December 09, 2005

MBA的最后天

b32c05bb.jpg"... since today is the last day of our 17 month MBA course, everyone is winner!" 
ビジネスシミュレーションのAwardでの一言。

我々の会社Aは、売上最大のBigCompany(Distribution coverage is best, heavy debt burden, low-end products)からスタートし、業界最下位(泣)に終わり、No1になった会社Dからは、「会社AはUnder Performanceなので、買収対象として有望だ」とまで言われてしまった。

結果は正直悔しいが、他の会社のManagementが優れていたことは事実だから認めなくちゃいけない。
なかなか面白いビジネスシミュレーションだった。

とはいえ、泣いても笑っても、今日でMBAの全コースが終了した。
実感があまりなくて、明日も来週もそのまた1ヶ月先も友達と馬鹿騒ぎをやっていく気がしてしまう。
とはいえ、これが本当に最後だから、それはしっかり自分で受け止めなくてはいけない。
帰国するまでにやることはまだたくさんある。
まずはじめに、今日は、卒業パーティに行ってきます。



eryam at 16:42|Permalinkclip!

December 06, 2005

CEIBSへの留学 その1動機

ビジネスシミュレーションに頭が疲労し(今まで使ってなかったということです)、引越しの準備、書類準備の気分が乗らないので、記憶が鮮明なうちに、どうやってCEIBSに留学したか、プロセスをまとめてみます。

1.資料集め
学校のWebsiteで情報収集して、キャンパスビジットもして決めました。その時、中国人Alumniの英語の上手さとプロフェッショナルな雰囲気に、「絶対ここに入りたい!」と思ったのを覚えています。キャンパスビジットは常時可能なので、上海旅行も兼ねて見にくればよいでしょう。MBAオフィスに連絡しておけば、授業も見学できます。
学校のサイト:http://www.ceibs.edu/
予備校の紹介記事:http://www.ifu.co.jp/home/mba/ceibs/ceibs.html
一個上の先輩の書籍:http://tinyurl.com/b9sgh

なんで、CEIBSに留学したのか、これはいっつも聞かれました。真の理由がどうであれ、Admission/就職インタビュー時のために聞こえの良いものをいくつかまとめておくといいでしょう。
理由1:今後世界の大国となる中国での経験を積むことで、中国の文化・ビジネスの理解を深め、中国人脈を作ること
理由2:欧米MBAに比べるとROIが良い(学校は成長中、コストは安め)

実のところ、当時の心境は、「目まぐるしく変わる環境に身を置いて変化を体感したい」という本能的な直感で来たと思います。他の留学生の志望理由を聞いても大体同じで、「今は中国に来るとき」という直感派が大多数でした。将来やりたいことが不明確だ、なんてコメントはさんざんいただいたし、CEIBSのMBAの後、自分が何をしたいのか、何ができるのか、かなり悩みました。これはどこのMBAでも同じかもしれませんね。

私の場合は、結果オーライ型になんとか収束しましたが、やりたいことや将来のプランがあっても、環境は変わる(現実を知る)し、自分の志向も変わる(妥協する)しで、基軸はぶれるし、割とスリリングな生活だったと思います。
ここ数年は自己投資が多く、早足で無理もしてきたので、これから少なくとも5年は一つの場所で地場を固めて実力を養おうと思います。

不確実性を楽しめる人、もがくのが好きな人、アメリカ系メインストリームとは肌が合わない人、忍耐強い人、そんな人にCEIBSオススメです。
もしくは、ロングバケーションとして、日本以上の生活を異文化環境で楽しむという動機もありでしょう。



eryam at 22:50|Permalinkclip!CEIBS 

December 01, 2005

最后的考試

あと、1週間でMBAコースの全過程が終了します。

長かったようで、今振り返ると、あっという間だった17ヶ月間。いまだに卒業する実感がありません。どうしよう。でも、あと数週間で日本に帰らなくちゃ。大丈夫だろうか。

時間が勝手に流れるために、事務的な手続き(引越しの手配等)に押されて、前に進んでいる感じです。

今日受けた、最後のInvestment Valuationの試験の後、時間は余ったけど、ボーっと、教室の雰囲気に浸りながら、ここでどんな授業を受けてきたかなーとか、どんな人のスピーチ聞いたかなーとか、記憶がフラッシュバックしてました。

