経年劣化」がつきものなので、数年に1回ずつ買い換えています。今までにたぶん7組くらいは同じものを買ってきたと思います。海外では10ドルくらいですが日本では2000円くらいです。   
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年03月29日

杉並高校吹奏楽部第23回定期演奏会

939b7cbe.jpg 昔から自分と縁のある「東京都立杉並高等学校吹奏楽部」の第23回定期演奏会に行ってきました(2005.03.29なかのZEROホール)。この定演は1992年から毎年見てきましたが、今回もとにかくパワーをたくさんもらって、元気になって帰ってきました。

 いきなり関係ない話ですが、私の祖父に生前に会いに行くと「若い人はいいものだ。若い人と会えるのはうれしい」と言っていつも手を握りしめてくれたことが思い出されます。私は全然若くありませんが、90歳の祖父から見ればじゅうぶん若かったのです。

 私のことは措いといて、とにかく若い人からは「陽の波動」(?)が出ているように思います。学校の先生がいつまでも若くてはつらつとしている人が多いのも、その「若い気」に毎日接しているからなのかもしれません。今思えば私の祖父も若い人に会うことで元気を吸収するのを実感したのでしょう。

 とにかく今回の演奏会でもその「プラスのパワー」を非常に強く感じました。部員数が123人というすごい大所帯の高校生たちが全力で演奏するわけですから、爆発的なエネルギーを感じないわけがありません。圧倒されるすごさがありました。

 演奏の技術的なことは素人の私には何も言えません。でも全体を通してとにかく「楽しい」演奏会でした。それがいちばんすばらしいことだと思います。

 司会者の女性も当吹奏楽部卒業生(現在都立高校教諭)です。彼女の存在抜きには定演も語れなくなったほどで、定演のよい雰囲気を作り上げるうえで大きな貢献をしてきた方です。

  最後のほうで卒業生を送る歌として『旅立ちの日に』を部員みんなで合唱するところは、分かってはいても感動を禁じ得ないものがあります。その美しい歌声を聞いていると、「こういう高校生も世の中にはいたんだなぁ」と心が洗われるような、ため息の出てくるような気持ちになり、卒業する人たちとは面識がほとんどないのになぜか涙が出てきました。今どきの高校生としてイメージされるような一連のノリとは別物だからかもしれません。

 「生徒の活動が低調で、文化祭のクラスの出し物などがなかなか成り立たなくて苦労する」という話をいろんな場で耳にすることもありますが、この演奏会を見るとそれが打ちのめされるような圧倒感があります。好きなことに打ち込める環境に身を置くことができる部員のみなさんは幸せ者だと思います。

 都内でもこれほどの吹奏楽部はなかなかありません。特に杉並高校には定時制課程があるので、練習も午後5時半で「強制終了」です。施設に恵まれていて夜でも練習できるような学校とは違い、制限の極端にきつい中で大きな成果を上げているところは本当にすごいとしか言いようがありません。

 指導されている五十嵐先生夫妻と顧問の先生方の身を削るような献身があってこそ支えられている部活動だと思います。大勢の部員がいるとトラブルもたくさんありましょう。それをうまく解決して合奏に持っていく五十嵐先生の力量は並大抵のことではありません。

 また、直接関わっている人以外にも蔭ながら応援してくれている人が大勢います。今回の演奏会では大勢の立ち見のお客さんまで出ていました(私は来賓席の真ん中といういちばんいい席で見せてもらってちょっと申し訳なかったです)。卒業生も各方面で活躍しています。素晴らしいことです。

 演奏終了予定時刻が午後9時ジャストなのに、実際に最後のON THE MALL(マーチ〜「木陰の散歩道」)が終わったのが午後9時15分でした。管理者としての視点で見ると、「うわぁ、大丈夫かな。ホールの人にどやしつけられるんじゃないかな」とハラハラしてしまいました。マーチのテンポも心なしか速かったので、きっと指揮者の五十嵐清先生もあせっておられたのではないでしょうか。実際、そのあとの片づけはたいへんだったようです。まことにおつかれさまです。

 私の知るここ十数年に限って見ても、杉高吹奏楽部は部員が倍増し、2004年度は全日本吹奏楽コンクール(全国大会〜於・普門館)の団体部門に、創部以来の悲願だった初出場を果たしました。自分と関わりのあった学校や団体ががんばっているさまを見ると自分までうれしくなってきます。自分もその存在の一部になれる気がするからなのかもしれません。

 さて、ここ数年、演奏会の中でミュージカル仕立ての「第2部」の一部にちょっとした「マジックショー」があるのですが、いちおうワタクシがその流れに多少先鞭をつけたと思っています。昨年までは直接ネタを提供してきました。今年はバタバタしてて個人的には関われなかったのですが、来年機会があればマジシャン役の平島君にまたネタや道具を提供しようと思っています。

