2017年02月23日

リコーが複写機分野で苦戦

コピー機メーカーのリコーがコアビジネスの複写機事業で苦戦しているそうです。
2017年2月に発表された情報では、埼玉事業所が閉鎖されるらしいです。
と言っても埼玉事業所はそんなに大きな所じゃないみたいですけど。

ただ、このニュース報道によってリコーが他の複写機メーカーよりも事業で苦戦していることが知られることとなりました。

他の複写機メーカーは今後の市場縮小を見越して、他の分野に打って出る方針を数年前から進めてきたようですが、リコーはそういう流れに乗り遅れているみたいですね。

これは超個人的な意見ですが、リコーが事業転換の流れを読み間違えたのは、リコーと言う会社が複写機メーカーというより販売会社だったからじゃないかと思います。
販売力がそれなりにある会社と言うのは、業績悪化を販売力でカバーしようとしますからね。
市場規模が縮小しているなかで、そういう打開案に突き進むのはあまり賢いやり方ではありません。
でも、次の一手が無ければそうせざるを得ません。

さらにもう少し言うと、営業マンを営業マンとしてしか使ってこなかったことも敗因かと思います。
営業マンと言うのは、顧客から見たらその道の専門家であることを期待される存在なんです。
なのに、売り上げを上げることばかり気にしている営業マンが営業トークを展開していたら、次第に「用事が無ければ呼ばれない人」になりますわね。
もっというと、あらゆる情報が簡単に手に入る現在、顧客の方が営業マンよりも多くの情報を持っていることもあるわけです。
そうなってしまったら、リコーの営業マンは「何かを買う時に、相見積もりを取るかもしれない業者の一つ」になってしまいます。
いや、既にリコーに対してそういう扱いをしているユーザーを山ほど知ってます。

そういう状況の中で、リコーがすべき次の一手があるとすれば、複写機などの自社製品の生産設備や拠点をとにかく減らすことと、足りない分の商品を他社からOEM供給してもらうことと、販売部門が他社製品も扱えるように「マルチベンダ化」することです。

結局、業界内で「リコーじゃないとダメ」な部分だけを残してそれ以外は協業を進めないと、非効率部門を支える営業部門という図式から脱却できないと思います。
あと、今やってる顧客を囲い込む戦略じゃなくて、他社が入る余地を作りつつ「ウチ以外で同じ提案ができる業者がいるならそっちに頼んだら?ああん?」みたいな営業スタイルを確立する覚悟がないとダメだと思います。

ま、今のリコーの営業部隊にそういうことができるとは思いませんけど。(笑)

2017年02月22日

ググらずTwitter検索

ちょっと前に聞いて、なるほど、と思ってしまったことなんですが、インターネット利用者というかスマホをメインで使う若い人たちの間では、Googleで情報を検索するよりもTwitterの検索機能を使って情報を集める方が多いそうですよ。
全てではないんでしょうけど。

理由は、自分が欲しているインターネット上の情報が「自分の知らない何か」ではなく「今何が起きているか」にあるからだそうです。

ボクらのようなインターネット黎明期からネットが身近だった人たちは、インターネットの無限の可能性に心躍り、自分の知らない情報が時とともにネット上に溢れかえることをリアルタイムで見てきた世代だと思います。
その為、インターネット利用のベースにあるのは「自分の知らないことを調べるツール」と言うことになるんでしょうけど、今の若い人たちと言うのは、物心ついたころからインターネットが普段の生活に当たり前にあって、知識欲を満たす媒体ではなく、必要な時に必要な情報をその都度得るための窓口でしかないんでしょうね。

それより関心があるのは、今、世の中の自分と同世代の人たちは何に盛り上がっているのかであり、そのブームや一過性の話題について行くことに主眼が置かれているみたいですよ。

まぁそれも分からんでもない。

逆に言うと、同じ世代、同じ趣味を持つ人たちが現在何に関心を持っているかを追いかけ続けることで、自分という人格を情報量で支えているのかもしれません。
沢山の情報を頭の上からつま先まで浴びて、自分が時代の流れの中にいることを実感する、みたいな。

そういう価値観を自分が受け入れるかどうかは別として、そういうただただ大量の情報を浴びて、興味があるものにだけ直感的な反応を示し、日々を過ごしていくというスタイルが今よりもっと広く受け入れられるようになるのかもしれません。

ただ、そういうのって、あまり創造的な行為じゃない気がしますけどね。

2017年02月20日

技術革新とスピード感

コンピュータ関連の仕事をしていると、自分が業界のスピードに追い付いているか気になることがあります。
結論から言うと追い付いていないんですが、ただ普段通りの仕事をしているとそういう自覚すらなくなる危機感をたまに感じます。

例えば、パソコンの歴史で言うと、NEC PC-8001(初代)が登場したのが1979年9月でした。
そして、16ビットパソコンのPC-9801(初代)が1982年10月に登場です。
この間、たった3年しかないんですね。
背景にはNECや他の国内PCメーカーが海外製のCPUを採用していたため、海外のCPU開発の速度がそのまま新型パソコンのリリースにリンクしていたことがあります。
でも、それでもこの時代のパソコン業界のスピード感というのは今考えてもかなりのものがあると思います。

同じような例として、アーケードゲームの世界があります。
タイトーがスペースインベーダーをリリースしたのが1978年6月です。
そして、ナムコがゼビウスをリリースしたのが1983年1月です。
それぞれのゲームの内容を知っている人なら分かると思いますが、この4年半で、アーケードゲームも凄く進化しているんですね。

ちなみにボクはこのひとつ前のブログ記事で、4年前のHP製のPCのOSリカバリについて書いていますが、これって言い換えると4年前のコンピュータのメンテナンスを仕事としているということです。
ノウハウはあるけど技術革新とは縁遠いということです。

そして、今のコンピュータ業界も実際のところ、あらゆる面で進化し続けています。
それは新しいテクノロジーが登場するという進化でもあり、別の分野では今まで高いコストが発生していたサービスが「無料」に近いサービスに置き換えられる、という変化です。

一例を挙げると、Fortigateに代表されるUTMの分野では、Sophos(ソフォス)社による無料のUTMの登場によって大きく変化する時代に入ると思います。
いえ、Fortigateは今まで通りのビジネス展開が出来なくなるかもしれません。

仮想サーバ管理の複雑化の中で、プラットフォームの標準化としてのOpenStackは本当に使い物になるのかどうか、など、状況の推移を見守るべきものも多くあります。

そういう新しい動き、新しい流れに付いていくだけのスピード感は必要だと思うんですね。
それはニュース記事を読むというレベルじゃなく、具体的に新しいテクノロジーに触れてみて、その新しいテクノロジーをベースに新しい価値を作り出せるかを検討する、と言うことです。

自分自身振り返ってみると、最近そういうことが出来てないなと実感します。
今後、3年後とか5年後には今とは全く違う世界が構築されているかもしれません。
そういう世界を「ほえー、すげー」と一般人目線で感心するのか、それともそれらのテクノロジーを提供する側になっているのか、という違いです。
ただ現実問題、技術革新のスピードに付いていけてない自分がいるんだな。
そのことに危機感だけは持ち続けたいと思いました。

2017年02月19日

HPのOSリカバリディスク

仕事でHPの端末PCを使うのが日常なんですが、OSのリカバリメディアが最近変わったので、そのことを説明しましょう。

今までは、デスクトップPCやPCワークステーションの場合、Restore Plus!というメディアから起動して、OSをインストールするためのハードディスクの領域確保をして、必要なドライバやソフトウェアをハードディスク上にコピーして、その後、WindowsのOSメディアと入れ替えてハードディスクにOSのインストールに必要なファイルをコピーし、その後、再起動してマイクロソフトのOSのインストールプログラムが起動してインストール作業をする、というものでした。
ノートPCではなぜかRestore Plus!を使わない方法だったんですが。

ここで重要なのは、Restore Plus!のCD(DVD)が無いと、OSのリカバリができなかったということです。付属のOSメディアではCDブートできないようになっていました。

また、Restore Plus!は機種ごとに用意されているので、その機種専用のRestore Plus!が無いとOSのリカバリができないというルールがありました。
また、Restore Plus!にはインストールできるOSの種類が決められています。
同じ機種でも前期版と後期版のRestore Plus!が存在する場合、前期版はVistaとXPがインストールでき、後期版はXP、Vista、7がインストールできるという違いがあったりしたんですね。

さらに、古い機種のRestore Plus!ではWindows XP SP1をインストールでき、その後の機種のRestore Plus!ではWindows XP SP2がインストールできるという違いもありました。
この場合、古い機種にWindows XPをインストールしようとして、OSメディアをXP SP2を使うとリカバリ途中で原因不明のエラーで止まるというトラップもありました。
常にRestore Plus!とOSメディアはセットにして管理しておかないとハマることが多かったです。

あと、このRestore Plus!はHPのWebサイトからダウンロードできなかったため、紛失してしまうとOSのリカバリができなくなる、というのも残念ポイントでした。

HPのPCはWebサイトで注文して購入することが多いと思いますが、買ったPCを長く使うつもりなら、新品で購入する際にリカバリメディアを一緒に購入しておかないと、あとで困る結果になるんですね。
リカバリメディアが無くてもハードディスク上のリカバリ領域からOSリカバリはできるんですが、ハードディスクを交換したりハードディスクが故障した場合にはやっぱりリカバリメディアが必要になります。

あとあと、これも要注意事項なんですが、例えばXP HomeがインストールされたPCにXP Proをインストールしようとしても、Restore Plus!を起動した画面でXP Proの選択ができないというルールもありました。
Restore Plus!がハードディスクにインストールされたOSを調べて、同じエディションのOSしかインストールさせない、という条件があったからです。
それを回避するにはハードディスクの内容を全消去するしかありませんでした。

で、そこまで色々と条件があるRestore Plus!を利用するメリットが何かというと、OSをインストールした後でアクティベーションする必要がなかった点につきます。

メーカー製のPCを使う人は、この点にメリットを感じる人も多いんじゃないかな。
とにかく、ハードウェアの構成を変えても、OSのイメージを他の同じ機種に展開しても、アクティベーションしなくてもOKだったんです。
本体に貼られているプロダクトキーを入力する必要もありませんでした。

HP Windows7 インストールメディアで、HPが最近、Restore Plus!を使うリカバリ方法から、そういうユーティリティを使わない方法に変更したんです。

OSメディアから起動してOSを普通にインストールして、その後、ドライバディスクから必要なドライバやソフトウェアをインストールするという方法に変更されました。

これって、DELLとかと同じですよね。

そして、この方法でもプロダクトキーもアクティベーションも不要です。
ただ、このOSメディアを使ってHP以外のメーカーのPCにOSをインストールしようとすると、アクティベーションしなさい、と怒られます。
何を見てインストールしたPCがHP製なのかを判断しているのかよく分かりませんが、もしかしたらマザーボードの型番か、NICのMACアドレスから判断してるのかな?

この新しいタイプのリカバリメディアは、4年ぐらい前のHP製のPCにも使えます。
この辺りもDELLと同じですね。

そのため、ライセンス的に微妙なこともできたりできなかったり。(笑)

ただ、PCメンテナンスをする側としては、こういう制限は緩いほうが作業しやすいのも事実です。

もしかしたらWindows10のメディアも同じようなことができちゃうのかな?
Windows10のライセンスからダウングレードして使っているWindows7マシンの将来のOS入れ替えが楽にできるなら嬉しいですね。

2017年02月18日

アスクルの火事

アスクルの火災アスクルの埼玉の倉庫の火事がすごいことになってます。

大きな企業の大きな倉庫なのに、なぜここまで火災の規模が大きくなったのか、とても疑問に思いますが、それよりも気になるのは発生から2日以上経つ今も鎮火していないことです。

不幸中の幸いは人的被害が非常に少ないこと。
ただ怪我をした人もいるみたいですし、近隣住民も大気汚染で迷惑をしているのでそういう人には同情しますが、それでも人が死んでいないのは何より良かったです。

アスクルの火事火がなかなか消えない理由に、倉庫ゆえの窓や出入口が少ないというものがあるようですが、ボクが過去に見てきた工場や倉庫には、消防署からの指導で火災発生時の避難経路と消防隊員が突入できるように、ハンマーでぶん殴ると鍵が開いて建物内に入れる仕組みが用意されていましたし、避難(侵入)経路も何系統も用意されていましたが、今回はそういうものが無かったということなんですかね?

結果、重機で倉庫の壁を壊すという異例の消火活動にまで発展してます。
最終的にいくつの壁を壊すんでしょう?