学校を卒業するのは今回が初めてじゃないけれど、こんなにも離れがたいのは、初めての経験で、自分でも驚いています。

分厚い教科書読むの嫌いだったはずで、悪戦苦闘して、最初の中間テスト前にプレッシャーに押しつぶされそうっだった自分が懐かしい。あれから少しは成長してたらいいなと思う。

幕が下がるのを無理やり引っ張ってアンコールを長引かせたい心境です。新天地に向かって心の準備を整えるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
やることはちゃんとやるから、もう少し感傷に浸らせてください。>誰に言ってるんだろう、いやはや。

eryam at 19:17|Permalinkclip!CEIBS 

November 29, 2005

天才少年の将来設計

留学生の中で一番若いのが私なのだけど、
中国人同級生の中には私よりさらに若い男の子J君がいる。

CEIBSに来るまでの就業年数は私と同じ3年だけど、
彼の方が1つ若いということは、飛び級をしているらしい。

独特の雰囲気のある子で、授業中はちゃんと授業を聞いてるのか分からない雰囲気だが、授業料全額補助の奨学生であり、LBSへ交換留学し、CICC(China International Capital Corporation、中国初の合弁投資銀行withモルガン)への就職が決まっている、超エリートだ。

そんなJ君とこの17ヶ月間あんまり話す機会はなかったのだけど、
(理由:人と話すとき目が定まってない、頭の中でいろいろなことが恐ろしく早く回転していると思われる)、最後のInvestment Valuationで同じグループになり、
一緒にレノボのIBMPC買収プロジェクトをやったおかげで仲良くなった。
ファイナンスが苦手な私は、J君におんぶにだっこでお世話になったが、
恩着せがましくもなく、かつプロジェクトをまとめていくリーダーシップには感嘆した。

そんな彼と火鍋(中華風しゃぶしゃぶ)を食べながら語ったこと。

1.私と彼も大学の専攻から仕事のキャリアが全く関係ないことが発覚し、同級生の大学専攻に、理科系やビジネス系の実学が多い中、教養系の同志を発見して嬉しかった。
走馬:アメリカ地域文化専攻→システムインテグレータ→メディア会社
J君:イギリス文学専攻→投資リサーチ→投資銀行

2.投資銀行でバリバリ働いて早期退職を目指すのかと聞いたら、そんなことまでは考えていないらしく、「結婚するまで稼いで、結婚したらもう少し楽な仕事につくんだ」と明るく語っていた。

バリバリ働いてガンガン稼ぐ、周りはみんなライバル、が当たり前のMBAの中、
頭は切れるが、のほほんとしたJ君のような存在は貴重だと思った。
もっと早く仲良くなっていろいろ話をしてみたかった、後悔です。

余談:
そして、火鍋の席、交通大学出身(中国Top5、江沢民の母校)の同級生が2人いたため、なぜか、「いかに交通大学の男子学生が悲惨か」について、熱く語られてしまった。
「キャンパスが田舎にあるから女の子との接点がない」「可愛い女の子がいない」「男女比率が極端で、女の子が少なすぎるため、男子学生の自殺が多い」「復坦大学の女の子とダンス(?)をするために、週末1時間以上バスにのって行ったんだ」Etc.
どっかで聞いた話だと思ったら、中国人学生も日本の学生と似たようなこと悩んでるんだね。



eryam at 00:38|Permalinkclip!CEIBS 

November 19, 2005

問題を作ってその対処方を売るビジネス。

ビジネス倫理の授業でのこと。

教授(教え方にいろいろ問題があるアメリカ人、CEIBSを去る予定)がP&Gが発展途上国の水の飲めない地域に、泥水のなかに粉末を溶かして混ぜるだけで、飲める水にすることができる薬を発売したというビデオクリップを見せた。そのあと、1人の学生Aが発言。

学生A:「中国で会社Cがもっとも多く販売しているのは洗剤だ。P&GはP含有(有害物質)の洗剤を売って、一方では、汚れた水を洗浄する薬も売っているんじゃないか」

クラスは騒然。私は内心もっともな鋭い指摘だとおもった。P&Gのような化学系多国籍企業はいくらでもそういうことができる。

教授:「#$’&”!)=」(何を言いたいのか不明)

他の学生が一通りその問題定義に続いて発言。すると、元P&Gでエリア営業をやっていた中国人学生Bが手を上げた。彼はマーケティングの王様P&Gの卒業生ということで、卒業後も某欧州企業に就職内定済み。

