2019年01月15日

WindowsUpdateで共有フォルダがアクセス不能に

ひとつ前の記事のコメント欄にコメントを頂いた件です。

2019年01月08日にマイクロソフトが配布したWindows7向けの更新プログラム(KB4480960)によって、PC内の共有フォルダへのアクセスが出来なくなるという不具合が発生しました。

この問題は、Windows7と、Windows Server 2008 R2の、ともにSP1が適用されたPCやサーバで発生するようです。
この問題が生じる条件としては、Windowsのドメインコントローラによるドメイン運用ではなく、個別のPCをスタンドアロン状態でネットワーク接続しているワークグループ運用をしていて、さらに、通常ログインしているユーザーが「Administrators(管理者)」グループに属している場合に発生するようです。

ま、小さな会社では大抵ワークグループ運用ですし、ログインユーザーは管理者権限を持ってるのが普通です。
そして、ファイルサーバを導入していない会社なら、クライアントPCのどこかのフォルダを共有フォルダにしていることも良くありますよね?

今回のWindows更新プログラム(KB4480960)のインストールによって、これらのクライアントPC上の共有フォルダへのアクセスが出来なくなった、と言うのが今回のトラブルです。

ボクが関わるユーザーにもこの更新プログラム(KB4480960)によるトラブルが発生しました。
ただ、ウチの会社がサポートしてるエンドユーザーは、少なくともWindows Serverによるファイルサーバが導入されているところばかりです。
そして、Windows ServerのWindows Updateは基本的には切ってます。

その為、ファイルサーバが今回の更新プログラム(KB4480960)を勝手にインストールするということはありませんでした。
しかし、クライアントPCには更新プログラム(KB4480960)がインストールされちゃったんですね。

と言っても、クライアントPCには原則として共有フォルダを作らないと言う社内ルールもありました。ファイルサーバがあるので、共有したいファイルはファイルサーバに置くというルールも励行されていたんです。

ところが、そのルールを破る事例がありました。
それが、コピー機(複合機)の販売店のスタッフによるPC端末設定です。

最近の複合機は、モノクロコピー、カラーコピー、ファックス送受信、紙文書のスキャン、そして、スキャンしたデータのメール送信までできるのが普通です。

メール送信については、メールサーバの許可やら迷惑メール対策をどう回避するか、といった問題があるのであまり利用されていないようですが、スキャンしたデータをPDFファイルにして、社内に沢山あるPC端末の中で自分のPCにネットワーク保存する機能が、中小零細企業では重宝されているんです。

日常業務で説明すると、PDF化したい紙文書を複合機のスキャナで読み取り、自分のPC端末にファイルを保存するという流れです。
自分のPC端末にPDFファイルを保存するためには、当然ながら共有フォルダを用意する必要があります。

そして、共有フォルダを端末PCに設定する場合、それなりにセキュリティ設定をしないとダメです。
ところが、複合機を販売する販売会社はとにかくトラブルが無い方法で設定しようとします。
簡単にいうと、端末PCにパスワードなしでアクセスできる誰でもファイルを書き込める共有フォルダを作っちゃうんですね。
その共有フォルダに複合機が読み込んだPDFファイルを保存するように設定するんです。

これって、本業のネットワーク屋さんからしたらありえないことなんです。
社内の端末PCに好き勝手にファイルを書き込める領域をつくるなんてリスクでしかありません。
いえ、端末PC上にサービス(デーモン)が動いていること自体、できれば避けたい運用です。

ところが、複合機メーカーの販売店のサービスエンジニアはユーザーの利便性を安易に実現するために、端末PCごとに共有フォルダを作り無制限なアクセス許可を与えてきたんです。

そして、今回の更新プログラム(KB4480960)のインストールによって、複合機で読み込んだPDFファイルが端末PCに届かないというトラブルが広範囲で発生しました。
ウチの会社の顧客先でもかなり大規模に発生しています。

今回のトラブルの原因である更新プログラム(KB4480960)は、確かに問題がありました。
その責任はマイクロソフトにあると思います。

一方でウチの会社に限ったことかもしれませんが、この更新プログラム(KB4480960)によるトラブルは、複合機のスキャン機能に関連した事案しかありませんでした。

ウチの会社の対応策としては、紙の資料のPDF化をしたいなら、従来の方法以外に複合機にUSBメモリを差し込んで紙文章をPDFファイルなどの文書化をする方法を理解してもらうぐらいですかね。

あとは、KB4480960のアンインストールと、再びインストールされないように、Windows Update内でKB4480960の非表示化をする必要があります。
この作業が妙に時間が掛かってしまうので、この連休前の2日間(1月10日と11日)はこの対応で走り回りました。

今回のマイクロソフトのミスで色々な会社の方々が被害を受けたと思いますが、こういうトラブルが発生した時には、問題の根本を解決できないとしても、代替案をいくつか持っておくことは重要だと思いました。

先ほど書いたように、複合機にUSBメモリを挿して紙文書をスキャンする方法も知っておいて損はありませんし、最近ではスマホのカメラを利用した簡易スキャナアプリも出ているので、いざと言う時はそういうものも利用できるように準備しておくのも良いかもしれません。

今現在、活用しているコンピュータ機器が利用できなくなった時でも、業務を継続する為の工夫をユーザー自身が身に着ける必要があるんでしょうね。

ま、コンピュータ機器を売ってる側のボクからしたら、色々と複雑な気持ちになるわけですが。(笑)
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2019年01月07日

仕事始めを襲ったExcel 2010が起動しないトラブル

うちの会社はサポート屋さんなので、今日(2019年1月7日)の朝から、Excelが起動しないという連絡をたくさん受けました。

なんでも、1月2日に配信されたマイクロソフト製の更新プログラムが原因で、Excel 2010やWord 2010が起動しなくなったそうです。

原因は、「KB4461627」という更新プログラム(パッチ)です。

事故対応できる顧客には「コントロールパネルの更新プログラム一覧からKB4461627を探してアンインストールしてね」と依頼しました。

この方法で大体は解決した感じです。

ユーザー自身では対応しにくい顧客には実際に出向いて作業をしました。
と言っても、本当に簡単な作業ですが。

今回の問題は、新元号に関わる更新プログラム「KB4461627」だったようですが、Excelが起動しなくなるというのは、法人ユーザーにとっては影響が大きく出るので、ボクらの立場からすると迷惑極まりないです。

ま、新元号が決まらない今の状態を作っている日本政府にも何かしら、責任はあるのかもしれませんが。

あと、今回のトラブル、実際にExcel 2010などを利用するユーザーが全て被害を受けたわけではありません。
1月2日に配信が始まり、問題が発覚して配信が停止した1月5日までの間に更新プログラムをインストールしたユーザーのうち、恐らく半数ぐらいが被害を受けたように思います。

正月休みを取らずに仕事をしていた人たち、ってことですね。(笑)
仕事熱心な態度が裏目に出たということでしょうか。

あっ、ボクも正月期間中は仕事をしてましたが、うちの会社ではトラブルがありませんでした。
謎です。(笑)
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2019年01月05日

基板の修理、難航中

先日から取り組んでる基板の修理の続きです。

一応、依頼者がいる話なので詳しくは書きませんが、今回、修理する基板はアーケードゲームの基板です。
ゲームセンターのゲーム機の中に入っている基板です。
今回の基板の製造年はかなり古く、1980年代半ばの製品です。

ボクがこの修理依頼を受けた理由は、時代的に基板の構造が両面スルーホール基板だったからですかね?
表面実装(SMD)部品が全くない時代の基板だったんです。
元になる基板も2層(両面のみ)と言う簡単な構造です。
いえ、当時は十分複雑な基板でした。
でも、搭載されているICは全部DIPパッケージです。
半田ごてや半田吸い取り器で何とでもなる感じがしません?(笑)

そういうこともあって、修理依頼を受けました。
ま、その分野(ゲーム基板方面)の専門知識を持っているわけではないので、あくまでオーソドックスな確認作業と部品交換程度しかできませんけどね。


bubblesystem
今回の基板修理の最大の問題点がこちらの写真です。

水を被ってるんです。
詳しい経緯は聞いてませんが、保管していた場所が雨漏りか何かによって水が入り込み、この基板を保管していた段ボール箱の上に定期的に雨水が流れ込んだようです。

現状の基板の状態としてはかなり悲惨な状態です。
問題のある部品を特定する作業の前に、まずは錆びや酸化膜、表面的な汚れを取り除かないといけません。


bubblesystem
そこで、アルカリ性洗浄溶剤を使って汚れを取ることにしました。

この作業をする際に、アルカリ性が強すぎると基板表面に塗られたレジストを分解除去する可能性がある、という点です。
そういうこともあって、アルカリ性溶剤は慎重に希釈したほうが良いです。
対象基板のダメージを考えると、家庭用中性洗剤を使うのもアリだと思いますが、こういう基板の洗浄の場合、ICの裏側まで洗浄できる(期待できる)のは、強めのアルカリ洗剤だと思います。


bubblesystem
色々な配慮を巡らして、基板洗浄をしたあとで、ソケット式のIC(LSI)を外したのがこちらの写真です。

ソケット周りに水を被った後と、錆が発生している様子が見てとれます。

これが現状なんです。水を被った基板はこういう感じになります。
ICソケットなどの接点で、端子部分のメッキがはがれたところから、錆(腐食)が進むんです。

ま、こういう状況もある程度は予想していました。
最悪、これらのICソケットごと交換すれば問題は解決します。
問題は、このICソケットに搭載されているIC(LSI)が故障していないかどうかです。

もっというと先日記事にした珍しいメモリ素子が生きていることが大前提なんです。

今回、ボクはこのゲーム基板の修理を、成功報酬的な感じで受けました。

本来の業務とはかなりかけ離れた修理依頼です。
ただ、1980年代のコンピュータ技術はボクの10代の頃の技術なんです。
そういう古い稚拙な時代の技術を保存する意味では、今回の修理案件は面白いです。
だからこそ、真剣に取り組んでみたい。

と言っても、1980年代のコンピュータ技術もそれなりに高いレベルだったんですよ。
その時代の技術者に、今のボクが太刀打ちできるか、と言う話なんでしょうね。

期限は決められていません。
今の自分のもつ技術を投入して、問題のゲーム基板の修理をしてみたいと思います。
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2018年12月31日

メールの添付ファイルのパスワード

多分、IT業界を中心に「メールに添付するファイルは、ZIP圧縮してパスワードをつける」と言う習慣が蔓延しています。
もちろん、パスワードが分からないなら添付ファイルを開けないので、ある程度は安全性を担保しているんでしょうけど、笑えるのが同じメールアドレスを使って、すぐあとに「パスワード記載メール」を送るという謎ルールもセットで蔓延しているため、2つのメールを第三者が受信したら、難なくパスワード付きZIPファイルを解凍できてしまいます。

本当に意味がありません。

なぜこんな意味のない習慣が広まってるんでしょうね?
恐らくは「弊社はセキュリティに配慮してますよ」アピールなんでしょう。多分そうでしょう。(笑)

それで本気でセキュリティが保たれていると思っている、もしくは、セキュリティは保たれてることにしよう、と言う「見立て」の上に、IT業界はあぐらをかいているのかもしれません。

いずれにせよ、この危ういセキュリティ対策を早い段階でなんとかしたほうが良いです。本気で。

以前からボクはパスワード付きZIPファイルを付けたメールを送る際には、そのメールの本文中にパスワードのヒントを書くようにしてきました。

例えば「弊社名の英語表記をスペースを入れずに15文字」などです。

自社の名前の英語表記なんて、これはこれでぶっちゃけすぐにバレるパスワードです。(そもそもメールのフッターに日本語で会社名が入ってますし)
ただ、こういうパスワードにすることで、「そもそもZIPパスワードをメールで連絡するなんて意味があります?」と言う問題提起を含めているつもりです。(いや、単に2本もメールを書くのが面倒くさいだけです。)

一方で、過去に色々やった中でそこそこ良かったのは「当方の個人携帯番号下4桁」というパスワードです。
これなら、本当にボクのことを知っている人だけがパスワードを解除できます。
会社から与えられている携帯電話の番号はダメです。メールのフッターに書かれているので。
あくまでも個人携帯が有効です。

ただこれにも問題があって「当方の個人携帯の090を覗いた8ケタ」とか書いてしまうと、相手の会社のメールを受信した人が、ボクの個人携帯の番号を知っている社内の人に「パスワードを教えて」と言われて、結果的にはこちらが意図しない人たちまでも、ボクの個人携帯の番号を入手してしまい「休みの日のサポート窓口の電話番号」と解釈されるセキュリティリスクが発生します。(実話です。)

なので、最近では「当方の個人携帯番号の下4桁と○○様の携帯番号の下4桁を足した数字5ケタ」、みたいな小細工をしています。

ここで紹介しているやり方は、決してセキュリティ面で万全な方法ではありません。
でも、ZIPパスワードを同じメールアドレスからすぐあとに送信するというバカげた現状よりは、かなりマシな方法なのは確かです。少なくとも、パスワードの平文をメールで送らないので。

さらにセキュリティを高めたいと思うなら、まずはメールでパスワード付きZIPファイルを添付すべきではありません。
ZIPファイルのパスワード自体が、比較的簡単に破られてしまうからです。
専門知識を持った人が本気で中身を覗きたいと思ったら、簡単に覗けてしまいます。

結局のところ、パスワード付きZIPファイルを送り合ってる時点で「それほど重要なファイルじゃないけど、一応、パスワードをかけておきますわ。あなた以外の御社の社内の人たちは開けないと思いますよ」程度のセキュリティだということです。
絶対に外部流出しちゃまずいファイルは、USBメモリに入れて宅急便で送るほうがより確実です。
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2018年12月29日

珍しいメモリ素子


bubblesystem
ある知り合いから依頼された修理案件です。

直せるなら直して、と言う依頼です。
基板の修理ですね。

実際の基板はもっと大きなものなんですが、その中の一番厄介な基板がこちらでした。
問題の基板だけを取り外すことが出来たので、写真を撮りました。

konamiってシールが貼られてます。

この写真の基板には メモリ素子が搭載されているんですが、今となってはかなり珍しいメモリ素子なんですね。

このメモリ素子が故障していたら、この依頼はここで終了です。
さらには、メモリ素子の中のデータが消えていたらやっぱり終了です。

主に修理依頼をされたのは、このメモリ素子からデータを引っ張りだすメイン基板の方です。
こんな修理依頼をされること自体、本来の業務とは全く関係ありませんが、今回は色々と思うところがあり、納期未定、暇な時に対応するという条件で引き受けました。

ぶっちゃけ、メイン基板の状態が色々と酷いので、直せる気がしないんですが、趣味としてのんびり修理できればと思います。
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インターネット回線の監視

年末の時期なので、色々とインフラ系の仕事をしてます。

先日、あるユーザーのインターネット回線を触ることがあり、ウチの会社が管理する回線以外の回線、つまり、他社SIerさんが設置したルータの設定を確認する作業をしていました。

これはあまり大きな声では言えないんですが、他社SIerさんの設置したルータは当然ながら、設定用のコンソールのパスワードなんかは教えてもらえません。
正式な手続きをするなら、そのSIerさんに「なぜルータの設定情報を知りたいのか」文章で申請をして、相手の会社のSIerさんからの回答を待つしかありません。

でも、そういう情報開示依頼と言うのは、簡単には通らないんですよ。

今回も色々と前準備をしてたんですが、すんなり話が進みませんでした。

まぁぶっちゃけ、ユーザーの利益を優先するなら、ボクがルータのパスワードクラックをするなんて屁でもないんですが。(笑)

で、ユーザーと色々と話を揉んで、他社SIerのルータの設定情報をウチの会社が取得しても良いよ、と言うところまで来ました。

で、実際に他社SIerが設置したルータの設定情報を取得する作業に入るわけです。
Linuxで言うところの、シングルユーザーモードに落として、設定ファイルを確認します。
ネットワーク情報からルーティング情報、ファイアウォールの設定まで確認していたところで、ユーザー会社の電話が鳴りました。

