この間、上野で開催中のロシア国際美術館展に行って来たんですが、一言で表すなら、想像以上に素晴らしかったです。
当然の事なんですが、国によって描かれるテーマとか、技法とか、表情と言うか骨相と言うか、やっぱり特色があって面白い。でもフランスやイタリアに留学していた画家の絵は、やっぱりあちらの技法で描かれてました。
絵画の一つに庭師の青年が一休みしているシーンがあったのですが、そのどこか妖艶な表情や手の仕草の色っぽい事と言ったら。全体的にラファエロっぽいなーと思ってじっと見ていたら、図版でもそんな感じのことが指摘されていました。
絵画と美術品が100ちょっと展示されていたのかな?それら全部を納めて解説つきの図版が2100円はお得でした。でもやっぱり図版で見るよりも、実物の絵画を見る方がよっぽど楽しい。惜しいのは、やっぱり年代の為に、絵の具の割れが。悲しいけど、こればっかりはしょうがないんだよなあ。
 
上野美術館のミュージアムショップには、ミロのヴィーナス像の公式レプリカが置いてあって(多分石膏だと思うんだけれども)、レプリカだって分かってるのに、やっぱり見入るほどに美しい。そしてお値段も美しい……_| ̄|○
そうだなあ、宝くじ当たったら、実物大とまではいかなくても、やっぱり精巧なレプリカがほしいなあ……。
 
母と話しながら帰ったのですが、芸術と言うか、絵画に対しての自分の感性と言うのか、インスピレーションと言うのか、こう言うの何て言うんだろう、とにかくそれを言葉で他人に伝えるのって、凄く難しいなあ、と思いました。同じ絵を見てるのに全く意見が合わないとか何なんだろう。
確かに暗い色調でしかも描写自体は抽象的ではあったけれども、テーマとしては希望を描いている絵なのに(描かれた人物の表情も明るいし、希望を示すタイトルもついていた)、「溺れそうで大変なんじゃない、この二人!」は無いです、母よ(笑)。
図版見ながらだったから思わず吹いちゃって、せっかくの絵に唾が飛んじゃいましたよ。すぐ拭いたけど。