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転換が終わり、照明が落ちるなり盛大な歓声が沸き上がる。「MONICA URANGLASSだ。準備はいいのかな? ダンスの時間だぜ。Shall we dance!?」という68(Vo/syn/ programming)のかけ声とともにダンスタイムは幕を開けた。

自ら“賛否両論バンド”と称する彼らの音楽は、じつに多彩だ。カテゴリ分けするならプログラミングを多用したエレクトロニカといえるが、一筋縄ではいかない音の混ぜ方や奇抜なファッションまでも含めて確立された個性があり、独自の音楽ジャンルが出来上がっていると言っても過言ではない。68のMCからお決まりのコール&レスポンス“ライツ”をやる流れになり、すかさず「俺がリーダーだ」とKaz-Tics(G)が前へ。「ライツ!」のかけ合いにより、ステージと客席のグルーヴはより一層確かなものとなった。

「11月7日にシングルを2枚出すんですが、その曲を今からやります。BAYCAMPに来た人はわかると思うけど、知ってるフリして聴いてください」という68の前置きのもと、披露された「O/M/G」。おそらく初めて聴く人が多かったであろうにもかかわらず、激しいダンスナンバーに身をゆだね、踊り狂う人でいっぱいだった。「音源もう聴いてるの? ってくらいよかった! ……え、ほんとに持ってないよね?」と68は自分から先にあおっておきながら冗談をかましていたが、彼らの楽曲が初見でも大いに楽しめるからこそのオーディエンスのリアクションだったのだろう。

ラストの盛り上がりがピークになった頃、バスドラムの上に立ちポーズをキメる68。シンバルを観客に叩かせるなどのコミュニケーションをとり、「ライツ!」と叫んではけていく。非常に旨味が凝縮された、充実の時間だった。(松井恵梨菜)

■SET LIST
01. K.U.R.O.D.A
02. Katie
03. Generation X
04. Toxxic!
05. KINKY I.N.C
06. O/M/G
07. CORELESS,BLAH!BLAH!BLAH!

『Calypso Flavor』