デンマークの動物園で、管理の都合上、キリンを殺処分したのだが、
その遺体の解体過程を一般公開した上で、ライオンなどの肉食動物の餌として供した、というニュースが話題になっている。
さっきた、またまつけていたテレビでも流れた。


●殺処分のキリン解体を一般公開、死骸はライオンの餌に デンマーク(CNN)
2014.02.10 Mon posted at 10:22 JST
http://www.cnn.co.jp/fringe/35043657.html

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これは、素晴らしいニュースだと思う。
しかに、自分がみたテレビの報道も、ネット上の報道も片手間な報道で「煽り」が入っているようで、いだたけない。


キリンを殺処分してしまったのは、いささか残念である。
「かわいそう」ではなく、残念である。

そのキンリを解体してライオンに食べさせる過程を公開したというのは、
公共の教育機関としての鏡と言えるのではないかと思う 。

(動物園は、もともとは動物を愛玩する場所ではない)


このニュースを批判する人たちは、まず第一に、
動物園側が、殺処分と決定したこと、実際に殺処分する過程、解体してエサにする工程、ライオンがたべるところ、そのすべてをヒミツにすることも可能だったにもかかわらず、一般公開した、ということに、まずは敬意を持って接するべきだと思う。
隠されたら、事実を知ることなんてできないのだから。

(日本だったら公開しないのではないか? 動物園で死んだ動物を解体したり剥製にしたりすることは普通のことでしょう。食べさせるのは稀かもですが←とはいえ、ニカラグアでは丸のままのヤギがライオンのエサになってたので、国際的には普通だ、という可能性も否定できませんが)


ついでに、ライオンとしても、動物園という環境ではまず食べられない、キリンを食べられて、貴重な機会だったかもですね。

とはいえ「その動物自身」でもないのに、代弁するのがよくないのは、人間と同じかと思いますので、なんともいえませんが。



自分としては、ライオンが、そのキリン肉(内臓?)を喜んで食べたのかどうかが、気になるところですが、デンマークあたりの情報を直接検索するのは、難しいですね。

私たちが接する日本語のニュースは、英語(CNN)のニュースの和訳で、つまりは三次情報(動物縁側が英語の説明を出していれば二次情報)です。


ネットでとやかく拡散する人は、情報というのは
まず「正式な声明、現場の事実、直接見た人の印象(一次情報)」と
「それを記事にしたもの(二次情報)」の間で、すでに変質が起きている、ということを理解していない人が多すぎますね。
今回のニュースも、そのような拡散に会っている気もします。


動物園には脅迫行為も行われているようですが、動物園の人たちに声援を送りたいですな。

この記事については、FBページを公開していますので、ご意見はそちらに。
https://www.facebook.com/esaman.oripak/activity/713555132028846



この「キリン殺処分」については、なかなか話題になっているようなので、各メディアの情報を転載します。

自分はキリンに親類がいるわけでもなく、それほど時間をさけませんので、各メディア情報は、とりあえず日本語のもの(報道機関)を集めました。


本来は英語なりデンマーク語なりの元情報を当たるべきですが、
日本語に訳されたものでも、それぞれの報道機関で採択するネタが違うので(紙面に限りあり)複数の情報源をたどることで、ひとつの記事ではわからない事件の背景が、ある程度はつかめます。

なおネット上には「記事を読まずにコメントする」方も多いので、それぞれの記事の上に「この記事でわかるポイント」も追記します。


 
「デンマークで殺処分キリンがライオンのエサ事件」の、まとめ

各種報道(日本語になっているメディア)からの情報をまとめると…


●殺処分になったキリンは?
・マリウスという名の、1歳半-2歳の健康な雄。8頭中の1頭。キリンの平均寿命は25-35歳。
・動物縁側が殺処分することを公表し、愛護団体が助命嘆願署名を集めた。