ただ、今回のアスクルの火事については同情的な意見を多く聞きます。
取引先の人の話もみんな心配する声が多かったです。ネット上にも同情、応援する意見が多いようですよ。
その背景には普段からアスクルを利用していて、アスクルの翌日配達に助かっている人たちが多いということだと思います。

企業の不祥事や問題が報道されると否定的な意見を述べる人が少なくありませんが、今回のアスクルに対してはそういう意見が少ないというのは、それまでに積み上げてきた信頼や実績がそうさせているのかもしれません。

今回の倉庫火災で影響を受けている人が沢山いると思うので、早く問題が収束することを祈ります。

2017年02月17日

全てが「無料」に突き進む世界

Arduino UNO先日、昔から組み込み系の開発をしている人と話をしてて印象に残ったことがあったのでご紹介します。

彼いわく「Arduinoは本当に良くできてるよね。しかも開発環境がタダだし」と感心していました。

そして、やってることは30年前と変わらないのに、30年かけてすべてが無料に突き進んでる、とも言っていました。

確かにその通りです。

マイコンチップによる機械の制御と言うのは、分かり易いところで言うと例えば街角にあるジュースの自動販売機なんかは40年ぐらい前から普及し始めましたよね。
最初の頃の自販機はリレー制御だったんでしょうけど、30年前にはマイコン制御になっていました。
当時のマイコンプログラミングについては、ボクは詳しく知りませんが、恐らく、高額な開発用のキットを購入して、当時の非力なパソコンでプログラミングをして、クロスアセンブルしてバイナリをROMに書き込んでデバッガーで動作をチェックして、製品になる基板を設計してテストして量産する、と言う手順を踏んだんでしょうね。

プログラムのための情報はマイコンチップメーカーが用意した仕様書が全てで、その仕様書を深く理解するのに1年とか2年の年月が掛かるなんてことも普通にあったと思います。

それが今では、Arduinoなら開発用のハードウェアは3000円程度で購入できますし、開発環境は無料でダウンロードでき、WindowsPCがあればマイコンチップの機能を最大限に使うプログラムを組むことだって可能です。
インターネット上にはどこかの誰かが作ってくれたプログラムが沢山アップされていますし、GitHubなどのサービスを利用してソースコードを公開、管理しているユーザーも多いです。

ただ、作ったプログラムを書き込んだマイコンチップを実装したプリント基板を量産するという段階は今も昔もあまり変わりません。
変わったのは安価なプリント基板製作会社が増えたということです。

いずれにしてもこの30年間にマイコンチップを使ったプログラム開発、製品開発の環境は劇的に変化し、すべてのコストが「無料」に近くなっていることだけは間違いありません。

そして、無料に近づくことが「マイコンプログラム」の世界を趣味の領域に近づけているのも事実です。

皆さんは、このような変化をどのように捉えますか?

2017年02月16日

ブレードサーバはもう古い

HP Bladesystem c7000最近、続けざまに何人かの人に言われたんですが、ブレードサーバは実際の運用を続けると分かるんですが、決して扱いやすいサーバじゃないよね、と言われました。

理由はいくつかありますが、一番の理由はファームウェアのアップデートをするときに、最悪、ブレードエンクロージャ全体を停止させないといけない、と言うのが面倒だというものです。

うーん、それ、痛いほど良く分かる。(笑)

1つのブレードエンクロージャに、一度に全部のサーバブレードを搭載して、同じシステムを稼働し始めるならそれなりに便利なんです。
電気代のスケールメリットも得られますし。

ただ、あとからサーバブレードを追加するとなった場合、そのサーバブレードの世代が新しいものだったりすると、エンクロージャ側のファームウェアをアップデートしないといけない。
さらに、イーサネットスイッチモジュールとか、FCスイッチモジュールも必要に応じてファームウェアのアップデートをしないといけない場合もあります。

そういう細々した作業で、エンクロージャ全体を停止させる回数が多くなるんです。

つまり、ブレードエンクロージャ1台を1つの大きなハードウェアと考えたほうが良い、と言うことです。
サーバブレードの抜き差しをするたびに、エンクロージャ全体のことを考えないとダメなんです。

それと、ブレードサーバ特有の管理機能というのが、障害発生時に余分な作業を生み出すこともしばしばです。
バーチャルコネクトと言うイーサネットスイッチを使うと、視覚的に複数のスイッチを用意して結線できたりするんですが、それって結局、外部にL2スイッチを置いてVLANを組んでるのと同じような仕組みなんですね。
日常的にネットワークの結線変更をするなら間違いなく便利なんですが、1か月に1回とか、半年に1回しか触らないようなネットワーク構成なら、どちらを選んでも対して変わらなかったりするんです。

そんなこんながあって、また2.3年前から普通の1Uサーバ、2Uサーバがマルチコア化してきたこともあり、最近ではわざわざブレードサーバを導入する案件が少なくなっている、と言う話を聞きました。

確かにそうかも。

数百台のサーバを運用していて、管理工数を減らしたいというユーザーには、依然としてブレードサーバのスケールメリットは大いにあると思いますが、数十台規模のサーバ管理の場合、面倒な管理業務に振り回されることが多い、ということです。

一度に数十台の物理サーバを導入するような場合じゃないと、結果として返ってコストが高くつくということですね。

ただそれでも、ブレードサーバの色々な仕組みは個人的には好きなんですけどね。
ま、趣味っぽい話になっちゃいますけど。

2017年02月15日

アイオーデータがRaspberryPiの取り扱いを開始

アイオーデータがRaspberryPiを販売し始めるそうです。
もしかしたらPCの量販店でも普通にRaspberryPiが販売されるようになるのかもしれません。

アイオーデータのRaspberryPiのページはこちらです。
http://www.iodata.jp/product/pc/raspberrypi/

今回の取り扱い開始と同時に周辺モジュールも扱うようです。
ただ、せっかく販売をしてくれるんだから、もう少し踏み込んだ、例えば「無線LANルータ用OSイメージ」みたいなものを用意してくれると嬉しいです。

単に取り扱い開始だけじゃなく、具体的な利用方法の提案までしれくれると、新規にRaspberryPiを購入するユーザーが「買ってみたけど使ってない」なんて状況にならずに済むと思いますよ。

2017年02月14日

組み込み系OS VxWorks

VxWorksVxWorksという組み込み用OSをご存じでしょうか?

以前はルータとかSANスイッチなんかに採用されることが多かったOSです。
リアルタイムOSとして有名だったものですが、最近ではあまり採用した機器を見ることが少なくなっていました。

で、少し調べてみたら2014年に最新版が出ていたみたいです。
VxWorks7というものです。

最新バージョンでは、インテル系のCPUやARM系のCPU、またPowerなんかにも対応しているようです。
さらに仮想化にも対応し、最近のOSができそうなことは色々とできちゃうみたいですね。

今から15年ぐらい前にVxWorksで組み込みシステムを構築できる会社というと、大抵は個別の外部インタフェースのドライバなんかもガリガリ書けちゃうところが多かったみたいですが、今でもそういう会社ってVxWorksでの組み込み系システムの構築をやってるんでしょうか?

というのも、昔はリアルタイムOSというものの存在意義が大きかったと思うんですが、今ではCPUの処理速度も上がってますしLinuxで組んだ組み込み系システムもほぼほぼRTOSっぽいことができちゃいますからね。

ただ、Linuxではない、メジャーではないOSにメリットがあるなら、それはマイナーな分だけセキュリティホールを突かれる機会が少ないということろでしょうか。

個人的には興味があるOSだったんですが、Linuxに押されてシェアが縮小していくのかもしれませんね。
それほど思い入れがあるOSではないんですが、ちょっとだけ残念な気がしました。

2017年02月12日

1GbEと10GbEとの間にある規格

最近知ったんですが、マルチギガビットイーサネットと言う規格があるそうですね。
1ギガビットイーサネットの上は10ギガビットイーサネットだったはずなんですが、その間の帯域を刻むように登場したのがマルチギガビットイーサネットと言う規格のようです。

具体的には、2.5GBASE-Tと5GBASE-Tという規格です。
1ギガ以上、10ギガ未満と言うことです。

詳しくはWikipediaの記事をご覧ください。

で、スイッチとホスト(端末やサーバ)間の通信として、また新たな規格を作るというのは個人的には否定的な印象を持ってしまいます。
と言うのも、すでに10GbEは存在するわけで、もっというと100BASEの時代からTrunk接続と言う複数のポートをまとめてより高速な通信を可能にする規格もあるわけです。

ただ、このマルチギガビットイーサネットにはPoEの規格も盛り込まれているようです。
つまり、無線APとかネットワークカメラとの接続を強く意識した規格と言うことなんでしょう。

さらには、規格が正式に策定されれば、「10GbE待ち」だった業界に新たな市場が生まれると見込んでいる人たちがいる、と考えるべきなのかもしれません。

それぞれの立場があるので、どれが正しい判断なのかは良く分かりませんが、具体的にリアルなユーザーがギガビット以上の規格を欲しているのかを考えると、必ずしもそうではないと考えてしまうのはボクが保守屋さんだからなんでしょうね。

余計な規格を作るよりも、市場やサービス、そしてユーザーが成熟し本当にギガビットイーサ以上の規格を必要とする日を待っても良いんじゃないかと考えてしまいます。

少なくとも、今のボクは100BASEのインフラでも全く不自由を感じませんし。(笑)

ただ、PC周りの自分の価値観が時代とともに一般的な価値観とずれ始めているのは理解していますよ。
なので、今回の新しい規格も市場に受け入れられるかを観察しようと思うんです。

そういう意味でもしばらくは様子見ですね。

2017年02月11日

東名高速が通行止めに

東名高速御殿場JCT通行止め 2017/02/112017年2月11日の深夜2時から3時ごろに、東名高速の御殿場ジャンクション付近で通行止めが発生しました。

ちょうど、前日の10日に東京に行っていて、色々と用事を済ませたら遅くなってしまって、深夜1時ごろに東名高速に用賀から乗ったんですが、この通行止めというかその原因となる多重事故に遭遇しました。

ボクが走っていたのは下り線ですが、御殿場インターを過ぎたあたりから大渋滞となっていて、道路の頭上の案内板には融雪剤の散布中、みたいなことが書いてあったんですが、自分がいた場所から5キロぐらい先では多重事故が発生していました。

原因は急激な気温低下による路面凍結です。
それまで雪も降っていたんですが、車が走るので雪が積もることはありませんでした。
しかし、気温が一気に下がったことで路面の水が急激に凍ってしまったようです。

写真にあるトラックは車線変更をしたまま中央分離帯にドカーンという感じ。
そこに後続車のトラックがドカーン、となったみたいです。

ほかにもブレーキを踏んだままスピンして衝突しているワンボックスカーとか、長距離バスとか、そういうのが至る所に明後日を向いた状態て停止していました。

そういう事故車を避けながらゆっくり進むわけですが、もうアクセルを踏んでもタイヤが空回りして進まないような状態です。

ちょうど、カーリングのストーンみたな感じと言ったら良いかな。
ここで後ろからトラックが突っ込んで来たら、文字通り、成すすべもなくはじき出されるような状態でした。

ただそれでも、なんとか事故現場を抜け出して、その先の新東名に入ろうとしたら、新東名の入り口が閉鎖されてます。
高架橋を走る関係で、新東名の路面もカチコチだったんでしょうね。

その後、旧来の東名高速を走って愛知県まで帰ってきたわけです。

あとからニュースを見たら、ボクが事故現場を抜けた直後に上り線、下り線共に通行止めになったようです。
特に上り線はひどい状況だったようで、それから12時間ほど1000台以上の車が通行止めにより立ち往生したみたいですね。

そう考えると、ボクはかなり運が良かったみたいです。

高速道路というのは、場所によっては極端に雪が降ったり、チェーン規制が入る場所がありますが、東名高速の御殿場あたりがこういうことになるとは知りませんでした。
ボクのいる地方では、名神高速の関ヶ原付近(岐阜県)は、突然の降雪で大変なことになる、というのは有名な話ですが、東名高速についても、こういうことを覚えておいたほうが良さそうですね。

2017年02月10日

最近のPCは電源が故障することが多い

こちらもネット上で見つけた面白かった記事です。

メーカー別パソコン故障率ランキング2016―利用者3万人に調査―
http://net-shitsuji.jp/pc/content/breakdown-ranking.html

一番壊れにくいPCメーカーはASUSだそうです。
えっと「何て読むんでしたっけ?」のASUSです。
あっ、ボクは486のころからの自作PCマニアなのでエーサスと読みますが、正式にはアスースで、その後、エイスースになりました。
っていうか読めない名前を付ける時点でダメダメなわけですが、PC自体は故障率が一番低いらしい。

で、上のリンク先のページには壊れにくいメーカーのランキングがまとめられていますが、面白いのは先日も書いたようにHDDの故障率が低いということと、どのメーカーも電源の故障が主要な故障原因になっていることです。

これは、言い換えると故障した電源ユニット(ACアダプタ)の交換方法を抑えておけば、PC自体は長く使うことが出来る、ということかもしれません。

また、電源が故障しやすい理由には別の側面があると思います。
それは、CPUや周辺チップが省電力機能を付けたため、普通にPCを使っている間でも消費電力が大きく変わることがあり、そのような消費電力の変化によって電源回路が消耗(劣化)するというものです。
多分、こういう故障の傾向はしばらく続くんでしょうね。

ただそれでも、ハードディスクが壊れるよりも電源ユニットが壊れてくれた方が、保守屋さんとしては有難いですけどね。
重要なのは交換用の電源ユニットをちゃんと確保できるか、ですね。

2017年02月09日

古い本を直す人の動画



これぞ職人技、という動画です。

古い分厚い本を修理する人の動画です。
以前、日本の同じような職業の人を紹介するテレビ番組を見たことがありますが、こちらの動画の作業風景は、なんとも古そうな立派な本の修理です。
最後の金箔の文字を刻みこむあたりは本当に職人さんっぽいですね。