☆追記(2005.04.02)…昨年のものではありますが、演奏会の様子がこちらでご覧になれます。  
Posted by erdnase at 13:36Comments(0)TrackBack(0)芸術

2005年03月28日

遺品の整理

 引越しのよいところは、不要品の処分を一気にできるところかもしれません。私も4年前に引っ越しましたが、いまは以前より遙かに広いところに住んでいて収納スペースがそれなりに充実しているので、捨てなくても困らない状況におります。するとやはり気づかないうちにモノが増えてきます。

 『「捨てる!」技術』(辰巳渚・著)という本が一時期ベストセラーになりました。私も読みました。その本に書いてあるように何でもばっさり捨てることができればいいし、捨てるという行為には快感というか、カタルシスのようなものもあります。しかしその本を読んだあとにばっさり捨てることのできたのはその本だけだった、というよくありがちなパターンに陥って現在に至ります。

 しかし、職場の片づけは好きです。昨年度から「主任」の立場を利用してあちこち片づけています。他人の残していった私物など、実に簡単に捨てられるんですね。そしてどんどん片づいていくことに快感を感じます。

 しかし自分に関わるものとなるとそうはいきません。祖父が亡くなり、百年続いた家をたたまなければならなくなりました。だだっぴろい家にモノがゴマンとあって、後かたづけに従事した私の母が嘆いていました。お宝もあるのでしょうが、素人目には分からないし、また故人の思い出のつまったものを簡単にばっさり捨てることがどうしてできましょう。

 それでも家をたたまなければならない期限が迫り、心を鬼にして大半の物が処分されました。人間は死んでしまうとすべての物を手放さなければならない、というのは分かっているつもりでも、それを行動に移すのはつらすぎるものがあります。

 大切な人から昔もらった手紙や寄せ書きなどは、他人から見たら無価値でも、当人にとっては宝です。本というものも容易に捨てられません。特に私の好きな本(手品の本とか)はだいたいすぐに絶版になってしまい、入手困難になるので、捨てたらもう一生読めないと思わなければなりません。

 引っ越しの時に数百冊は本を捨てたと思いますが、捨てるとすぐに必要となるから不思議です。捨てなきゃよかったかも、と後悔している本もたくさんあります。

 何を言っているかよくわからない文章になりましたが、要は「片づけるのはそう簡単ではない」ということです。精神世界系の本を読むと、「執着するな、手放せ」という趣旨のことがよく書いてあります。そのとおりです。

 しかし自分の周りのものはその人そのものを形作っているというのも事実です。私の場合、所有する本がごっそりなくなったら人生がかなり寂しいことになってしまいそうです。好きな本はいつでも読める状態にしておきたいです。

 こんな文を書いていたら部屋の掃除をしたくなってきました。今から少し掃除しようかな。しかし手品用品はほんとうに処分したい。わけのわからないものが増えすぎましたよ。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)精神世界系

2005年03月27日

日用品の準備

1d9ed8fc.jpg ここ数年は行ってませんが、夏場に海外旅行をすることがたまにあります。旅行とは言ってもせいぜい1週間程度ですが、基本的にひとり旅です(たまに2人で行くこともあった)。

 夏場なので衣類は最低限にして、バックパック(グレゴリー社製のデイパック)で動きます。両手を空けることが決定的に重要で、動きやすくてイイ感じです。キャリーケースをコロコロと引っ張って移動する人が多いけど、自分としては行動に制約がかかる上に「旅行者然」としていて狙われそうな気さえしてしまいます。

 バックパックを背負ってウロウロしているのもいかにも旅行者っぽいけど、あまりお金を持ってそうには見えないんじゃないかな。それと、飛行機に乗るときにバックパックだと「機内持ち込み」にすることができるので、目的地に着いたらさっさと行動を開始できます。預けてしまうと、自分の荷物が出てくるまでかなり待たなければならず、不安感もあります。それがイヤなのです。

 さて、旅行中に必要なものを厳選してバックパックに詰めます。現地で無くて困るものは、実際に旅行してみるまでなかなか気がつかないものです。でも何度か旅行するとだんだんそのリストが精選されていきます。

 「これを持ってくればよかった!」と思ったらすぐにメモ帳に書き留めておき、次回の教訓にしています。文具類に始まり、ミニライトとか防犯用品とか洗濯ばさみ、耳栓、予備の写真(パスポート用)、常用漢字表(葉書を書くときのため)など、すべてリストにしておきます。

 「海外旅行携行品」としてリストアップされたものは、針などの細かいものまで含めると、私の場合は120品くらいになります。旅行のたびに改訂しています。

 さて、ここからが本論です。
そのような必需品を小物入れにまとめて入れておくと、いざというときにとても役立つと思うのです。リストを参考にしながらバックパックに必要品をさっと入れていつでも行動にうつす態勢を整えることができます。