●キリン殺処分の理由
・殺処分は国際的な繁殖計画の一環で、健全に群れの維持のために必要。キリンの同系交配に関する規定を順守する必要性があった。
・欧州動物園水族館協会では「同系交配を避けるメカニズムに異常が確認された雄は、殺処分にしてよいと定められている」→近親交配を避ける必要性?
・キリンの去勢は、群れで生きていく上でよい結果を生まないと判断。
・欧州動物園水族館協会は、この決定を支持した
・この動物園では、同じ目的で年間20-30頭のヤギやアンテロープを殺処分


●キリン引取りが不可能だった理由
・このキリンと同じ遺伝子を持つキリンが多く存在するため、欧州の300の他の動物園では引き取れなかった。
・スウェーデンの動物園や、米国の富豪がビバリーヒルズの邸宅で引き取るとの申し出あった。
・引き取りを断った理由は、飼育環境が自分たちより悪いから。
・引き取り交渉が「間に合わなかった」という報道もある。


●解体を一般公開した理由
・「啓発」のため。
・解体の公開に当たっては「興味本位ではなく、子供に見せる、見せないほよく考え、見た後のフォローも」と呼びかけた
・解体されたキリンは、一部分は科学研究に使用し、残る部分は動物園のトラやライオンの餌にした
・ライオンの餌にした理由は「肉がもったいなかった」


●この事件に対する反応
・助命嘆願署名は25000筆-27000筆。(一つだけ30000筆という報道アリ)
・助命嘆願署名は、FBで3200筆、デンマーク語サイト2500、英語サイト2300
・動物園側「抗議するのは自由だが(関心の高さに)驚いている」とコメント
・動物園側「キリンの体の構造を子どもたちに見せることができ、誇りに思っている」
・動物園の職員の中には殺すとの脅迫を受けたものもいる



 各メディアの報道


●殺処分のキリン解体を一般公開、死骸はライオンの餌に デンマーク(CNN)
2014.02.10 Mon posted at 10:22 JST

キリンの解体の様子は一般公開された
殺処分のキリン、解体を一般公開 デンマーク
(CNN) デンマーク・コペンハーゲンの動物園が9日、同系交配を防ぐ目的でキリン1頭を殺処分して、解体する様子を観客に公開した。死骸はライオンなどの餌になった。インターネットでキリンの助命嘆願活動を展開していた愛護活動家などはショックを受けている。
殺処分されたのは、2歳のオスのキリン「マリウス」。コペンハーゲン動物園によると、事前に計画を公表した上でボルト銃を使って安楽死させた。死骸を調べて大きさを測り、解体する様子は一般に公開し、大勢の観客が集まったという。
この計画に反対してネットで呼びかけられた助命嘆願には、2万7000人の署名が集まっていた。
殺処分した理由について同動物園のバンク・ホルスト氏は、「キリンは国際的な繁殖計画の一環として飼育している。同計画の目的は、安定した健全な群れの維持にある」と説明。去勢などの選択肢はなかったのかという質問に対しては、「去勢すれば、遺伝子的にもっと価値の高いキリンのためのスペースが取られてしまう」と語った。
解体の様子を一般公開したことについては、「われわれには観客を啓発する役割もある。キリンがどんな姿をしているか見てもらう良い機会でもあった」と話している。
同動物園が加盟する欧州動物園水族館協会には、キリンの同系交配防止を定めた規定がある。同協会も9日、コペンハーゲンの動物園の対応を支持すると表明した。
同動物園では同じ目的で、年間20~30頭のヤギやアンテロープなどを処分しているという。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35043657.html

ポイント(各国の記事の、元情報に近い記事?)
・殺処分は国際的な繁殖計画の一環で、健全に群れの維持のために必要
・解体の一般公開は「啓発」のため
・欧州動物園水族館協会は、この決定を支持
・この動物園では、同じ目的で年間20-30頭のヤギやアンテロープを殺処分



