native

BAR STAGEジャズタイム第2弾。同じジャズバンドでも、nativeのそれはどちらかといえば正統派で、前のステージを務めたKAGEROと対照的。カチッとしたスーツとハットでドレスアップし、クールでスタイリッシュな演奏でステージを飾る。「思いっきりジャズなんですけど、踊っていってください」と、ジャズに親しみがないお客さんにも気軽に楽しんでもらえるよう促すメンバー。それを受け、お客さんも少しずつ思い思いに揺れる。

サックスを楽曲の中心に置きつつ、ピアノが彩るハーモニーは別格。「Possibility」ではまず杉丸太一(Piano)にスポットが当たり、ピアノ ソロを披露。ピアノの旋律を表現するかのような表情の豊かさが、より楽曲のイメージを豊かにしてくれる。次にスポットが当たったのは深谷雄一(D)。巧み なドラムソロに歓声が上がり、会場の盛り上がりはピークを迎えた。熱量はそのままに、エンディングを飾る「Diva」。どんどん高音になっていく中村智由 (sax flute)のサックスにつられ、観ている側の感情も高まっていく。

ストリートから活動をスタートさせたという彼らだが、ジャムセッションのようなアレンジも自由度が高く、ジャズの楽しみ方を教えてくれたようなステージだった。(松井恵梨菜)

■SET LIST
01. ritmo de esperanza
02. ground entrance
03. savanna
04. Possibility
05. Diva

『possibility』


Photographer:古川 吉隆(コガワ ヨシタカ)
Contact: ykogawa95@gmail.com