「御社(ユーザー会社)との通信が途絶えてますが、何かありましたか?」

電話を受けたユーザー会社の社員さんがすぐにボクに電話を取り次ぎます。

ボク「えっと、社内ネットワークの構成変更で、一時的にルータの電源を落としてます。何か障害があるわけではありません」
相手「復旧まで何時間かかりますか?本日中に復旧するなら、24時時点でこの件はクローズ(案件終了)しますが。」
ボク「あーはい、21時までには必ず復旧しますので、大丈夫です。」
相手「もし、何か問題があるようでしたら、こちらまで電話ください。xxxx-xx-xxxxのXXが担当しております。」

こんなやり取りがありました。
今回の件は、相手SIerの許可を得ずにルータの設定情報を取得するのが目的だったんですが、メンテナンスモードでのルータの再起動をした後で、ここまで早く電話が掛かってくるとは思っていなかったので、正直びっくりしました。

いやいや、ある意味、インターネット回線の確実性を担保するSIerとしては当たり前のことなんですが、ボク自身、このSIerの事を見くびっていたので、ちゃんと回線接続を常時監視しているとは思っていなかったんですよね。

SIerの仕事としては結構込み入った話だと思いますが、こういう対応ができる体制を作ることが重要なんだな、と思った一件でした。

弱小SIer(ウチのような会社)も、ユーザー会社の通信障害検知をしないといけない時代なんでしょうね。
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2018年12月25日

猫に対する異常な愛情

先日、ツイッターを通して知ったんですが、福岡県福岡市城南区の樋井川(ひいがわ)で、野良猫が溺れているのが見つかり、その後、早良消防署の署員が引き上げたようですが猫は死んでしまった、という出来事があったようです。
ツイートには猫の死骸の写真も掲載されていました。

このブログ記事ではこのツイートへのリンクは貼りません。
死骸の写真を見たくない人がほとんどだと思うので。

で、そのツイートに寄せられたコメントにも目を通したんですが、なんていうか首をかしげてしまう内容が続いているんです。
それはボクの性格、価値観からして理解しにくいものでした。

いえ、実はこの手の話題ってネット上によく出てくる話題だと思います。
今回の猫の溺死は、それを端的に示していると思ったので取り上げます。

まず、問題のツイートをよく読むと、事実関係が分かってきます。

1.溺れている猫が発見される
2.それを見ていた人が警察に通報
3.警官が来たが猫が動いていないので引き揚げず帰る
4.その後、消防署に連絡し引き上げてもらうも猫はすでに死んでいた

これらの事実に対してツイート主の推測が加わります。

A.溺れていた猫は誰かが川に投げ入れたと思われる
B.この辺りでは以前も 溺れる猫 が目撃されている
C.野良猫に対する人間による虐待が頻繁に起きているようだ

その結果、ツイートに関連したコメントは「なんてかわいそう」、「人のすることじゃない」、「犯人を探し出せ」といったものがたくさん集まります。

で、ボクなりに事実関係を整理すると、まず溺れていた猫が人間によって川に投げ入れられた証拠が全くない点、そして、死んだのは野良猫という2点です。

猫が溺れ死んだことは残念なことですが、その原因が「人間が川に投げ込む虐待行為によるもの」と断言はできません。
もしかしたら、足を滑らせて川に転落したのかもしれませんし、カラスに攻撃されて川に落ちたのかもしれません。
もしくは、川に注ぐ水量のある側溝に落ちて、そのまま川に流されたのかもしれません。
それらの可能性を全く無視して「悪意ある人間が投げ入れた」というのはかなり偏った判断だと言わざるを得ません。

いえ、ボクはここで可能性について説明しているつもりです。
人間によって川に投げ入れられた可能性もあるが、人間とは無関係なところで川に落ちた可能性も同程度ある、と考えるのが普通です。
「あなたは猫を飼ったことがないからわからないだろうが、猫は普通、水を嫌うので川に落ちるような行動はとらないものだ」とお叱りを受けるのも重々理解しています。
でも同時に、猫が自ら池や川に落ちる動画を「おもしろ動画」としてネット上にたくさんアップしてる人たちもいるんですよね。
ってことは猫だって自らの判断ミスで水に落ちることだってありますよ。どの程度の頻度かは知りませんけど。

そしてもう一つ、死んだのは野良猫だった点も考えなくちゃいけません。
「野良猫だったら死んでもいいのか!」と怒られるかもしれませんが、そもそも野良猫って「死と隣り合わせの生活を送る」ものだと思いません?
病気のリスク、外敵からの攻撃のリスク、そして事故のリスクが付いて回る生き物です。
ボクは仕事中、自動車で移動することが多いですが、自動車に引かれて死んでる猫の死体なんていくらでも見ます。
あれは明確に「人間が運転する自動車で殺された」猫の姿です。
以前、知り合いの人が「運転中に猫が飛び出してきて急ブレーキを踏んだら後続車に追突された」って言っていて、それ以来その人は猫が飛び出してきても俺は躊躇なく引くと言ってました。
野良猫の命というのは、そのように時として簡単に奪われてしまうものです。

で、この話題をボクなりにもう少し深く掘り下げますね。

今回のツイートに集まったコメントの中には、警察が初動で救出しなかったことを責めるものや、猫を投げ入れた犯人を死刑にしろ、という過激なものまでありました。

ボクが異様に感じた理由がこういう部分にあります。
誰も「猫自ら足を滑らせて転落した」可能性を考えず、人間による虐待死を疑わないんです。

ここのような大多数の意見の裏側には何があるんでしょう?
すごく斜に構えた、意地悪な言い方をすれば「猫はかわいい動物」だからです。
もし、猫が「かわいい動物」じゃなかったら、ここまで猫を可哀そうがるコメントは起きなかったでしょう。

たとえば今回溺れ死んだのが犬だったらどうでしょう?
あー、犬でも同じような反応だったかもしれませんね。犬はかわいいし。(笑)

じゃあ、怪我をして川に落ちたカラスだったらどうです?
ドブネズミだったらどういう反応だったんでしょうね?

命を持つ同じ生き物の惨死なのに、大衆の反応は180度変わることは火を見るより明らかです。

もう一つ、思考のパラメータをいじってみます。
もし川に落ちて溺れているのが人間の子供だったらどうでしょう?
すぐに大騒ぎになって、消防や警察が来る前に浮き輪を投げ入れるとか、救出のために川に飛び込む人だって現れても不思議じゃありません。
それが自分の子供だったら、迷うことなく川に飛び込み、自分の命を危うくしてでも助けようとするのが普通です。

で、今回は野良猫が溺れていました。
しかしその野良猫にとっては大変不幸なことに、川に飛び込んで救い出してくれる人間はいませんでした。
周囲にいた人たちが、どれほどの「猫愛」を抱いていたかは分かりませんが、自分が川に飛び込んで猫を救出するよりも、警察や消防にそれらの仕事をさせようとしました。

いえいえいえ、これが普通なんです。
野良猫のために自分の命を危険にさらすなんて断じてすべきじゃありません。

一方で、この件にコメントを寄せている多くの人たちは「猫愛」を抱いている人たちだと思うんですね。それはコメントを読めばわかります。
しかしながら、この件で現場にいた最初の発見者やツイート主に「猫を助けるためになぜあなたが川に飛び込まなかったのか?」という問いかけはありません。(現時点でですが)

少し考えれば当たり前に理解できることですが、先にも書いた通り、野良猫のために人間が命を危険にさらすべきじゃない、と誰もが理解しているからでしょうね。
ところが、たまたま溺死した野良猫のことがツイッター上で大きく取り上げられてしまった今回の件に、たくさんの「かわいそうだ」という意見が寄せられます。
「かわいそうだ、かわいそうだ」という熱量が増えるにつれて、その矛先が必要になります。
それが「証拠不十分な人間による虐待説」になったのではないかと。

その点「犯人を死刑にしろ」という言葉はとても象徴的です。
野良猫に対する行き過ぎた愛情が、虐待犯を一方的に作り出し壮大な憎悪を膨張させているように見えます。

こういう衝動の背後には何があるんでしょうね?
もしかしたら「野良猫にここまで感情移入し、犯人に義憤を抱く自分って素晴らしい」とか思ってるのかも。

いやいや、そんなことはないですよね?

あと、今回の問題が本当に人間による虐待事案なら、ちゃんと犯人が見つかることを願います。
ただ、ことさらに虐待事案と心配するのは適切じゃないんじゃないかな。
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2018年12月20日

チェルノブイリ原発事故の解説動画

チェルノブイリインターネットは便利なもので、何かふと思いついたりしたことを、即座に膨大な情報量の中から調べられるのが良いですね。

ボクは過去に何度も、歴史に残る大きな事故や災害について調べてきました。

なぜ何度も調べるのかというと、調べたことをすぐに忘れちゃうからです。(笑)

でも、再度調べると色々な新しい発見があって興味深いです。

今回はチェルノブイリ原発事故の事故原因を分かりやすく解説した動画があったのでご紹介します。

なぜチェルノブイリ原発事故が起こったか Youtube

4つに分かれた動画で、全部で40分ぐらいのドキュメンタリー番組のようです。

この動画を見ながら、福島原発の事故とどっちが酷いんだろう、と考えてしまいますが、死者数だけで比較するならチェルノブイリの方が格段に酷いように思えます。
放射性物質の放出量もチェルノブイリの方が酷いみたいですね。

ま、だからと言って福島原発事故を擁護するつもりはありませんが。

こういう過去の人類の失敗について考えると、身近なところでも「根拠のない安心や裏付けのない安全は定期的に見直さないと」と思います。
不幸な事故を教訓にしないとダメですよね。
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2018年12月18日

アパマンショップ 平岸駅前店のガス爆発事故

アパマンショップ 平岸駅前店(北海道札幌市)北海道札幌市のアパマンショップ 平岸駅前店のガス爆発事故の報道を見ながら色々と考えてしまいました。

まず、あったはずのアパマンショップの店舗が完全になくなるほどに吹き飛んでいるのに、奇跡的に死者が出なかったことがスゴいと思います。
しかも、吹き飛んだアパマンショップの関係者が事故当時の様子を語っているということは、意識不明の重体などと言った重篤なけがをしていないっぽいです。
店が吹き飛んでも、運がよければ中にいる人は死なないんだ、というのが一番の驚きでした。

そして、その爆発の原因になったのが、ガス漏れとかテロではなく、誰でも入手できる消臭用のスプレー缶だというのがビックリです。

今回、けがをした人がいると思うので、あまり不謹慎なことは書くべきではないんでしょうけど、何ていうか色々な意味で驚きと予想外のことが積み重なった事故だと思うんです。

いえね、大抵のスプレー缶の注意書きを見ると「火気厳禁」などと書いてますよ。
でも、スプレー缶から噴出されるガスにライターの火を近づけちゃダメ、ぐらいにしか考えませんよね。
だから、スプレー缶の内容物が危険物だなんて意識は普通はありません。

多分、アパマンショップの従業員もその程度の理解だったと思うんです。

ところが、彼らはその程度の理解の上で、なぜか室内で120本のスプレー缶を噴霧しちゃうんです。
消臭スプレーのメーカーだって、そんな状況を想定してなかったでしょうね。
だって、通常は1つの部屋で1本の消臭スプレーで済むわけですから。
ところがそれを、不動産屋の店舗内で120本も使っちゃうわけですから、既に状況すべてが想定外だと思うんですね。

そして、手を洗うために瞬間湯沸かし器で火をつけた瞬間に大爆発したわけです。
多分、スプレー缶を処理していたアパマンショップの人たちも、当初は何が起きたのか理解できなかったでしょうね。

何のことか分からず、自分たちの職場が跡形もなく吹き飛んだ様子は、不謹慎かもしれませんが、ドリフの爆発コントそのものです。

幸い、爆発後の数分間は火の手も上がらずアパマンショップの関係者と隣の居酒屋の関係者、お客さんたちは避難できたことが不幸中の幸いだったと思います。

酷いケガを負った人や、自宅の窓ガラスが割れて大変な思いをした人たちもいると思うので、無責任なことを言ってはいけないと思うんですが、ただそれでも、予想もしてなかったことの積み重ねで職場が吹き飛んでしまったアパマンショップの従業員のことを考えると、何ともコミカルな事故に思えてしまうんです。
こんなことを書いて気を悪くされる方がいたらすみません。

いまボクが思うのは、事故を起こしたアパマンショップは、ちゃんと被害を受けた人たちに対して補償をしなさいよ、と言うことだけです。
見た目のインパクトが大きい割には、死人が出なかった事故なので、ちゃんと補償をすれば、いつか笑い話になると思いますよ。
いや、そういう対応をアパマンショップ側がすることを望みます。
ほんとに死人が出なかったことだけが不幸中の幸いです。
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2018年12月15日

Paper.io2と言うゲーム

512x512bb少し前から、自分のスマホにインストールしているゲームがあります。
Voodooと言う会社が提供している「Paper.io2」と言うゲームです。

簡単に言うと、丸く大きなステージの中で陣地を広げていくゲームです。
陣地を広げるためには、同じステージの中に入ってくる敵を倒しながら自分の陣地を広げる必要があり、その敵とのやり取りがなかなか面白いんです。
陣地を広げるためには、空白地帯に自機を飛び出させて、円を描くように自分の陣地に戻れれば、その描いた円が自分の陣地になります。
自分の陣地から飛び出している状態で、自分の軌跡を誰かに踏まれればゲームオーバーです。

ま、普通にプレイしていると速攻でやっつけられちゃうんですけどね。

このゲームの面白い点は、この同じステージ上をうごめく他のキャラクターが、自分以外の他のプレイヤーだということです。
つまり、インターネットを介した複数対戦プレイゲームなんです。
しかも、それなりにステージの面積が広いので、結構な人数のプレイヤーが対戦プレイできるんです。

ボクがゲームをプレイしながら数えた限りでは、10名から12名ほどが対戦プレイをしている感じでした。

で、一応インターネットインフラを生業にしているボクは色々なことを考えたんです。

ゲームのルールを考えると、恐らくそれぞれのプレイヤーのスマホと自分のスマホが、TCPパケットで通信しているっぽいです。
12名のプレイヤーが一つのステージ上でゲームをプレイしているのなら、自分のスマホが11個の対岸ホスト(相手のスマホ)と通信していることになります。

スマホにとってこのような10を超えるネットワークセッション通信がどれほど負担になるのか、想像するだけでも驚きです。
実際、このPaper.io2と言うゲームをプレイしていると、自分のスマホがどんどん熱を持つんです。
多分、無線LANチップが必死に仕事をしているんだと思います。

ゲームの内容は単純なのに、それを実現するためには膨大な通信がなされているんだろう、と思っていました。

ただ、どうしても理解できないことがあるんです。
それは、自分が他のプレイヤーにやっつけられて、ゲームオーバーになった時に「Extra Lifeする?」と言う問いかけがなされるんです。

エクストラライフと言うのは、ゲームオーバーになるまでに、丸く大きなステージの中で自分の陣地が30%とか50%まで拡大していたプレイヤーに対して「コンティニューしたいなら広告動画を見ることでコンティニューできますよ」と言う誘いです。

スマホゲームの多くが、このようなゲームとは無関係な広告動画を見させることで、ゲーム内のアイテムをゲットできたり、ゲームをプレイするうえで優位な条件を受け取ることができます。

このPaper.io2と言うゲームも、コンティニュープレイをしたいなら外部の広告を所定の時間だけ閲覧する必要があります。

ただ、ここで疑問が残ります。

ボクがゲームオーバーになって、そのゲームをコンティニュー(継続プレイ)するために広告動画を15秒とか30秒見たとします。
広告動画を見終わったら、再びゲームを再開できます。

ただ、その間、そのステージ上に参加していた他のプレイヤーは、自分がコンティニューするために広告動画を見ている時間、みんながみんな、15秒とか30秒の間待っててくれるの?と言う疑問です。

いやいや、だって、自分がゲームオーバーになって「ここまで来たんだからコンティニューしますよ!」と広告動画を見ると、自分がゲームオーバーになる前の状態に戻れるんです。

自分が普通にプレイしている最中に、恐らく通信上の問題によって、3秒とか5秒とか、たまには10秒以上、ゲームが固まることもあります。
でも、もし自分以外のすべてのプレイヤーがコンティニュープレイをしていたなら、ゲームの進行がしょっちゅう15秒とか30秒単位で止まっても不思議じゃないですよね?

