週末、遠方より友が来たんだ。夫婦で札幌観光って感じだったのかな。
飲むことになって。

旦那の方は年1くらいで飲む間柄なんだけど、奥さんとは「たぶん」超久しぶりに会うことになって。

「たぶん」っていうのは、記憶が曖昧だったからだ。
いや、オレの記憶では絶対に会ったことがある、と思っていたんだ。
っていっても、すごく前の話だ。20年以上は経っていると思う。

絶対と言いつつも、だけどやっぱり会ったことなかったかな、て気がしなくもなくて。
なぜなら、どこで会ったのかまったく思い出せないからだ。多分、どっかの飲み屋的な店だと思うんだけど。

まったく思い出せないんだ。

どこなのかもわからないし、誰と(何人で)会ったのかも、まったく思い出せない。
その夫婦がすでに結婚していたのかその前なのかも思い出せない。
だけど、会ったことはあるよな。と思っていたんだ。
たった一つ、奥さんが緑色のズボンを履いていたような記憶だけがあって(笑)

でも、あれかな、って。
ここ何年か、旦那と飲んだ時に電話で奥さんと話したことはあったから、それが「会ったことある」と錯覚させているんだろうか、とも思ったり。

それにしても、たとえ20年くらい前の話だとして、会ったか会っていないかを思い出せないことなんてあるだろうか。
なにかそれ系の、だから記憶系のアルツ的な病気ってことはないだろうか。

確かに、オレはここ何年か個人名を思い出せない事案が多すぎる。
まぁ、よくあるやつね。超有名な芸能人の名前が思い出せないやつ。
「老い」を原因にするには無理があるレベルで。例えば「織田裕二」とか「美空ひばり」とかそのレベルの超有名人の名前が出てこなかったりする。

で、結局会ったことがあったんだ。

今回奥さんに、その「会った時」の話を聞いてオレは驚いたんだ。
それが「まったく」記憶にない話だったからだ。

なんでも、オレが何かを「かき混ぜていた」イメージがあるという。
食べ物を、だ。
何かのメニューを食べる前に「かき混ぜていた」という。

それを再現してくれた動作から、両手でヘラ的なものをもってかき混ぜていたようだが・・

まったく記憶にない。
一体オレは何をかき混ぜていたというんだ。

そもそも、そんなメニューがこの世にあるだろうか。
いや、お店のシェフがパフォーマンスとして食べる直前にかき混ぜるメニューはありそうだが、客が自分で両手でかき混ぜるメニューをオレは知らない。
やっと思いついたのは「もんじゃ焼き」だ。

もんじゃ焼き的な?と聞いたが違うという。

そもそもオレはもんじゃ焼きを食べたことがない(たぶん)
なんだ?オレはなにをかき混ぜたというんだ。
かき混ぜて食べるメニューとは、いったい何なんだ?

シーザーサラダか?
木製のでっかいスプーンとフォークでシーザーサラダをかき混ぜた可能性はないか?
チーズとドレッシングが全体にいきわたるように。

ないな。

オレがシーザーサラダをかき混ぜるわけがない。

そして、そのお店は、半地下的に数段の階段を下りたフロアにあったという。

まったくわからない。
その奥さんは札幌の人じゃないから、オレにだって多少のおもてなしの気持ちはあったと思う。
だから、当時気に入っていた店に行ったはずだ。

半地下的なところで、両手にヘラをもって何かをかき混ぜる。
そんな店に行ったことがあっただろうか。しかも、たぶんお気に入りの店として。

まったくわからない。
さらなる情報として、片方の壁は前面ガラス張りだったという。

夢の話じゃねーよな?
奥さんがいつか見た夢を現実と混同しているおそれはないだろうか?

そう疑いたくなるほど、何一つ記憶にない話だ。
そして、この話は奥さんが口にしたとんでもないパワーワードにて終わることになる。

「あんまり盛り上がらなかったけどね」

だそうです。

その20年ほど前の飲み会は盛り上がらなかったそうです(笑)
そんな話が現実にあるだろうか。いや、あっていいのだろうか。
オレがヘラ的な何かで何かをかき混ぜた飲み会が盛り上がらなかった話。

たぶん、夢の話だろう。そうしておく。
susukino火事
そういえば、この日ススキノで火事あったから、これは憶えてられそう。
何年か後に「ほら、ススキノで火事あった日に会ったでしょ」って。