 その「いざというとき」はいつ訪れるか分かりませんが、急にどこかに行かなければならなくなったときとか、災害などに巻き込まれたときの激変期に必要となるかもしれないのです。いや、必要となる日はこないかもしれませんが、それならそれでいちばんよいわけです。

 災害のためにリストアップをしよう、と思っていても後回しになってしまって結果的にはなかなかできないので、海外旅行をする時の不便さを利用して、来たる日の用意をしておこうというわけです。

 阪神大震災や新潟地震などに遭われた人の経験談も貴重な情報になります。ゴミ袋やラップ類、トイレットペーパーなどは災害が起きなくても必要となるものなのでまとめ買いをしておくとよいと思います。備えあれば憂いなし。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)サバイバル

2005年03月26日

パーソナルシュレッダー

27ece900.jpg そろそろシュレッダーも必要かな、と思ったのが5〜6年前のことでした。手動でハンドルをカリカリと回して紙を細長い短冊にする卓上式簡易シュレッダーを最初は使っていましたが、下手な使い方をすると文字がつぶれずに細長い紙となるだけなのであまり信用できませんでした。まあそれを拾って読むような酔狂な人はいないとは思いますが、ちょっと怖い感じもします。

 それに、手動式のシュレッダーではいちいち回してるのも面倒くさくなってきたので電動式のシュレッダーを買うことにしました。例の『通販生活』誌に載っていたアメリカ製(フェローズ社)のパーソナルシュレッダーです(型番=PS60C-2)

 仕事柄個人情報を扱うことも多いのでまあ1台あったら便利かな、と軽い気持ちで買いました。買った直後は「こんなもの買ってしまってどうだったかなぁ…」と少し迷いがありましたが、今考えてみると買って正解だったと思います。シュレッダーのない生活は考えられないくらい毎日かなり頻繁に使っています。

個人が特定されてしまいそうな紙はすべて裁断してしまいます。仕事で使う「顧客」のデータ、自分の金銭関係の書類、ダイレクトメールなど、思った以上にたくさんあります。

 以前はそんなものをいちいち裁断などしようと思いませんでしたが、こういう社会状況なので用心に越したことはありません。

 このシュレッダーのよいところは、書類を「クロスカット」してしまうところです。裁断後は完全にバラバラの小片になってしまうので裁断クズから個人情報が流出するような心配は皆無と言えます。安心感があります。

 欠点は重いところかな。裁断クズがたまってきてそれを処理しようとしてフタをはずすとき、フタの部分がかなり重いです。

 くだらないことですが、思わぬ効用を1つ。裁断クズは燃えるゴミとして出しますが、ゴミ袋に入れて他の燃えるゴミと混ぜると、水切りの効果があります。裁断クズが水分を完全に吸い取ってくれるので生ゴミが腐りにくくなり、助かってます。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)買い物の感想

2005年03月25日

よい仕事机

4b74a6b7.jpg 仕事や勉強や読書をするためのよい机が自宅にほしい、というのが長年の願望でした。机というものは値段が高いものが多いわりに気に入るものが少なくて困ります。

 しかたがなく最初買ったのはいわゆる「事務机」でした。コクヨの灰色のスチール製の机で、脇に引き出しが3つついてるもので、よく仕事場に置いてありますよね。あれです。

 その事務机は約2万円くらいと安く、とても軽いので動かしやすく、機能的には悪くないと思います。ただ、なんとも殺風景なものです(灰色だし)。それに、机の上にパソコンや電気スタンドなどを置いてしまうと、それだけで仕事をするスペースがすごく狭くなってしまいます。やむを得ず脇にちゃぶ台を置いてそこで書き物をしたりするはめになりました。

 よい机がほしいものだ、とかねがね思っていた時に友人に借りた立花隆さんの『ぼくはこんな本を読んできた』という本の中に、よい机を求めて苦労する話が出てきました。氏の書斎論と机の話(「わが要塞」)は何度も繰り返し読みました。

 「狭くて機能的な書斎」が仕事上ベンリだという氏の論に共感し、4畳半の部屋にスライド書棚を集中させ、大型の机を入れることにしました。しかし部屋にぴったりくるサイズの机を探すのもなかなか難しいので、マンションを購入する際のオプションで特注のものを作ってもらうことにしました。

 部屋のサイズを測ってもらい、それに合わせた机を注文しました。30万円以上の経費がかかりましたが、マンション販売業者と交渉してサービスでつけてもらうことになりました(ラッキー)。

 とにかく仕事がきちんとできるスペースを確保したかったので、幅を長く取ることを考えました。結論として完成した机(今使っている)は奥行きが74cm、高さはふつう(70cm)ですが、幅が2mあります。パソコンや辞典や資料等をどっさり机上に出しても仕事に支障がなく、楽に作業ができるのでとても重宝しています。

