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本日、名古屋では議会解散・市長選・知事選のトリプル選挙

トリプル選挙についての広報ポスター(名古屋市のページより)

トリプル選挙についての広報ポスター(名古屋市のページより)

愛知県名古屋市では、現在、トリプル選挙が行われています。

名古屋市市長選挙と愛知県知事選挙、名古屋市の市議会の解散についての住民投票が重なって、一度に3つの投票を行うということのようです。
ポストは2つ、候補者の数もそれほどおおくないので、総選挙のときのように騒がしくはありませんが、それでも、駅前や商店街などでは、候補者の演説などを聞くことがあります。

議会解散の住民投票は、すぐあとに選挙を控えているので、税金の無駄遣いじゃないのか、ということも争点となっているようです。

愛知県知事選挙の広報ポスター。(愛知県選挙管理委員会のページより)

愛知県知事選挙の広報ポスター。(愛知県選挙管理委員会のページより)

そんな選挙を控えた2月某日、ポストにヘンなチラシが2枚入っていました。

一枚は「愛知のミソ宣言」と題されたチラシで「みんなで そだて のばす愛知の会」というところが配布しているものです。
よくみると、隅のほうに「愛知県知事選挙 確認団体 法定ビラ1号」と書いてあります。

もう一枚は「住民投票では「反対」と書きましょう」と題されたもので「名古屋のいし」というところが配布しているもの。
こちらも、小さい字で「名古屋市長選挙確認団体届出ビラ2号」と書いてあります。

「名古屋のいし」のほうには連絡先が書いてありませんが「みんなで そだて のばす愛知の会」のほうには書いてあったので電話して問い合わせたところ、
候補者の一人の事務所で、このチラシは選挙関連での活動として届け出て配布しているものだ、ということでした。
どこまで配布されているかは、それぞれの運動員が配っているので配られているところとそうでないところがある、とのことでした。
また、チラシに直接候補者の名前が書かれていないのは、選挙のルール上の都合である、とのことでした。

みなさん、いろいろとかんがえますねぇ。
この記事、選挙との絡みが微妙なので、選挙の投票が終わったころに公開する設定とします。

筆者宅のポストに届いた選挙絡みのチラシ。「名古屋のいし」「愛知のミソ」という記述がある。

筆者宅のポストに届いた選挙絡みのチラシ。「名古屋のいし」「愛知のミソ」という記述がある。

●平成23年2月6日7時-20時 名古屋市長選挙 立候補者一覧(届出順位順。《》内は筆者調べ)
石田よしひろ (65) 無所属 学校法人神野学園理事長
《前犬山市長・前衆議院議員(民主党)・民主党推薦・破壊から創造へ》
八田ひろ子 (64) 無所属 団体役員
《元参議院議員(共産党)・革新市政の会・日本共産党推薦・くらし景気を最優先》
杉山ひとし (54) 無所属 無職
《前名古屋市会議員(民主党→離党)・元市職労連合会執行委員・新党なごや推薦・世界一のエコシティ名古屋》
河村たかし (62) 減税日本 無職
《前名古屋市長・元衆議院議員(民主党)・気さくな62才》

名古屋市選挙(市政情報)
http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/64-0-0-0-0-0-0-0-0-0.html
名古屋市長選挙・名古屋市議会の解散投票の速報のページ
http://senkyosokuhou-nagoya.jp/

●平成23年2月6日 7時-20時 愛知県知事選挙 立候補者一覧(届出順位順。《》内は筆者調べ)
大村ひであき (50) 無所属 無職
《日本一愛知の会・前衆議院議員(自民党→知事選立候補にあたり除名)・大阪維新の会推薦・日本のど真ん中愛知・名古屋から日本をかえる!》
しげとく和彦 (40) 無所属 無職
《元総務省職員・夢・創造議会あいち推薦・閉そく感突破!愛知の未来を創る》
みその慎一郎 (57) 無所属 東邦学園理事兼愛知東邦大学教授
《元総務省職員・民主党・国民新党・社民党推薦・あいちの笑顔と元気を再生します》
どい敏彦 (64) 無所属 医師
《革新県政の会・日本共産党推薦・ムダと環境破壊で借金まみれの県政「わたしの処方せん」》
薬師寺みちよ (46) 女みんなの党 医師
《みんなの党・愛知開国しがらみのないアジェンダ》