その作業風景はなんとも格好良いです。

2017年02月08日

Office365ユーザー向けOffice2013のサポート終了

Impress Watchで知ったんですが、Office365ユーザーが使えるOffice2013のサポートが、2017年2月末で終わるそうです。

詳しい記事はこちら。
Office 365ユーザー向けの「Office 2013」サポートが2月28日で終了、インストールも不可に
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1042135.html

Office365は期限を切られたライセンス製品なので、Office2013からOffice2016に乗り換えてね、というマイクロソフト側の意図があるんですが、それでも、ちょっと一方的な感じがしますね。まぁいつものことですが。

Office2013じゃないとダメな条件というのは、ボクの関わった仕事ではあまりありませんでしたが、それでも、何かのマクロを組み込んだExcelのワークシートなんかだと、バージョンアップしたら動かなくなりました、ってことがあるかもしれません。

それに、操作性も違ってくるでしょうから、ユーザーはその違いを乗り越える労力を強いられます。

年配者ユーザーはちょっと可哀そうな気もします。

ちなみに、パッケージ版のOffice2013のサポート期限は2023年4月11日だそうです。
Office365からOffice2013に乗り換えるユーザーもいるのかな、と思いました。

なお、Office2013もインストール自体はダウンロードによるものなので、2023年4月11日を過ぎるとダウンロードやインストールができなくなる可能性があります。
頭の片隅にでも覚えておいたほうが良いかもしれません。

2017年02月07日

透過型ファイアウォールでログ収集

透過型ファイアウォールを使って通信ログを取って、そのログの統計情報をまとめて、管理者宛てにメールを飛ばす、みたいなことをしたいんです。ずっと以前から。

で、多分もっと色々とやりたいことが出てくると思うので、Linuxを使ってiptablesで透過型ファイアウォールを構築する方法を模索しているんですが、ちょっとやりかけただけで「うわっ、大変そう」ってなります。

さらに言うと、設定はブラウザ上のGUIでやりたい、なんて考えると「うわっ、めちゃくちゃ時間が掛かりそう」って鳴ります。

そもそも、そういうものを構築した経験がないし、TCP/IPの奥まった話なんてちゃんと理解しているわけでもない。
そんなボクができるわけもなく、もし本当にやり遂げようとするなら、残りの人生を捧げるぐらいの覚悟が必要なんじゃないかと思っちゃうんです。(ちょっと大げさだけど)

じゃあ、そういうのを手っ取り早くやる方法はないのかと言えば、多分、SOPHOSの無料UTMを導入する方法あたりが無難な気がするんですが、ぶっちゃけあそこまではいらないんですよ。
機能は少なくて良いので軽くて低価格ルータに透過型FWが付いているだけで良いんです。
そういう意味で一番近いのはDD-WRT(もしくはOpenWRT)なのかな、なんて考えたりしてます。
ただこちらも、本当にやりたいことが出来るのかはやってみないと分からないんですけどね。

2017年02月06日

Raspberry Pi Compute Module 3対応のノートPC化キットを誰か作って!

なんか、Chromebook向けにAdobeがPhotoshopやIllustratorを無償提供するらしいニュースを見ました。
貧乏学生にAdobeのクリエイティブツールを使ってもらう機会を増やすのが狙いだとか。

こういうニュースを見ると、また再びChromebookって良さそうやんって考えてしまうんですが、個人的にはGoogleアカウントとの結びつきが強すぎるChromebookがちょっと嫌だったりするんです。
それだったら、使わなくなったノートPCとかもともと激安で売られているWindows系のノートPCにubuntuをインストールしたほうが使い勝手が良さそうじゃないですか?
端末用OSとしてのubuntuのユーザー数は多いですし、少々のトラブルも多くのユーザーが対策方法をネット上に上げてますからね。
chromebookを新規で買うなら、そういう選択肢もアリなんじゃないかと考え出してしまうんです。

ただ、WindowsがインストールされたノートPCを買ってきて、わざわざubuntuをインストールするという行為ってどうなの?とも思います。
だったらWindowsのままで使った方が良いやんって。
結局のところ、ubuntuとかその他のLinuxって、端末用のOSとして利用する場合、それじゃないとダメという理由がないと意味がないですよね。
何だかんだ言って、Windowsの方が楽だし使いやすいし。
Linux系のOSじゃないとダメな理由があるとすれば、ボクの場合、Cでの開発とか、特殊なファイル加工とか、スケジュールを組んで色々やらせるとかです。
って、ノートPCである必要性すら疑問になってきますけど。(笑)

Raspberry Pi Compute Module 3そういう意味で、今一番注目しているのが、Raspberry Pi Compute Module 3です。

Raspberry Pi 3の小型モジュール化したものです。
このモジュール型のRaspberry Piと、ノートPCがどう関係があるのかと言うと、このRaspberry Piを搭載できるノートPCの「ガワ」があったらいいのにと思ったんです。

同じようなものは過去にありました。「Pi-Top」という製品です。
クラウドファウンディングで作られた製品です。
ただ、本当に従来型のRaspberry Piをそのまま内蔵するという仕組みだったため、分厚くて不格好なノートPCになってしまうのが最大の難点でした。

今回、Raspberry Pi Compute Module 3が登場したことで、これを搭載できるノートPCのガワを誰かが作ってくれたら、スマートなラズパイノートが出来るんじゃないかと思いました。
それに、CPUとかメモリがSO-DIMMの形状になっているので、新しいモジュール型のRaspberry Piがリリースされるたびに、スペックアップできます。
そういうことを考えると、モジュール型Raspberry Piを搭載したラズパイノートが登場したら買いたくなるでしょ?
出来ればミニノートサイズで、価格が3万円以下なら本気で欲しいです。
誰か作ってくれないかな。

2017年02月05日

「ニュース女子」を見ました

ニュース女子TOKYO MXと言うのテレビ局の番組「ニュース女子」を見ました。TOKYO MXは東京ローカルのテレビ局ですが、番組はBS、CSを含めれば全国放送されています。

今回、この番組を見た理由は、なんか先週か先々週ぐらいにネット上で批判されてたのが気になってたんですね。

ニュース女子の動画はYoutubeにアップされているので、簡単に過去の放送分を見ることができます。
これは、この番組のスポンサーのDHCが公式にYoutubeにアップしているためです。

番組内のCMは全部DHCで、Youtubeの動画内にもDHCのCMが入ります。
こういうのって、違法アップロード動画に良くあることですが、番組のスポンサーが公式にYoutubeにCM付きの動画をアップしてくれるというのは、なんか好感が持てますね。
こういう既存の動画サイトを利用したテレビ番組の放映方法が広まると、見る側は楽で良いですね。

で、このニュース女子と言う番組を見た印象ですが、グラビアアイドルとかタレントの女の子が並んでいるスタジオで、専門家のオッチャンたちが時事ニュースを詳しく解説すると言うものです。
取り上げるニュースの内容や解説するオッチャンたちの説明を見ていると、大阪読売テレビの「そこまで言って委員会」に近いものがあります。
出演者のオッチャンたちもそこまで言って委員会に出ている人が何人もいますから、ニュース解説の方向性は、そこまで言って委員会に近いものになるのは容易に想像できるんですが、同時にスタジオのおねーちゃんたちも自分たちの意見を述べる機会が多く設けられているので、番組としては良いバランスを取っているように見えます。
あっ、これはボクの個人的な感想ですよ。

そもそも、ボクのいる愛知県では「そこまで言って委員会」を放送しているので、そこまで言って委員会と比べたらすごく中立的だと思います。

そんな番組の中で問題とされたのが、沖縄の基地問題を取り上げた特集でした。
その内容については、ネット上でも色々と話題になっているので、詳しくは説明しませんが、この問題とされている番組回の「沖縄基地問題の反対派の実態」をテレビ番組で取り上げることが、当事者たちにとっては不都合なことだったのは事実のようですね。
その為、この番組に対する批判がネット上に溢れかえる結果になったみたいです。

そんなことで騒どると「そこまで言って委員会」をみたらチビるでしかし。(by横山やっさん)

でですね、こういうことを考えたんです。
この「ニュース女子」と言う番組が良いか悪いかは別にして、ボクなんかがマスコミや報道、またインターネットを飛び交う情報に求めることの一つは、普段、報道されない真実を提供してくれるかどうか、なんです。

今まで多くのマスコミは「政治家にとっての隠された真実」を暴露してきました。
「大企業の隠された真実」も報道してきました。
でも、マスコミのスポンサー企業については報道してきませんでしたよね。
他にも、特定の外国国家の不都合な真実とか、宗教団体についての真実とか、右翼団体、左翼団体についての不都合な真実も報道してきませんでした。

今回の一連の流れを見ると、たぶん、ニュース女子と言う番組は沖縄基地問題反対派にとっての不都合な真実を報道したということなんでしょう。
いえ、それが真実かどうかは見る側が判断することです。
そして、基地問題の反対派が過剰に反応している様子を見ると「多分、知られたくない事実なんだろうな」と想像するわけです。

重要なのは、あらゆる分野に対して、タブーを乗り越えた報道をしてくれるかどうかです。

そういう意味では、今回のニュース女子と言う番組がやったことは、一定の評価に値するものだと思います。
もちろん、その報道の内容が全て正しいとは思いませんし、それらを判断するのは視聴者一人一人にゆだねられたことですけどね。

ただ、今回のような番組に対して過剰反応する人たちが大勢出てくると、この手の番組が地上波で放送されにくくなるのかもしれませんね。

ボクにとっての理想は、メチャクチャ左翼思想の番組が放送されて、逆にメチャクチャ右翼の番組も放送されて、大企業を糾弾する番組とか、業界のタブーに切り込む番組とか、そういう強すぎる主張が飛び交うようなテレビ局です。
まぁ無理でしょうけど。

反面、それを担っているのがインターネットなんでしょうね。

2017年02月04日

Google翻訳、すごいよ

スマホアプリのGoogle翻訳が凄いですよ。
スマホのカメラを英文に向けると、画面の中で翻訳した文字が合成されて表示されるんです。

その詳しい説明をしようとおもって、手持ちのiPhoneでやってみたんですが、iPhoneで撮影したスクリーンショットがPC側にうまくコピーできなくて断念しました。
(オマエは機械オンチの田舎の主婦か!)

ということで、スマホをお持ちの方、ぜひGoogle翻訳のアプリをダウンロードして試してみてください。
なんだか「翻訳こんにゃく」の未来がぐっと近づいた感じがしますから。

2017年02月03日

HDDの耐久性って上がってない?

仕事で客先の端末PCのメンテナンスをしているんですが、最近、ちょっと思うのがハードディスクの耐久性が上がってるんじゃないか、ということ。

細々した端末まで入れると、たぶん、ボクが担当している端末数は多分数百台はあると思うんですが、ハードディスクが壊れるという障害が以前に比べて非常に少ないです。
ほとんどのPCは導入後3年から長くても5年でリプレイスされます。
その間にハードディスクの故障がほとんど発生しません。
いえ、発生しなくはないですが、以前なら3年を過ぎると目に見えて増えるハードディスクの故障がほとんどないんです。

これって、全体的にハードディスクの耐久性が上がっていると判断しても良いんですよね?

うーん、詳しくは分からないんですが、事務用として使われるPCのハードディスクは3年以内に壊れることは本当に少ないです。
CAD/CAM用途で、朝から晩までCAMの計算をガリガリするようなPCでも、ハードディスクの故障は最近ほとんど聞きません。

多分、ハードディスクメーカーの誰か知らない人が頑張ってくれてるんだろうな、と感謝しているところです。

どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます。

2017年02月02日

Windows7のサポート終了は2020年1月

法人向けに新規でWindows端末を導入することがよくあるんですが、今でも法人ユーザーの多くがWindows7を希望します。

ところが、Windows7にもWindowsXPの時のように、マイクロソフトによるサポート期限の満了日があります。

その期限が2020年1月14日です。

Windows7以外のサポート期限もご紹介すると、

2017/04/11 Windows Vista
2020/01/14 Windows 7
2023/01/10 Windows 8.1
2025/10/14 Windows 10

という感じです。
日付はすべて「延長サポートの満了日」です。

で、現在、このタイミングでWindows7搭載のPCを購入すると、2020年1月までしか使えない、ということになります。大体3年ぐらいですかね。
それを踏まえて、Windows7を新規導入するかをユーザーにも告知したほうが良いかもしれません。

ただ「じゃあWindows10にするか?」と言われれば、それはそれで悩んでしまうわけですが。

2017年02月01日

入国禁止を決めたトランプの真意

アメリカのトランプ大統領が発した特定の国の人たちの入国禁止措置のニュースがどんどん大きくなっていますが「トランプけしからん」という論調ばかりが報道されると、その裏側の見えないところにはどんな意見があるんだろう?って気になりません?
ボクは気になります。

で、そういうことを考えていたら、ちょうどその手のことをまとめた記事を見つけたのでご紹介します。

入国禁止措置でトランプの頭がおかしくなったと思う貴方へ 渡瀬裕哉氏
http://agora-web.jp/archives/2024183.html

内容については納得できる部分とそうじゃない部分がありますが、全体として思ったのは、アメリカという国は遅かれ早かれ、他国の文化や宗教を排除する方向に進んでいく運命だったのではないか、ということと、トランプがやっているのはその速度を無理やり早めているだけなのではないか、ということです。

あと、トランプさんは何をするにしても衝動的に見える、見せる方法が好きなようで、周りからは「こいつ、頭のネジが2,3本ぶっ飛んでやがる」と思わせるのが嬉しいんでしょう。(笑)

そして、もう一つ付け加えたいボクの個人的な見解を述べさせて頂くと、アメリカという国はもう限界にきていると思うんです。少なくとも、国民が楽をして豊かさを得られる時代ではなくなったということです。
グローバル化を進めて自由経済圏を広げることで、他国から利益をむしり取ってきたアメリカ式ビジネスモデルが破たんしかけていると思います。
そういうもうすぐ完全に沈没するアメリカという豪華客船の中で、不安がる乗客に対して「安心しろ、今から救難ボートを作ってやるからな!」と言っているのがトランプさん。
その言葉を信じる乗客たちは、もうトランプさんの約束がどんなに嘘くさくても信じるしかない人たちということです。

それ以外の人たちは自分たち専用の救命ボートを作って、とっとと船から離れていったわけ。そういう人たちの代表例が国際的な金融市場を相手にしているファンドの人たちだったり、世界を股にかけるIT企業のGoogleとかAppleなんかです。
彼らにとって、アメリカという国の枠組みはもう不要なものなんでしょうね。

この先、アメリカ国民はどれほどの不都合な時代の変化を経験するんでしょう?