☆追記(2005.04.02)…いまほしいのは「よい椅子」です。評判の高い「アーロンチェア」という椅子をほんとうは2月に買おうと思っていたのですが、高くて(約15万円)踏ん切りがつきませんでした。でもそのうちヨイ椅子を入手したいものだ。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(2)TrackBack(1)買い物の感想

2005年03月24日

スライド書棚

e1907430.jpgもらい物のスライド書棚(たぶん安いもの)を昔使っていたことがあります。ローラーがプラスチックでできていたためか、使っているうちに本の重みでスライドしなくなり、奥の本が取り出せず、事実上死蔵されていました。

 スライド書棚以外に「スチール書棚」も4台ほど入れていました。スチール書棚は1台1万円くらいで安いけど安定が悪く、「震度5弱」でも倒れそうな勢いでした。

 引っ越しを期によい本棚を設置したい、と考え、マンションを購入したときにまず作りつけの本棚を(サービスで)設置してもらいました。壁全面、床から天井まで7段ある棚を1つの部屋に作ってもらったのです。

 その部屋は北側で、本来なら寝室として使われることを想定してある部屋ですが、壁が本棚になったので今は物置部屋のようになってしまいました。

 その作りつけの本棚には500〜600冊くらいしか収納できなかったためすぐに本で埋まり、新たにやはり本棚を買わなければならなくなりました。

 きちんとしたスライド本棚がほしいと思い、定期購読している『通販生活』(カタログハウス)に載っていた「丸伸のブックマン」という書棚を買うことにしました。

 ただ、「通販生活」誌に載っているのはいろんなサイズの本が収納できる万能タイプの本棚でした。「大型本」はそんなに持っていないので、もう少し小さめの本がたくさん収納できる型番はないか、と思って探したら、ありました。

 それがここに載せた「3段スライド書棚」(3A−W90D)です。3段式になっているため800冊くらい収納できます。ちと値段が張るのですが、インターネットでいちばん安い業者を捜して通販で買いました。

 使ってみた感想ですが、やはりホンモノのスライド書棚は実にいいです。奥の本もスムーズに取り出せるし、部屋のスペースの有効利用にもなります。

 あまりに気に入ったので合計で3台「ブックマン」を買ってしまいました。うち1台は「通販生活」から2段式のものを買いました。あとの2台は3段式です。

 1台10万円以上したと思うけど、いい買い物だったと思っています。人気商品なので、たぶん中古でも売れるんじゃないかな(売る気はありませんが)。

 4畳半の部屋を書斎にして、そこにスライド書棚を2台置いています。机に向かいながら、すぐに1500冊くらいの本やファイル等に手が届くようになっています。主に仕事の本を入れています。物置部屋と化した北側の6畳には手品の本や漫画、肩の凝らない本がひしめいています。

 リビングにも書棚らしきものがあります。私の家は本だらけです。「人はその収納スペースの分だけ持ち物が増える」というのは事実です。これだけ収納スペースがあれば余ってしまうだろう、と考えたのは最初だけ。気がつけばばっちり埋まってきていて、処分することも考える必要がありそうです。

 本が多くて整理が悪いので、読もうと思った目的の本が見つからずに途方に暮れることがよくあります。  
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2005年03月23日

手品〜ザ・ラスト・カード

フェザータッチ・マジックというメンタルマジック専門のインターネットショップがあって、良い品揃えなので愛用しています。

 最近購入した「ザ・ラスト・カード」というのも面白い手品です。簡単に言うと「カード当て」ですが、お客さん自身の自由選択の結果で当てるところがメンタル系です。

手順.ードを選んでもらってトランプの中に戻してもらいます。

⊇兌圓藁向きのまま1組のトランプを6つの山に分けていきます。

6つの山のうち観客の自由に指定した山を1つずつ除去していきます。

ず埜紊忙弔辰殖韻弔了海鬚気蕕烹兇弔了海吠けます。

テ韻犬茲Δ忙海鮗茲蟒いてもらっていって、最後に1枚だけ残るところまで行きつきます。

Δ垢戮憧儺劼了惻┐匹りに取り除いていった結果最後に残った1枚のカードを表返すと、それが観客の最初に選んだカードです。 

☆手順ややり方はもちろん覚える必要はありますが、技術的な難しさはまったくなく、お客さんは常にフリーチョイス。そして最後に奇跡が起こるのですから、私の好きな要素を満たしています。やり方を見ると「マジシャンズチョイス」を使っていそうに思われるかもしれませんが、実際使いません。

 こまかいハンドリングがよく考えられており、全体の流れが自然になるようにたいへんよく練られた構成になっているところが好きです。  
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2005年03月22日

手品〜カードのシステム

89285735.jpg カードを特定の順に並べておくことでお客さんの選んだカードを一瞬にして知るという方法があります。もちろん、数字の順に並べると丸わかりなので、一見しても分からないような並べ方をします。有名なものに「エイト・キング・システム」とか、「極道オヤジシステム」、「都役員システム」などたくさんあるようです。

