これから表に出てチイチと合流し、一緒に街に出るわけだが、この時点で心配事が3つほどあった。
1.歩いてるうちにセーターの裾が上がって来ないかなあ?これは先ほど書いた通り、ゆっくり歩いて気をつける事にすれば大丈夫思う。大股で足を運ばず、モデルさんのような上品な歩き方をすれば大丈夫だろう。
2.セーターの編み目の間から乳首が見えないだろうか?実際に服を着て服の伸びを確認して、たぶん大丈夫と思った。セーターの編み目はそれほど粗くない。でも乳首の周りの色が濃くなっている部分は分かるかなあ。うーん、どうしよう。後でニプレス買った方がいいかな?チイチに相談してみよう。
3.からだにピッタリ過ぎないかな?うん。良く伸びる素材でからだにジャストフィット!なのは良いのだけど、ボディコン服のようだ。からだのラインが全部わかっちゃうね。
こうゆう服チイチには似合うだろうな。むしろ見せるの嬉しがっちゃうくらいだもんね。わたしはスマートなだけで胸もあまり大きくない。でも逆に言うとスマートさには自信がある。自他共に認めるモデル体型だもんねー。だから、からだにぴったりなこの服を着て恥ずかしいと思うのはわたしの気の持ちよう如何に関わってくるだけだ。
わたしはこの服で外に出ようと決めた。
(写真はイメージです、着ていた服に比較的近いセーターの写真をネットで見つけて来ました。買った実物は写真よりももうちょっと柔らかい感じがします。)
外に出たらもうチイチが待っていた。もうチイチもジーンズもパンツも脱いでいた。一言も一緒に脱ごうねなんてお互いに言ってないのに。何て気が合うの!さすがチイチ。
今日は紙袋ごと交換して手に持つ事にした。
わたし「久しぶりだよね、一緒にノーパンで歩くのって」
チイチ「うん、私は久しぶり、1人ではあまりしないし」
わたし「勝さん(チイチの彼氏)いるもんね、1人でエッチしなくてもいいもんね」
チイチ「うん、でも彼はエッチに関しては正常だから」
わたし「そうだろうねー」
チイチ「だから、アブな事はあんたとするから、よろしくねー」
わたし「今日の事、Blogに書いていい?」
チイチ「いいよ、でも今まで通り私が誰だか分からないように書いといてよー」
一緒に歩いた。ゆっくり歩いた。
わたし「チイチには似合うわ、すごくね」
チイチ「うん、結構ボディコンチックだね、これ」
わたし「チイチにはボディコン服絶対似合うよ、ねえ、着なよ〜」
チイチ「うん、私もそう思うけど、ボディコンなんて着る機会無いよ」
わたし「似合う身体持ってるのに、もったいない(笑)」
チイチ「クラブとかも行った事ないしね」
わたし「わたしも無いよ、全然縁が無いわ」
チイチ「でもこうゆうセーターはエリカにも似合うわ、すごく良いよー」
わたし「違和感ない?」
チイチ「大丈夫、普段でも着ればいいのに」
わたし「普段着ない服にお金出すのはもったいないよー」
チイチ「だけど身体のラインを強調した服、結構あるでしょ?」
わたし「たまに雑誌なんかで見るけど、自分じゃ着ないなあ」
チイチ「たまには着てみたら?どうせ普段でも19歳には見えないんだから、年上って言っても通用するエリカにはきっと似合うよ」
わたし「一着くらいはあってもいいのかなあ、じゃ、気が向いたらね」
色々と話しをしながら街を歩いていった。自分が気にしているほど乳首の周りは目だたないようだ。チイチの胸を見てても大丈夫な事が分かった。わたしはほっとして、上品ぶってしゃなりしゃなりと街を歩いていった。
行きたいと思っていた喫茶店に入って紅茶を飲んだり、通りがかりの街角の旅行代理店のパンフレットをパラパラとめくったり、服を眺めてウィンドウショッピングしながら休日の午後を満喫した。
相変わらず、ノーパンになる時は人の目が一層気になる。ドキドキするし背徳感に常に接しながら興奮する自分を感じていると、独特の浮遊感を味わう事が出来る。セクシーめの可愛い服を着ているので、やはり人目を引く。最近、視線を集めるのが嬉しくなってきていた。ノーパンでいる事にすっかり余裕が出てきた。人のしない事をしているんだと思うと、気分がいい。
このセーターは身体の線がはっきり出る。チイチが着ているのを見ていると良く分かる。胸はその大きさを、その形のままで被い、細い腰はその細さをはっきり表現する。まさにボディコンシャスだ。
チイチも楽しそうだ。チイチは元々からだのラインに絶対的な自信を持っているので、男性に見られるのは心地良いそうだ。さすが男性に囲まれてエッチをしてみたいと言うだけの事はある。
わたし「チイチは男の人にからだを見せるのは抵抗ないの?」
チイチ「勝の事?恥ずかしいのは最初だけだよ」
わたし「そうかもね、わかるような気がする」
チイチ「彼氏できたら分かるよ、エリカもきっとそう思うよー」
わたし「それからね、多くの男性にからだを見せたいってのはどうなの?」
チイチ「そうだねー、水着の延長、かなあ」
うんうん、言われてみるとある程度納得できる。
チイチ「私の場合は、この鍛え抜かれたバランスのいい身体見せて自慢したいってところが有るからねー、自覚してるもん、だから見られるのに抵抗は少ないというかむしろ見て欲しいもんねー、極端な話し、隠す理由が無いもの、寒いか寒くないかくらい、それに今年着たのはかなり露出の多い水着だったでしょ?あれ着られるようになればもう普段でも大丈夫よ、私はOKだったしエリカも自信ついたでしょう?」
(続く)