●キリンを子供らの目前で殺処分、ライオンの餌に デンマーク(AFP)
2014年02月10日 15:54 発信地:コペンハーゲン/デンマーク

【2月10日 AFP】デンマークのコペンハーゲン動物園(Copenhagen Zoo)が9日、近親交配を防ぐためとしてキリンを来園者の前で殺処分したうえ、その死骸を餌としてライオンに与えた。世界の動物愛好家たちからは激しい怒りの声が上がっている。
同動物園が1歳半のキリン、マリウス(Marius)の殺処分を決定した後、フェイスブック(Facebook)には「マリウスを救え」と題されたページが立ち上げられるなど、世界各国で2万7000人あまりがマリウスの助命を求めるオンライン嘆願書に署名した。
ある富豪からは、マリウスを買い取ってビバリーヒルズ(Beverly Hills)の邸宅で育てるとの申し出もあった。
しかしコペンハーゲン動物園は近親交配を防ぐため殺処分は避けられないとして、予定通り9日、マリウスを麻酔で眠らせた後、銃で安楽死させた。
同園のウェブサイトによると、近親交配は、欧州動物園水族館協会(European Association of Zoos and Aquaria、EAZA)の規則により避けなければならないという。マリウスは健康な個体だったにも関わらず、欧州にはすでにマリウスと同様の遺伝子を持つキリンが多く存在するため、EAZAに加入している300の他の動物園では引き取ることができなかったという。
その後マリウスは、子どもを含む大勢の来園者が見つめるなかで皮をはがれ、肉は解体されていった。見物人の中には顔をしかめる人々がいたが、中には写真を撮る人たちも見られた。
解体されたマリウスの死骸は、衆人環視のなかでライオンに食べられた。
同園の措置には怒りの声が上がっており、職員の中には殺すとの脅迫を受けたものもいるという。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3008144


 ポイント(割と詳しい記事)
・ある富豪からは、マリウスを買い取ってビバリーヒルズの邸宅で育てるとの申し出あり
・殺処分されたキリンと同じ遺伝子を持つキリンが多く存在するため、欧州の300の他の動物園では引き取れなかった。
・職員の中には殺すとの脅迫を受けたものもいる




●飼育していたキリンをライオンの餌に、デンマークの動物園で波紋(サンケイスポーツ)
2014.2.10 23:15
デンマークのコペンハーゲン動物園が9日、飼育していた1歳半の雄のキリンを殺処分した上で、園内で飼育するライオンの餌にした。動物愛護団体などが激しく反発、波紋を呼んでいる。英メディアが10日までに伝えた。
首都コペンハーゲンにある同動物園は、園内のキリンが8頭に増え、近親交配を避けるため、そのうちの1頭を殺処分にしたとしている。
空気銃で処分し、子どもを含む来園客の前で解体、ライオンの餌にした。動物園側は「肉がもったいなかった」と釈明している。
動物園が殺処分の方針を公表して以来、欧米の動物園や資産家からキリンを引き取るとの申し出があったが、コペンハーゲン動物園は飼育環境が自分たちより悪いとして拒否していた。インターネットでは殺処分に反対する2万人以上の署名が集まったという。
動物園の広報担当者はAP通信に対し「(普通の)キリンの写真を見るだけでは分からない体の構造を子どもたちに見せることができ、誇りに思っている」と話している。(共同)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140210/sot14021023160006-n1.html


 ポイント(短いですが、背景情報が多い記事です)
・殺処分は8頭中の1頭
・殺処分の理由は近親交配を防ぐため
・解体過程を公開したことは「体の構造を子どもたちに見せることができ、誇りに思っている」
・ライオンの餌にした理由は「肉がもったいなかった」




