2010年06月12日
「ファッショナブル」初日公演
みなさん、おはようございます。
ずいぶん久しぶりの投稿になりました。
まあ、色々ありまして、なかなか書くと言う行為に至れなくて。
ガキさんのブログもありますしね。
そんなことは置いといて、昨日は「ファッショナブル」初日公演に行ってきました。
その感想を、書きたいと思います。
なお、内容に触れていますので、これから観に行くと言う方は、読まない方が良いと思います。
ずいぶん久しぶりの投稿になりました。
まあ、色々ありまして、なかなか書くと言う行為に至れなくて。
ガキさんのブログもありますしね。
そんなことは置いといて、昨日は「ファッショナブル」初日公演に行ってきました。
その感想を、書きたいと思います。
なお、内容に触れていますので、これから観に行くと言う方は、読まない方が良いと思います。
この舞台、最初からちょっとびっくりです。
と言うのも、スタートが、メンバー全員での『青春コレクション』。
どこかで歌うと言うのは聞いていたけど、まさかいきなりとは。
やり方としては特別変わったことではないと思うけど、予想してなかっただけに、少しびっくりでした。
さて、内容の方ですが、ストーリーは、前半後半に分かれます。
簡単に言うと、前半は、ショップ「トレゾア」の建て直しとココの成長物語。
後半は、ココの親子再会のお話。
はっきり言って、どちらもありふれたもので、先が想像できる単純な内容でした。
まあ、単純と言えば、シンデレラも実は単純なお話ですよね。
あの展開だけで、よくあれだけの長いお話に出来るなあと思えるくらい。
でも、素晴らしいミュージカルでしたから、単純だから即ダメと言うわけでもないと思います。
逆に、ストーリーは単純でわかりやすくして、演技で勝負すると言うのも手法なのかもしれません。
では、今回の舞台はどうかと言うと・・・単純な割りに良く出来ている部分と、やっぱりこの単純なストーリーでは、メンバーをうまく使いきれていないと思える部分と半々って感じでした。
良く出来ていると感じたのは、前半ですね。
上手くメンバーの個性を役柄のキャラに落とし込んで、話の展開にも絡めている。
たぶん本人の力量に合わせているんだろうけど、演技力のある者には深い演技をさせ、もう少しと言う者にはいつものノリで演じさせる。
演技が向かない者には、それなりに・・・
単純な内容が冗長になり過ぎない程度にコンパクトにまとめられているし、各キャラの個性も活かされていて、楽しめる内容でした。
問題は、後半ですね。
後半は、愛ちゃんの演技が見どころ。
これが、愛ちゃんと辰巳さんの2人舞台だったら、素晴らしいと言う評価だったと思います。
あのストーリーなら、この2人のお芝居で十分だと思います。
他の店員が入ってきたら、ごたごたしてよくはないと思います。
でもね、表向きはトレゾアと言うショップでの、メンバーが演じる店員との物語と言う形を取っているわけです。
もう少し、ココの心の葛藤や父に対する感情の変化に、他の店員を絡める工夫をできなかったのかな?と思います。
自分でも書いてることが矛盾しているのはわかっているんですけど、モーニング娘。の舞台として銘打ってるわけですから、そこはチャレンジして欲しいところですよね。
まあ、由加里が少しだけ後押ししている部分があるのはありますよね。 あれが精一杯なのかなあ。
あと、全体的に気になったのは、話の展開と言うか、出演者同士のやり取りの中で、このセリフを言われて、なぜそんな反応になるの?と言うところが何点かありました。
結構大事なポイントでも、そんなこと言われて、その受け取り方はおかしいだろうと言うのもあって、話の展開に繋がっていくだけに、なんかすっきしないものが残ります。
また、加藤紀子がナレーション的な役割も担ってるんですけど、あれがイマイチに感じました。
やらせ方がまずいのか、セリフがまずいのか、演技がまずいのかわかりませんが、なんだか妙に説明っぽくて、舞台への集中が途切れてしまう感じでした。
出演者の演技として感じたのは以下の通り。
辰巳さんは、初日でかたくなってたのか、気合の入りすぎか、結構噛み噛みでした。
感情が入っているところで早口になるのはわかるのですが、イマイチ聞き取りにくいところも。
それでも、後半は落ち着いてきたのか、貫禄ある芝居が見れました。
愛ちゃんは、さすがですね。
特に感情をストレートに表現するところなんかは、迫力があります。
初日でこれですから、この先まだまだ進化することでしょう。
ただ、軽いノリでの会話なんかは、ちょっと浅いかなって思える部分もありましたけど、それは良い部分との比較で
そう感じるだけかも。
ガキさんは、細かいところまで、美優の心情を表現してますよね。
セリフがあるような時だけじゃなく、舞台の後ろの方でスポットが当たってない時なんかでも、片時も途切れることなく、美優になりきってます。 もちろん、歌ってる時も、いつものガキさんでなく、美優としての表現なんです。
以前なにかのインタビューで、「美優って最悪っ!て思われるように頑張ります」と言っていたと思うけど、本当に、美優そんな言い方しちゃ・・・とかヒヤヒヤするくらいでした。
そんな役なので、いつも苦虫を噛み潰したと言うか、嫌な感じの表情をしていることが多く、損な役だとは思うけど、それをしっかりこなしてます。
この役をやりこなせるのは、愛ちゃん以外ではガキさんしかいないでしょうね。
ただ、後半は笑顔で登場するので、ああ良かったあと思うんですけど、その後、ほとんど出番がないのが残念。