愛知県選挙管理委員会  愛知県
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/
選挙速報 愛知県知事選挙
http://www.pref.aichi.jp/senkyo/sokuho/

名古屋市市長選挙・愛知県知事選挙、候補者のポスター

名古屋市市長選挙(上)・愛知県知事選挙(下)、候補者のポスター

●投票所の外には「市議会解散」についての文書が掲示される

投票所の外側には、名古屋市市議会解散投票に関する文章が掲示されていました。
この文章は、投票所の外に、ただ張ってあるだけで、なんの説明もないのですが、内容から察するに、解散請求をして河村たかし側と、それに反対する名古屋市議会からのもののようです。

昨年に8月末から集められた議会解散リコール署名は46万筆にも達し、10月に選挙管理委員会に提出。
しかし選管は異例の再審査を行い、署名の24%を無効と審査。署名は定数に達しないこととなった。
これにたいして市長と地域住民側が異議申し立てをして、有効投票数は必要数を上回り議会解散の住民投票が成立した、という経緯がありました。(署名の再審査には税金が3000万円ほどかかっているそうです)

なお、名古屋市の選挙管理委員は4人中3人が市議OB。
議会解散のリコール署名運動に対しての遅滞戦術を取っていたのではないか、との指摘もあります。

注目の選挙の結果が、もうじき出ますね。

投票所の外側に張ってあった「名古屋市議会解散選挙」に関する文章

投票所の外側に張ってあった「名古屋市議会解散選挙」に関する文章

***以下・投票所の外に貼ってあった「名古屋市議会解散投票」に関する文章です***

名古屋市議会解散請求の趣旨

庶民革命の為には、名古屋市議会を変えねばなりません。
河村たかし市長選挙一丁目一番地公約と政策は、議会によって実現を阻まれています。
① 市民税10%減税継続 – 日本初の市民税10%減税は名古屋の金看板。景気回復の牽引車。減税財源はすべて行財政改革で、起債はあてられていません。減税額の一部を寄付し、市民の選択(税金か寄付か)で地域社会を作ります。
② 地域委員会継続 – 選挙で選ばれたボランティア委員が地域予算を決定し、地域社会を作ります。これこそ本当の住民主権です。
③ 市会議員報酬年1,630万円(制度額)を800万円に – 議員の家業化・指定席化をストップします。
名古屋市議会を解散し、名古屋市民の、名古屋市民による、名古屋市民の為の議会を作ろう。
名古屋で生まれようとしている「民主主義のつくしんぼう」を育てよう。
そして日本中に発信しましょう。

***

議会解散請求に対する名古屋市議会の弁明の要旨
 
  私たち名古屋市会は、多くの市民の皆様が議会の解散を求める署名に応じたことを大変重く受け止めております。
 私たちは、これまで二元代表制及び議会民主主義を尊重する立場からも、市民の皆様の生活を守ることを第一に考え議論をし、また、市長からの提案事項についても真摯に議論を行ってまいりました。今後さらに、市民生活第一に、議会改革に取り組んでまいる決意です。
 しかしながら、この時期における議会の解散には
1、4月以降の市民生活に重大な影響を及ぼすおそれがある
2、3億2千万円もの税金を使うことになる
等の懸念があります。
 従いまして、市長主導によるこの時期の議会の解散には「反対」です。

4月以降の市民生活に重大な影響を及ぼすおそれがあります

 来たる二月21日からは平成23年度予算の使い道を審議する2月定例会が予定されております。
① 今、議会が解散されれば、来年度予算が決められなくなるおそれがあります。
② 緊急の課題である景気・雇用対策や福祉・教育の分野の施策を決めることができなくなり、4月以降の市民に大きな影響を及ぼすおそれがあります。

3億2千万円もの税金を使うことになります 
 今、議会を解散しなくても、もともと4月10日には、市議選と県議選が予定されています。仮に解散となると、市議選と県議選が別々の日に行われることとなり、一か月市議選を早く行うためだけに3億2千万円の税金が余分にかかります。