2017年01月31日

FPGA VAX

DEC VAXかつてディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が製造販売していたVAXと言うコンピュータ(ミニコン)があったんですが、このVAXのシステムを現代の技術で蘇らせようとしている人たちがいるようです。

ちなみに、DECはコンパックに買収され、コンパックはHPになりました。

VAX自体は1970年代に登場したアーキテクチャで、1980年代には科学技術系の計算を行う大学や研究機関に広く採用されたという過去があります。
その後のシステムリプレイスでは、同じDECが開発したAlphaに置き換えられていったわけですが、それでもごく一部のシステムはVAXのまま運用されていたようです。

で、最近になりFPGAを使ったVAXシステムの再現を試みている人たちがいる、と言う話を知りました。

その情報がこちらです。

FPGA VAX

何でもNATOの空軍の防御システムのリプレイス用だとか。
ってか、NATOってVAXを今でも使っているんですね。そっちが驚きです。(笑)

同時に、本当にFPGAで再現したVAXシステムが完成したら、たぶんワンボードコンピュータみたいな大きさになるんでしょうね。

開発費はNATO軍に出してもらって、完成した新しいVAXシステムは一般にも安価に販売したら、一部のシステム管理者が喜ぶんじゃないかな。(笑)

2017年01月30日

イスラム教徒がなんとなく恐い理由

トランプさんがイスラム教徒の入国を制限するという話が出ています。
そういうニュースを見て、そういうのは人種差別、宗教差別だという意見が飛び交っています。

トランプさんがやってることが良いか悪いか、それを批判するのが正しいかどうかはここでは書きません。
ただ、色々な意見があるにせよ、トランプさんがやってることに、ほんの少しだけ理解できてしまう自分がいるんです。
つまり「イスラム教徒ってなんとなく恐いよね」と言う思いが自分の中にもあるんです。

それが何なのかと言うと小説「悪魔の詩(うた)」の出版とその後に起きた殺人事件のことを思い出してしまうからです。

事件の概要はWikipediaに書かれています。

Wikipedia:悪魔の詩

悪魔の詩訳者殺人事件

簡単に説明すると、イスラム教の開祖者ムハンマドの生涯を題材にした小説「悪魔の詩」の内容が冒涜的だと怒ったイラン最高指導者ホメイニ氏が作者と翻訳者の殺害を命令し、その結果、日本語版の翻訳をした筑波大学助教授五十嵐一氏が殺害されるという事件に発展した、と言うものです。
この殺人事件の犯人は現在も捕まっていませんし、2006年には時効が成立しています。

この事件が凄く記憶に残っている理由が何かと尋ねられれば、それは、この殺人事件が個人の怨恨によるものではなく、組織的に命令された結果の殺人だったということです。
そしてそれが宗教的な背景によるものだった、ということです。
さらに加えて言うと、この殺人事件の犯人が逃げおおせたということです。

犯人に本当に強い意志があって殺害したのであれば、現場に留まり警察に捕まり、その後、公の場で自身の考えや主張を述べるべきだったのに、それすらせずに逃げてしまった犯人の見えない人物像が、イスラム教徒に対する言い知れぬ恐怖心を植えつけたんだと思います。

宗教的価値観や信仰というものが、一国の法律を超えた存在になるということはボクも理解しています。
でも、殺人を正当化する教義を持つ人たちとは、やっぱり仲良くなれないと思いますし、そもそも関わり合いを持ちたくないと思うのが普通の考えです。

そういう相手の価値観を受け入れて、共生していきましょう、なんて言われても「何か宗教的な反感を買って殺されるかもしれない」と怯えながら関わりを持つというのは、日本人的感覚を持つ人には無理なんじゃないかな。

そういう懸念や心配に対する極端な行動が、今回のトランプさんの政治的判断だと思いますが、この問題についてはもう少し冷静な判断が必要だと思います。

ただ、それが簡単にできないのも事実でして・・・

2017年01月29日

平社員、管理職、経営者のそれぞれの過ち

最近、業績不振の色々な会社を見ていて思うことがあったのでまとめてみました。

平社員
朝出社してタイムカードを押して、夕方帰るときにタイムカードを押す。
出社して勤務時間を記録すれば給料が貰える、と考えるのが平社員の陥る問題だと思います。
1日8時間の拘束時間の中で、自分が受け取る給与以上のお金を稼がなければ、そもそも社員としての存在価値が無いと言う事実を、日々自分の中で自問自答しないとダメですよね。

管理職
営業目標を掲げ、数字を作り、そのために檄を飛ばし月末には帳尻を合わせる。
売り上げとか生産実績とか、そういう数字さえいれば自分は良い上司だと考えている人は多いです。
でも、数字はあくまで結果でしかありません。重要なのは、イレギュラーな状況に対応できる組織を作ること。
その為には、普段からノルマに対してバッファー(余裕)を積み重ねておいて、無理をしない体制を作ることが大切です。
加えて、部下のメンタル面への配慮も重要です。

経営者
業績が悪い事業や案件を切り捨てる。
常に結果の数字を見ながら、業績が悪化している事業については縮小し、売り上げが伸びている部門を増強する。そんな判断をするのが経営者だと勘違いしている人が多い気がしますが、そんな判断は数字さえ見れば誰でもできることです。
製品やサービスの品質を高めることや効率を改善することも部下の仕事です。
経営者の仕事は、世の中の新しいニーズを見つけて、それを売り込むことです。
新しい「稼ぎ頭」を見つけ、それを社内に取り込むことです。
お金を生み出す仕組みを創造するのが経営者の仕事です。

会社内のそれぞれの立場の人が、こういう勘違いをしてしまうと、会社自体が長い時間を掛けながら傾いていきます。
そして、傾いたころには修正、改善が出来ない状況に陥ります。
それぞれの立場で「俺は自分の仕事をちゃんをしてきたんだ!」と主張するからです。

そういう人たちの考えを変えるのは、当然ですがものすごく大変です。
そうならないためにも、今の自分の立場で、自分がちゃんと仕事をしているのかを改めて考える必要があるんでしょうね。

2017年01月28日

企業のリスク管理

たまに、ありもしないことを空想してしまうんですが、例えば、東日本大震災前のいつかにタイムマシンで行けたとして、震災と原発事故前の東京電力や政府に対して、力を尽くして原発事故の事を警告したとして、その時、果たして政府や東京電力や世論は影響をうけたでしょうか。
その結果、原発事故を防ぐような手立てを取ったでしょうか。

もちろん、そんなことは誰にも分からないことですが、ある程度想像がつくのは、一人の個人や小さなメディアに属するジャーナリストがいくら警告したとしても、体制に変化はなかったでしょうね。そしてやっぱり原発事故は起きてしまったのではないかと。

少し大人っぽい分析をすれば、タイムマシンで過去に戻って原発事故を警告する人にとっての原発事故は事実に基づく最善の方法の提言です。しかし、警告を受ける側にとっては、まだ起きていない事故、つまりリスクへの対応を迫られるという状況になります。
当然、会社経営では、警告された原発事故と言うリスクのほかに、取り組むべきリスクは無数にあります。その為、取り組むリスクに対して優先順位を付けざるをえません。

原発事故を起こした東京電力がやってきたことは、原発事故が起きるという可能性、リスクをかなり低く見ていたということです。

その経営判断の結果の原発事故を考えれば、それらの経営判断がありがちな小さなミスだったとはとても言えないわけですが、東京電力と言う大きな企業がこの大きなミスに突き進んだ結果を考える時、自分が経営判断を下す立場にない企業内の一人のスタッフであっても、そういうリスクの兆しや小さな変化、また外部からの指摘にどれだけ低姿勢な態度で真剣に取り組めるかを自分自身考える必要があるんじゃないかと思うわけです。

明日、突然知らない人が自分の会社にやってきて「あなたの会社は半年後に大事故を起こしますよ。被害者に対する賠償額は膨大なものになりますよ」なんて警告してきたとき、そういう話を本気にする必要はもちろん無いわけですが、それでも現状の業務や設備、リスク管理を見直すきっかけを作れるかどうかと言うのは、実は非常に重要なことなんじゃないかと思います。

それができるかどうか、です。

2017年01月27日

大型タイヤの再生と再利用



Youtubeで興味深い動画を見つけるとついつい紹介したくなるんですが、今回の動画は大型車や大型重機で使うゴム製のタイヤを再生する、再利用するという動画です。

上の動画がそれですね。

タイヤなんて消耗品じゃん、と思ってしまいますが大きなタイヤはその分、値段も高いですし、製造コストも掛かっているので、使い古した古タイヤでも、うまく再生させればコスト的にも安くなりエコにもつながる、ということなんでしょう。

ただ、その再生のための手間は結構な量だということが、動画からわかります。

そしてもう一つご紹介するのが、古タイヤの再生という意味ではもっと簡単な方法です。



浅くなった溝を掘るのみ、という再生法です。
えー、そんなことしたらアカンのと違う?
そう思ってしまいますが、そういうアカン方法もOKな国や地域があるんでしょうね。

たぶん、トラックの後輪のダブルタイヤの内側とかに使って、仮にバーストしてもすぐに事故にならない、という場所で使うんでしょう。
っていうか、どっちにしてもダメやん。(笑)

「タイヤなんて付いてりゃイイ」という人向けかも。

2017年01月26日

中国でVPNが禁止に

中国国内でのインターネットVPNの使用が禁止されることになったようです。
取引先の中国出張が多い人が騒いでいました。

記事をご紹介します。

ネット規制、さらに強化=VPNを許可制に―中国
中国工業・情報化省は22日、当局の許可なくインターネットの仮想プライベートネットワーク(VPN)の提供を禁じる通知を出した。

VPNは当局の検閲規制を乗り越えるもの。中国では、グーグルなどの規制対象サイトはVPNを通じて閲覧されてきたが、接続が一層困難となりそうだ。

中国では、当局に不都合な情報を規制する「グレート・ファイアウオール」という検閲システムが使われている。フェイスブック、ツイッターのほか、体制批判の記事を掲載する海外サイトなどの接続にVPNが利用されている。

今回の通知は、ネット情報の安全管理強化を名目に、来年3月末まで不正取り締まりを行うと定めている。

中国当局は海外からの情報流入に神経をとがらせ、これまでもVPNが機能しない状態になることがあった。今回の通知は、習近平指導部の2期目の人事を決める5年に1度の共産党大会を秋に控えた言論統制強化の一環とみられる。

時事通信 2017/01/23(月) 19:32配信

この記事の最後にも書かれているように、目的は言論統制ということなんでしょう。
ただ、中国は市場を開放し、インターネットの利用も解放したのに、そのうえで言論統制ができると本気で思っているところが面白いです。
ってか無理ですよね。

中国人によるVPNで思い出すのは、中国人が海外のオンラインゲームをやるために、日本などに中継サーバを置いてゲームをプレイして、そこで得たアイテムを販売してお金を稼ぐ、リアルマネートレーディング(RMT)をしまくっていたというニュースです。

あー、でもこれはVPNを使っていないやり方だったかもしれない。

ただ、VPNが禁止になることで、そういうちょっとアングラなやり方で外貨を稼いでいた中国国内の中国人が困るんじゃないかな、と思いました。

最近の中国は外貨不足だー、なんて叫ばれていますから、今回の措置はその流れに逆行しているようないないような・・・

ま、今回のニュースを見てボクが思ったのは、いくらVPNを禁止しても、すり抜ける方法はいくらでもあると思いますし、そういう方法を編み出すのが中国人です。

あと、そんなに言論統制したいなら、海外とのインターネット接続を全部遮断して、メールのみ、前時代的なUUCPなんかでつなぐ方法が良いと思うよ、ということでした。

2017年01月25日

FTPサーバの領域をネットワークドライブとして割り当てる

FTPサーバのアカウントを利用して、FTPサーバ上の領域をネットワークドライブとして割り当てる方法を探していたんですが、どうやらFtpUseというソフトが便利っぽいんです。