絵里は、今回の舞台で、ある意味一番かも。
あの由加里と言う役柄、キャラがまさに絵里にマッチしてますよね。
この役も、ここまではまり役は、絵里しかいないかも。
演技と言う部分では、まだ発展途上の部分があるようにも感じるけど、その部分は絵里自身の持つ独特の魅力でカバーしてるように思えます。
ざっと、こんな感じでしょうか。
他のメンバーも、色々思うところはあるけれど、書き疲れたので、とりあえずこのくらいで。
と言うのも、スタートが、メンバー全員での『青春コレクション』。
どこかで歌うと言うのは聞いていたけど、まさかいきなりとは。
やり方としては特別変わったことではないと思うけど、予想してなかっただけに、少しびっくりでした。
さて、内容の方ですが、ストーリーは、前半後半に分かれます。
簡単に言うと、前半は、ショップ「トレゾア」の建て直しとココの成長物語。
後半は、ココの親子再会のお話。
はっきり言って、どちらもありふれたもので、先が想像できる単純な内容でした。
まあ、単純と言えば、シンデレラも実は単純なお話ですよね。
あの展開だけで、よくあれだけの長いお話に出来るなあと思えるくらい。
でも、素晴らしいミュージカルでしたから、単純だから即ダメと言うわけでもないと思います。
逆に、ストーリーは単純でわかりやすくして、演技で勝負すると言うのも手法なのかもしれません。
では、今回の舞台はどうかと言うと・・・単純な割りに良く出来ている部分と、やっぱりこの単純なストーリーでは、メンバーをうまく使いきれていないと思える部分と半々って感じでした。
良く出来ていると感じたのは、前半ですね。
上手くメンバーの個性を役柄のキャラに落とし込んで、話の展開にも絡めている。
たぶん本人の力量に合わせているんだろうけど、演技力のある者には深い演技をさせ、もう少しと言う者にはいつものノリで演じさせる。
演技が向かない者には、それなりに・・・
単純な内容が冗長になり過ぎない程度にコンパクトにまとめられているし、各キャラの個性も活かされていて、楽しめる内容でした。
問題は、後半ですね。
後半は、愛ちゃんの演技が見どころ。
これが、愛ちゃんと辰巳さんの2人舞台だったら、素晴らしいと言う評価だったと思います。
あのストーリーなら、この2人のお芝居で十分だと思います。
他の店員が入ってきたら、ごたごたしてよくはないと思います。
でもね、表向きはトレゾアと言うショップでの、メンバーが演じる店員との物語と言う形を取っているわけです。
もう少し、ココの心の葛藤や父に対する感情の変化に、他の店員を絡める工夫をできなかったのかな?と思います。
自分でも書いてることが矛盾しているのはわかっているんですけど、モーニング娘。の舞台として銘打ってるわけですから、そこはチャレンジして欲しいところですよね。
まあ、由加里が少しだけ後押ししている部分があるのはありますよね。 あれが精一杯なのかなあ。
あと、全体的に気になったのは、話の展開と言うか、出演者同士のやり取りの中で、このセリフを言われて、なぜそんな反応になるの?と言うところが何点かありました。
結構大事なポイントでも、そんなこと言われて、その受け取り方はおかしいだろうと言うのもあって、話の展開に繋がっていくだけに、なんかすっきしないものが残ります。
また、加藤紀子がナレーション的な役割も担ってるんですけど、あれがイマイチに感じました。
やらせ方がまずいのか、セリフがまずいのか、演技がまずいのかわかりませんが、なんだか妙に説明っぽくて、舞台への集中が途切れてしまう感じでした。
出演者の演技として感じたのは以下の通り。
辰巳さんは、初日でかたくなってたのか、気合の入りすぎか、結構噛み噛みでした。
感情が入っているところで早口になるのはわかるのですが、イマイチ聞き取りにくいところも。
それでも、後半は落ち着いてきたのか、貫禄ある芝居が見れました。
愛ちゃんは、さすがですね。
特に感情をストレートに表現するところなんかは、迫力があります。
初日でこれですから、この先まだまだ進化することでしょう。
ただ、軽いノリでの会話なんかは、ちょっと浅いかなって思える部分もありましたけど、それは良い部分との比較で
そう感じるだけかも。
ガキさんは、細かいところまで、美優の心情を表現してますよね。
セリフがあるような時だけじゃなく、舞台の後ろの方でスポットが当たってない時なんかでも、片時も途切れることなく、美優になりきってます。 もちろん、歌ってる時も、いつものガキさんでなく、美優としての表現なんです。
以前なにかのインタビューで、「美優って最悪っ!て思われるように頑張ります」と言っていたと思うけど、本当に、美優そんな言い方しちゃ・・・とかヒヤヒヤするくらいでした。
そんな役なので、いつも苦虫を噛み潰したと言うか、嫌な感じの表情をしていることが多く、損な役だとは思うけど、それをしっかりこなしてます。
この役をやりこなせるのは、愛ちゃん以外ではガキさんしかいないでしょうね。
ただ、後半は笑顔で登場するので、ああ良かったあと思うんですけど、その後、ほとんど出番がないのが残念。
絵里は、今回の舞台で、ある意味一番かも。
あの由加里と言う役柄、キャラがまさに絵里にマッチしてますよね。
この役も、ここまではまり役は、絵里しかいないかも。
演技と言う部分では、まだ発展途上の部分があるようにも感じるけど、その部分は絵里自身の持つ独特の魅力でカバーしてるように思えます。
ざっと、こんな感じでしょうか。
他のメンバーも、色々思うところはあるけれど、書き疲れたので、とりあえずこのくらいで。