でも、実際にプレイするとそこまで他のプレイヤーのためにゲーム進行が止められる様子はありません。

一方で、自分がコンティニュープレイをしようとすると、15秒とか30秒程度の広告動画を見させられるんです。

何なんでしょうね、このゲーム。
もしかして、時空を超えたプレイヤー同士が繋がってるの?てなことを考えてしまいます。

そんな疑問の答えが、このゲームのプレイヤーの感想(コメント)を見ていて見つけたんです。
それは「ゲームの動作が時折固まってしまう現象を避けるにはスマホの機内モードを使うと良いよ」と言うものでした。

スマホの機内モードと言うのは、飛行機などに搭乗した時に、自分のスマホが一切電波を出さないようにする機能です。
この機能を使うと、自分のスマホが外部との通信を一切しなくなります。

Paper.io2と言うゲームは、外部との通信を頻繁にするゲームです。
その為、通信上のタイムラグや遅延が発生するとゲーム自体が一瞬フリーズしたり、場合によっては数秒固まったりします。

それが嫌なら、外部との通信を全部遮断してしまえ、と言うことです。
外部との通信を遮断しても、ゲームはできます。
しかも、敵キャラはスムーズに動き回ります。

つまりこれは、Paper.io2というゲームには、もともとプレイヤーがプレイするスマホの中に、あたかも人間が操作するようなキャラクターが存在していたということを意味します。

スマホを機内モード(オフライン)にして、Paper.io2を起動しても、10名程度のプレイヤーが登場してゲームを進行します。
これらのプレイヤーは自分のスマホの中でコンピュータが作り出した敵キャラクターです。
その動きたるや、本当に人間が操っているみたいなんですね。

この状態で、コンティニュープレイが出来るというなら、何の疑問もありません。
実際、ゲーム自体は十分楽しめる内容になっているわけですから。

ボクがプレイした限りでは、Paper.io2の運営側は、この辺りのさじ加減を頻繁に調整しているようです。

もしかしたら、人間のプレイヤーのプレイデータを収集して、そのデータをゲーム内のbot(自動プレイ)のデータにしているのかもしれません。

そういう人間が操作したデータを個人個人のスマホに送り込み、日々、人間がプレイしているような挙動を再現しているんでしょうね。

一つの丸いステージ上に12プレイヤーが存在していても、そのうちの10プレイヤーはbotが操っていて、ごく一部のプレイヤーが対岸のスマホだった可能性もあります。

コンティニュープレイをしたユーザーのステージからは、リアルユーザーを強制的に排除する仕組みがなされているなら、コンティニューのための動画を見ていた時間、他のプレイヤーが待ってくれた理由も分かります。

この件でボクが感心したのは、コンピュータプログラムによるbotと、実際のリアルプレイヤーの違いがほとんど分からなかったことです。

もっというと、その境目を曖昧にすることが、この手のサービスの面白みを拡大するんでしょうね。

インターネットを介したコミュニケーションの相手が人間だと思ってたけど、実はコンピュータだった、と言うことは今後も増えていくと思います。
そして、その境目をごまかす技術も発展していくんでしょうね。

スマホの単純なゲームをプレイしながら、そんなことを考えてしまいました。
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2018年12月13日

PCが無いと仕事にならない?

先日、新規の取引が始まる客先に行ってきました。
大きな会議室で打合せをしたのは、その会社の役員のおっちゃん。
「ウチの会社はIT化が遅れてて、現場の管理が未だに人海戦術なんですよー」
とか言ってるんです。
いえいえ、そういう会社は沢山あります。
特に業務管理系のアプリを導入していない会社は、紙の伝票を集めてExcelなんかに入力して、作業計画書をその都度印刷して掲示板に張り出す、みたいな会社はいくらでもあります。
ちょっとイケてる会社は、その掲示板がデジタルサイネージになってて、現場の人に伝える情報がリアルタイムに更新されるぐらいなもんです。

管理職の悩みは、PCを使っているのに管理業務に工数が掛かり過ぎていることだそうです。
例えば、ある物品を配送・回収する10人の外回りのトラックドライバーの計画表を作るのに3人の事務員さんが掛かりっきりで書類を作っているとか、イレギュラーな仕事の依頼に対応するのが難しいとか、そういう現状の問題点をヒアリング(聞き取り)しました。

ボク自身、この会社に出向くのは初めてだったので「はー、そうですか、そういうお悩みはよく聞きますよー」なんて話を合わせてたんですが、打合せが終わるときに「できれば現場(工場)と外回りの部門と事務所を見せてもらえます?」とお願いして、色々と見せてもらいました。

工場の中は色々な設備があったりフォークリフトが走り回ったりする見慣れた現場です。
そして最後に事務所を見させてもらったら、ちょっとビックリ。

事務机が30基ほどあるのに、机の上にPCが無い。
そしてどの机も綺麗に整理整頓されていて、机上の作業スペースが広いんです。

この会社の課長や部門長、作業長と事務員さんたちに事務机が与えられているそうなんですが、事務所内の30基ある机の中でデスクトップPC、ノートPCが置かれているのは6箇所のみです。
で、「この事務所はPCが少ないですね」と聞いてみたら、必要なPC作業は管理職がPC上で管理し、それぞれの表をA3用紙に印刷して、あとは事務員が状況に応じて手書きでまとめているとのことです。
そして、ある程度まとまったら、事務員が共用PCで清書して印刷したものを掲示板に張り出すようにしているらしい。

何か、PC導入の敷居を妙に高くしているんですかね?
もちろん、そういう価値観も分からなくは無いです。
情報セキュリティの対策の一つは、管理されていない情報機器を減らすというのも事実ですから。

ただそれにしても、このユーザーの事務所はPCが少なすぎです。
この現状を理解し、業務改善を進めるのかを考えるのが、今回のユーザーのシステム導入(というかその前段階)で求められていることなんでしょうね。

で、このブログ記事の結論はここからです。

このユーザーの話を自社に戻って事務員さんと話してたんです。

「今日行ってきた新規の取引先は、従業員が100人以上いるのに、事務所のPCは6台しかなかった」って話をしたら、ウチの事務員さんは「事務所内の机の大半にPCが無いのに、仕事ができるんですか?」と結構本気で食いついてきました。

実際、ボクの色はでは朝、出社して最初にやるのは自分と関係のある社員からのメッセージを確認して、業務上の進捗状況を確認して、今日の自分の仕事は何なのか、抑えるべき確認事項は何なのかをチェックすることから始まります。

そして、業務上リスクとなりそうな情報は、同じように机の上にある自分専用のPCから社内の人に配信するわけです。

そんな日常業務をしていれば、自分の机の上に自分専用のPCが無い会社なんてありえないって思いますよね。

でも、実際には現場での実作業に従事する人が多い会社は、事務所内のPCの台数は少ないのが現状かもしれません。
たまたま、ボクの職場がIT業界の会社で、取引のある会社の多くが、PC導入を早くから進めてきた企業だったんでしょうね。

「机の上にPCが無いのに、仕事ができるんですか?」と言ってきたウチの事務員さんの感覚と、ボクが見てきた新規顧客の現状のギャップが新鮮に思えました。

PCが無くてもそれなりに業務をこなせるこのユーザーに、情報過多の業務改善を進めていくボクの仕事としては色々と考えさせられるわけですけどね。
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2018年12月05日

神奈川県三浦市の「まぐろ丼 ぢんげる」が閉店してた

ぢんげる多くの人にとって、どうでもいい話題ですが、ボクが過去に何度か行った、三浦半島にあったまぐろ丼専門店の「ぢんげる」というお店が、今年の6月に閉店していたという事実を最近知りました。

もう10年以上前に車で走ってて偶然見つけたお店で、マグロの中落ち丼がリーズナブルに食べられるお店でした。
個人的にお気に入りでした。

横須賀リサーチパークという携帯電話などの移動体通信関連の研究施設に仕事で行くたびに「昼飯は三浦のまぐろ丼を食べに行こう!」と言って、仕事関係の人を誘って何度も行ったお店だったんですけどね。

ちなみに、片道5,6キロぐらいあります。
でもまぁ遠方から出張してきた人たちにとって、三浦半島のまぐろ丼というだけでテンションが上がったものですよ。

で、国道134号線を南下すると、津久井海岸が見えてきて、軽く観光している気分になり、その先のカーブを何度か曲がると、道の左側にあるのが「ぢんげる」でした。

いえ、名前なんて覚えていません。ただ、あの海岸線の道路を走ってしばらくすると左手に「まぐろ丼」って書いたお店があった、という記憶だけで毎回通うお店でした。
お店に着くと「そうそう、ぢんげるだった、そうだった」と思い出すんです。

先日も「あの三浦半島のまぐろ丼のお店、久しぶりに行きたいな」と思いGoogleで「三浦市 まぐろ丼」と検索したんですが、全然出てこないの。
いえ、三浦市内のまぐろ丼のお店はそれなりに出てくるんですが、お店の名前のリストを眺めていても「いや、もっとなんか変な名前だったはずだけど・・・」と思うばかり。

で、その後もなんとなく気になり続けていたんですが、先日夜中に目が覚めて眠れなくなったので、Googleマップのストリートビューで国道134号線を辿ってみました。
すると、県道26号線に入ったところであったんです。「ぢんげる」が。
その後「ぢんげる」で検索してみたら、2018年6月に閉店したことが分かりました。
閉店したので、グルメ情報や店舗情報にあがってこなかったんですね。

上の写真はGoogleマップのストリートビューの画像です。
お店が閉店したので、もう看板も下ろしているかもしれないですね。

しかしまぁ、何とも残念です。
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2018年12月04日

大垣ミニメイカーフェアには行けませんでした

岐阜県大垣市のソフトピアジャパン・センタービルで開催された大垣ミニメイカーフェアが2018年12月1日(土)と2日(日)に開催されました。

今回も個人出展者の面白いアイデアが盛り込まれた製品が色々と展示されていたようですね。
現地に行った方々のレポートがアップされているので、なんとなく雰囲気が伝わってきました。

ええ、ボクは今回もいけませんでした。
土曜日は仕事、日曜日の午前中も残った仕事を片付けていました。
そして、正午から数時間、知り合いが開催する小規模なイベントというか会合に顔を出して、14時ぐらいに解放されたら大垣まで足を運ぼうと思っていたんです。
でも、解放されたのは15時半ごろでした。
この時間から大垣に向かっても、会場を回れるのは10分とか20分程度だろうな、と思い諦めてしまいました。

ニコニコ動画内の「ニコニコ技術部」が主体となって開かれるイベントの「NT名古屋」や、今回の大垣ミニメイカーズフェアは、個人発信の「最新技術で遊んでみた」的な作品が出店されるフェアです。

大手メーカーがリリースする新製品に付いて行くことが求められるSIer業界で働くボクからすると、個人が発信する新しいアイデアはとても面白く、そして、そういう世界に自分自身の片割れを置いておきたくなる衝動に駆られます。

ただ、最近のボクはこういうイベントに張り切って出向くだけの時間的余裕がないんですね。

ま、仕事が忙しい状態が続いているのは、率直に有難いことなんですが。
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2018年11月27日

1990年代とニーズ商品

皆さん「ニーズ商品」って言葉、覚えてます?
海外から入ってきた価格の安い、そして品質がイマイチな輸入品の総称です。
1985年のプラザ合意の後、日本の円の価値は世界の通貨の中でどんどん高くなっていきました。
その結果、ものを作ってアメリカに輸出すれば食っていけるという、アメリカの経済植民地状態から一般庶民の日用品などが、輸入品を買った方が安いという状態に移りつつありました。
ただ、日本製の製品に比べて日本より後進国だった国が作った製品と言うのは品質が低く、またデザインセンスなどもパッとしないものが多かった印象です。

一方で為替の変動を上手く利用して、日本企業が製造し海外に輸出した製品を、再び日本に輸入する「逆輸入」と言う手法も広く見られました。
スチルカメラ用の35丱侫ルムなどがよく逆輸入されてましたよね。

ボクがずっと関わってきたコンピュータ業界にも、沢山のニーズ商品が流入しました。
使っていない時にキーボードをホコリから守るキーボードカバーや、フロッピーディスクを収納するケース、ドットインパクトプリンタを台の上に置いて、台の下に連続用紙をセットできるプリンタ台なんかもありました。

そんな製品をリリースしまくってたのが、今も活躍しているサンワサプライです。
他にも海外製のPCサプライ品を供給していた会社は沢山ありました。
東京ニーズなんて会社もありましたね。
「ニーズ商品」に対する評価が決して高くないなか、この「東京ニーズ」と言う会社名は大胆なネーミングだったと思います。

そして、PC業界やそれ以外の業界でも、ニーズ商品と呼ばれる商品の製造を任せていたのが、韓国の製造業でした。
逆輸入の商品も多くが韓国からの逆輸入でした。

韓国は日本と同じアメリカの同盟国で、資本主義と言う枠組みにある国で、民主国家です。
当時は今と違って日本国内の品質やデザインと同じものを海外の製造業に作らせることはせず、今ある技術力で作れる製品を作ってみ?良い製品なら買うから、みたいな感覚だったと思います。
「いま日本では○○が求められてるよ、そういう製品を作ってみたら?」てなゆるーい感じで発注していたんでしょうね。
そして、できた製品は品質もデザインもイマイチだったけど、日本国内に流通させてみたらそれなりに売れた!って感じだったんだと思います。

1990年代のニース商品ブームを見てきた世代としては、「ニーズ商品」と呼ばれる完成度の低い商品と、それを何となく消費する需要、そして「まぁないよりあった方がいいかな」的な感覚は、ホームランではなく、ヒットでもない、バントをひたすら続ける打者のような存在だったと思います。

ニーズ商品は明らかに「二流品」だったんですが、二流品なりの存在意義を誇示した商品でした。
そして、二流品を必要とする「ニーズ」があったわけです。

現在は「ニーズ商品」という言葉は死語のような状態です。
でも、同じようなニーズを支えているのは中国の中小零細企業が製造する「知的財産権ガン無視」な商品群ですよね。(笑)

そんな商品群をAmazonあたりで良く見かけますが、なんていうかそういうアナーキーな商品についつい注目してしまう自分に気づくことがあります。
多分100%自分の生活には必要ないんだけど、なぜか心惹かれてしまう、みたいな。(笑)

それはもしかしたら、これから発展する国の必死にもがいている様子を垣間見る機会になってることがベースになってるのかもしれないですね。

どんな国の人でも、海外の需要を必死に考えることは大切だと思います。
ただ、その過程で生み出される途上製品を見るのは色々と興味深いです。(笑)
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2018年11月26日

平成元年という年

平成が終わろうとしている2018年年末、平成が始まった30年前のことを色々と思い出します。
今考えると、平成元年(1989年)は激動の年だったと思うんですね。

昭和天皇の崩御もそうですし、最初の消費税の導入もありました。
ボクの身近なところでは、名古屋デザイン博と言う何とも微妙なイベントも大規模に開催されました。
ちなみに、デザイン博の芋虫みたいなキャラクターの名前は「デポちゃん」です。
みんな忘れてたでしょ?(笑)

他には後から分かったことですが、オウム真理教による坂本弁護士一家殺害事件も起きましたし、美空ひばりが亡くなったのもこの年の出来事です。
女子高生コンクリート詰め殺人事件が発覚したのも、宮崎勤による連続幼女誘拐事件もこの年で、他にボクが覚えているのは、任天堂のゲームボーイ(初代)が発売されたり、日産のR32スカイラインの発売とGT-Rの復活もこの年でした。
そうそう、パオやエスカルゴなどの2代目パイクカーの発売もありましたね。
マツダロードスター(初代)もこの年に発売されています。

パソコン界隈では、富士通がFM TOWNSと言うガッカリPCを発売し、ざわついていた時期です。
この時、富士通がMC68000を採用していたら、いや、MC68030を搭載した32ビットホビーPCを発売していたら、その後のPCファンからの富士通の印象は随分違っていたでしょうね。

