日本民藝館創設70周年記念特別展 棟方志功と柳宗悦昨日は夏休みの旅行の件で横浜そごう内の旅行会社に行ったついでに6階の美術館で「日本民藝館創設70周年記念特別展 棟方志功と柳宗悦」を見てきました。版画にはそれほど興味があったわけではなく、招待券を持っていたので「せっかくだから見ましょうかね〜」という程度の関心だったのですが・・・

「良かった」とか「美しかった」「面白かった」という言葉ではちょっと言い表せない不思議なインパクトがありました。
木版画なのでそれほど繊細に書き込まれているというわけではなく、線と面で表されているだけなのに、じっと見ていると立体感とか躍動感を感じるのです。でもさらっと見てしまうと平面にしか見えない。それは不思議な感覚でした。
人物の目の位置とか輪郭は実際には有り得ないようなてんでんバラバラな方向を向いているのに、表情はどれも個性的で愛嬌があって、今にも陽気に話しかけて来そうなそんなリアリティを感じるのもとても不思議でした。
構図や彫り方に勢いがあるからこそなのでしょうね。どちらかというと写実的なタッチの絵の方が好きな私ですが、版画のタッチというのも面白いなと改めて感じました。

棟方志功といえばもちろん版画が有名ですが、肉筆画も勢いがあって思わず長々と見入ってしまいました。特に飛んでいる鶴を描いた作品のスピード感や野生の鋭さが印象に残っています。絵葉書があったら欲しいな、と思ったのですが残念ながらなかtったようですね。

もうひとつ面白かったことがあります。同じモチーフで「彫り直し前」と「彫り直し後」の2作品が並んでいたのですが、「前」は画面いっぱいに彫り込んであったのに、「後」は右1/4くらいが黒い面になっていました。そしてこの黒い面があることによって作品が締まって見えたのです。
ついつい欲張って何もかも・・・と詰め込みたくなることが多いのですが、何もしない空間も大切なんだなと、今はまっているスライドショーのことが頭を過ぎり、反省したのでした(^^;)

さて、夏休みの旅行の方は一歩後退、一歩前進といったところ。
オーストリアは今年は人気らしく希望の便は満席状態でキャンセル待ちもかなり厳しいとのことで、すっぱりと諦めました。そして新たなツアーの申込みを済ませたのですが、こちらはまだ人数が集まらずに出発が確定していません。あと6人集まれば行けるのですけどね〜〜どうなるんでしょうか(^^;)
ちなみに今申し込んでいるのは「カムチャッカ・フラワーハイキングの旅」というマイナーなツアーです(笑)