THE UNIQUE STAR


「待ってました!」と言わんばかりのクラップハンズに迎えられてのメンバーの登場。その期待に応えるかのように、エバタヒロカズ(Vo/G)が「暴れる準備はできてるかー!」と煽り、助走もないままフロアの盛り上がりは沸点に!

テクニカルな演奏が生み出す爆音ギターロックサウンド、それに華を添えるのが男女ツインボーカルだ。さらにtomo(G/Vo)の持つフライングVが楽曲にクールな色合いを加える。フラッシュする照明のまぶしさは、彼らの音楽から伝わってくる衝動にも似ていた。

「“ETERNAL”の意味を調べてくるのを忘れました。さっきツジくんに会ったんですけど聞くのも忘れました。頭文字“E”だし……僕エバタだし、頭文字が“E”のものに悪い意味のものはないですよ」というエバタのMCに、キョトンとするフロア。「俗に言う、滑ったってやつですかね」。そんな一面を見せて小休止しながらも、次にいく準備が整えば「(THE UNIQUE STARには)休む曲ないんで」と、ディレイのかかったボーカルが印象的な「Distortion」でMCのゆるさとは裏腹なエグさを心に刻みつけるよう に、一気に会場を沸点に引き戻す。

「JOKER」ではギターを置いてハンドマイクに切り替え、客席をあおるエバタ。ちょっと意地悪そうな笑顔で「いくよ」と言うと、会場はさらにヒートアップ。その熱量を反映するかのように、会場一面に旋回するタオルが広がっていった。(松井恵梨菜)

■SET LIST
01. 真夜中4時
02. バタフライ狂想曲
03. センチメンタリー
04. Distortion
05. JOKER
06. 不敵な笑みを浮かべる日

『不敵な笑みを浮かべる日』


Photographer:鈴木 (スズキ メグミ)
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