●キリン殺処分に批判殺到=デンマークの動物園(時事通信)
デンマークの動物園で殺されたキリン「マリウス」=7日、コペンハーゲン(AFP=時事)
【コペンハーゲンAFP=時事】デンマークの首都コペンハーゲンの動物園で9日、健康に全く問題のないキリンが殺処分され、国際的な非難を浴びている。動物園側は、近親交配を避けるためだと説明、殺害後はライオンなどに餌として振る舞われた。
殺されたキリンの名は「マリウス」。まだ1歳6カ月だった。殺処分の方針が報じられると、インターネットを通じ、海外でも助命の嘆願が集まっていた。報道によると、スウェーデンの動物園や米国の富豪が引き取りを申し出たが、間に合わなかった。
動物園側は「抗議するのは自由だが(関心の高さに)驚いている」とコメントした。(2014/02/10-20:48)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014021000810

 ポイント
・スウェーデンの動物園や米国の富豪が引き取りを申し出たが、間に合わなかった。
・動物園側は「抗議するのは自由だが(関心の高さに)驚いている」とコメント



 
●殺処分となったキリンを見学者の目の前でライオンのエサにした動物園。(デンマーク)(Techinsight Japan)
2014年02月10日 19:41

このほどデンマークの動物園で、飼育係が1頭のキリンをある事情により安楽死させたが、見学者の目の前でライオンにそのキリンを食べさせるというショッキングな出来事が起きた。飼育係も断腸の思いであったに違いないが…。
デンマークの「コペンハーゲン動物園」でこのほど、健康であった2歳の雄のキリン「マリウス」がボルト銃で安楽死となり、大勢の幼い子どもを含む見物客が見守る中、死骸はライオンのエサとなった。理由はマリウスの近親交配を防ぐため。キリンの去勢は群れで生きていく上でよい結果を生まないとの判断から、悩んだ末の殺処分であったという。
しかし動物園は、「目を覆いたくなるようなシーンではありますが、動物の体のしくみや自然科学などを学ぶよい機会です」として、それを極秘に行わず見学者に一般公開すると決定。案内にあたっては、保護者らに「お子さんに見せる、見せないを慎重に判断して下さい」と訴えかけ、興味本位で集まることなく、保護者にはそれを見た子どもたちへのしっかりとしたフォローを求めたいとした。
「欧州動物園水族館協会(European Association of Zoos and Aquaria)」は、動物の遺伝子上、本来備わっているはずの同系交配を避けるメカニズムに異常が確認された雄は、殺処分にしてよいと定められているとのこと。しかし動物園のウェブサイトやFacebookには3万を超す人々から「マリウスを殺さないで」という嘆願の言葉が届いており、イギリス、スウェーデン、アメリカといった遠方の動物園からも「マリウスを引き取りたい」との連絡があったというが、彼らがそれに応じることはなかった。
※ 画像はnews.sky.comのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
http://japan.techinsight.jp/2014/02/yokote2014021009410.html

ポイント
・解体の公開に当たっては「興味本位ではなく、子供に見せる、見せないほよく考え、見た後のフォローも」と呼びかけた
・欧州機構では「同系交配を避けるメカニズムに異常が確認された雄は、殺処分にしてよいと定められている」…同キリンは近親交配をしようとした?
・キリンの去勢は群れで生きていく上でよい結果を生まないと判断


 
●殺処分のキリン解体を一般公開、死骸はライオンの餌に デンマーク(CNN)
デンマーク・コペンハーゲンの動物園が9日、同系交配を防ぐ目的でキリン1頭を殺処分して、解体する様子を観客に公開した。死骸はライオンなどの餌になった。インターネットでキリンの助命嘆願活動を展開していた愛護活動家などはショックを受けている。
殺処分されたのは、2歳のオスのキリン「マリウス」。コペンハーゲン動物園によると、事前に計画を公表した上でボルト銃を使って安楽死させた。死骸を調べて大きさを測り、解体する様子は一般に公開し、大勢の観客が集まったという。
この計画に反対してネットで呼びかけられた助命嘆願には、2万7000人の署名が集まっていた。
殺処分した理由について同動物園のバンク・ホルスト氏は、「キリンは国際的な繁殖計画の一環として飼育している。同計画の目的は、安定した健全な群れの維持にある」と説明。去勢などの選択肢はなかったのかという質問に対しては、「去勢すれば、遺伝子的にもっと価値の高いキリンのためのスペースが取られてしまう」と語った。
解体の様子を一般公開したことについては、「われわれには観客を啓発する役割もある。キリンがどんな姿をしているか見てもらう良い機会でもあった」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140210-35043657-cnn-int