芸能界では横山やすしが吉本興業を解雇され、テレビで見かけなくなったのもこの年です。

スタジオジブリは「魔女の宅急便」を公開し、ジャスコがイオンになり、テレビCMは繰り返し「24時間たたかえますか?」と問いかけていたのが1989年、平成元年の出来事でした。

あー、そんなこともあったね、と思うことが多いですが、意外に「それってもう30年も経ってるの?」と思うこともありますよね。
スタジオジブリの魔女の宅急便が30年前と言うのは意外でした。
ま、映画作品は往々にしてそういうタイトルが多いのも事実ですけどね。

今回はボク的に思い出す平成元年を軽く書いてみましたが、皆さんの平成元年はどんな年でしたか?
そして、平成が終わろうとする今年と来年をいつの日か思い出したとき、その思い出が楽しい記憶であると良いですね。
本当にそう思います。
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2018年11月25日

上場企業の社長から課長に、そして

ボクの直接の知り合いに上場企業の社長がいるんです。
いや、いたんです。

結構気さくに話ができる人で、ボクが他愛のない話を面白おかしく話すと、面白がって聞いてくれるような人です。

上場企業の社長と言っても創業者や創業家出身の人ではありません。
でも、真面目に働き続けて社長の座を手に入れたわけですから、本当に立派なものだとボク自身思っていたんですね。

ちなみに創業家のご子息とも知り合いだったりします。

普段、中小企業相手に仕事をしているボクにとって、株式上場によって見ず知らずの株主を相手に経営権の確保をし続けるというのは、全くネガティブな世界の話です。

その会社がビジネスを展開する業界が成長過程にあるなら、何をやったってハズレはありません。
でも、その業界が斜陽産業だった場合、落ち込み続ける業績の中で「当たり」を引くのは容易ではありません。

残念ながらボクの知り合いの社長も、斜陽産業のなかで業績を改善しろと無茶を言う株主の命令に、それなりに成功しそうな企画を提出して新規事業としてスタートさせました。
しかし、そもそも斜陽産業なこの会社がジタバタしたって、失敗するのは目に見えていたんです。

この社長の新しい取り組みは、メディアにも取り上げられた時期がありましたが、結局は失敗に終わりました。
そして、この社長の会社は大株主によって子会社を作られ、子会社の社長に任命され、さらにその子会社をライバル企業に売られる(買収)結果になりました。

大株主側からしたら、斜陽産業に関わるこの事業を会社ごと売っぱらいたいと考えていたんでしょうね。

さらに不幸は続きます。

元々の上場企業から切り離された子会社に転籍しその会社で社長の立場を追われます。
そして、課長職に落とされます。

ボクはこの人がいた元々の会社の月一の社内報の情報を30年分、全部読んだので、この人がいつ採用され、どういう部署に配属され、どういう仕事に関わってきたのかを知っています。

その後も色々な企画や改革を打ち上げ、会社の業務改善を進めたことも聞いていました。
たまにメールのやり取りをしてきましたが、ボクは「何か役に立つことがあればいつでも言ってね」と毎回書き続けました。

そして、先週、当人から「部長に昇進しましたー」と言う連絡が来たんです。

何とも嬉しい知らせです。
今はもう上場企業じゃないですけど、再び社長になって会社全体を盛り上げる立場になってくれることを願うばかりです。
さらには、自身の会社が再び新規上場するなんてことになったら嬉しいですね。

時代はこの瞬間も変化し続けます。
この人のジェットコースターのような人生を間近で見ながら、この人の栄枯盛衰な人生を深く考えてしまいました。

そして、上場企業で自分のポストを保ち続けることの難しさも同時に思いました。

小さな会社で働くボクのような人もそれなりに苦労しますが、上場企業で働く人たちにも庶民には分からない苦労があるんですね。
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2018年11月22日

名鉄名古屋駅は頑張ってるのよ!

ボクの日常は基本的に車移動なので、電車を使うのは何か特別な時に集中します。
車を使うよりも利便性が高い場合だけです。
いや違う、コンプライアンス面に配慮した行動が求められる時に電車に乗ります。
簡単に言うと、飲み会のときだけ電車を利用するんですけどね。(笑)

そんなボクも子供の頃から住んでいる名古屋には愛着がありますし、利用してきた路線は名鉄名古屋本線でした。

そういう背景もあり、名鉄と言う私鉄路線は今でも親しみを持てる路線です。

一方で、ボクが良く知る(と言っても飲み会の時ぐらいしか使いませんが)名鉄名古屋本線が、全国的に見るとかなり面白い路線のようなんですね。
特に名鉄名古屋本線の名古屋駅(旧新名古屋駅)が独特な雰囲気を醸し出しているようです。

ま、簡単に言うと使えるリソースが少なすぎる中で、最大の乗降客を捌くために最適化された駅だということです。

そのことを分かり易く説明した動画を最近見つけたのでご紹介します。



この動画は名鉄名古屋駅の現状(惨状)を詳しく正確に説明していると思います。
実際にこの説明のままですからね。

だからこそ、名古屋市内郊外民にとっては、名鉄名古屋駅は特別な存在なんです。
動画を見た人に言いたいのは、名鉄名古屋駅と言うのはひっきりなしに電車が来るのに自分が乗るべき電車がなかなか来ないんです。
構内アナウンスは様々な情報を流し続けるんですが、実際、何が自分の求めている電車なのか分からないんです。

例えば、名古屋駅から中京競馬場前駅まで行きたい場合、特急以外で確実に停まるのは手前の鳴海駅なんです。
なので最悪値で言えば、鳴海駅まで最速で行ける電車に乗り、その後は普通電車に乗ればそれなりに早く中京競馬場駅に到着できます。
乗った急行が特別停車で「この電車は鳴海のあと、有松、中京競馬場、前後にも停まります」と案内されたらラッキーだということです。乗り換える手間が省けますから。

この現実は、逆に言えば名鉄名古屋駅を通り抜ける電車を極限にまで限界に挑戦した結果だと思います。

上の動画でも紹介されていますが、名鉄名古屋駅は1時間に24本とか28本の電車が通り抜ける駅なんです。

このボトルネックのために関わる全ての路線が協力して効率化を図っているということなんでしょうね。

同時に、動画の中でも紹介されている、平日14時台でも過密スケジュールだというくだりがありますが、この時間帯の利用客は実際本当に少ないんです。
乗客が少ないのに過密スケジュールを強いられるのが今の名鉄です。

そういう背景もあり、名鉄名古屋駅は現在もなおカオスな状況を維持しているのかもしれません。

朝夕の通勤ラッシュ時の混雑を現状のインフラで何とかしているなら、それ以上の設備を求めないという経営判断です。
それが良いのか悪いのかは分かりませんが、この名古屋駅のカオス状態が続くのは、個人的に歓迎したい事例です。
だって、眺めてるだけでも面白いでしょ?(笑)
複雑なルールを経験と知恵で乗り越えている通勤客って凄いと思いますよ。
そういう様々な人の労力が重なり合っているのが、今の名鉄名古屋駅だということです。(笑)
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2018年11月20日

日産のゴーンさん、やらかす

カルロスゴーン日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕されました。
テレビもネットも昨日(2018年11月19日)の夜から、このニュースで持ちきりです。

容疑は「有価証券報告書の虚偽記載」だそうです。

2000年代初頭のゴーンショックと言われる日産自動車の大改革の影響を受けて、多くの仕事を失った鉄鋼業界方面の人たちは「ざまーみろ!」って今頃言ってるんでしょうけど、結果的に日産自動車はその後、業績を向上させ社会に貢献する大企業として生き続けているわけですから、個人的にはゴーンさんに対して同情したくなります。

ただ、報道を通して知ったんですが、申告していた年俸が10億円だったのに対して、実際に受け取っていたのがおよそ2倍の20億円だったというので、それは確かに脱税行為、脱法行為なわけです。
その点について同情するつもりはありません。

でもね、日産自動車ってここ最近は毎年、数千億円規模で利益を上げてる会社でしょ?
そのトップが20億円欲しいというのなら、社内的な意思決定をちゃんと経た上であげればいいじゃない。20億円。
その半分ぐらいは税金で持って行かれるわけだし、お金を使ったら使ったで色々な税金が課せられるんだから。

つまり、こういう人と言うのは稼げば稼ぐほど納税によって多くのお金を社会に還元すると思うんですね。

ゴーンさんが納税義務を負う国が日本だったとしたら、ボクは日産自動車の人たちに「年俸20億円にしとけば良かったんじゃない?ゴーンさんって有能な経営者だったじゃん」って言いたいです。

今回の一件で高額納税者の一人が失われるのは社会的損失だと思いますし、こういうリーダーと言うのはそうそう現れるものではありません。

そういう面でも今回の事件は色々と残念でなりません。

念のために言っておきますが、今回の事件はまだ捜査中ですが、恐らくゴーンさんの「身から出たさび」です。
逮捕された原因は、法律を犯したからです。
その責任はすべてゴーンさんにあると思います。

一方でこういう高額納税者がより多くの収入を得ることに寛大な社会って大切だと思います。
「ゴーンさん、沢山沢山稼いで、沢山沢山納税してくれてありがとう!」みたいな社会的雰囲気があったら、今回のような事件は起きなかったのかもしれません。

そういいつつ、この国の社会って嫉妬されるのはダメ、みたいなところがありますよね。
ウチの職場でも「ウチの利益は5,000円だったのに、納入先は10万円の利益を出してるのはどう考えてもおかしい」みたいなことを言う人がいるんです。
ボクはその度に「ウチの会社のスキルでは5,000円の利益しか出せないのに、納入先は10万円の利益を出す営業力やスキルを持ってるんだから彼らのノウハウを学ばないと」と説明します。

ボク自身、日ごろからそう思うので今回のゴーンさんの事件を残念に思うんです。

日本を代表する日産自動車のトップが「年俸を上げろ、もっとお金が欲しい」と言っていたなら、それを許容する価値観があっても良いんじゃないかとね。

ま、ただ今回の事件を傍観する限り、そういう雰囲気は全くなかったようですし、その結果、法律を犯してまで年収を高めようとしたゴーンさんが逮捕されちゃったってことなんでしょうけど。

ボクとしては日産自動車との取引はほとんどありませんし、日産自動車が今後どうなろうとほとんど影響がないんですが、毎年5億円規模の納税をしていた高額納税者が失われたことは、一人の国民として残念に思います。

あと、日産頑張れ!ってとこですかね。(笑)
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2018年11月14日

Windowsリサーチ事務局を名乗る不審な電話

職場に不審な電話が掛かってきました。
「Windowsリサーチ事務局」と名乗る電話です。

現在お使いのWindows Server 2008のサポートが切れることはご存知ですか?と聞いてきます。
うん、うちシステム屋だし知ってるに決まってるじゃん、と思うのを飲み込み「へぇ、何ですか?」ととぼけます。

同時に、うちの会社にWindowsサーバがあるってなぜ知ってるんだろう?と不思議に思います。

「えっと、Windowsのサポート期限については、うちシステム屋なので把握してますけど」と答えると畳み掛けるように「いつ終わるのかご存知なんですか?」と聞いてきます。

本当は知らないんでしょ?知ったかぶりしてるんでしょ?と言いたげです。
この時点で「イラッ」としますわね。

で、少し話を聞いたら、サポートが切れるWindows Serverの更新についてのアンケートをお願いしている、とのことらしいです。

単純に営業目的の電話なのかな?と思ったんですが、その後詳しく調べてみたら会社のシステム担当の部署と担当者の名前を聞き出すのが目的のようです。
つまりは名簿業者ということですね。

一方で、アンケートと言いながら聞き出そうとしている内容が、本来、外部に漏らすべき内容じゃないので「どのようなサーバを利用しているのか、何台のサーバが稼働しているのかなんて情報はセキュリティ上、突然電話してきた会社なんかにお伝えできません。そもそもWindowsリサーチ事務局と言われましたけど、マイクロソフトと関係のある会社なんですか?」と聞いてみたら、いえ違います、とのこと。

「まるでマイクロソフトからの問い合わせのような名前を名乗るのは悪質だと思いませんか?」とさらに聞くと、はい、分かりましたとすぐに引き下がりました。

でも「最後に担当部署とご担当者のお名前をお聞かせ・・・」と言ってきたので「お伝えする情報は何もありません」と言って電話を切りました。

で、この件について、単純な営業電話だったらまだ良いんですが、たとえば社内のWindowsサーバの台数とかバージョンの情報を相手に伝えて、担当部署と担当者の名前を伝えた場合、最近流行の標的型攻撃の重要な情報になり得ますよね。
ボクが受けた電話ではメールアドレスまでは聞かれませんでしたけど、もしアンケートと称する質問に答え続けた後でメールアドレスを教えちゃったりしたら、○○工業の総務部の鈴木さんがシステム担当者でメールアドレスはhoge@hogehoge.comって情報がどこで悪用されるかわかりません。

システム担当者のメールアドレスから、社内のメールアドレスに「セキュリティパッチをインストールしてください」と実行型ファイルを添付したメールが送られたら、多分、高い確率で実行しちゃいます。

今回のWindowsリサーチ事務局と名乗る詐欺まがいの会社が、収集した情報をどのように売りさばくのかは分かりませんが、そういうリスクが潜んでるよな、と改めて思ったのでご紹介します。

てか、そう考えると何かの展示会で名刺を交換する場合も「情シス主任」なんて書かれた名刺って、最悪、同じリスクを孕んでますよね。
メールアドレスも名刺に書かれたものとは別にセキュアなメールアドレスを用意した方が良いのかもしれないですね。

色々と考えさせられます。
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2018年11月13日

AIと社会主義と日本

AI(人口知能)というIT技術が世界情勢や国家と一緒に語られる時、「AIは社会主義と相性が良い」なんて解説されることがあります。
その意見の背後には、人工知能学会の倫理委員長を務める松尾豊東京大学准教授の言葉があるようです。
。「これまでの社会主義国家は、労働に応じて富を分配していた。しかし、集団作業の中では働かずに報酬を得る、いわゆる『フリーライダー』が発生したため、労働者の間で不公平感が生じ、国家制度としてはうまく機能しなかった国が多い。しかし、AIによって『きちんと働いているか』を認識できるようになれは、努力に応じて報酬が再分配されるようになる。『理想の社会主義国家』が実現する可能性がある」
という意見です。

一方でボクは、どういう運用をすればAIによって社会主義国家の国家としての生産性が上がるのかが分かりませんでした。

会社で働く従業員の仕事の成果を評価するなら、普通に作業日報を集計すれば済むことです。

ただ現在進行形で、このAI技術を活用した革命が中国国内で始まりつつあるようです。
それが「社会信用システム」です。
中国では最近になり、監視カメラ、防犯カメラとAIとが組み合わされた「AIカメラ」と言う新しい技術が普及しつつあります。

このAIカメラによって、最終的にはそのカメラに写っている人がどこの誰なのかまで紐付されるようになります。

日本国内にも現在、膨大な量の監視カメラが設置されていますが、それは何か事件や事故が起きた時に、後から人が目で見て確認するためのものです。

ところが中国では、リアルタイムに国民を監視し、どの国民がいつ、どこに行ったのかが膨大な情報とともに記録、管理される未来がすぐそこまで来ているというのです。

分かり易く言い換えると、精度の高い理想的な監視社会が完成しつつあると言うことなのかもしれません。

加えて中国の「社会信用システム」にはもう一つの要素があります。
それが、全ての国民が「信用スコア」によって分類されるというものです。

ネット上での買い物履歴、代金の決済方法や、SNSへの書き込みなどが監視され、信用スコアに影響するわけです。
AIカメラによって屋外での行動が監視され、マナー違反や法律違反があれば信用スコアが減点されます。
人々は自分の信用スコアが下がらないように、全ての行動が社会倫理に合致しているかを気に掛けるようになります。
企業や行政、政治家の人たちは、不正な行為をしないように自制するようになるかもしれません。

その結果、社会から不正は無くなり、生産性は向上し、資本主義国を上回る富を得られる、と言うのが最初に挙げた東大教授の意見なのかな?

ただ、その信用スコアの行き着く先は、求められた通りのお利口で決められたルールを守る国民を量産するだけですよね?
新しい技術にトライしたり、新しい社会制度を作るために「想定外の行動」を起こす人たちはみんな信用スコアを落とすリスクを負うわけですから。
不効率なルールを破って、合理的な答えを出そうとすれば信用スコアが落ちる結果になりませんかね?