学生B:「P&Gは実は洗剤の販売で中国で利益を上げていないんだ。しかし、一部の地域では、地方政府の規制に従ってP無し(コストが高いが環境に良い)の洗剤をP有り(コストは安いが環境に悪い)のものと同じ値段で売っている…」

P&Gを弁護しようとする気持ちはわかるけど、弁護になっていない発言だった。彼の論理だと、「中国政府の規制がなければ、P&Gは環境に悪かろうとPあり洗剤を売る」ということだ。

P&Gのような大企業は特にその製品がマーケットシェアを占めるほど、環境にインパクトが大きい。
思うに、例えば、「じゃあ、あなたが、P&Gの中国GMだったとき、ビジネス倫理の点において、どういったジレンマがあるか。それをどう解決するか」討論したら面白かっただろうなーと思う。



eryam at 14:11|Permalinkclip!CEIBS | CEIBS

November 05, 2005

"Absolutely" Cross Cultural Management

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 「Absolutely!!」 By Nigel Ewington

今学期一番面白い科目は、「Cross-Cultural Management」。キリン似のイギリス紳士ナイジェルが教えてくれる。彼は、国際経営コンサル(
TCO International Diversity Management
)のパートナーらしい。

たまに、ぼそぼそと真剣な顔でギャグを言ってくれる、お茶目さがいい。日本人ということで、よく東洋的代表として、意見を求められる。新人類について聞かれたので、彼らの顛末について説明しておいた。

彼の授業の面白かったこと:
1.Meeting Morenians - a simulation
マレニアンという、小さな石油産出国の政府関係者との10分会食シミュレーション。
異なる文化・風習(マレニアン社会では沈黙が敬意を表す、メガネと青を身に付けている人が上層階級、初対面でのビジネス会話を好まない、回答する前に5秒数える)に対して、いかに交流を持ち、ビジネス判断に必要な情報を得るか、TopManagementにどういう報告をしていくか、どういう提案をするか、というものだった。
私は、マレニアン役だったので相手に文化的ショックを与える側を演じたが、交渉担当者側は一様に混乱していたようだ。多くのクラスメートが、マレニアンの印象として、「冷たい、保守的」としていたが、実のマレニアンはそうではなかった。国際派を気取っていても、上司への報告プレッシャー、スケジュール・競争関係のプレッシャーで、どこまで冷静にフレキシブルに対応・分析できるか、面白いケースだと思う。
私の親友の台湾系カナダ人の女の子は、マレニアン対策として、「あなたの国の言葉でNice To Meet Youはどういうのか?」と聞き、マレニアン役のドイツ人に造語させていた(笑)。Smart Girl!

2.Morel Team case - video
これは、ビデオ教材。多国籍/多文化編成チームについて分析、提案する。チームリーダーのイギリス人、なんでも明確にアジェンダを持ちたいドイツ人女性、"I"トークの多いアメリカ人女性、ミーティング中でも携帯にでるイタリア人、本国のボスとどうやって連絡をとれるか心配する中国人、大人なインド人。ビデオ自体も見ていて面白いが、同級生との議論がとても勉強になる。私ならどうするが具体的に言える、さすが皆頭よくて優秀だと実感した。

3."Singchina" case
シンガポールと中国の合弁会社にシンガポールから派遣された若き財務マネージャのキンバリーの話。元々の中国サイドの管理層は降格され、主要なポストをシンガポール人が占める構成となった現在、彼女(28歳、海外での業務は初めて)は部下がいまだに古い中国人ボス(彼女の前任者)に相談することに頭を痛める。リストラも上手くいかない−。
我々のチームの答えは「前任者の中国人を他の部署に移して、部下が彼に相談できないようにする」、であったが、わたしはその答えに納得できなかった(自分の主張を必ず通す説得力が私には必要、まあ多数決で決められると仕方ないのだが
)。このアイデアは中国人からのものだったが(彼ら曰く、「中国では、リーダーは強く、一人でなければならない」)、「移動させろ!」提案するのは楽だが、彼を移動させることをどう正当化するのか、彼がいなくなったとしてもその後キンバリーがどう彼女の部署をまとめていくのかの具体的案がない、など気になっていた。懸案を投げかけたが、発表の時間が迫り、タイムオーバー。
キンバリーと年が近いことと、将来私が彼女の立場になることがあるかもしれないという気持ちが、How to do?への関心を強くした。案の定、我々チームの発表後、ナイジェルにも、「Howの考慮が足りない」とのコメントをもらった。