 私は個人的には「サイ・ステビンズ・システム」を長年愛用してきました。カードのシステムの良い点は、カードを当てるのにまったく何の手がかりもないようにお客さんの目からは見えるところです。

 早い話、1枚選んでもらったらそのあとカード1組ごと相手に渡し、切り混ぜてもらってもかまいません。2人の観客に別のカードを1枚ずつ選んでもらっても大丈夫です。単なるカード当てではなくてその演出方法は工夫しなければなりませんが、うまく使えば強力な武器になると思います。

 最近Richard Osterlind師のホームページからThe Breakthrough Card Systemというシステムをダウンロード販売(15ドル)で入手しました。これがなかなか秀逸なシステムで、今まで私の知っていた他のシステムと違い、どんなにじっくり見られてもそのシステムの仕組みが露見することはないのです。どう見ても無作為に並んでいるとしか思えません。

 まだ全部読み切ったわけではないけど、ピーク(情報を得る)の仕方など、斬新なテクニックが解説されています。

 慣れるまでちょっと頭の中で計算(というほどでもないけど)が必要なので、しばらく自分で練習しなければなりませんが、習得すれば奇跡の使い手となれそうなので期待しています。  
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2005年03月21日

手品〜The Crazy Man's Handcuffs

9088a7e3.jpg 輪ゴムを使って演じる手品です。親指と人差し指に輪ゴムをかけます。もう一方の手の親指と人差し指にも輪ゴムをかけますが、2本の輪ゴムが交差するようにします。

 交差した状態では親指か人差し指から輪ゴムを離さない限り輪ゴムが抜けることはあり得ませんが、術者はちょっと輪ゴムを引っ張ってこするような動作をしただけで輪ゴムをみごと分離させてしまいます。

 即席マジックの傑作です。輪ゴムが2本あるだけでできます。角度にも強く、まわりを囲まれても問題ありません。何をやっているかが見えにくいので、お客さんによく見えるような角度でゆっくり見せることが大切だと思います。

 そして観客のみなさんがまねをしようとしても、練習を積んでいないかぎりその場で術者のようにできることはまずなく、誤って輪ゴムをどこかに飛ばしてしまうことでしょう。

 この手品はマイケル=アマー(Michael Ammar)師のレクチャーノートやデイビッド=カッパーフィールド(David Copperfield)師の演技等でたいへん有名になりましたが、私は『トップシークレッツ』というマジック情報ビデオ(制作・著作 アイビデオ)の創刊号で知りました。1988年頃だったでしょうか。

 『トップシークレッツ』を先ほど改めて見てみました。高木重朗先生のなつかしい姿に久々にお会いできて感動しました。この手品はビデオ内では文字どおり「輪ゴムのマジック」という名で安崎浩一師がユーモアを交えて丁寧に解説しておられます。

85179ce2.jpg ビデオの中で安崎浩一師はこの手品の出典がELASTRIXというレクチャーノートである、とおっしゃっていました。また、ターベルコースの第7巻225ページにもこの原型が載っています。意外と歴史があるマジックなんですね。  
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2005年03月20日

手品〜おり紙メッセージ

f8a3d299.jpg A4くらいの白い1枚の紙が折り畳まれています。開くと「松」と書いてあります。それを折りたたみ、再び開くと文字が「竹」になっています。同様の動作を繰り返すと、開くたびに文字がかわり、「梅」「祝」と4段に変化します。

 現象が分かりやすくて不思議です。しかもやり方はとても簡単です。前にテレビで見たことがあって、ぜひほしいなぁとかねがね思っていましたが、このほど「マジックショップ・手品jp」で販売していることをたまたま知り、取り寄せた次第です。

 ビデオの解説もついています。4種類のメッセージは他に「私の名前」→「(山田)」→「(太郎)」→「拍手」というのもついています(名前のところは自分の名前を自分で書くようになっている)。自己紹介かわりのマジックという演出などしゃれていますね。とても実用性の高い優れた手品だと思います。

 アイデア次第ではいろいろと可能性が広がりそうなすてきなマジックです。作者は『おり紙マジックワンダーランド』(いかだ社)などの本を書いていらっしゃる藤原邦恭さんです。なんてかしこいしかけなんでしょう。感心します。

発売元…「マジックエフェクト」 〒358−0004 入間市鍵山1−5−3
電話04(2965)1261
  
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2005年03月19日

見世物小屋に学ぶ

2003年11月に新宿・花園神社の酉の市(一の酉)に行きました。絶滅寸前の芸能である見世物小屋を見物に行くというのがその目的でした(特殊漫画家・根本敬氏の著作等で知り、かねがね見たいと思っていたのです)。しかしなかなか見つからず、帰ろうとしたら音の割れたマイクによるなにやら耳障りなダミ声による口上が聞こえてきます。