ポイント
・殺処分は国際的な繁殖計画の一環
・除名嘆願署名は27000筆
・一般公開の理由は「啓発」



 
●デンマーク:キリンを殺処分しライオンの餌に(毎日新聞)
2014年02月10日 23時20分(最終更新 02月11日 00時28分)
9日、デンマークのコペンハーゲン動物園で殺処分され、解体されるキリン(ロイター=共同)
デンマークのコペンハーゲン動物園が9日、飼育していた1歳半の雄のキリンを殺処分した上で、園内で飼育するライオンの餌にした。動物愛護団体などが激しく反発、波紋を呼んでいる。英メディアが10日までに伝えた。
首都コペンハーゲンにある同動物園は、園内のキリンが8頭に増え、近親交配を避けるため、そのうちの1頭を殺処分にしたとしている。
空気銃で処分し、子どもを含む来園客の前で解体、ライオンの餌にした。動物園側は「肉がもったいなかった」と釈明している。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20140211k0000m030105000c.html

ポイント
・動物園側は「肉がもったいなかった」とコメント



 
●デンマークの動物園でキリン殺処分、解体しライオンの餌に(ロイター)
2014年 02月 10日 18:06 JST 
[10日 ロイター] -デンマークのコペンハーゲン動物園は9日、繁殖に関する規定などにより、キリン1頭を殺処分し、解体する様子を公開した。キリンの処分をめぐっては動物愛護団体などが反対活動を展開し、これまでに2万5000以上の署名が集まっていた。
殺処分されたのは、18カ月のオスのキリン「マリウス」。同動物園の獣医によると、マリウスは大好きなライ麦パンを与えられている間に頭部を銃で撃たれ即死。死骸の解体は公開され、中には子どもたちの姿も見られた。死骸はライオンや北極グマなど他の動物の餌にされるという。
同動物園はこの殺処分について、飼育スペースが不足していたほか、キリンの健全な個体数を確保するため、同系交配に関する規定を順守する必要があったとしている。
マリウスの殺処分が発表されて以降、インターネット上で嘆願活動が開始されたほか、英国の動物園からマリウスを引き取るとの提案もなされていた。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYEA1905Z20140210

ポイント
・殺処分の理由は、キリンの同系交配に関する規定を順守する必要性から
・除名嘆願の署名は25000筆




●キリン解体、ライオンの餌に デンマークの動物園(東京新聞)
2014年2月11日 朝刊
【ロンドン=共同】デンマークのコペンハーゲン動物園が9日、飼育していた1歳半の雄のキリンを殺処分した上で、園内で飼育するライオンの餌にした。動物愛護団体などが激しく反発、波紋を呼んでいる。英メディアが10日までに伝えた。
首都コペンハーゲンにある同動物園は、園内のキリンが8頭に増え、近親交配を避けるため、そのうちの1頭を殺処分にしたとしている。
空気銃で処分し、子どもを含む来園客の前で解体、ライオンの餌にした。動物園側は「肉がもったいなかった」と釈明している。
動物園が殺処分の方針を公表して以来、欧米の動物園や資産家からキリンを引き取るとの申し出があったが、コペンハーゲン動物園は飼育環境が自分たちより悪いとして拒否していた。
インターネットでは殺処分に反対する2万人以上の署名が集まったという。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014021102000116.html

 
ポイント
・助命嘆願署名は20000以上
・キリンを引き取りを断った理由は、飼育環境が自分たちより悪いから(重要・他では伝えていない)
・ライオンの餌にした理由は「肉がもったいなかった」