ただ、悪い言い方をすれば、モラルもマナーも無い国民の行動を良い方に促すには、この信用スコアによる社会信用システムはうまく機能するんでしょうね?

現在、中国が導入を急いでいる、この「社会信用システム」が今後のAI技術によって飛躍的に発展するのは火を見るより明らかなんでしょうけど、果たしてそれが本当に国家運営と発展にプラスになるのかは、現時点では誰にも分かりません。

同時に、これほど大規模な社会実験をリアルタイムで見られるのは幸運だと思いません?(笑)
一体どうなっちゃうんでしょうね?

で、この記事を書きながら思ったことがあるんです。
中国が導入しつつある社会信用システムと信用スコアって、AI技術に頼らずとも、20年、30年前からシステムとして確立していた国があるんです。
それは、この国、日本です。

20年以上前から、企業は信用調査会社のスコアの影響下にありましたし、金融機関は独自の信用スコアデータベースを管理していました。

国民性による同調圧力も集団の中では強く働き、一度信用を失うとこの集団では生きていけないという強迫観念にさらされ、常日頃から「法律を守り、社会倫理を尊守し、周りに迷惑をかけない」人にならないといけません。

その結果、この国は目に見えない「社会信用システム」によって守られてきたのかもしれません。
それが良いことか悪いことかはさておき、今、ボク自身平和に暮らせている理由の一つなんだろうな、と肯定的に捉えています。

攻殻機動隊と言うアニメ作品にこんな言葉があります。

貴国(日本)こそ脳は資本主義を名乗られるが実際は理想的な社会主義だ

もしかしたら、全ての社会主義国が目指す理想が、この国にはあるのかもしれません。

問われているのは、理想的な社会主義国の国民が幸せかどうか、と言うことです。(笑)
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2018年11月10日

不気味なキティーちゃん、分かりました

先日記事にした「不気味なキティーちゃんの情報求む!」の続報です。

このキティーちゃんは、ボクが名古屋市中区大須で見つけた赤門通りの入り口のポール以外に、大須地区には沢山貼られているようです。
同じようにこの不気味キティーを調べた人がいるようなんです。

思ったよりすぐ答えが出たおじさんの顔したキティちゃんシール - イェン円のバーチャル名古屋
http://99kara00atama.hatenablog.com/entry/2017/07/21/120046

ねっ?大須には何か所かあるみたいでしょ?

そして、なぜか東京の新宿にもあるようです。
場所は新宿3丁目らしいんですが、新宿3丁目のストリートビューを1万歩ぐらい歩き回った(ってか、PC画面を見ながらマウスをクリックし続けた)んですが、この不気味キティーが沢山貼られた壁の場所は分かりませんでした。

でも現地の人たちの間では有名みたいですよ。

と言うのも、きゃりーぱみゅぱみゅさんも取り上げてますからね。

きゃりー、謎のキティ珍百景に遭遇「ヤバイいっぱいいる」 Abema TIMES
https://abematimes.com/posts/2545073

作者は「シャチホコファッキンベイビーズ」という人のようです。
色々と調べてみたら、この不気味キティーのTシャツまであるようです。

詳しい所在、作者の正体が分かりにくかったのは、そもそも無許可でステッカーを貼っていることと、ハローキティーとの版権問題がNGだからかもしれません。

作者の名前に「シャチホコ」と入っているので、恐らく名古屋の人なんでしょうね。
そして、新宿の不気味キティーの壁のステッカーの数が、時期によって増えているようなので、名古屋と東京を行き来する人なのかもしれません。

色々と謎ですが、少しだけ情報が分かったので気が晴れました。

この件について、先ほどコメント欄から「Nanashi has No Name」という方から情報を頂きました。
有難うございます。

ただ、不気味キティーの記事を「駄文にゅうす」さんが取り上げてくださっていたので、実は今日の昼休みからずっと不気味キティーについて調べていたんです。
その結果、この記事に書いたような情報を得るに至りました。
もしかしたら、多くの方がボクの記事を元に、不気味キティーについて調べまくってくれたのかな、と考えてしまいました。
皆さんの無駄な時間の浪費に心より感謝いたします。(笑)
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2018年11月09日

韓国へのフッ酸の輸出が停止に

今日のレコードチャイナの記事に面白い記事がありました。

ついに日本が報復?フッ化水素の輸出ストップ、韓国の半導体業界に緊張走る - Record China 2018年11月9日(金) 7時30分
https://www.recordchina.co.jp/b660437-s0-c20-d0058.html

レコードチャイナの報道が本当なら、日本の化学メーカーが作るフッ化水素(フッ化水素酸/フッ酸)の韓国への輸出が止まってしまったようです。
そして、輸出を止めたのは日本政府と言うことのようです。

フッ酸はとても危険な薬品で、人が手で触れると皮膚から浸透して体内のカルシウムイオンと結合してフッ化カルシウムとなり激痛を伴いながら骨がボロボロになるというシャレにならない劇薬です。

国内では1982年にフッ素と間違えてフッ酸を歯に塗って女児が無くなるという歯科医院での医療事故が発生しています。

八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故 - Wikipedia

さらに、2012年には韓国で工業用のフッ酸をタンクローリーから貯蔵タンクに移し替える際に漏出事故が発生し多数の作業員が死亡するという事故も起きています。

亀尾フッ化水素酸漏出事故

この事故では周辺地域にも被害が広がり、路上に停めてあった自動車が腐食するなどの被害も発生しています。

で、このフッ酸なんですが製造メーカーがそれほど多くないようなんですね。
そして、日本メーカーが独占している市場のようです。
ボクは今回の記事を読むまで知りませんでした。

そして、このフッ酸は半導体製造のために必要不可欠な薬品のようです。
恐らく、高精度なシリコンウエハーのエッチングのためには超高純度のフッ化水素酸が必要で、その分野では日本メーカーの独壇場と言うことなんでしょう。

今回、日本政府がフッ酸の輸出を止めた理由が何なのかは分かりません。
一方でフッ酸の製造自体が不安定で国内需要を優先したということだと、何となく想像できるわけですが、それをこのタイミングでやるというのが、何とも絶妙過ぎる気がしません?(笑)

多分、日本政府はこの件について尋ねられたら「国内需給の安定化のため」としれっと答えると思いますよ。
でも、韓国の半導体業界はそうは受け取らないでしょうね。

先日の徴用工裁判と条約無視に対する報復だと解釈するんじゃないかな。

いえ、それで良いんです。元々国内への供給を優先すべきですし、こういうのは政府が方向性を示さないとダメだと思います。
フッ酸メーカーにしてみたら、国内顧客を優先して海外顧客を後回しにするという戦略は取りづらいでしょうし。

あと、今回の輸出停止のニュースを見て、ボクが思ったのはもっと違うところにあります。
韓国の主要産業は半導体と言われていますが、その原料の大半を日本のメーカーからの輸入に頼っています。
シリコンウエハーは日本国内の信越やSUMCO、フェローテックが世界的にも大きなシェアを持っています。

さらに、シリコンウエハーに限らず、韓国の半導体メーカーが必要とする様々な素材、資材、製造設備は日本メーカーからの供給に頼っているのが現実です。

なので、日本政府が何か理由をつけて、それらの供給に制限をかけるだけで、韓国の半導体産業は大打撃を受けてしまいます。

今回の徴用工裁判で日本政府が「激おこ」状態なら、韓国の経済界を、特に唯一好調な半導体業界を揺さぶるようなことをするだろうな、と思っていたんですが、目に見える形で現れたのがフッ酸の輸出停止と言うのは正直驚きました。

フッ酸って洗浄剤とかエッチング剤ですよ。それが手に入らなくなるだけで韓国は大騒ぎするんですね。危機管理という概念は無いんですかね?
同時に、韓国の製造業界というのは、日本からのサプライチェーンが無かったら何も作れないんじゃないです?
さらには、日本政府は今回の徴用工裁判の問題で、ありとあらゆるカードを温存しているんじゃないですか?

今回のレコードチャイナの記事を読んで、そういうことを色々と考えてしまいました。
今後の展開が面白そうですね。
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2018年11月06日

不気味なキティーちゃんの情報求む!

仕事でたまに通る抜け道があります。
その道沿いの立て看板の裏側に、誰かが勝手に貼り付けたキティーちゃんのステッカーがあります。

不気味なキティーちゃんそれがこちら。
不気味ですね。
不気味すぎます。

以前から車で通った時に何となく気になっていたんです。
「あれ、なんだろう?」って。
で、ある日、車を停めて写真を撮りました。
それが上の写真です。

近くに寄って観察してみると、この不気味なキティーちゃんの絵は、何かの伝票の上に書かれているんです。伝票が上下逆さまの状態で描かれています。
恐らく運送会社の送付状のようです。
ただ、佐川やヤマトの一般的な伝票よりも大きな伝票です。
さらに言うと「JAPAN」と言った文字も見えるので、もしかしたら国際郵便の送付状かもしれません。

誰かが手元にあった国際郵便の送付状に不気味なキティーちゃんの絵を手書きで書いて、それを切り抜いて住宅街の道路にある立て看板の裏側に貼り付けたんでしょうね。
で、何のために?どういう目的のために貼り付けたんでしょう?

ボクには全然分かりません。まったく理解できません。
でも、その不気味なキティーちゃんはその抜け道の立て看板に結構前から貼られていたんです。

これって、世の中の時流とは真逆なことだと思います。
資本主義社会の中で「人の目を引くもの」の多くは広告です。
リアルな社会でもネット上でも、一般消費者の目を引く情報には商業的な意味がある場合がほとんどです。

ところが、この不気味なキティーちゃんには商業的な側面が全くありません。
そもそも見る人は「わー、不気味で気持ち悪い」と思う可能性が高いですし、それ以上の感想は無いと思うんですね。
しかも、ボクのようにわざわざ車を停めて写真を撮ったのに、別媒体に誘導する仕組みがありません。
WebサイトのURLもありませんし、メールアドレスもありません。
ツイッターアカウントなども一切ありません。
何とも謎だらけです。

そんな謎の中でもボクが気になったのは、この不気味なキティーちゃんのイラストを住宅街の道路沿いの立て看板に貼った理由が何なのか、と言うことです。
近所の中学生辺りが「不気味なキティーちゃんを書いたんだけど、これって面白くね?」といったノリで貼っただけのようにも思います。
いや、むしろその筋が濃厚ですよ。だって、この不気味なキティーちゃんのイラストには作者へのコンタクトの方法が一切無いわけですから。
一体何のためにこの不気味なキティーちゃんを貼ったの?と言う疑問しか残りません。

そんな消化不良状態のボクは、上記の写真を撮影してから1年ぐらい悶々と過ごしていました。
あっ、ゴメン、嘘です。(笑)
正確に言うと、この不気味なキティーちゃんは、ボクの中でごくありふれた、それでいて強烈な印象を与える雑音の一つとして、記憶に残っていました。

ところが先週、名古屋市中区大須地区を歩いていた時に見つけたんです。不気味キティーの同位体を!

不気味なキティーちゃんこちらが不気味キティー大須バージョンです。

場所は無線LANルータなどで有名なバッファローの本社前です。
赤門通りの入り口の「赤門」ゲートの南側の柱に貼られていました。

これを発見した時のボクの衝撃を想像できますか?
ボクが最初に発見した不気味キティーがあったのはバッファロー本社から10キロ以上離れた場所です。
ボクが最初に発見した不気味キティーは名古屋市内でもかなり田舎の場所にあったんです。
ところが、それと同じものが名古屋の中心部近くの大須にあるなんて、正直驚きです。
生き別れた兄弟との再開です。生きとったんかワレ!!です。(笑)

しかも、こちらの不気味キティーの台紙も運送会社の送付状に書かれています。
ここから分かるのは、この2つの不気味キティーの作者が同じだろうという事実です。
そして、この不気味キティーは、もっと多くの数、名古屋市内、愛知県内にあるんじゃないかと言う期待です。(笑)

特に名古屋市内の繁華街の大須地区、栄地区に沢山あるんじゃないかと思うんですね。

しかもどう考えても、こういう活動によってお金が儲かるわけじゃないのに、不気味キティーを貼り続ける動機を聞いてみたいと思いません?

そういうわけで、この不気味キティーちゃんの情報を持っている方は、コメント欄から情報を頂けると嬉しいです。
何か具体的なお礼が出来るわけじゃないんですが、この不気味キティーについて気になっている方がおられましたら、情報を下さい。お願いします。

あっ、一応書いておきますが、この手のステッカーを公共物に貼り付けるのは迷惑行為ですし、違法行為です。
ただそれでも、法的に罰せられるリスクを冒してでも、こういう創作物を公共物に貼り付ける行為の動機を知りたいと言う個人的な好奇心に急かされてこの記事を書きました。

迷惑な張り紙を観察しながら、街を歩くというのもお金の掛からない趣味としては面白いと思いません?

そして、この不気味キティーの作者は、こうした形でネット上で関心を集めることを願っていると思うんです。何となくですが。
なので、今回、ボクが記事にすることでその欲求に応えるのも面白いかな、と思いました。

もし、この不気味キティーについてご存知の方がおられたら、是非コメントください。
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2018年10月30日

韓国徴用工裁判で日本企業に賠償命令

韓国徴用工像今日のトップニュースです。

韓国の最高裁判所で開かれていた徴用工裁判の判決が今日、2018年10月30日に出ました。
判決は日本企業(新日鉄住金)が賠償金を支払うように、という判決です。

裁判の内容やその背景について詳しく書きませんが、ボクが懸念するのは、今回の判決が1965年に両国で交わされた日韓基本条約に完全に反するということです。
この条約では国や公共団体、企業から個人に至るまで財産の返還や請求権が一切無くなるという重要な役割が盛り込まれていました。

これにより、日本人個人個人も、日本の企業も日韓基本条約締結以後は安心して商取引できるようになりました。
日韓基本条約が無ければ、例えば大きな金額の取引きをした際に「そういえば戦前、御社との不当な取引でウチの会社は3億円損をしたんですよ、だから今回の支払い額から差し引きます」みたいなことが言えちゃうんですね。
もちろんそんなメチャクチャな話が通るわけないんですが、戦前の請求権が少しでも残っていると、それを理由に裁判を起こされる可能性もあるわけです。

仕事をしたのに、商品を納入したのに、お金を受け取る段階で戦前のことを持ち出してお金を払わないことだって十分考えられます。

そういうリスクを払拭するために日韓基本条約では当時としては莫大な「経済協力金」を日本が韓国に支払うことで「チャラ」にしました。
チャラにしてくれたので、日本企業は安心して韓国企業と取引できるようになりました。

言い換えると、日韓基本条約があったからこそ、その後の両国は経済的に深く結びつき、お互いに発展してきたと言えます。

ところが、今日下された判決では「個人の請求権は消えてないから新日鉄住金は個人に賠償金を払え」と言うものです。
裁判所がこのような判決を出すということは、同時に原告の徴用工だった一個人が「新日鉄住金が賠償金を払ってくれないから、取引先の売掛金を強制徴収してください」と依頼した場合、裁判所命令で強制的に新日鉄住金に入るはずの取引先の売掛金を没収出来ちゃうわけですね。

つまり何が言いたいかと言うと、今回の判決は日韓基本条約によって築き上げられた経済面での揺るぎない信頼関係が音を立てて崩れ始める歴史的に重大な判決だということです。

もしボクが大手企業の韓国支店の支店長だったらどうするか考えてみました。
支店長レベルで考え付くアイデアは、今回の判決に関わらず、今まで通りの取引を維持する念書を、韓国企業に書かせるぐらいですかね。
でも、今回の判決は韓国最高裁判所の判決ですからね。それを元に裁判所命令が出されれば書かせた念書の意味などありません。

色々考えてみましたが、今回の判決によって日本企業は韓国との取引を「重大なリスクの伴うもの」と考えるのは避けられないと思います。

じゃあ、日本企業が韓国企業との取引を今後も続ける方法があるのかどうか、と言う点も考えてみました。
一番いい方法は、間に他国企業を挟むことです。
現実的なのは中国企業に間に入ってもらうことですかね?