 時代がかったおどろおどろしい看板絵(いい味)となぞだらけの宣伝文。出てきた後も意味の分からないままで終わった「サバイバルの女」という謎のキャッチコピー。これがうわさに聞く見世物小屋か。あやしいことこの上なく、うきうきしてきます。

 テントを張っただけの粗末な造りの小屋の中で何事かが行われていて、観客の様子だけが外からもちらっと見えます。いかがわしくて実に気を持たせる作りになっています。これでは入場しないわけにはいかないでしょう(最初から見る気でしたけど)。

 けばけばしい赤い色の幕をくぐって期待とともに中に入ってみると、舞台では小型室内犬3匹が輪っかを飛びぬけるという牧歌的な曲芸をしています。なんとも拍子抜け(それが演出上の作戦なのかもしれません)。おいおい、これだけだったら困りますよ。

 その不安をよそに芸は淡々と進行していきます。犬が退場したあとは「ガラスを通り抜ける蛇」というあやしい手品(べつに蛇じゃなくてロープでもできると思う)。そのあと「なぞのお兄さん」の少々品のない芸。さらには双頭の動物。箱から老婦人が出現する大魔術。大蛇(ニシキヘビ)の出現。クライマックスは「蛇女」の悪食(あくじき)と火吹きの術(これは意外とすごくて虚を衝かれました)。

 主役の蛇女・お峰さんというおばあさんは白装束で白い厚化粧。そして終始無言でまったくの無表情です。生きた蛇を扱いながら、手に持った蛇をとつぜん観客席に投げ込んだりします。当然ながら「ぎゃあ」と悲鳴が上がりますが、投げた方はじつはゴム製のおもちゃだというオチ。

 けれん味たっぷりだが飽きさせない工夫が随所に見られて楽しいです。1つ1つの出し物自体は短く、てきぱきと進行してゆき、ひとつの出し物が終わるたびに客を1mくらいずつ出口のほうにずらしていく客扱いも長年の経験に基づいて確立されてきたであろう上手なシステムのように思われて感心しました。

 見終って(約20分)お金を払ってもだまされたという不快感はまったくない、というより、あの哀愁あふれる老婦人たちが全力で舞台を張ってるのだから、払わないと悪いという気にさせられます(800円)。

 冷静に見ると、やっている内容はあまりたいしたことはない(失礼)ですが、見せ方は超一級と言えましょう。自信満々で強引に力でもっていきます。彼女たちなりの信念を持って熱心に芸を見せるところが人を引きつけるのかもしれません。

 数年後には絶滅してしまう芸能なのかもしれませんが、見世物とはこうあるべきだという姿を学んだ気がして、何とも楽しいひとときを過ごすことができました。

☆追記…2004年秋にも新宿花園神社の一の酉を再訪しましたら見世物小屋がまだ存在していてうれしく思いました。今回は「怪しいお兄さん」による「風船呑み」が追加されていました(「風船飲み」の項をご参照下さい)。いつ滅ぶか分からない芸なので機会があったらぜひ見ておかれることをお勧めします。  

2005年03月18日

本〜オール見世物

7ee8a5f9.jpg 前述の「怪人」や「奇病」にドキドキした幼少のころのことを考えますと、そういう本の生まれた素地は、昔から日本に伝わる「見世物小屋」や「紙芝居」というアンダーグラウンド的な社会の隠微な部分にあるのではないかと思います。

 「見世物小屋」という滅びゆく芸については後述しますが、その看板絵を集めた『オール見世物』(珍奇世界社・カルロス山崎著・1997年)という稀少本があります。入手方法がよく分からなかったので2004年5月に著者のカルロス山崎さんから直接1万円で購入しました。こういう本は今後決して出てこないような気がしますので可能なうちに手に入れないと見る機会を永久に失うのではないかと思います。

 謎の人魚、人間ポンプ、ネコ娘、かに男、たこ娘などのきわどい、怪しげな看板絵が次から次へと出てきます。貴重なのはそれに「口上」がついていることです。決まり文句は「何の因果でございましょうか」という一節です。こうやって道行く人の好奇心をあおって小屋に引き入れ、実はたいしたことのないものを見せる(たとえば、ナゾのカマイタチと言って鎌の刺さった赤い板を見せ、「血の板に鎌が刺さってカマイタチでござい」)。お客さんもそれは承知で「うめぇこと考えやがったな」と笑って木戸銭を払って出ていく。そういう芸が滅んでいくのはさびしい気もします。

「サーカス」や「手品」なども「見世物小屋」の場で演じられていました。今はいずれも洗練された芸として確立していますが、昔の日本では不思議で怪しい世界を求めるものとして似たジャンルにあったのかもしれません。  

2005年03月17日

本〜世界のウルトラ怪事件

ad72868a.jpg 秋田書店から「世界怪奇スリラー全集」という全6巻のシリーズ本が出ていて、前述の『世界の円盤ミステリー』というのはその第6巻でした。子供のころにとてもほしかったのですが高くて(当時の値段で580円でしたが…)手が出ないままでした。それでも友達や親戚の家ですこしずつ読んだりして断片的には内容を覚えていました。