ってことを書こうと思ったら、同じようなことを過去にも書いていました。

FTPサーバを仮想ドライブにして同期する

うーん、忘れっぽい自分は同じことを繰り返すというやつです。(笑)

ただ、今回は少し別の面から説明しますね。

WindowsXPやそれ以降のOSでは、ネットワークドライブの割り当てのオプション機能として、FTPサーバとの接続を簡単に行えるようになっています。

そのやり方は「ネットワーク プレースの追加ウィザード」というものを使うんですが、この方法だと、FTPサーバの領域に対して、ドライブ名が設定できません。
もしかしてドライブ名を割り当てる方法があるなら、ぜひ教えてほしいぐらいです。
ボクが調べた限りではできませんでした。

ただそれでも「ネットワーク プレースの追加ウィザード」を使えば、WindowsXPの場合、「マイネットワーク」を開けば、そこにFTPサーバに接続するアイコンが現れます。
これをダブルクリックすればFTPサーバ内のファイルが、通常のWindowsのフォルダのように開けます。
Windows7などでは「コンピュータ」を開くと、ローカルドライブの下に接続したFTPサーバのアイコンが出てきます。
このアイコンをダブルクリックすればFTPサーバに接続できるようになります。

ただ、この方法だとFTPサーバの領域にドライブ名が割り当てられないんです。
ドライブ名がないため、コマンドプロンプト上からファイル操作ができません。

いや、何か方法があるのかもしれませんが、ボクは答えを見つけられませんでした。

「¥¥.¥hogehoge」みたいな不思議なパスを使うと、コマンドプロンプトから接続できますよ、という情報をお持ちの方はぜひ教えてください。

で、コマンドプロンプトからファイルの操作をしたかったので、今回使ったのが「FtpUse」というソフトです。
フリーソフトのようで、こちらからダウンロードできます。
http://www.ferrobackup.com/map-ftp-as-disk.html

このソフトを使ってFTPサーバとの接続手順をバッチファイルにしてスタートアップに登録すれば、ログインするたびにFTPサーバの領域をローカルドライブのような感覚で使えて便利です。

WindowsVista以上で使う場合は、スタートアップに登録するのをショートカットにして、管理者権限で実行するといった工夫が必要みたいです。

簡単な手順でファイルのバックアップをしたい場合に便利そうなので、覚えておきましょう。
たぶん、また忘れるけど。(笑)

2017年01月24日

東芝は最悪のシナリオへ進むのか

今日読んだ記事が興味深かったです。

現代ビジネス(週刊現代)
東芝「倒産」はついに秒読み段階か −取締役会議長が明かした内情 
何が起きているか、経営陣もわからない

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50757

内容は今回の東芝の巨額損失の原因が、東芝の経営陣ですら把握していない、分かっていないという現状と、すでに東芝は債務超過状態に陥っている、というものです。

額が額だけによそから支援に入れないんでしょうね。
なんか本当に東芝の倒産がチラついてきた気がしません?
大丈夫でしょうか?

2017年01月23日

アルミ削り出しのマウス

VGP-BMS10/S写真は2009年頃に発売されたソニー時代のVAIOのオプション品のマウスです。。
型番はVGP-BMS10/Sというものです。
マウス上面がアルミ削り出し風(削り出しでいるとは言っていない)になっています。
価格が6,500円なので、そんな値段ではアルミを削り出して作れるはずがない、と製造業の人なら分かってくれると思いますが。

で、実際の削り出しというと、普通は四角いアルミの塊からマシニングセンタなどを使って、目的の形状を削り出していく方法を思い浮かべますが、本当にそうやってマウスを作ったら、アルミ部分の製作だけで4,5万円ぐらいは掛かってしまうでしょうね。

でも、こういうことも考えるんです。
マウスと言うコンピュータの入力装置自体が今ではとても低価格で買える時代です。
1つ1000円ぐらいで買えるものもいくらでもあります。

同時に、マウスを使ってコンピュータの操作をする人たちの中には、非常に高い単価で働いている人たちも大勢います。
分かり易い例で言うと、CADオペレータとか映像関係の仕事をしている人たち、また、音楽関係の仕事をしている人たちなどです。

こういう人たちと言うのは、自分の手のマウス操作がお金を生む仕事をしているわけですから、それなりにマウスに対してのこだわりがあると思うんです。

ただ、現状では世の中に数多く存在するマウスがあるわけで、その中から自分に合ったマウスを探すにとどまっているのが現状なんでしょう。

でも古くからある職種の中の職人の人たちと言うのは、自分が毎日使う道具にはそれなりにこだわっている人が多いのも事実。
例えば、左官職人は自分が使うコテはどのブランドのものかを決めていることが多いですし、彫刻師も自分が使っている彫刻刀が消耗すれば、いつもの彫刻刀製作者に同じ彫刻刀を発注します。
板前の人も自分が使う包丁のメンテナンスをする業者を決めていることが多いです。

そういう意味では、コンピュータを使って仕事をしている人たちと言うのは、マウスに対して持つこだわりが薄いような気がします。

逆に言うと、もしオーダーメイドのマウスを作ってくれる工房のような会社があったら、一定の需要を満たすんじゃないかと思うわけです。

素材を選べて、大体の形状が最初から用意されていて、ボタンの押し込み深さも選べて、マウス裏面の位置センサの配置も選べるようにするだけで、自分専用のマウスが発注できます。
また、最初は安い素材で作っておいて、後から別の素材のものを作ってもらうことも可能です。
内部の電気的な部分は、その時々の要件によって入れ替えることができれば、5年10年と同じマウスを使い続けられます。

故障した時は5年後でも10年後でも全ての部品を交換可能なサポート体制を作り、板前の人が同じ職人の包丁を使い続けられるような体制を整えたら、一部のユーザーには熱狂的に支持されるんじゃないですかね?

マウスは、毎日手に触れるデバイスです。
一般的なプラスチック製のマウスは、毎日使っていると、自分のマウスの握り方の癖によって塗装が剥げてきたり、プラスチックの表面がツルツルになることがあります。
あーゆーのって、本来なら愛着が湧く重要な部分だと思うんですが、そういう、自分の手になじみながら変化していくマウスの姿を大切にする価値観があっても良いと思います。

そんな、こだわりマウスを作ってくれる業者と言うのは無いものですかね?

まぁ無いなら無いなりの理由も分からなくはないんですけどね。
だって、マウスを使って操作するのはデジタルデータですから、いくらこだわりのマウスを使ったからといって、データ的に差異のない仕事結果ならそこにそれ以上の価値は生まれない、ということです。

ただそれでも、そういうマウス製作業者があっても良い気がしますが、どうなんでしょ?

2017年01月22日

TCP/IPの欠陥

インターネットを支えるTCP/IPと言うネットワークプロトコルは本当に良くできていると思います。
だって、基本となる比較的簡単なルールだけで、世界中のコンピュータとユーザーを繋ぎ合わせることができたわけですから。

ただそのインターネットが広がりすぎて、IPv4ではアドレス空間が足りなくなるという問題は、当初は想定していなかったんでしょうね。
それだけインターネットによる世界的なネットワーク空間が広がったわけですけどね。

で、アドレスが足りなくなることをTCP/IPプロトコルの欠陥と言いたいんじゃないんです。

なるべく簡単に説明しますが、TCP/IPと言うのはIPアドレスを元に相手を特定します。
そして、ポートによってサービスを特定します。
言い換えれば、ポートによって種類の違う通信データを分類できる仕組みと言うことです。

ただ、TCP/IPの設計段階では全く想定していなかったんでしょうけど、このポートによる通信データの分類からもう一歩踏み込んだ分類をするルールを盛り込むべきだったと思うんです。

例えば、Webデータ(80番)の場合、通信データの中身を端的に表すカテゴリ番号をTCP/IPのヘッダー情報に盛り込むべきだったんじゃないかと思うわけ。

それが例えばアダルトサイトのデータなら識別コードが「5番」、行政政府からの情報は「1番」、広告は「7番」、インターネットセキュリティや災害、緊急性を要する情報なら「0番」とか、そういうIPパケット自身が自分の正体を教える仕組みが有ったら、今のUTMなんかがすごく面倒な方法でやっていることの大半が簡略化できると思うわけです。

メールのデータだって、通常やり取りしている相手とのメールには識別コードが「1番」、仕事や友人関係のメールは「2番」、不特定多数への宣伝メールは「7番」といった、ルールを決めておけば、インターネット利用は今よりもっと整然となるんじゃないかと思うんです。

もちろん、ルールを決めてもそれを破るヤツが現れるから一緒だという意見も分かります。
でもね、現状ではルールがないんです。
だから利用者のモラルに任せられたところが大きいんです。

そこにちゃんとしたルールがあれば、そして、そのルールがインターネットが始まった時から厳然とあるルールなら、インターネットの世界はもっとスマートだったんじゃないかと思うんです。

ちゃんとしたルールがあれば、現状に応じた罰則も作り易くなります。
データの内容を詐称した識別コードを発行し続ける事業者やサーバに対しては、問答無用でパケットを破棄する、みたいなルールを行政主導で実施することも可能だと思うんですよね。

ま、この方法が採用されていたとしても、利用者が増え続けるインターネットには他の種類の問題が常に生まれ続ける可能性はあるわけですが。

本当はそういう情報を記録するのに良さそうな「サービス・タイプ(TOS)」というIPパケットヘッダ情報があるんですけどね。今ではほとんど使われていない部分なので、上手く再利用する方法もありそうなんですが、いかんせん、すでに広がってしまった現状のインターネットでは、こういう情報を再利用するのも現実的ではないんでしょう。

こうして、インターネットユーザーのジャンクデータとの飽くなき戦いは続くのですよ。

2017年01月21日

PC-9801でUSBマウスを使うアダプタ

PC-9801 USBマウス変換器NEC PC-9801用のマウス(バスマウス)が壊れた場合、PC-9801用のマウスを入手するのは困難ですが、一般的なUSBマウスをPC-9801で利用するためのアダプタがあるんです。
そういう製品を最近見つけました。(製品自体は以前からあったみたいですけど。)

秋葉原の三月兎と言うショップが販売している製品で、写真のものがそれです。

PC-9801用のマウスは、後期のものが丸型MiniDINコネクタで、初期のものはDB9のコネクタでした。
両社はコネクタ変換アダプタで変換できたわけですが、今回のUSB変換アダプタは、丸型MiniDINコネクタに対応した製品のようです。

価格は税込み9,800円。
これを高いとみるか安いとみるかはそれぞれの価値観の問題でしょう。

ちなみに、PC-9801用の初期のマウスは1つ2万円でした。
そのあと、1万円のモデルが出て、その後はどんどん安くなりましたけどね。

思い返してみれば、昔のコンピュータ機材って、マウスに限らず、何でも高かったですよね。
だからこそ、買う時は真剣に吟味しましたし、使い始めたら大切に扱ったものです。
何でも安いというのは、個人的には有難いことですが、その分、今、目の前にある機材の能力を最大限に使ってやろう、という意気込みは無くなっていきます。

そう考えると、このPC-9801用のUSBマウス変換アダプタは、いい感じの値付けだと思いますが、みなさんはどう思いますか?

2017年01月20日

アマゾン ダッシュボタンのビジネスモデル

こんな記事を紹介されて、読んでみてすごく納得したのでご紹介します。

ところてん
Amazon Dash Buttonは何がヤバイのか

この記事を読んで、アマゾンダッシュボタンがビジネスモデル的に非常に深い設計がなされている、ということを知りました。

ついついエンジニア目線というかハードウェアの特徴に目が行ってしまう自分なんですが、ビジネスとして確立させるためには、あらゆる要素を検討してあらゆる人たちが喜んで使う形にする必要を教えられた気がしました。

あと、このリンク先の記事を書いた人のような、分かりやすく要点を的確に文章にすることの凄さも分かりました。

色々と勉強になります。

2017年01月19日

東芝が7000億円の損失

TOSHIBAなにやら、東芝の経営に暗雲が立ち込めているようです。

東芝が2005年に買収した米国の原子力関係企業ウェスティングハウス(ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニー)というのがあって、そのウェスティングハウスが2015年に買収した原発建設会社CB&Iストーンアンドウェブスターという会社があるらしいんですが、このCB&Iストーンアンドウェブスターがとんでもなく赤字企業だったため、東芝が被る損失額が、最終的に7000億円になる見込みだとか。

うーん、大丈夫?