ただ恐らくですが、間に入った中国企業は日本企業の依頼をそのまま韓国に流しますかね?
もしかしたら、韓国企業よりも条件の良い中国企業を探してくるかもしれません。
その時、条件の良い中国企業の提案を蹴ってまで、韓国企業と取引するメリットがあるんでしょうか?
控えめに考えても多分無いです。(笑)

今回の韓国徴用工裁判の判決は、韓国企業と取引する日本企業の「距離も近いし、同じ資本主義国だし、アメリカの同盟国同士だし、貿易関税もほとんど無いし、国の法律や司法制度も同じだから安心だよね」と言う根底の価値観を根底から覆すものだと思います。

実際、韓国企業に仕事を依頼する日本企業の多くが、今回の判決による将来のリスクを考えた場合、圧倒的に日本国内の協力会社に仕事を依頼したほうが安心だと考えるようになると思います。

今回の徴用工裁判の判決により、日本企業は韓国企業との取引に「リスク」を感じています。

今回の判決が実際に実行された場合、日本企業が被る損失は数千万円です。
しかし、1965年の日韓基本条約を踏みにじる判決を受けて、今後日本企業が「韓国切り」をすれば、数千億円規模の資本流出が発生します。

今の韓国国民はその重大性を分かっていないんでしょうね。

今回の記事はボクが関わる海外取引がある会社の部長さんクラスから聞いた話をまとめたものです。
ボクの個人的考えも含まれています。

いずれにしても、経済的妥当性を考えれば、韓国徴用工問題の最高裁判決は原告敗訴で終わるというみ方が多かったですが、フタを開けてみれば日本企業側敗訴と言うことが今日報じられました。
これを受けて、今後、日韓の経済関係は新たなステージに進むと思います。
韓国にとっては不都合な方向にね。

ま、ボクが生活する範囲では特に悪影響が無いので、この件は今後も冷静に傍観したいと思います。
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2018年10月29日

皆さん暇してます?

個人的に文章を書くのは結構好きです。
企画書やプレゼン資料、報告書を書くのは嫌いですが、ブログ記事を書くのは好きです。
だって、好き勝手書けるから。(笑)

さらに言うと、何にでも好奇心があるボクの性格からすると、ブログ記事するネタは普段の生活中にいくらでもあります。
たまたま見つけた住宅街の野良猫の呑気に寝ている写真をネタに記事を書くこともできます。
取引先で知った業界内の話題を元に記事を書くこともできます。
社会情勢の変化に対して自分が思うことを記事にすることもできます。

ただ、結果としてその出来事を記事と言う文章を通して読む人が、面白いと感じるかどうかは別次元です。

そして、今のボクは自分でも分かっていますが、ブログ記事として面白い記事を書けていません。
だって、ここ最近、忙しすぎるからです。

例えば地元の警察官が何かの事件の対応をして、その報告書を書かないといけないのに、報告書を書くタイミングで次の事件が発生して現場に急行するような状況を考えてください。
もちろん警察官は公務員なので、どんな状況にあっても報告書を書く必要はありますよね。
でも、あまりにも事件が多く、あまりにも事後処理の時間が無かったら、報告書の内容も思いつきで書いたような分かりにくい内容になってしまいます。

個人ブログと言う娯楽コンテンツは、信用していいかどうか分からない、無責任で偏った情報を面白おかしく提供する存在だと思います。

社会一般における、匿名の個人ブログ(このブログの事ですよ)の存在意義って、ブログ記事の投稿者(つまりは管理者)の日常を面白おかしく、時に極端に偏った意見を笑い飛ばすような技量が必要だと思います。

一方で、例えばボク自身の身に降りかかった災難とか、ボクの日常で感じた些細な出来事を万人が楽しめるような記事にするには、技量と時間が必要なんですね。

ここ最近のボクは忙しさのあまり、ブログ記事を推敲(何度も練り直す)余裕がありません。
なので、ブログ記事の投稿頻度も低くなっています。

こういう問題を上手く解決している分野が、たぶんYoutuberだと思うんですね。
チャンネル主の日々の日常を動画で撮影して、それを見ていて面白い動画コンテンツに仕上げる人たちがいる、と言う世界です。
広告収入で多額の利益を得ている人たちは、自らのショーもない日常を撮影した動作を、それなりのプロの編集者に委託すれば、一つのコンテンツとしてそれなりのクオリティの映像コンテンツが出来るんだと思います。

一方で個人の日常を切り取った話題を記事にする個人ブロガーの文章や写真、動画コンテンツの完成度は決して高くありません。
さらに、それらの個人ブロガーの私生活が忙しくなれば、当然、その情報コンテンツの質も落ちます。

広告収入を得ていない個人ブログに限って言うと、そのブログの管理者がブログ更新に時間を割けられるかによって、記事のクオリティは大きく影響を受けます。

言い換えると、記事のクオリティが低くなったな、と思った時にはブログ管理者の身辺が色々大変なんだろう、と解釈したほうが良いですよ、ということです。趣味の世界の話なので、ある程度、暇な状態じゃないと文章の質も落ちますし更新頻度も少なくなります。
なので、そういう場合は「このブログ管理者は、今忙しいんだろうな」と理解を深めるべきです。

ええ、ボクの事なんですけどね。(笑)
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2018年10月27日

技術力があるのに面倒くさがる人

先日、仕事の取引先の食品会社の総務の人と話をしてて、面白くてゲラゲラ笑ってしまった話があったのでご紹介します。

この会社はある食品を製造する工場がある会社です。
そして、この会社の生産管理部の鈴木さん(仮名)は、以前から注目していた人でした。
と言うのも、鈴木さんはコンピュータ関連ではメチャクチャ技術力があって、特にソフトウェアを駆使して社内の様々な問題を解決ひとです。一方で、そんなに技術力があるのに社内の誰からも信頼されていない人なんです。

ねっ?面白いというか不思議な人でしょ?

その鈴木さんについて総務の人と色々と話をしました。

ボク「生産管理の鈴木さんってIT系の技術力がめちゃくちゃ高いですよね。なぜ鈴木さんを中心とした社内IT部門を作らないんです?」
総務「周りから信頼されてないんですよ。」
ボク「えっ、だって4,5年前の決算前に利益が出た時、ハンディーターミナル(バーコードリーダー)を買ってもらったって言ってましたよ。それにそのハンディーターミナル用のソフトも自分で開発してましたよね?」
総務「そんなこともありましたね。で、その結末を知ってますか?」
ボク「えっ、立派な情報収集手段が出来て、生産現場の効率化に繋がったんじゃないの?」
総務「いえ、ハンディーターミナルまでは良かったんですよ。でも実際の現場の半製品(作ってる途中の製品)の収納ケースに貼るバーコードラベルを作る作業が発生しますよね。その作業が面倒くさいからやりたくないってぶん投げたんです。」
ボク「えー、だったら部下の人たちがそれを運用すれば良いんじゃないの?」
総務「鈴木さんが作ったシステムは鈴木さんじゃないと分からないシステムでした。それを誰でも分かるようにしてくれってお願いしたんですが、面倒くさいからやらないって。」
ボク「じゃあ、ハンディーターミナルは活用されないまま今に至ってるんですか?」
総務「そういうことです。開発用に1台だけ導入して正解でした。」

何とも笑える話です。
この生産管理部の鈴木さんはアイデアは良いし技術力もあるのに、最終的に会社の利益になることはない、と言う人材なんですね。
いえ、本人の事も良く知ってます。10年以上の付き合いなので。
本当に性格は悪くないんです。腰も低く丁寧な対応をしてくれるんです。
誰かをいじめたり責め立てるようなこともしません。
ただ、極度な面倒くさがり屋なのが問題です。

総務の人はこんなことも話してくれました。

総務「ウチの会社って加工食品を製造する会社じゃないですか。その為、原材料の在庫管理は重要な仕事なんですよ。」
ボク「知ってますよ。生産管理の部長さんが原材料の適正在庫と現状の在庫量をいつも気にしてますよね?」
総務「そうなんです。だから、受注数と出荷数から原材料の使用量と仕様予定量を算出しないといけません。この作業が結構面倒なんですね。」
ボク「えっ?それって鈴木さんが一番得意な分野じゃないですか。」
総務「その鈴木さんが去年の今頃、それらの計算を簡単に出来るExcelファイルを作りました。そして、それをデータベース化したんです。Linuxサーバにデータベースを入れて管理するようにしたんですね。」
ボク「その話は知ってます。社内にあるLinuxサーバにMySQLを導入する相談を受けましたから。」
総務「で、鈴木さんはそのサーバに原材料在庫管理システムを作ってくれたんです。実際に稼働する様子を見て生産管理部の部長も喜んだんですよ。」
ボク「じゃあ、そのデータベースはバリバリ活用されてるんですか?」
総務「いえ、今は誰も使っていません。」
ボク「えー、何でです?」
総務「データの入力画面が分かりにくいこともあり、誰もデータを入力しなかったんです。なので鈴木さんがメモ書きの出荷実績を手入力することになりました。」
ボク「それでも、そのシステムは良い感じに稼働して適正在庫を実現できたんじゃないんですか?」
総務「みんなそれを期待していました。ところが、実際の原材料倉庫に行って在庫数を確認するのも鈴木さんの仕事だったんです。元々その仕事は生産管理部がやってた仕事でしたし、普段から暇そうな鈴木さんが原材料の在庫チェックを週2回行うことになってたんです。」
ボク「じゃあ、最終的に適正在庫に近い状態になったんじゃないの?」
総務「ところが鈴木さんは在庫量を調べる作業を面倒くさがったんですよ。その結果、沢山使いそうな○○の小麦原料を毎週数十トン発注する指示書を出し続けました。沢山あれば原材料切れを防げるだろうって考えです。」
ボク「それって自身が作ったデータベースシステムの存在意義とは真逆ですよね?」
総務「そうですよ。原材料の在庫を減らすためのシステムを作っておきながら、本人は面倒だから過剰に在庫を確保しておこうって考えるわけですから、生産管理部の部長は大激怒です。」
ボク「自ら構築した在庫管理システムの存在意義を自ら否定するスタイルですね。(笑)」
総務「ところが、一番使用量が多い○○小麦の供給元の工場が火災により3週間、生産停止になったんです。その為、競合他社のライバル製品は製造できなくなりました。ところが弊社には倉庫に大量の○○小麦があったので安定的に製品製造が出来ました。それまで適正在庫を上回る仕入れをした鈴木さんに怒り狂っていた部長は何も言わなくなり、鈴木さん本人は得意げに『俺が過剰発注した原材料が結果的に良かったじゃん』って話してます。」

「鈴木さんって何か『運と天を味方につけてる感じですね。社会人的にはダメダメだけど』」と話すと、総務の人は今回の件については何も言えない、表情でした。

この件の鈴木さんと言う人が、面倒くさがり屋じゃなければ、多分立派な社内IT部門の責任者として活躍してたんだろうな、と思います。

あと、この鈴木さんが構築した適正在庫管理データベースの改修を依頼されたんですが、丁重にお断りしました。
こんな複雑なシステム、そして一切の仕様書も設計書も無いシステムを修正するなんて地雷でしかないですからね。
現場の実情を誰よりも知っている鈴木さんが作ったシステムは、誰よりも現場に則したシステムだとは思いますが、その後のメンテナンスを担うにはあまりにもハードルが高すぎます。
せめて面倒くさがらずに事細かな仕様書を書いていてくれれば何とかなったのかもしれませんが、そういった情報が無いシステムはフォローのしようがありません。

そういう意味で、今回の鈴木さんのような技術力はあるのに面倒くさがり屋、自身の仕事の記録を残せない人のやった仕事は無価値な存在になる場合が多いということです。

自分自身も気を付けたいです。
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2018年10月21日

UTMのSSLインスペクションって大丈夫なん?

ボクはこの手の話題には常に理解していないといけない立場です。
インターネットセキュリティ関連技術に、です。

しかし、ぶっちゃけセキュリティ専門家ではないので、実際の業務の合間に情報を収集する程度しかできていません。
そして、より深い情報には年単位でボクの中の「情報と認識」が遅れていることもしばしばあります。

これがT自動車なんかの本社通信インフラに携わっている場合だと、ボク自身の不勉強度合が大問題になるのかもしれませんが、幸いその手のクソ面倒臭いトヨ○なんとかクルーズなどのクソ通信会社とは直接取引が無いので、今の知識レベルで甘えていたりします。
あっ、話が脱線しました。

前置きはこれぐらいにして、ボクの古い知識を引っ張りだすと、Fortigateのようなインターネット通信を監視するUTM(Unified Threat Management)装置は、すべてのインターネット通信を解析し、ウィルスや迷惑メールがあれば、その通信を遮断するという機能があります。
一方で、SSLのような暗号化通信については、歯が立ちませんでした。
だって、通信パケット自体が暗号化されているので、その中身にウィルスが含まれているかどうかを確認できなかったからです。

その為、今から数年前のUTMの設定時には「SSL通信はチェックできないので未チェックで」というのが常識でした。

しかし、時代が流れ「SSL通信はノーチェック」では通らなくなってきました。
と言うのも、Webサイトのすべての情報をSSL化(常時SSL)するという流れが加速しているからです。
有名どころではYoutubeあたりですね。
ただ、動画視聴のデータを暗号化するのって意味があるんですかね?
コメント投稿だって、どうせ公開されるコメントなのに、それを暗号化する必要があるのかと甚だ疑問が残ります。

ま、そこは今回は突っ込まないでおきましょう。(笑)
問題なのは、暗号化されたSSL通信の中身をチェックできるのか?という話です。
この課題のためにUTMに実装されたのがSSLインスペクションという仕組みです。
簡単に言うと、SSL化されたWebサーバやメールサーバとクライアントPCとの間にあるUTMが、その暗号化通信を一度解読(デコード)して中身をチェックするという仕組みです。
当然、その中身にウィルスなどが含まれている場合は通信を遮断します。

具体的にどういうことをやっているのかについては、以下のサイトが参考になりました。

SSLインスペクションについて調べた - Aimless
https://aimless.jp/blog/archives/2187/

従来のSSL通信と言うのは、Webにしてもメールにしても、サーバとクライアントが1対1であることを前提としています。
そして、サーバとクライアント間の通信を暗号化することにより、中間の第三者が通信の内容を傍受できないという点にメリットがありました。

それに対して、UTMのSSLインスペクションは、UTM自体がクライアントPCに成りすましてサーバとの間に通信セッションを張り、暗号解読するための情報を取得すると言うものです。
その結果、SSL通信の内容は、まる裸の平文(暗号化されていない)状態になります。

SSLインスペクションが登場するまでは、SSL通信は安全な情報通信手段と考えられてきました。
その為、インターネット上のショッピングサイトのクレジットカード決済画面などで広く使われてきました。
その後、SSLインスペクションが実用レベルに落ち着き、多くのUTMに実装された理由はUTMを構成するハードウェアの処理能力の向上にあります。
SSL通信の監視と暗号解読の手順が、ハードウェア性能の向上によって、ストレスなくできるようになったわけです。
言い換えると、クライアントPCの利用者が気づかない程度の速度で、暗号解読と解析ができるようになっているわけです。
これが自分の会社のインターネット回線に設置されたUTMなら何の問題もありません。
問題なのは、例えば中国のようなインターネット通信を監視している国家が、このようなSSLインスペクションを利用した通信の監視をした時、SSL通信自体が丸裸にされてしまうことを意味しています。
言い換えれば、SSLの意味が全くないということです。全部、平文通信と同じになるわけです。

もっと身近な例を言うと、Wi-Fiのフリースポットを提供している個人商店などが、悪意をもってSSL通信を傍受できるUTMなどを導入した場合、そのフリーWi-Fiを利用したユーザーのネット通販利用時のクレジットカードの情報などを不正に入手できるかもしれません。

それぐらいSSLインスペクションという技術は危険をはらんでいると思います。

この点については、サーバ証明書を発行するdigicert社も懸念しています。

HTTPS通信監視機器利用の問題点
https://rms-digicert.ne.jp/digital-certificate-news/https_interception_weakens