4.Team activity - a simulation
5分で、ワインホルダー(地上40cm以上の高さ、動くことが可能、コストを低くかついかにプロフィットを上げるか)を作るというチーム活動。私のチームは、中国人3人、日本人(私)、アメリカ人男性2人、カナダ人女性1人という構成。
折り紙文化で育ったので、作るのには自信があったが、材料を節約したいというカナダ人の案(ファンシーな設計図だった。。)に押され、私の案(安全確実タイプ)はパックアップとなってしまった。しかし、不安が的中し、最初の5分間で、我々は作成できず、急遽、プランB(私の案)でワインホルダーを完成させた。完成はさせたものの、最初に失敗したこともあり、チームに嫌な空気が流れた。
その後、チーム間でフィードバックをシェアしたが、最初はカナダ人女性が、「時間がなくて出来なかったわ、私が私の作業に集中できていれば、私の案を成功させることができたのに」と自分の案を保護。心の中で「そんなこといっても、時間の制約は皆同じ条件だし、彼女の案は失敗したじゃないか」と思ったけど、私も自分の案を最初に是が非でも通さなかったので反省。ほんと、チームワークは難しい。とはいえ、そんな彼女とも最後は「いかにアジアで虫が多いか」「中国人は白人が中国語を喋ることを期待していない」などで話がはずみ、仲直り(?)した。

MBAを1年半やってきて、理論やケースは学んできたが、以前はどこか他人ごとで、あまり、応用やHow to implement?という所が抜けていたように思う。
ここ半年、とくに、「自分がその場面にいたら?」「自分が担当者だったらどうするか?」と考える。提案一つ一つがDoableでなければならない。必ず成功する(失敗しない)手を打っておかなければ、自分が責任をとらなければならない。そう考えると、大変だ。
でも、その辺りにMBAを学ぶことの醍醐味がある気がする。

ナイジェルのReadingAssignmentがたまっているので週末で頑張って消化しなくちゃな。あと4回ある。この授業しっかり楽しもうと思う。



eryam at 22:50|Permalinkclip!CEIBS | 想ふ事

November 01, 2005

我想上海

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来年1月から東京で働くことにしました。
どんな所でどんな仕事をするかは、また落ち着いてからご報告しますね。

帰国まで、2ヶ月を切り、どれだけ自分がここの生活を楽しんできたかを実感する日々。だから、日本ですごく懐かしく思うものリストを作って、それをできるだけ上海滞在中に満喫しようと思います。

−同級生や友達との時間
 彼・彼女らなしには、なし得なかったことばかりです。帰国前にお世話になった方にお会いしたいです。
−レストラン
 数えだしたら、きりがない。湖南料理の湘味濃、四川料理のチャオジャンナン、バンドの夜景が見えるパラナビア−とNewhight、フレンチのバッフェ、火鍋、マオミンナンルーの小龍包。東京で食べたら激高です。
−亀ゼリー
 美容のため、一時期毎日食べてました。
−八宝茶
 いろんな成分が入っていて少し甘くて見た目も綺麗。最近は薔薇の花入りを飲んでます。
−豆乳と包子
 絶対中国の方が美味しい。私は野菜饅が大好き。
−マッサージ
 学校近くのお店の女の子にはいつもお世話になりました。運動不足の私の疲れをいつも癒してくれました。
−DVDとCD
 たくさん買いました。名作もいっぱい。
−買い物
 買い物術を磨きました。蘇州、七浦路などなど。
−演劇&シアター
 ただ券もらって行った覇王別姫のミュージカル、新天地でのジャズ、上海体育館でのダンス、その後の火鍋での中国式恋愛武勇伝まで思い出です。
−タクシー
 初乗り150円、毎日乗れる安さは、東京では無理。
−学校
 有名な建築家の手による学校はシンプルで綺麗です。苦手なファイナンスも頑張ってやろうかな。

書いてみたら、すごいたくさんありました。
あと一ヶ月半、一つ一つ頭と心の中に刻み込んでいきますね。



eryam at 21:27|Permalinkclip!想ふ事 | CEIBS