ちなみに、2005年にウェスティングハウスを買収した時の買収額が54億ドルでした。
2005年の平均為替レートが1ドル110円ぐらいですから、5940億円のお買いものです。

って、5940億円で買った会社が10年後に大赤字こいて、7000億円を失うって、もうギャグでしかないですね。笑えないけど。

東芝には個人的にも思い入れがあるんです。(サザエさん的なものも含め)
だからちゃんとしていて欲しい。
本当にそう思います。

2017年01月18日

ユーザーの不安を煽るPC SpeedCATの広告が堂々と

PC SpeedCATの広告Windowsユーザーの不安を煽って、ソフトウェアの購入を促す迷惑ソフトはあまたありますが、そのうちの「PC SppedCAT」が、MSNのサイト内で堂々と広告を出していました。

なんかすごいな、と。(笑)

多分、PC SppedCAT側の人は「これは立派なビジネス」だと思ってるんでしょうね。
でもキミらのやってるの、詐欺まがいですから。詐欺まがいですからー!(笑)

2017年01月17日

韓国が通貨スワップ協定を必要としている理由

この話題もネット上には散々出回っている話ですが、自分なりに確認したかったので少し調べてみました。

一番分かり易く説明されていたのが以下のサイトです。

新宿会計士の政治経済評論
韓国の外貨準備の75%はウソ?
http://shinjukuacc.com/20161204-01/

韓国の外貨準備高は、1997年の通貨危機の後、200億ドルだったのに対して、2015年には3660億ドルまで増やしているんですが、その中身が不透明だと以前から言われていました。

ここで言う外貨準備高というのは、一つの国が海外と貿易した結果得られた外貨のことで、世界中の国々が保有する自国以外の外貨の合計の約63%が米ドルとなっています。

ただ、どこの国と貿易をしているかによって、それぞれの国の保有する外貨の中身は変わってきます。
日本の場合、アメリカとの貿易が多いので当然、米ドルの保有率が高くなります。

それらの米ドルは現金として持っていても仕方がないので、米ドルで米国債を購入して運用するという方法を取るのが普通です。
そのため、保有する外貨の中の米ドルの割合がそのまま米国債の購入額として表れます。
日本の場合、1.2兆ドルの外貨準備高があり、米国債が1.1兆ドルとなっているので、保有する外貨の大半が米ドルであり、その米ドルでそのまま米国債を購入している、というのが客観的にも分かるわけですが、韓国の場合、保有する外貨の合計(外貨準備高)が3700億ドルに対して米国債が900億ドルと、妙に少ない額のため「持ってる外貨のうち、米ドルの割合が少ないんじゃないの?でも韓国の主要貿易相手国って米国やん?」と疑問を持たれてきました。

25%が米国債で、残りの75%が良く分からない外貨ということです。

ここでは「良く分からない外貨」については詳しくは書きませんが、一部噂では不良債権化した何かとか、ジャンク債とか、まぁとにかく色々と噂されています。

で、韓国政府は「うちは外貨準備高が3700億ドルもあるから安泰ですわー」と言っているんですが、実際に何かあった時に使えるお金は、米国債分の900億ドルしかないわけで、それが韓国の現状だということです。

ちなみに、韓国の貿易輸出額は毎年5500憶ドルほど。
日本は2011年に8200億ドル、2015年は6200億ドルほどです。

それに対して、外貨準備高のうち利用可能な米ドルが900億ドル(韓国)と、11000億ドル(日本)となっているので、いかに韓国の米ドルが少ないかが分かります。

韓国の米ドルが少ないと何が問題になるかというと、ウォンの売り浴びせのターゲットになった場合、韓国の中央銀行によるドル買い市場介入が出来なくなります。
それが出来ないと、ウォンは極端な安値になり韓国経済は外国との現金のやり取りが事実上できなくなり、経済が破綻します。

日本の「円」は過去にそういう売り浴びせのターゲットになった時、日銀が莫大なドル買い介入を長期間行い、円の暴落を防ぎました。世にいう「日銀砲」です。

今の韓国は「韓銀砲」が打てない状態です。そのため、通貨スワップ協定を早急に結ぶ必要がある、ということですね。

ただ「韓銀砲」以前に韓国経済が破たんするシナリオがいくつもあるみたいで、シャレにならない状態がしばらく続くというのが韓国の今の問題です。

あと、朴槿恵さんはこれらの問題に対して現実的な対応をしていたみたいなんですが、あんなことになっちゃって、今では誰も現実的な対応をする人がいない、という問題も付け加えておきます。

2017年01月16日

雪は大したことありませんでした

この土曜日から日曜日の大雪は、名古屋では一番降ったところで15僂阿蕕い任靴拭
土曜日の夜は道路にまで雪が積もっていましたが、日曜日の午前中にはもう大体の道路で溶けてしまって普通の生活ができるレベルになっていました。

ま、何事も無かったのは良かったんですけど、あれだけ「大雪注意」って言われていたので、ちょっと期待はずれな感じが。

っていうか、最近の台風とか大雨とか大雪の事前報道って、かなり大げさなものだと思いません?
もちろんそれは注意喚起の意味では正しい報道なのかもしれませんけど、反面、オオカミ少年状態になっていくような気もします。

その分、情報を受け取る側の慎重さ、推察の深さが必要になる、と言うことでしょうね。

2017年01月15日

トヨタセンチュリーが20年ぶりのモデルチェンジ

FSハイブリッドコンセプトトヨタの最高級セダンのセンチュリーがモデルチェンジするそうです。

こちらの写真は2011年にモーターショーで展示された「FSハイブリッドコンセプト」と言う車ですが、これが新型センチュリーのベースになるだろう、と言われています。

発売は2018年になるそうで、現行センチュリーの前回のモデルチェンジが1997年なので約20年ぶりのモデルチェンジになるとのこと。
今のところ分かっているのはV12エンジンからV8エンジンのハイブリッドになるだろう、と言うことです。

ただ、初代センチュリーが1967年発売で、その後30年間モデルチェンジしなかったらしいんですね。
そういう意味では、今回は20年でモデルチェンジなのでサイクルが早いと言えるのかもしれません。

ただ、個人的には現行センチュリーがもう20年前のモデルだということが衝撃的でした。

なんていうか、まだ10年も経っていない気がしていたんです。
それがもう20年なんですね。
それが一番ショックでした。(笑)

2017年01月14日

土曜日は大雪

1月14日、土曜日は全国的に太平洋側でも大雪になるそうです。
とりあえず、週中じゃなくて週末で良かったです。

ボクの住む名古屋では、積雪予報が10cmとか20cmと言われていますが、他の報道ではもっと積もる、みたいな話もあって、実際のところどうなんでしょう?

そういえば、佐川急便の運転手が「どうせ降るならドカドカ降って、全てのお客が(荷物が届くのを)諦めてくれるぐらいがいい」と言っていました。
何とも切実でした。(笑)

センター試験を受験する受験生にとっては忘れられない日になるかもしれませんね。
ぜひ、十二分の準備をしてください。

2017年01月13日

今日の迷惑メール:ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。

今日届いた迷惑メールです。

ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。
セキュリティ警告!!
お使いになっているオフィスソフトの授権が終了されてしまう可能性があります!!
日本マイクロソフトセキュリティチームはお使いのオフィスソフトのプロダクトキーが違法コピーをされた可能性があることを発見しています。
攻撃者はお使いのオフィスソフトのプロダクトキーを利用して他のオフィスソフトを起動しようと試みています。ご本人の操作なのかどうかが確定できないため、お手数ですが、直ちに検証作業をしてくださいますようお願いします。
検証作業をしていただけない場合、日本マイクロソフトはお使いのオフィスソフトのプロダクトキーの授権状態を終了させていただきますので、ご了承ください。
今すぐ認証
*ライセンス認証(マイクロソフトプロダクトアクティベーション)とは、不正コピーを防止するための技術で、手続きは、短時間で簡単に実行できますまた、この手続きは匿名で行われるので、お客様の個人情報は保護されております。"


本文が丸々文字化けしていたので、文字コードを変換してなんとか読めるようにしたんですが、多分、これってHTMLメールになっていて、リンク先をクリックすると良からぬことが起きるタイプのメールなんでしょうね。

ちなみに、届いたのはinfo@******.co.jp でした。

送信元メールアドレスは、support@microsoft-securityprotection-support.comです。

このメールは偽メールなので、みなさんご注意を。

2017年01月12日

強烈な成功体験を捨てられないIT業界

今のIT業界の管理職以上の人たちと言うのは、1990年代から2000年代初頭にかけて、色々な分野での強烈な成功体験をしてきた人ばかりだと思います。

例えば、NECのPC98の寡占状態だった国内PC市場にコンパックショックなどの大きな転換点があり、その後のWindows95ブームとインターネットブームがあり、社内LANが普及したり、PCサーバの役割が増大したりと、色々なビジネスチャンスがひっきりなしにやってきた、そういう時代を経験している人が今のIT業界のそれぞれの会社の管理職になっています。

なので、そういう時代に経験した成功体験をもう一度手に入れようと考えてしまうわけです。

さらに言うと、技術革新のスピードが速い業界なので、同じ業務を続けていると、あっという間に「儲からない商売をしている会社」になってしまいます。
その為、常に新しい技術についていくことや、新しい製品やサービスを提供する側になるという使命が課せられます。

加えて言うと、IT業界の悪い側面は、価格破壊だと思います。
今まで数百万円をはたいて導入していたコンピュータシステムが、毎月数万円で利用できる、みたいな話が多すぎるんです。
その為、今、顧客に提供しているビジネスは来年には他者が提供する違うサービスに移行してしまうかもしれない、そうならないためには、常に新しい価値を生み出し、それを顧客に提供し続ける必要があるわけです。

一般的な業界によくある「一つの技術を磨き上げ、経験を積み、顧客の信頼を積み重ねて業界内で不動の地位を得る」と言う理論は、IT業界では通用しません。

常に新しい技術や製品やサービスを探し求めることになるわけですが、それって、結構しんどい作業ですよ。

たまに思うことなんですが、IT業界でそれなりに楽しみながらやっていくには、無限の好奇心と、自身のスキル面でのバックボーンと、同時に自身のスキルを全否定するぐらいの「思い切り」が必要な気がします。

そういうことができない人たちと言うのは、たぶん、過去の成功体験を捨てられない人たちか、ルーチンワークで仕事をこなし、そこそこ良い思いをしてきた人たちなんでしょうね。

IT業界はもしかしたら、急速に「儲からない業界」になりつつあるんじゃないかと心配になります。
ただ、変化だけは過剰にあるので、それを楽しむ余裕があるなら、面白い業界なんですけどね。

2017年01月10日

名古屋のパソコン業界の1990年頃の話

先日も古いパソコン業界について書かれた「やる夫と学ぶホビーパソコンの歴史」が面白いをご紹介しましたが、あの頃の情報って、インターネットが発達した現在でも情報が少ないんですね。

で、ボクも実体験を踏まえ、少し当時の話をしたいと思いました。

ボクが子供の頃、パソコンは「マイコン」と呼ばれていました。
ちょうど1980年代中盤です。

どうでも良い話ですが2010年代に入り、ボクは個人的にPICやArduinoなどのマイクロコントローラで遊ぶことが多くなったんですが、こちらも「マイコン」と呼ばれるんですね。
初めてマイコンチップを買った時「あー、これでナイコン族から卒業だー」なんて思いました。(笑)

で、1980年代はパソコンが家庭に入った時代です。そして、その利用用途の多くは「ゲーム」でした。
マイコンBASICマガジン(ベーマガ)を買い、掲載されていたゲームのBASICプログラムを必死に打ち込み、カセットテープにセーブして、繰り返し遊ぶ、と言うのがパソコンユーザーの日常でした。

この時代を経験している人は「マクセルCP10」と言うカセットテープの利用者だったと思います。CP10はパソコン用データテープで、録音時間10分と言う短い時間のカセットテープですが、ベーマガの読者はこれぐらいの録音時間で収まるプログラム量しか必要としていませんでしたからね。
そもそも、10分間の録音時間でも長すぎるぐらいでした。
その為、複数のファイルを録音し、カセットテープのケースに入れた紙(インデックスカード)にファイル名のリストを書くのが普通でした。
結構長いプログラムでも、10分テープに4,5個は余裕でセーブできた気がします。

その後ぐらいですかね。カセットテープ版の市販のゲームソフトが出回り始めたのは。
電波新聞社なんかが、ナムコのアーケードゲームをパソコンに移植したソフトをカセットテープで発売していました。
1本3000円ぐらいしたと思います。
こういう市販のソフトはそれなりにちゃんと作られていたので、プログラムの容量も大きく、カセットテープのロード時間も長かったです。
1980年代のパソコンユーザーは、ゲームで遊ぶ際には、このカセットテープのロード時間を忍耐するという儀式を毎回していたわけです。

ちょっと整理しますね。
その時代のパソコンユーザーは、パソコンをどこで買ったかと言うと、名古屋の場合は大須の電気街でした。
電気街にはもともと電子部品を扱うお店が多くありましたし、アマチュア無線などを扱うお店もありました。
また、マニアックなオーディオ機器を扱うお店も沢山ありました。
そういうお店がパソコンを取り扱うようになったのが1980年代初頭で、その流れは1985年頃まで続きます。

その後、1980年代後半になると、家電量販店の一部でもパソコンを扱うようになります。
名古屋には当時栄電社と言う家電量販店がありました。その後のエイデン、そして、現在のエディオンです。
当時の栄電社の店舗の一部では、パソコン専門フロアがある店舗があったんです。
ちょうど、PC-8801mk2とかその後のSRの時代です。
PC-9801mと、その後のVMと言えば分かりますかね?
家電量販店にパソコンが並ぶ頃になると、自作ゲームも市販ゲームも、記録されるのはフロッピーディスクになっていました。