 
●デンマークの動物園、同系交配のキリンを殺処分、死骸がトラの餌に(新華社)
2014年02月10日
【新華社】 デンマークのコペンハーゲン・ズーは9日、欧州動物園管理機構の規定があることでキリン1頭を殺処分する予定だ。
殺処分計画に反対した数千のネットユーザーがサイトに呼びかけ、助命嘆願をしたが、現地時間9日午前、キリンは計画どおりに殺処分された。
動物園の声明によると、欧州動物園水族館協会の規定では欧州の動物園のキリンの群れの健康性を確保するために、協会に属する300あまりの動物園は同系交配のキリンを飼うことができない。
コペンハーゲン・ズー科学部門の担当者によると、キリンの死骸は解体され、一部分は科学研究に用いる一方、残る部分は動物園のトラやライオンの餌になる。
殺処分計画の公開後、愛護活動家はショックを受け、インターネットに助命嘆願をした。
8日までにフェイスブックに3200人あまりの署名が集まった。このほかにデンマーク語請願サイトと英語請願サイトはそれぞれ2500人と2300人の署名が集まった。
(翻訳 孫義)
http://www.xinhuaxia.jp/1131335801

ポイント(日本語がぎこちないですが、他社とは違う情報が掲載)
・解体されたキリンは、一部分は科学研究に使用し、残る部分は動物園のトラやライオンの餌にした
・助命嘆願署名は、FBで3200筆、デンマーク語サイト2500、英語サイト2300



 
●オランダの動物園 キリンをライオンの餌に(ロシアの声)
10.02.2014, 17:00    
デンマークのコペンハーゲン動物園で9日、キリンの「マリウス」が、同系交配を防ぐために殺処分された。BBC Newsが伝えた。
インターネットでは、「マリウス」の殺処分に反対する運動が繰り広げられ、約3万人の人々が「マリウス」の助命を求める嘆願書に署名した。だが、「マリウス」は安楽死させられた。
コペンハーゲンの動物園によると、欧州動物園水族館協会は、キリンの同系交配を防ぐよう規定している。欧州のすべての動物園で、「マリウス」と同系にあるキリンが飼育されているため、引き取り手がなかったという。
「マリウス」の死骸は解体され、ライオンやトラの餌になる。
マリウスは1歳半だった。キリンの平均寿命は25-35歳。
Lenta.ruより
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_10/128518572/

ポイント
・助命嘆願署名は30000以上(他社より多い、本当か?)
・キリンの平均寿命は25-35歳



  
●健康なキリンを殺処分、解体公開 デンマーク(テレビ朝日)
(02/10 21:17)
デンマークの動物園が健康なキリンを殺処分して解体する様子を来園者に公開し、波紋が広がっています。
デンマークのコペンハーゲン動物園は9日、18カ月の雄のキリン「マリウス」の頭部を銃で撃ち、殺処分しました。マリウスの死骸は子どもを含む大勢の来園者の前で解体され、その後、餌(えさ)としてライオンに与えられました。マリウスは健康体でしたが、動物園は近親交配を防ぐために殺処分を決定しました。インターネット上では、マリウスの殺処分中止を求める2万5000人以上の署名が集まっていました。殺処分の前には他の動物園から「マリウスを引き取りたい」との申し出もありましたが、同じ遺伝子を持つキリンが多くいるとの理由で実現しませんでした。解体を公開したことについて、動物園側は「観客を啓発する意味もあり、キリンがどんな姿をしているかを知ってもらう良い機会になった」と話しています。動物園の対応には愛護活動家などから批判の声が上がっています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000021242.html


 
●キリン殺処分に批判殺到(香港経済新聞)
デンマークの首都コペンハーゲンの動物園で9日、健康に全く問題のないキリンが殺処分され、国際的な非難を浴びている。写真は殺されたキリン「マリウス」。まだ1歳6カ月だった=7日撮影 【AFP=時事】(2014-02-11)
http://hongkong.keizai.biz/gpnews/47298/