そして、この記事のリンク先にはSSLインスペクションを実装した製品をリリースしているメーカーも掲載されています。
せっかくなので、そのリストも掲載しておきますね。
お馴染みのUTMメーカーも名前を連ねていますので、この問題の背景がどれほど深いかをご理解頂けたらと思います。
ちなみに、先日ご紹介したUntangleもSSLインスペクションを実装しています。
それだけ、UTM界では一般的になりつつある技術なんですね。

UTM利用者はそういう点を理解しておいた方が良いかもしれません。

懸念製品のリスト
1.A10 vThunder
2.Arbor Networks Pravail
3.Baracuda Web Filter
4.BASCOM School Web Filter
5.Bloxx Web Filter
6.Blue Coat SSL Visibility Appliance
7.Check Point Data Loss Prevention (DLP), Anti Virus, Anti-Bot, Application Control, URL Filtering, Threat Emulation and IPS.
8.Cisco ScanCenter
9.Citrix NetScaler AppFirewall
10.Clearswift SECURE Web Gateway
11.ContentKeeper
12.Cymphonix Internet Management Suite
13.Dell SonicWALL
14.EdgeWave iPrism Web Security
15.ESET Smart Security
16.F5 BIG-IP
17.Fortinet FortiGate
18.Fidelis Security XPS
19.Finjan Vital Security (pdf)
20.GFI WebMonitor
21.GigaMon GigaSmart
22.IBM Security Network Protection
23.iboss Web Security
24.Imperva Incapsula
25.iSHERIFF Cloud Security
26.Juniper IDP devices
27.Kaspersky Anti-Virus
28.Komodia SSL Decoder
29.M86 Secure Web Gateway (pdf)
30.McAfee Web Gateway and Firewall Enterprise (pdf)
31.Microsoft Forefront TMG
32.NetNanny
33.NextGig Netronome
34.Optenet WebFilter (pdf)
35.Palo Alto PAN-OS
36.Panda Cloud Internet Protection
37.PrivDog
38.Radware AppXcel
39.SafeNet eSafe Web Security Gateway
40.Sangfor IAM (pdf)
40.Smoothwall Secure Web Gateway
41.Sophos Cyberoam
42.Sourcefire SSL Appliance
43.Squid
44.Symantec Web Gateway
45.Thomason Technologies Next Gen IPS
46.Trend Micro Deep Security (pdf)
47.Trustwave WebMarshal, Secure Web Gateway
48.Untangle NG Firewall
49.Venafi TrustAuthority
50.VSS Monitoring vInspector (pdf)
51.WatchGuard HTTPS Proxy
52.Wavecrest CyBlock
53.WebSense Content Gateway
54.WebTitan
55.Qbik WinGate
56.WolfSSL SSL Inspection
57.Zscaler
58.ZyXel Firewall
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2018年10月19日

国際郵便と米中貿易との狭間で生じるひずみ

インターネット上の、個人が発信する情報と言うのはなかなか面白いものがありまして、特にその業界の「事情通」がボソボソっと発信する情報の中に、新聞やテレビが報じない情報が含まれていたり、それらの情報が自分が持っている限られた情報とつながりを持ち、大きな理解に至るなんて経験を何度もしました。

もちろん、個人発信の情報をそのまま鵜呑みにするのはリスクがありますが、一方でその情報をうのみにすると情報発信者が利益を得る可能性が低いなら、鵜呑みにしても構わないんじゃないかと思うんですね。

今日はそういう話題です。

皆さんはエアメールって使ったことあります?
ボクはありません。気づいたらインターネットメールがあった世代ですから。
でも、ボクが子供の頃に、両親が大切に保管していた過去の受け取った手紙箱と言うのがありまして、その中にエアメールが1つだけありました。
誰から受けとった手紙なのかは思い出せませんが、確か横長の洋封筒の外周に赤と青の斜線が入っていたと思います。

エアメール封筒こういう感じの封筒に手紙を入れて海外に送る、というのが1980年代までは一般的だったんじゃないですかね?

なので、エアメールと言えば、赤と青の斜線が封筒の周囲に施されたヤツと言う記憶が有ったんですが、確か高校生の時に学校の先生が何かの資料を見せてくれて、それが海外の友人からの情報で、その手紙と一緒にエアメールを見せてくれたんです。
そのエアメールの封筒には、フランスだかドイツだかの切手が貼ってあって、ボクはそれを見てふと疑問に思ったんです。
外国から日本に送られた手紙なのに、投函した国の切手しかないのっておかしくない?って。
で、色々と先生に聞いてみたらエアメールと言うのは、差出人がその国の切手を貼ってポストに投函すると、発送地の郵便局が切手収入を得て責任をもって宛先の国まで届けてくれて、その先はその国の郵便局(公共郵政事業)が無報酬で宛先の住所まで手紙を届けてくれるんだって。
それって、届け先の郵便局が大損じゃん、って思いますよね。
でも、国同士の手紙のやり取りやお互いに沢山あるので、その逆の場合は発送地の郵便局が切手代収入を得て、相手の国の郵便局はタダで手紙を届けるので、お互い様なんだ、と説明してくれました。

当時のボクは「どこの誰だか知らないけど、超便利な仕組みを考えてくれたものだ」と感心していました。

だって、利用者からしたら「自国の切手と相手国の切手をエアメールに貼る」煩わしさから解放されるわけですし、何より自国の郵便局は相手国の配送料を負担せずに済むので、エアメール自体の切手代が安く済む。
実際調べてみたら、日本からアジア諸国に定型封筒(25g以下)の手紙を出すと90円で済みます。
国内宛の定型封筒が82円の現在(2018年10月)において、海外に送る手紙が90円で送れるんです。
差額の8円は飛行機代ってことでしょう。

アメリカ向けの定型封筒の手紙は110円です。国内との差額は28円です。
28円払うとアメリカに手紙が届きます。
なんかこれって、凄いことだと思いません?
どこかの誰かがこういう仕組みを作ってくれたことで、一般消費者は沢山のメリットを得てきたってことですよね。
ただ、ほとんどの人にとってエアメールを送ること自体、人生の中でほとんど無いのが現状ですが。(笑)

で、このことについて、あるツイッター上の投稿を見つけました。
それがこちら。

opqr @opqr5
https://twitter.com/opqr5/status/1052899435007471617

このopqr(@opqr5)さんの書き込みと関連の書き込みで分かったことがいくつかあります。
エアメールと言う世界的に支えてきたのは、万国郵便連合という国連下部組織の偉業によるもののようです。
万国郵便連合に加盟している国の公益郵政事業者は海外から届いたエアメールを無償で宛先に届ける義務を負っているようです。
ところが、最近になり万国郵便連合からアメリカが離脱しようとしているそうです。
その理由は、中国がこの制度を不当にこの制度を利用していることが原因みたいなんですね。
いえ、万国郵便連合に加入していて、その規定内の手紙やはがきを送りあうのは何ら問題になりません。
ただ、中国国内の業者がアメリカ向けに発送する小さな商品は、日本で言う定型郵便、定型外郵便に収まります。
それらの荷物は万国郵便連合の規定により、到着国の郵便事業者は無償で届ける義務を負います。
中国国内の業者は、郵便事業の万国郵便連合が規定するサイズ以下の梱包にまとめれば、中国国内の輸送費だけを負担するだけで、全世界の顧客に商品を発送できるわけです。

上記のツイッターの書き込みを引用すると、アメリカ国内の運送会社を使ってアメリカ国内同士で商品を送る場合よりも、中国の業者から商品を購入したほうが、送料分安く済むという事例が実際に発生しているようなんですね。

例を挙げると、アメリカ国内の企業が生産コストのメリットを評価して中国企業に機械部品を製造させたとします。
その機械部品をアメリカ国内の倉庫に大量に保管します。そして、アメリカ国内向けに通信販売で機械部品を販売しようとします。
一方で、中国の下請け会社はその後も同じ機械部品を製造して、同じ品質の機械部品の在庫を蓄えます。
その部品をインターネット販売した場合、同品質の部品が中国から安い価格と安い送料で発送されてしまうんですね。
もちろん、これは知的財産権の侵害事案なわけですが、同時に万国郵便連合の規定による送料の安さがアメリカ企業を苦しめていると言えるのかもしれません。

今のアメリカ政権が中国に対して知的財産権の侵害是正を訴えるのにはこういう背景があるんでしょうね。
そして、万国郵便連合の離脱によって不当な貿易慣習を打開したいと考えているのも良く分かります。

ボク自身、中国の「aliexpress」で出品されている商品の多くが送料無料だということに気づいていましたし疑問に思っていました。
アメリカの「eBay」の出品者のうち、中国国内の業者の商品の多くが送料無料だということにも疑問を抱いていました。
日本国内のAmazonのサイト内の中国の業者の商品が、送料無料なことにも何か違和感を感じていましたが、安いことは良いことだ、みたいに思っていたんですね。

ボクが買うのはへんてこな電子部品が多かったですが、その多くが船便と日本郵便による配送だったことを考えると、今回の件は納得が行きます。

誰かが一方的に損をするような状況ははやく改善したほうが良いと思います。
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2018年10月15日

国盛化学の火事でサーバ燃えちゃった

全国的なニュースでは無いかもしれませんが、先週の日曜日(2018年10月7日)に、愛知県小牧市の大きな工場が大規模な火災を起こしました。

火災が発生したのは7日午前2時ごろ。
無人の工場はプラスチック製品を作ったり保管する工場だったようですが、出火から鎮火まで32時間を要し翌8日月曜日の午前10時ごろに火は消し止められました。

国盛化学火災1今日、仕事でその国盛化学の近くまで行ったので実際に見てきました。
こちらが本社棟かな?上は社宅っぽいですね。
何とも田舎の会社って感じがします。(笑)
もちろん、今回の火災は工場建屋なので、この写真の建物は無傷です。

火災があったのはこの建物の裏手(北側)にありました。

国盛化学火災2そしてこちらが火災のあった国盛化学 小牧本社工場B棟です。
写真の右側に見えるのがA棟だと思います。
手前には従業員駐車場だと思いますが、乗用車が沢山停まっていました。

この手の製造業の大きな工場はいくつも見てきたボクですが、恐らく、国盛化学という会社は業績が拡大して本社敷地内にB棟を建てたんでしょうね。
そして、立派な玄関を作って来客者を迎える構造にしたんだと思います。
さらには人数の増えた従業員のために、大きな食堂などもB棟にはあったのかもしれません。
1階は玄関と応接室と会議室と食堂、出荷スペース、2階と3階は成型工場と倉庫、みたいな感じだったと想像します。

国盛化学火災3こちらがB棟の北側です。
32時間も燃え続けただけあって、かなり酷い状況です。
以前、埼玉県で起きたアスクルの倉庫火災に近い感じがします。

この工場火災では、プラスチック製品や半製品、プラスチック原料などが燃え続けたと想像できますが、プラスチック製品と言うのはこういう工場火災の場合、長引く印象が強いです。

と言うのもプラスチックが燃えるプロセスは、熱によってプラスチックが溶けてガスになってそれに引火して炎になるわけです。
消防士が水を掛けて一旦火が消えても、燃料となりうるプラスチック素材はその場にあり続けますからね。
再び外部からの熱が加わって溶けて気化すれば炎を上げてしまいます。
一般的な木材が燃える火災よりもタチが悪いです。木材は水分を吸収する分、再燃する可能性は低いですから。

国盛化学火災4こちらがB棟の北側の玄関です。
恐らく出荷ブースがあった場所と思われます。
見事に2階と3階が燃えています。
1階は無事っぽいですが、32時間の消火活動で浴びせられ続けた水の影響を受けているでしょうね。
つまりは、この工場建屋は最終的に取り壊すことになると思います。

今回の火災で不幸中の幸いだったのは死者が一人も出なかったことです。
消火活動をしていた消防士が1名負傷したそうですが、それでも人が死ななかったのは本当に良かったです。

ボクは個人的にも仕事の面でも、この国盛化学との関わりはありません。
ボクの職場の取引先の人に聞いても、誰も国盛化学を知りませんでした。
多分、直接トヨタ系の自動車部品を作る仕事はしてなかったんじゃないかな?
一方で国盛化学の関連会社のスター精機は知っています。
プラスチック製品の射出成型機の「製品取出機」のメーカーとして有名です。
ウチの職場の取引先には射出成型機を持っている会社が多いですが、多くの工場でスター精機の取り出し機を使ってます。24時間稼働の成型屋さんでは有名なメーカーだと思います。

国盛化学そしてこちらが今日確認した国盛化学のWebサイトのスクリーンショットです。
今回の火災でサーバが消失してしまったようです。

えっ?って思いますよね。
でもそういうことのようです。

火災が発生したB棟の工場建屋にサーバルームがあったんでしょうね。
そして、火災の結果、サーバ自体が物理的に焼失したようです。

この手の田舎の工場のコンピュータ設備は沢山関わってきたので良く分かるんです。
業務拡大によって新設された工場と言うのは電源設備も余裕があります。
その為、小さな一部屋にエアコンを増設して、太い電源ラインを引っ張ってサーバルームにすることは良くあります。
今回の国盛化学もそういう流れで工場建屋にサーバルームを設置していたんだと思います。
ただ、このことをボクが知ったのは今日でした。

国盛化学の火災のニュースを見て、Twitterなどの情報を収集したのが10月8日(月)です。
で、当の国盛化学のWebサイトを見ようとしても全然見れないんです。その後も何度もアクセスするんですが一向にWebサイトに繋がらない。
多分、アクセス集中で見れないんだろうなと思っていたんです。今日の今日までは。
ところが、国盛化学のWebサイトが見れなかった理由が、サーバの焼失だったとは正直驚きました。
いや、本来は会社のインターネットドメインはその会社が管理するサーバで運用されるというのが元々のルールです。(1990年代までの常識でしたよね。)

国盛化学とその関連会社は自身のWebサイト、メールサーバを自社内で管理する今となっては珍しい硬派な企業だったのかもしれません。

この記事のタイトルに「火事でサーバ燃えちゃった」と書いたのは、大規模火災と言う会社にとっての一大事が起きているのに会社のWebサーバが稼働し続けるのが何とも矛盾していると常々思っていたことと「会社が火災で全焼したらサーバも燃えるわな」と言う、改めて思えば当たり前の事実のジレンマを表現したかったからです。

本社が火災で全焼したのに、地方の営業所の営業マンが普段通り営業活動をすれば、営業先の会社の人たちが「それよりおたくの会社は大丈夫なん?」って心配されますよね?
普通に考えたら当たり前のことなんですが、ホスティング業者に自社のWebサイトを預けている多くの会社は、自社が火災に合ったり震災の被災を受けたのにWebショップで注文を受け続けるという、ある意味ホラーな状況にあるわけです。
火災が起きて自社Webサイトが落ちるというのは、そういう意味で自然な感じがします。

一方でボクを含め、すべてのサーバ管理者は自分の命がある限り、自分が管理するサーバを稼働させ続ける、みたいな使命を持っている人が多い気がします。思い込みや気のせいかもしれませんが。(笑)

今回の国盛化学の火災に関しては、まだ原因がはっきりと解明されていないようですが、火災が発生した7日日曜日深夜から、恐らく国盛化学のサーバ管理者は現場に駆け付けたと思うんですね。
だって、自分が管理するサーバが大規模火災の渦中にあるわけですから。

Webサーバ以外に、メールサーバや業務系の受発注システムのサーバもあったようです。
火災の初期なら、そしてサーバルームに火の手が及んでいないなら、サーバルームに飛んでいって重要なサーバを運びだしたのかもしれません。
それが出来ないのなら、せめてサーバに搭載されたホットスワップのハードディスクを抜き出して確保するぐらいはしたでしょう。

そんなことすら出来ないというなら、最後の最後のあがきとして、管理するインターネットサーバに対してPingを飛ばし続けると思います。ボクならそうします。
サーバが無事であることを確認したいからです。