さらに、家電量販電のフロアの壁側には、生フロッピーや市販ソフトが陳列されていました。
そんな空間にパソコン好きの社会人や学生、また地元の子供たちが集まっていたんです。
そして、パソコン好きが集まれば、当然、ソフトの交換がなされます。
お店の展示用のパソコンを使って、持ち寄ったゲームソフトをコピーしあうわけです。
ただ、そういう行為もお店側からしたら黙認されるという、何とも大らかな時代でした。
常連が持ち込んだ新作ソフトを、みんながコピーする。そのコピーメディアは、お店の生フロッピーを購入する、と言う謎ルールが横行します。
そしてなぜか店員さんもゲームのコピーを要求するというフリーダム状態に。(笑)

そんなやりたい放題な空間も、家電量販店本部の意向で終焉を迎えます。
それはゲームなどの市販ソフトのリリース数が増えて、市販ソフトの売り上げが増大する中で、同じフロアで公然とゲームソフトのコピーが横行すればフロアの売り上げにも悪影響を及ぼすという当たり前の判断だったんでしょうね。

かくして、家電量販店やパソコン本体を販売するお店でのゲームソフトのコピー行為はタブーになるわけですが、その頃に登場し始めたのが、ゲームソフトのレンタル屋さんでした。

ゲームソフトのレンタル屋さんと言うのは、ビデオレンタルのお店をそのままパソコンソフトレンタルにした、と言う感じのお店です。
お客さんは運転免許証などを提示して会員証をつくって店内の好きなゲームソフトをレンタルします。
そして、2,3日日後に返却するというシステムです。

ただ、ビデオレンタル屋さんと違うのは、利用客のほぼすべてが、借りたソフトをコピーするということです。

その後、1988年頃にはゲームソフトのコピープロテクトが強化されますが、それらのプロテクトを解除するコピーツールが次々に登場します。
そして、複雑化するコピープロテクトに対応するため、ソフトごとに対応するコピーツールまで登場します。

ボクがリアルタイムで経験した事から説明すると、非常に高性能なコピーツール、Wizardが発売されます。しかし、次々と新たなプロテクトが登場します。その結果WizardはV3までバージョンアップします。
しかし、Wizard V3ではコピーできないプロテクトが登場します。
その結果、Wizard V3のオプションソフトが登場します。
個別のソフトに対応した追加ディスク(ファイラーと呼ばれるもの)です。

ソフトレンタル屋さんは、このWizard V3とファイラーまでレンタルするようになります。
その結果、レンタルするソフトとWizard V3とファイラーを一緒にレンタルするというのが、ソフトレンタル屋さんの通常業務になります。
(Wizard V3は最初にレンタルすれば、コピーできるのでその後はレンタルする必要はありませんが。)

1990年前後の数年間、このソフトレンタル屋さんは全国に広まります。
一般家庭にまでもパソコンが普及していたため、そのパソコンで使えるソフトの需要は拡大し続けていたわけです。

また、同時代にビデオレンタル屋さんが一般に認知されたこともあり、パソコン用ソフトをレンタルすることも普通に受け入れられる文化だったんでしょう。
さらには、ソフトレンタル屋さんがコピーすることを推奨するかのような「コピーツール」をセットでレンタルしていたため「高額なソフトが安価に手に入るやんけ!」と状況を理解したユーザーたちによって、瞬く間にソフトレンタル業は世間に拡大していったんですね。

ただ、パソコンソフトを開発しているメーカー側も、そんな状況を放置している訳もなく、この手の商売に対して法的な手段を講じるようになり、結果としてソフトレンタル業は撲滅される結果になります。

ただ、この話にはもう少し余談がありまして、ソフトレンタル業自体が法律的な認可や届け出を必要としない業態だったために、どの地域のどういう業者がソフトレンタル業をしているか、と言う実態が把握されないまま、時間が流れたんです。

名古屋の場合、大須の電気街でソフトレンタルをしていた「ダイナ」というお店は真っ先に営業停止に追い込まれました。
しかし、その後も名古屋の中心街から離れた地域では、個人営業のソフトレンタル屋さんが営業し続けました。

ただ、今となってはそういう情報すら、インターネット上に無いのが現状です。
ボク個人としては、そういう情報がインターネット上にあっても良いんじゃないかな、と思うんです。

そういう意味で、今回はボクの知っている情報をご紹介します。

最初の一つ目は、名古屋市天白区の野並交差点から北西にあった小さなソフトレンタル屋さんです。多分、個人経営のお店です。
記憶も曖昧なんですが、川沿いにあった小さなお店にパソコンソフトが沢山並んでいました。お店の名前は覚えていません。
狭いお店に沢山のソフトが並んでいた、と言うイメージしかありませんが、ソフトは結構充実していた気がします。

もう一つのお店は、愛知県東海市名和町にあったお店です。
こちらも個人経営のお店です。
このお店は、ソフトレンタル以外にパソコンの販売もしていたことです。
ただ、1990年ごろの話なので、どういう業態でどういう商売をしていたのかは不明です。

ただ、今思えばそういうグレーな商売でも結構儲かったんでしょうね。

これらのお店については、お店の名前すらボクは覚えていないんですが、こういう個人経営のお店は当時は沢山あったと思います。

これが東京などの人口の多い地域なら、法律面でNGになり閉店に追い込まれたんでしょうけど、名古屋のような地方都市ではこの手のお店が結構長く続いていたのも事実です。

今回挙げた2店舗について、詳しい情報をお持ちの方は是非コメント欄から情報をください。
また、愛知県内、名古屋市内の1990年頃のパソコンショップ情報も教えていただければ、再び記事にしたいと思います。

この辺りの情報はインターネット上に本当にないんです。
そういうことも踏まえ、ぜひ情報を頂けると嬉しいです。

2017年01月09日

冷静さは大切

自分が常に冷静でいられているか、と聞かれると返答に困ってしまいますが、重要な局面での冷静さを保つことの大切さは理解しているつもりです。

例えば、3日前(2017年1月6日)に米国の次期大統領のトランプ氏がツイッター上でトヨタ自動車を名指しで批判し、それがニュースになりました。
内容は、トヨタ自動車がメキシコでの工場を建設計画を進めていることへの批判でした。
このトランプ発言に対して、トヨタ自動車は「メキシコ工場の計画によりアメリカ国内のトヨタの工場の雇用が減ることはない」と述べています。
このトヨタの言い分は良く分かります。
加えて、トヨタと政府は「すでにアメリカ国内での雇用創出に協力してきたのに何言ってるんだ?」という論調になっています。それをマスコミもそのまま伝えています。
NHKの21時のニュースのキャスターの河野氏は少し発言をためらうような間を置いた後「トランプ氏の発言は恫喝」とまで言いました。
この「恫喝」発言はちょっと面白かった。
あー、NHKのニュースキャスターがここまで言っちゃうんだって。(笑)

で、これらの一連の報道を聞きながら思ったんですよ。もっと冷静に考えないとダメなんじゃないかな、と。
そもそも、トヨタがメキシコで作った車って、アメリカ向けの輸出車になるんですよね。
じゃあ、間接的にもアメリカ国内の雇用に影響があるんじゃないですかね?
だったら、トランプ氏が怒るのも分からなくはない、と思いません?

特にトランプ氏の就任前の今の時期、彼に対して少なからず花を持たせてあげる必要はあるわけで、そういう配慮と言うか根回しが出来なかった意味では、トヨタ自動車は「あのオデコの広い伝説のペテン師」を見習うべきでした。
どうでもいい話ですが、ボクはこのペテン師の会社の携帯電話を使っていることに、日々罪悪感を感じています。元々は東海デジタルホンだったんですけどね。おかしいな・・・(笑)

んで、話が横道に逸れましたが、世の中で起きていることや、それらを報じるニュース報道というのは限られた情報ソースであったとしても、そこから考えうる状況や背景を推察し、常に冷静な過程と判断をすべきだと思うんです。
それが社会の安定につながりますし、自分の仕事や生活の安定にもつながると思います。

と、ここまでが前振りです。(笑)

と言うのも、そういう冷静な判断ができる人はかの国にはいないのか?と本気で呆れてしまうのが韓国なんですね。

この週末の韓国と日本との大きな話題は、プサンの慰安婦少女像の設置とそれの対する日本政府の対抗措置のニュースでした。

この件についてあちらの国民感情とこちらの国民感情は抜きで考えると、現在の韓国経済はかなりヤバい状態にあって、外国投資家などの民間資金を呼び込むことが出来なくなっているぐらいヤバい状態に陥りつつあるわけですが、その状況を打開するには、政府間の金融安定化政策が最重要課題になっているんですね。

それも、1つや2つの打開策ではダメで、長期的な海外からの支援をとりつける必要があるぐらいの状況なんです。
というか、海外からの支援が無いと、本当に韓国経済はまずいんです。
どれぐらい悪化しているかは、他のサイトをご覧ください。

で、そういう中でいつものように最後の最後まで見捨てていないのが日本という国なんです。
それは、地理的に近い関係だということと、北朝鮮の軍事的な脅威も理由になっていることは言うまでもありません。

ただ、これらの要素も金銭的なメリットデメリットで計算できるものだと思います。

つまり、もし韓国と北朝鮮で軍事衝突が起きて、朝鮮半島が北朝鮮化した時に、日本の民間企業が被る経済的損失と、韓国の北朝鮮化による日本の自衛力の強化のためのコストを計算した結果と、韓国経済を立て直すために日本側が負担する経費を計算した結果を比較すると、既に現状では前者の方が安く済む、という結論が出ているわけです。

これが冷静な判断と言うものです。

ところが、韓国側にはそういう計算ができる人が、民間にも政府にもいないらしく、今回のような慰安婦像の設置の際に、民衆感情を優先する判断をしてしまうわけですね。
それが国対国の約束を破ってでも、です。

韓国政府が本来やるべき仕事は、日本政府との通貨スワップ協定を再開させることです。
この通貨スワップ協定は、韓国が抱える外国に対する借金の保証人として、日本になってもらうことです。
その保証人契約をして、海外の民間資本を呼び込み韓国国内の産業を活性化させ、国内財閥の影響力を低くし、中小零細企業を支援し、内需を拡大し、輸出国と連携して通貨安状態を維持することです。

そこまでできないと、韓国経済は復活しないと思います。
そのことを冷静に理解している韓国人はどれほどいるんでしょう?

2017年01月08日

GPSデータロガー GT-730FL-YL

GT-730FL-YLGPSデータロガーという製品をご存知でしょうか。
写真にあるような、単一乾電池ぐらいの大きさの装置で、この中にバッテリーとGPS情報の記録装置が入っています。
これを持って外をウロウロとまわってから、家に帰りPCのUSB端子に差し込むと自分がどの時間にどのあたりをウロウロしていてのかが確認できるというものです。

利用用途としては、山登りをする人が家に帰ってから自分がどのルートを通ったのかを家に帰ってから確認する、というのが一般的なようです。

記録できる時間はこの写真の機種の場合、仕様上は18時間。実際には10時間ほど記録できるそうです。
他の使い方としては、外で遊ぶ子供に持たせて家に帰ってきたらどこで遊んでいたのかを確認するとか、会社なんかでは営業車に取り付けて運行記録の詳細を管理する、とかですかね。

どうしても、人間の行動履歴を記録するという装置なので、調べられる側の人としてはあまり面白くないものになっちゃうでしょうね。

そういう意味で一番活用されていそうなのは、浮気調査をする私立探偵さんとかかな。
自動車のどこか分からないところに隠すように取り付けて、普段、どこに行っているのかを調べるには便利そうな装置ですからね。

あとは、外を出歩く飼い猫の首輪に取り付けられるなら、猫がどこら辺まで遊びに行っているのかを調べることが出来て面白いかもしれません。

残念なのは、この手のGPSデータロガーにはそれ自体に通信機能がないので、現在どこに監視対象がいるのかを、リアルタイムに調べるすべがないということです。
その為「帰ってきたときにそれまでの行動記録を確認する」しかできません。
迷子になった猫の現在地を調べるとか、子供が誘拐された時に現在の位置を調べるような使い方はできないわけです。

ま、そういう機能は現状ではスマホぐらいしかできませんわね。

で、上の写真にあるGT-730FL-YLですが、発売されたのは2011年頃のようです。
価格は最安値で3000円ほどだったみたいですね。
現在は、Amaznonで3880円でした。
ちなみに、GPSデータロガーの分野では低価格商品の部類に入るようです。

ただ、発売から5年以上たった今でもモデルチェンジせずに販売されているということは、それだけ買い求める人が少ない、と言うことなのかもしれません。
IOデータも同じような製品を2011年にリリースしていますが、現在もモデルチェンジせずに販売しています。(ちなみにIOデータの旅レコはOEM供給品です。)

モデルチェンジしないということは、それだけ発展のしようがない製品であるのと同時に、機能追加やモデルチェンジによる前モデルの低価格化が進まない、と言うことでもあります。

もし、この手のGPSデータロガーの価格が1つ1000円程度になったら、間違いなく2,3個買ってみたくなりません?
とりあえず買ってみて、何に使えるか試してみようと思いますよね。