 どうにかして手に入らないかなあ、でも古本だと高いだろうなあ、と漠然と考えていましたが、つい先日インターネット書店のamazonでなにげなく検索したら、約40年前に出たこの全集がいまでも新本として1冊950円で入手可能だというではありませんか。信じられない思いでさっそく試しに注文してみたらあっけなく6巻とも届きました。うれしかったなぁ。

 6冊とも1984年に表紙がリニューアルされて新しく発行され直していました。箱入りの古いバージョンは私は『世界の円盤ミステリー』しか持っていないので内容の正確な比較はできませんが、『世界の円盤ミステリー』に関して言えば新版と旧版では多少内容の差し替え等があります。しかし大部分は昔のままで、各巻とも個人的にはなつかしい記事が満載です(ここに載せたのは新版の表紙です)。

 その中でも「世界怪奇スリラー全集」第3巻の『世界のウルトラ怪事件』という本は感涙もののなつかしさです。著者は我々の世代のサブカル少年たちにはヒーローだったあの中岡俊哉先生ですから、内容もオカルト的なのは読まずとも想像がつくことでしょう。「ウルトラ」というところに時代を感じます。イイ味です。

 目次の項目を見ると、「地球はねらわれている」から始まり、「人間蒸発」「恐怖の動物襲来」「襲いくる異次元人」「おそるべきなぞの植物」など16項目あり、それぞれに怪しげな記事が数本ずつ短く載っています。

 改めて手に取ってみると「これだ!」と膝を叩くような懐かしい記事もたくさん出てきました。たとえば「恐怖のこの奇病」の項目のなかの「綿ふき病」。身体のあちこちに親指大のできものができて痛み出し、その中から綿が出てくるというのです。ショッキングな内容は一度読んだら忘れられず、物珍しさと怖さに震えたことをよく覚えています。友達の間でも大パニックでした。

 また今読むと「作り」が心憎いですね。奇病の項目では「よだれ病」「水ふき病」「骨くだけ病」「骨ポロリ病」「笑死病」などはそれぞれ発病者が遠い外国(ニューギニア、ラオス、キューバ、ブラジル、ソ連など)だというので子どもも距離を置いて安心してみていられるのに、最後の方に記述されている「綿ふき病」は国名が書いてないのです。子ども心に不安になるぢゃないですか!

 しかも最後の「ポックリ病」(夜寝るまで元気だった人が原因不明のまま翌朝死んでいる)は、『この奇病で死んだ有名な人の中には、南海ホークス(古い!)の蔭山監督がいたが、この奇病で死ぬ人はおとなも子どもも、女性も男性もいるのだ。』としめくくっています。最後の最後で子どもの読者を恐怖のどん底に陥れる中岡マジック!「今日寝てる間に死んだらどうしよう!!」と私も恐怖におののいたことは言うまでもありません。じゃあ読まなきゃいいのにね。

 奇病のネーミングはふざけているようにも見えますが、発行当時「イタイイタイ病」が大きな社会問題になっていたので、読者としてはそのような病名であるからなお怖かったのです。

6f150603.JPG この本の最後には「世界の怪人」というコーナーがあります。怖かったのは「化け目の女」という「実話」(この本に載っているすべてが実話だというが…)です。1966年タンガニーカ南西ホムグエンでこういう人に遭遇したという話でした。本当ですか?  

2005年03月16日

トラウマになった写真

1759c73c.jpg小学生の時にお小遣いをためて『世界の円盤ミステリー』(南山宏・秋田書店)という箱入りの高い本を買いました。宇宙人のひみつ基地や円盤内部の図解や各エピソードに添えられるさし絵などの細かいところにしっかり時間をかけて描き込んであって手抜きがなく、今見てもなかなかの力作と言えましょう(1968年初版)。

 「1つ目の巨人宇宙人」に襲われている子どもの絵などは大迫力で、子ども心にぞっとしたものです。手塚治虫さんの円盤目撃体験談なども載っていて、「円盤探知機」の作り方まで載っている。読書体験の未熟な子供のころは活字信仰が厚く、書いてあることすべてを信じ切ったものです。

 その本の中で最も怖かったのは身長3メートルの宇宙人の写真でした。これがその「復元写真」ですが、全身が緑で顔が赤く、目はオレンジ色。宙に浮いてすべっているような動き方をして、吐き気を催すようなにおいがあたりにたちこめたといいます。

 なんというか、全身が総毛立つような怖さがあって、この写真を見たあとは20年くらいこのページをまともに開くことができませんでした(ときどきちらっと見てすぐに閉じたことはあったが…)。今見るとまあそんなに怖くもないのですが、その怖さの源はどこにあるのでしょう。皆様はこの写真を見てこわいとお感じになりますか?  

