昨日であの3.11から7年が経ったそうだ。
7年も経つのか、ビックリだな。

1日中テレビでそれ関連のやつをやっていたので久しぶりに津波の映像をいろいろ見た。
やっぱりあれは怖い。
何が怖いって、映像を録っている人の声が入っていて、それが怖い。

「あ~あ~あ~街がなくなっていくよ~」

不思議なテンションでそう叫ぶ。
いや大声で叫ぶというわけでもないんだ。どちらかと言えば平坦なトーンだ。

それは、いままで一度も耳にしたことのないようなトーンだ。
その聞いたことのないトーンのせいで、ややもすると異国の言語に聞こえなくもない。

それがとても怖い。

例えば、パニック映画を撮ったとして、そういう場面があったとしてあんなトーンでセリフを発音する演出をできる人はいないだろう。
たぶん、大声で叫ぶか逆に小さな声でささやく演出になるのではないか。

「あー!!街が、街が!!」って大声か
「おい、マジかよ・・街が・・」ってささやくか。

誰も体験したことのない場面だからこそ発せられた誰も聞いたことのないトーン。
聞いていてとても怖い。

声を聞いてこんな怖い思いをしたのは、日航ジャンボ墜落事故のパイロットの音声
「これはダメかもわからんね」「どーんといこうや」以来だ。

テレビを見ていて何度も耳にしたのは「風化させてはいけない」って言葉だ。
震災を知らない子供たちに語り継いでいかなければならない、と。

そんで、それを語り継ぐ「語り部」的な人が減ってきていることに憂慮している、という話があったのだが。
昔ならいざ知らず、それ関連の映像があふれているこの時代にも「語り部」的な人はそんなに必要なのだろうか。

映像じゃわからない、たとえば「人の気持ち」的なことを伝承していくために、ってことなのだろうか。
じゃあ、それは今いる語り部的な人がYoutubeにでも残しとけば?て思わなくもないんだがそういう問題じゃないんだろうか。

いや、語り部的な活動はどんどんやればいいと思うけど、そんなに「語り部」的な人の人材不足に困っているのなら、それでもいいんじゃないかな、とふと思ったもんだからさ。

そんなテレビ番組の合間に流れたテレビCMは防災グッズの宣伝でした。
なんでも、それがあれば三日間生き延びれるとかなんとか。
商魂たくましいわ~。