また、もっと軽量になりもっと長時間記録できるようになれば、全然違う利用用途も生まれてくるかもしれません。

簡単に言うと、利用用途が決まっていない人にとっては、衝動買いする価格帯ではない、と言うことです。

2017年01月07日

宴会場の忘年会という文化

毎年恒例の○○工業の設計部の忘年会は、いつものように車で2時間ほど離れた海辺の観光地の観光ホテルの宴会場で行われます。
年の瀬の12月の第2週か第3週の金曜日は早めに仕事を切り上げ、設計部の社員はホテルが用意したマイクロバス2台に分乗して忘年会の会場に向かいます。
設計外注の会社の役員や営業さんたちは少し早めに会場に付き、ホテルの人と一緒に会場づくりをし、間際まで座席表の調整をします。
また宴会中盤の出し物の「ビンゴ大会」の景品を見栄え良く並べます。景品は当然のように協力会社という名の下請け会社が用意します。取引額の一番多い下請けが特賞の液晶テレビを用意し、それ以下の景品は、国内旅行券、タブレット端末や家電品、高級黒毛和牛、そしてなぜかトイレットペーパー(オチ景品)など、取引額の順に下請け会社が用意します。
当然ですが、特賞は2つ用意されていて、1つはビンゴゲームの当選者に、そして、もう一つは無条件に部長に進呈されます。
それらの景品を宴会場のステージにきれいに並べて会場の準備が整うと、○○工業設計部ご一行様がホテルに到着します。
それぞれ宿泊する部屋に入り、そこで浴衣に着替えてから宴会場に入ってきます。
総勢50名ほどの人数です。そこに下請けの会社の役員や社員が合わさると100人ほどの大宴会です。
四角く座った席に料理が運ばれ、設計部部長の腰巾着の課長の司会によって忘年会が始まります。
部長がマイクを渡され、部内の社員たちへの労をねぎらう有難い言葉が述べられ「今日は無礼講で」などとお約束の言葉が発せられても、誰も無礼講を働くヤツはいません。それは会社組織で働く者として、やってはいけないことなのです。
宴会が始まると、設計部内の女性社員たちが手元のビール瓶を手に部長や課長のもとにすぐさまお酌に行きます。ここは女性社員が自分たちの気立てのよさをアピールする時間なのです。そのアピールタイムを邪魔してはいけません。
しかし同時に下請け会社の社長や営業さんたち○○工業の部長、課長以下の社員のもとにビール瓶を持って走ります。
この「誰が誰のお酌をしに行くのか」について、誰も事前に打ち合わせしていなくても完璧に繰り広げられるフォーメーション!
下請け会社の性と言うか、空気を読みまくってお酌空白ゾーンを埋めるあうんの呼吸と言いましょうか!
そうやってまんべんなく○○工業の社員のみなさんの手元のコップにビールが注がれると、次は女性社員に諭すように「後は我々がやりますから」と行ってお酌される側に促す下請け会社の社長たち。
そして、下請け会社の社長たちが一通り部長や課長たちにお酌をして回った後、タイミングを見計らってステージ上に現れるのが、ピンク色のお揃いのミニスカのスーツを着たコンパニオンたちです。大体15人ぐらいでしょうか。って、あの右端の2人のババアはなんだ!!!
いえ、そんなことに気づいても決して口に出してはいけないんです。
その後、コンパニオンがそつなくお酌をして回り、ババアコンパニオンは年寄り社員にベタベタするというお約束の定位置に落ち着き、カラオケやら余興大会が行われビンゴ大会が開かれます。
その後、少しずつ会場から人がいなくなり、なぜかコンパニオンもいなくなり、最後まで残った社員の愚痴を下請け会社の社長や営業さんがお酌をしながら聞くわけです。
ここまでの流れが、地方の観光地のホテルの宴会場で開かれる会社の忘年会の実態です。

でですね、こういうタイプの忘年会はもうやめにしても良いんじゃないか、と思うんです。
結局、このタイプの忘年会って、本当に楽しんでいるのは上の方の一部の人だと思うんですね。彼らは自分たちの影響力の大きさを実感するために、こういう忘年会を開いているんじゃないかな。
それ以外の人たちにとっては、ぶっちゃけ苦痛でしかありません。
苦痛のために多くの人が時間とお金を支払うのって、意味があるんですかね?

ただ、こういうタイプの忘年会というのは、過去をさかのぼるとそれなりに歴史があるのも事実なんですよね。
それはもしかしたら、有能な上司に対して忘年会の会場で感謝を述べるという自然な恒例行事だったのが、いつからか、無能な上司が自分の立場と影響力を確認する場に変容した歴史なのかもしれません。

いずれにしても、こういう昭和な悪しき慣習は無くしたほうが良いと思うんですが、それが実現するのはもう少し後の時代になるのかもね。

先日、テレビ埼玉の「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」という番組の話題を知り、このホテルの宴会場を貸し切った忘年会の事を思い出しました。
ええ、ボクはいつも下請け会社の営業さんでした。ほんと、この手のイベントは撲滅して欲しいです。(笑)

2017年01月06日

マニアやオタクに話を合わせると高確率で怒り出す現象

先日、仕事である客先に行き、そこの事務員さんのPCの不具合対応をしていた時の事なんですが、その事務員さんの机のマットに男性ボーカルが特徴的なある音楽グループのポストカードがさりげなく入っていたんです。
一瞬見ても分からないようなデザインで、よくよく見てみるとそのグループ名がデザインされたポストカードでした。

どのグループかはここでは書きませんが、そうですね、ポルノグラフティーとかバンプオブチキンとかスキマスイッチとかポルノグラフティーとかですね。

で、聞いてみたんです。
「このグループ好きなんですか?」って。

そうしたら、ライブには可能な限り行くって言うんです。
関東にもいくし関西にも行くそうです。
ちなみに、この話は愛知県内のある会社の事務所での話ですよ。

なんか、その話を聞いただけで「あっ、これはガチ勢だ」と思いますよ。ボクだって。
でも、それでもある程度話を膨らまそうと、色々と聞くわけです。
ボクもこのグループは好きですけど、カラオケで歌う程度ですかねぇ。一体、どういうところが魅力なんですか?ってな話を聞くわけです。
もちろん、世間話の延長でしかない会話です。
少しでも共通の話題を見つけて、その話題をある程度膨らまして、相手に気を使う、というヤツです。

ボクも知りうる限りの情報を出して、相手に気を使いつつ楽しく話してもらえるように会話を進めるわけです。

ところが、この事務員さんはガチなファンだったためか、色々とボクが話を聞いているのに、次第に「何も知らないあなたとは、会話になりませんわ」みたいな態度になっていくんです。あからさまに不機嫌になっていくのが分かるんです。

えー、ボクは何も知ったかぶりをしたり、何か相手にそのグループについての情報を上から目線で教えてあげるようなことは一切していませんよ。
そもそも、相手がコアなファンだというなら、自分からは何も情報提供なんてしませんよ。
ただ、もっと詳しく教えてくださいよぉ、という態度だったのに不機嫌になって、ちょっと怒ってる感じになっていくんですね。

いや、こういう経験はこれが初めてじゃありません。
何かの分野のファンとかマニアとかオタクの人たちって、その分野のある領域に近づく外部の人たちに対して、妙に排他的になることって多いですよね。
知らないから教えてください、って言ってるのに「あなたのような素人とはこの分野の話はしたくありません」みたいな態度を突然取り始めるっていうの?

あーゆーのって何なんでしょうね?

もっとちゃんと親切に説明して、素人さんでもその道に進む手助けをしてあげたら、もっとファンを増やすことになると思うんですが、なんか、こういう種類の人たちと言うのは、自分たちの分野に関心を持った素人を相手に「自分の方が良く知ってるし経験もあるんだ!」って威張りたくなるんですかね?

そういう態度を示すから、理解者がどんどん離れていくって現実を分かってないんでしょうね。

ボクも仕事の専門分野を含め、色々なマニアックな世界に首を突っ込んでる人ですが、誰かから専門分野を尋ねられたら、可能な限り親切にちゃんと説明しようとしますよ。

先日も職場の事務員さんがCPUの仕組みについて聞いてきたので、空き箱とコップと乾電池を持ってきて、CPU内部のレジスタと論理演算について分かり易く説明しましたよ。
重要なのはとにかく分かり易く説明して、その分野に興味を持ってもらうことです。
その為には、教える側の人間は努力を惜しんじゃダメだと思うんです。

ただ、マニアやオタクの人たちはそういう基本的なところが分かってないんだろうな。

ま、良いんですけどね。自分にとっては正直どーでもいい分野なので。(笑)

2017年01月05日

ウィルス付きメールが減った

2016年12月25日ぐらいから、仕事で使っているメールアドレスに届くウィルス付きメールの数が激減しました。

それまでは毎日大量に届いていたんですが、年末年始から今日にかけて、ほとんど届かなくなりました。

どうやらFortigateのアンチウィルスがちゃんと仕事をしているようです。
(ちゃんとログを確認すればわかるんでしょうけど、確認してません。(笑))

いずれにせよ、ウィルスメールがFortigateをすり抜け、端末PCのウィルス対策ソフトまですり抜ける異常事態が続いていたので、それが改善されたのは歓迎すべきことです。

きっと、どこかの誰かが凄い頑張ってくれたんでしょう。
そんな名も知らぬエンジニアさん、本当に有難うございます。

2017年01月03日

やりたいことが実現できている時

ずっと以前から何度も書いている気がしますが、何かのプログラムを書いたり、難しい仕事に取り組む時って、発作的に一気にやるというスタイルが好きなんです。
プログラマの人たちにこういうことをいうと変人扱いされるんですが、プログラムの分野って本来そういうものだと思うんです。
結構大きなシステムでも、骨格となる部分はやり手のSEやらプログラマがあらかた一晩で作っちゃう、みたいな。

あー、これって仕事では許される方法じゃないですよ。特に今の時代は。
でも、かつてはそういう天才的なひらめきが湧きあがり続けるプログラマとかエンジニアは確かに沢山いたと思うし、そういう人たちの経験と勢いによって支えられていた分野ってあったと思うんですよね。

そういう意味で、ソフトウェアやハードウェアの設計や製作というのは経験やノウハウとは違った、芸術的な側面があると思います。

そして、そういう経験をしている時は、自分自身に勢いがあるので仕事の手順をメモに残すのがやっとだったりします。
あとからドキュメント化するための、最低限の資料しか残せないぐらい次から次に取り組む問題が発生し、それを次々に解決していく、みたいな疾走感があるんですね。

もしボクがそういう状態でずっと仕事をやっていたなら、多分、ブログの記事を書く暇すらないと思います。
情報を発信する時間的、また気持ち的な余裕がないですからね。

逆に言うと、ブログ記事を割とコンスタントに書き続けている今の自分は、その分、やりたい仕事ややりたい趣味が効率的に勢いよく実現できてないんだろうな、と思います。

日常の業務に追われてやりたいことが出来てないってことなんでしょうね。
もう少し何か面白いことが出来れば良いんですけどね。
今年はやるべきことをやりながらも、そういう時間を作るようにしたいと思います。

2017年01月01日

Arduino IDEはWindows7で実行すべき

マイコンボードのArduinoの開発環境のArduino IDEはWindows7以上で使うべきだと思います。

というのも、WindowsXPにArduino IDEをインストールして使うと、わけの分からない部分でエラーがでるんです。
それも文字列変換関数とかでエラーが出ます。
WindowsXP環境でさんざん悩んだスケッチ(ソースプログラム)をそのままWindows7環境のArduino IDEに流し込んでコンパイルすると難なくとおってしまうんですね。

で、この事例をネット検索するとそういう経験をしている人が少なからずいるようです。

何が原因かはイマイチよく分かっていないんですが、とりあえず、Arduinoの開発環境はWindowsXPはダメだということです。

いまどきXPを使っている人はあまりいないのかもしれませんが、Arduinoで遊んでいる方はご注意を。

2016年12月31日

クランププローブから電源を

色々なことを思いつき色々なことを調べると、自分って無知だなと思い知らされることがあります。
特に今の時代はインターネットで多くの情報が入手できるので、そういう情報を得るたびに「えー、知らんかった、勉強になるなぁ」と思います。

先日もふとこんなことを考えたんです。
「負けず嫌い」って言葉は「負けず」を「嫌う」わけだから、勝つことを嫌っている、つまり「負けることが好き」ってことじゃないの?本来の意味とは逆じゃないの?と思ったんです。
で、調べてみたら、Yahoo!知恵袋に同様の質問があり、ちゃんと説明している人がいました。
詳しく知りたい人は検索してみてください。

で、今回の疑問は「電流を計測するクランクプローブから電源を取ることは可能かどうか」です。

クランププローブクランププローブってのはこれです。

交流が流れている電線に挟むことで電流値が測定できるというものです。
この手のクランププローブを使ったクランプテスタと言うのは、既に世の中にいくらでもありますし、ある意味、使い古された技術なんですが、このクランププローブを使ってそこから電源を得ることが可能なら、色々と面白いことが出来る気がするんですね。

例えば、田舎の方の街灯のない道路脇の電線にクランププローブを挟んでLEDを光らせれば街灯代わりになるかもしれません。

クランププローブ型のスマホ充電器みたいなものがあれば、交流が通ってる電線さえあればスマホ充電ができるかもしれませんよ。

ただ残念ながら、今のところそういう製品は無いんですよね。ボクが見つけられていないだけかもしれませんけど。

で、思ったんです。クランププローブで電源を得ることはできるのかなって。

どなたか詳しい方がおられましたら教えてください。
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