2005年03月15日

手品〜モテモンテ

076520a8.jpg 2003年に突如登場した若き天才・佐藤聡さんの『トランプと悪知恵』というレクチャーノートは空前の反響を呼んでいます。すばらしい知恵がたくさん載っています。私ごときがここで縷々感想を述べるような大それたまねはしませんが、ちょっと気に入っている作品を1つ紹介します。「モテモンテ」(Motemonte)という小粋なメンタルマジックです。

 3枚のトランプを裏返してお客さんに特定のカードの位置を当てさせるが当たらない、という「スリーカードモンテ」というマジックの一分野があります。このマジックも「モンテ」現象のひとつです。

☆現象…術者がトランプを4つの山に分けます。お客さんにそのうち1つの山を指さしてもらい、上に手を置いてもらいます(「マジシャンズチョイス」ではなくて、無条件に選択してもらえるところがステキ)。

 手を置いてもらったパケット以外のトップを表返すと、すべて一致しています(例:3枚ともQ)。最後にお客さんの選んだ山のトップカードを表がえすと、そこだけが違うカード(例:K)です。お客さんだけがはずれの山を引いてしまったというわけです。

 「モテモンテ」という名前なので、異性にモテるかどうかを診断する、というふれこみになっていますが、私はそういう演出をするキャラではないので少しプロットを変えて演じます。工夫するといろいろと面白いやり方ができそうです。シンプルな現象でとても分かりやすいのでオススメです。

 術中、ある1つの技法を1回だけ使いますが、私はそれにちょっと抵抗があるので別の技法を使い、演技が終わった瞬間にすでにクリーンな状態になっているようにしています。  
Posted by erdnase at 23:59Comments(0)TrackBack(0)手品、マジック

2005年03月14日

脳が溶ける奇病!

975288e1.jpg 前述の『怪奇ミステリー』の中で友達同士で話題になったベスト1と言えば「脳がとける奇病」という恐ろしい話でした。「もしかすると人類がほろんでしまうかもしれない恐ろしい奇病が現れた。」という書き出しで始まるこのページは子どもの恐怖心をあおるあおる!

 病気の様子がおどろおどろしく描かれた後、「この奇病にかかった人は最後には狂人になってしまうという。」としめくくり、「その原因はまだつきとめられていないので不安はつのっている。」と情け容赦なく突き放してこの文はいきなり終わってしまうのです。(救いがない!)

 「こんな病気にかかったらどうしよう!」とパニックになり、泣きそうになりながら左を見るとこのさし絵です。これでトラウマにならない子どもなどいるはずがない、ってぐらい怖かったです。

 この文中には「日本の黒岩教授の研究によると…」という権威づけがされているのですが、いま冷静に読みますと、「黒岩教授ってどこのだれ?」と突っ込みたくなります。この「奇病」は実在する病気で、いまだに原因が不明であるというところなどは事実ですが、こういう記述では偏見を広めることになりかねません。問題にならなかったのでしょうか。

 そう言えば、古賀新一さんの怪奇漫画『エコエコアザラク』の第1巻の第1話「恐怖の黒魔術」にこの病気に突然かかる若者が出てきて、「やっぱりこの病気はホントだったんだ!」と改めて恐怖におののいた覚えがあります。今思うに古賀さんも「怪奇ミステリー」を読んでこのエピソードを描くヒントを得たんじゃないでしょうか?(憶測)

 しかしまあ、このさし絵の怖かったこと。  

2005年03月13日

トラウマになるさし絵

50c9a454.jpg 子供のころから不思議なものや怪しい世界にとりつかれて現在に至ります。怖い本や不思議な本を求めては同じ本を暗記するくらい何度も読んだものです。なかでも学研の「ジュニアチャンピオンコース」はカラフルで挿絵も多く、シリーズを全部そろえてみたい、と夢見たものです。今10冊所有しています。古書検索で見るとかなり高額がついていて驚きます。

 さて、その中でも1972年発行の『怪奇ミステリー』(美品なら一部ではいまや5万円以上もするらしい)という本はトラウマになるほどさし絵が怖くて、どうしても開けないページがいくつもありました。いまだにそのページを見ると鳥肌が立つほどです。

 いや、『怪奇ミステリー』だけではありません。この手の本はどれもこれも不気味なさし絵が多く、なんでそこまで子どもを怖がらせなければならないのだろう、と今にして思えるほどです。

71ad4c7e.JPG怖いページはうっかり開かないようにページに折り目を付けて慎重に読みました(折り目のあるページは読まずに飛ばす)。いま冷静に分析してみると、怖いさし絵の特徴は「目」ですね。目つきがすごかったり、変だったりすると怖い。左に載せたのはそのうちの1つのさし絵です。話自体は怖くなくても、こういうさし絵が随所にあるともう何だかぞっとしてくるのです。