でも、今回の国盛化学のインターネットサーバは焼失してしましました。
国盛化学のサーバ管理者がPingを飛ばし続けたかは知りません。でも、もしPingを飛ばし続けて、そのPingが途絶えた時の絶望感を想像すると、同じサーバ管理者としては居たたまれない気持ちになります。
目の前の火災とサーバの生死確認、そして、死を告げるPingコマンドのタイムアウトを見た時のサーバ管理者の心の叫びが胸に迫ってくるんです。
いえ、これはすべてボクの創造上の話です。でも、企業で働くIT部門のサーバ管理者と言うのは、大抵の場合、貰ってる給料以上にサーバ稼働について多くを背負っていて、多くの責任を感じていると思います。

今回の国盛化学の社内のサーバ管理者の気持ちを想像すると、色々と思ってしまったんですね。
その心労がどれほどのものだったのかと思うと、何とも他人事とは思えませんでした。

何が原因だったにせよ、火災は誰にもメリットがないものだと思います。
国盛化学が一刻も早く元通りの業務を取戻し、今まで通りの日常に戻れることを願います。
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2018年10月13日

HP EliteBook Folio G1が良い感じ

HP Elitebook Folio G1HPのスリムな12.5インチ液晶パネル搭載の小型ノートPCを触りました。

法人ユーザーに納入するノートPCです。

このノートPCは2016年に発売されたモデルです。
その為、最新モデルではありません。
そしてこの「HP EliteBook Folio G1」に搭載されるCPUの最上位になるのはIntel SkylakeアーキテクチャのCore M5-6Y54というCPUです。
最大で2.70 GHzで動作し、コアは2個、スレッドは4個と言うCPUです。
CPU自体は2015年9月に発表されたSkylake-Y世代なので、お世辞にも最新の最速CPUとは言えません。
そういう意味では、この「HP EliteBook Folio G1」は、最新のノートPCとはとても言えないモデルなんですが、2018年9月から10月にかけて実際に触ってみたボクの印象からすると、AppleのMac Bookを真似して最大限のメリットを引き出したノートPCのように思いました。

というのも、この「HP EliteBook Folio G1」には、引き算の理論が確立しているように思えるんです。
引き算の理論はAppleが得意な分野ですよね。
それを上手く真似した感じがするんです。

まず、液晶パネルは12.5インチでありながら1920x1080ドットのフルHDです。
この液晶パネルしか選択できません。つまりこのノートPCはフルHDがデフォルトと言う訳です。

そして、搭載メモリは8GBのみです。恐らくマザーボード上にDRAMチップがはんだ付けされているんでしょうね。

外部インタフェースはオーディオ用のヘッドフォン端子が1つと、USB Type-Cが2つだけです。
ACアダプタで本体内のバッテリーに充電するためのプラグもありません。
付属のACアダプタの先端はUSB Type-Cです。
つまり、本体のバッテリーに充電している時に仕えるUSBポートは1つしかない、と言うことです。

何とも割り切った仕様ですよね?

従来のノートPCの使い方をしてきた人に言わせれば「USB2.0のポートを少なくとも3つぐらいはつけろ!」とか、USB Type-Cの充電用ポートと外部接続用のポートを分けたほうが便利だ!といった意見が出てくると思うんですが、その当たりの事をざっくり切り捨てたような仕様になっているのが、「HP EliteBook Folio G1」なんだと思います。

で、ボク個人の感想を言えば、ここまでWindows10の時代に合わせたiPadに近いノートPCが安価に買えるなら実際に使ってみたいかも、って思いました。

HPというメーカーが実ユーザーをどういう方向に導きたいのかは分かりませんが、Windows10、USB Type-C、クラウドを介したデータ共有を目指しているというなら、こういう「HP EliteBook Folio G1」の登場はユーザーに対して一定の方向性を示せると思います。
そして、アンチAppleな人たちには面白いアプローチのように思えます。

ボク個人の感想をいえば、この「HP EliteBook Folio G1」というノートPCは実際に欲しいと思えるノートPCでした。
社外で使うためには、スマホ連携のレザリングなどの利便性が改善される必要はあると思いますけどね。

ただそれでも、iPadに薄っぺらいキーボードが付いてWindowsが動作するPC端末は魅力を感じました。

HPがこういうスタイリッシュなノートPCを今後もリリースし続けるかは不明ですが、この「HP EliteBook Folio G1」と言うノートPCは、かなり完成形に近いノートPCだと思いました。
モバイル系ノートPCを検討されている方は、詳しく調べるだけの価値があると思いますよ。
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2018年10月10日

使えないダメ社員にならないために

人が会社などの組織の中で働くとき、必要とされる能力とその人がもつ能力がぴったり合っていれば、業務はより効率化され、周りの人も気持ちよく仕事が進められます。

そういう部分で言うと、会社内の人材配置を決める人事部は本当に重大な責任を負っていることになるわけですが、一方で組織の中で働く社員一人一人は、人事の指示による職場環境の変化に柔軟に対応することが求められます。

どの部署に異動してもどんな仕事を与えられても、一定の成果を出すことが求められますし、上司や部下、同僚と円滑にコミュニケーションを取ることが求められます。

ところが、残念なことに実際の職場環境にはそういう当たり前のことが出来ない人たちが一定数います。
ボクはシステム屋さんの立場で色々な会社を出入りし、それなりに長い時間、それらの取引先の内情を見てきました。
そして、そういう残念なダメ社員と言うのはどこの会社にもいるものです。
年齢的には40代、50代の人が多い気がします。
20代、30代の人たちは多分自分を都合よく受け入れてくれる職場を求めて辞めていくからだと思います。

で、先日もそういうダメ社員が部署内にいる取引先の課長さんと話をしていたんですが、そのダメ社員がなぜダメなのかと言う話を色々と聞かせてもらいました。
また別の機会には違う取引先で、やっぱりダメ社員のダメな部分を結構長い時間を掛けて聞かせてもらいました。
対象となるダメ社員の事を、ボク自身よく知っています。5年以上の付き合いのある人ばかりだからです。

そういう話を聞いて、ボクなりの解釈をまとめてみました。
まずダメ社員がダメ社員と言われる5つの要素があります。
それを簡単に説明したいと思います。

1.意識していない
意識する、しないというと分かりにくくなりますが、簡単に言い換えると「気付いているかどうか」です。
「意識」と言う言葉は普通「意識がある」「意識がない」という言い方をします。
意識があるというのは起きている状態。意識がないというのは寝ている場合や気絶している状態です。
仕事中に「意識していない」状態と言うのは、目の前にある重要な情報に気づかない、目で見ているのに重要な情報と理解していないという状態です。
目の前を通り過ぎる重要な情報に気づけない状態ですね。

2.認識していない
認識するとは、自分にとって重要な情報があることに気づいているのに、その情報の重みが理解できていない状態です。
恐らく、得た情報を過小評価している場合が多いように思います。
「あー、その情報には気づいていましたけど、さほど重要だとは思いませんでした」的な反応を示す場合がコレです。
もしくは、その得られた情報に対する反応は自分がしなくても良い、と考えている場合もあります。
自分が気にするようなレベルの問題ではない、と考える場合もあります。

3.理解しても、結果を想像できない
問題に成りうる変化に気づき、その問題の存在を把握しても、その問題を放置することでどのような事態に発展する可能性があるかを想像できなければ、結局は問題を放置します。
つまり、問題に対する具体的な行動を取れません。取りません。
問題を発見し、その問題の本質を理解しても、その問題によってどれほどの影響が及ぶのか、問題が今後大きくなっていくのかを想像し理解できない人たちは、目の前の問題を過小評価して具体的な行動を起こしません。
せめて気づいているならそのことを周囲の人に伝えることさえしてくれれば、職場の仲間はとても助かるんですが、そういうことができない人っていますよね。

4.行動しない
些細なサイン(物事の変化)に気づき、それが問題となることを理解し、その問題が及ぼす影響についても理解していても、一切行動を起こさない人がいます。
客先や取引先の損害は自分とは無関係と考えているような人です。
もしくは、職場の仲間の不利益は自分とは無関係と考えている場合もあります。
不利益が生じても、自分に責任が問われないなら放置することもあります。
会社の不利益は自分にとっても最終的には不利益になる、と言うことが理解できてないんでしょうね。

5.反省しない、言い訳をする
職場で何かの問題が発生し、その問題についての打合せや反省会が開かれても、自身の責任を問われれば常に言い訳をする人っていますよね。
そして、その問題と自分は無関係だと考える人っていますよね。
一方でうまく行った案件については、それがあたかも自分の手柄のように考えたりするんです。
「全ての手柄は自分のおかげ、全ての問題は他人のせい」という思考パターンです。
だから、問題の原因追及をされれば言い訳し続けますし、次に同じような問題が起きないようにするための反省と行動をしません。
結局、その人が原因による同じような問題が繰り返されます。
この手の人は、自分の実力よりもかなり高いところに自己評価ポイントがあるのが特徴です。
へりくだって、必死に目の前の問題を解決する努力を一切しないんでしょう。

とまぁボクなりにダメ社員の特徴をまとめたのがこのような要素です。

これらの要素が絶対だとは思いませんが、職場内でダメ社員にならないための条件と捉えるなら十分な要素なんじゃないですかね?

一言でいうと「人に仕える人材になれるかどうか」と言うことだと思います。
社会人としては至って普通の事なんですけどね。(笑)

これらの要素の中で一番悪質なのは、5番の「反省しない、言い訳をする」と言う要素だと思います。
この要素を持つ人は、基本的に周りの人たちが自分よりも劣っていると考えている傾向が強いです。
「周りの奴らはバカばっか」って本気で思っています。
だから周囲の助言や忠告、上司からの指示を聞きません。
結果として人としての成長の機会を無駄にします。
自分の年齢が40代50代なのに、やってることは20代30代レベルです。
全体を見渡す能力も無ければ、同僚や部下への配慮もできません。

組織立って運営される会社組織は、中で働く人たちすべてが「成長する」ことを前提に運営されています。
それは時代の変化に会社がついて行く為のものですし、人材の新陳代謝のためにも必要なことです。
20代で会社に入り、10年、20年、30年、40年後には社内でそれなりのポストに就くのが普通です。
言い換えると、30代の社員には30代なりの成長の結果が求められます。
40代、50代の社員にも、それに応じた従業員として、管理職としての成長が求められます。

ダメ社員と言うのは、そういう成長の機会を自ら拒否した人たち、と言い換えることができます。
最初はいくらダメ社員でも、1年後、2年後に成長しているなら、それはダメ社員じゃないんです。
問題なのは、40代、50代になってるのに「そんなことを説明しなきゃいけないの?」という状態の人たちです。

ただ、この種の問題の一番の不幸が何かと言うと、ダメ社員の人たちって、自分が立派に働く、会社に貢献している社員だと思い込んでることなんです。
「無自覚なバカほど手におえないものは無い」という辛辣な言葉を過去に聞いたことがありますが、まさにそういう種類の問題なんでしょうね。
ese_admin at 12:00|この記事のURLComments(2)

2018年10月08日

トヨタ ヴィッツ ハイブリッドに乗ってみた

トヨタ ヴィッツ ハイブリッド車を修理に出す機会があり、トヨタ ヴィッツのハイブリッド車を代車として貸してもらいました。
しかも、下したての新車です。
走行距離も400劼眩ってない車両でした。

こういう新車の代車って、ディーラーでしか借りれませんよね。多分。
いや違うんだ。
ボクには随分前からお世話になっている知り合いの自動車修理工場があるんです。
古くからの付き合いなので、車関係は大体そこにお願いしています。
で、その修理工場で借りた代車を過去に2台、事故で廃車にしてるんだな。冗談みたいな本当の話です。
なので、もうずーっと代車はオンボロしか貸してくれません。
ま、良いんです。ボロければボロいほど、事故って廃車にしても許してくれそうだし。(笑)

そういうこともあり、ボクの中の感覚では「代車はいつもボロいやつ」という先入観があったんですが、今回は違いました。ピカピカの新車です。
そのヴィッツハイブリッドを借りるときに、書類にサインするわけですが、その書類の中に「ぶつけたり事故した場合は免責5万円払ってね」という項目がありました。

レンタカーを借りる時もそういう書類にサインしますよね。あれと同じような内容です。

ただ、ボクのような代車破壊王からしたら「5万円払えば廃車にしても文句は無いんだな」と魔法の言葉に見えてしまう不思議。(笑)

まぁでもボクもそれなりに大人だし、ネタのために5万円払うのも個人的には痛いので、慎重に運転して大きなトラブルもなく予定期日に返しましたよ。

一方で、何とも「今更?」って話なんですが、ボクはトヨタのハイブリッド車を自分でじっくり運転する機会って今までなかったんですよね。そのことに気づきました。人が運転するハイブリッド車にはしょっちゅう乗せてもらうのにね。

なので、色々と新しい発見をしたんです。
「今更そんな話するの?」と思われるかもしれませんが、今回はそういう記事です。

まず最初に思ったのは、エンジンが作動するタイミングが分からないぐらい静か。
ヴィッツってトヨタの中では低価格な車種ですよね。なのにこの静かさ。
いえ、新車だからエンジンの作動音が静かなのは分かります。
でも、それでもエンジンが今掛かりましたよ、というのが分かりにくい。
高速道路で加速するためにアクセルを踏み込んだときにはさすがに分かります。
でも、車が多く走る市街地を走っている時は全然分かりません。

運転席の目の前のメーターパネルには液晶パネルが埋め込まれていて、今がバッテリー走行なのかエンジンが動いているのかが逐一表示されるんですが、その表示と自分の五感が一致しないというのは何とも気持ち悪さが残ります。
ハンドルを握ってるのは自分で、アクセルやブレーキ操作をするのも自分です。
でも、実際に走っている車両はコンピュータが制御していて、自動車を操っている感覚がしないんです。
もっというと、この車はどこまでドライバーをサポートしてくれるのかが分からないんです。
いえいえ、これは実際にこの車のオーナーになって日常的にこの車を運転するようになれば、車側がどういう部分をアシストしてくれるのか分かってくると思うんですが、代車としてこの車に乗っているボクからすると「車線はみだしアラート」の機能がついてるなら自動でハンドルを戻せや!って思ってしまいます。
そういう色々なことがあり、たぶん最初はおっかなびっくりで運転するんでしょうけど、車に装備された安全機能、便利機能を利用していくうちに自分で判断する部分を自動車のコンピュータに任せるようになって、運転ストレスが軽減されるんでしょう。

あとボクがこのヴィッツハイブリッドの機能で心地よく思ったのは、減速時の回生ブレーキです。
ブレーキを踏んでいる時、アクセルから足を離したときに、いい感じに回生ブレーキが効きます。
その原則動作から発電してバッテリーに充電するという機能です。

3代目プリウスの発売時にはこの回生ブレーキは色々と不評だったようですが、その後、トヨタはいい感じに仕上げてきたんでしょうね。
高速道路もバンバン走ってみましたが、ブレーキペダルを踏まない減速をしたいときには、この回生ブレーキはかなり便利だと思いました。
ギヤを落としてエンジンブレーキを掛けることなく、回生ブレーキで済ます機会が多かったです。

あと、ちょっと感動したのはヴィッツと言うクラスの車種にも横滑り防止装置(VSC)とトラクションコントロール(TRC)が付いていたということです。
これって、極端な運転をする人以外でも、例えば雪国の普段使いの場合なんかに凄く安心できる機能だと思います。
昔は高級車にしか付いてなかったんですけどね。

で、このヴィッツと言う車種には従来のガソリン車とハイブリッド車があります。
同程度の装備で比較するとハイブリッド車はガソリン車に比べて50万円から70万円ほど高くなるようです。
燃費の差は18/lと34/lです。
1年で10,000km走る人だと、ガソリン車が555リットルのガソリンを消費します。
ハイブリッド車なら294リットルです。
レギュラーガソリン1リットルを150円で計算すると、年間の燃料費が83250円と44100円の差になります。
年間10,000km走る人の燃料代の差は1年で39,150円です。
10年間同じペースで乗り続けて391,500円の差ですね。

年間20,000km走る場合は10年で783,000円お得になります。
ただし、10年間乗り続けないとあまりメリットがない気がします。
5年で買い替える場合、車両の下取りの価格によって結果は変わってきます。

この計算には10年間ガソリン価格が変わらないという前提と、ハイブリッド車特有の故障や消耗品が無いことが前提です。
ハイブリッド車を5年乗ると、バッテリー交換が必要でその費用はユーザーが負担するってことになると、もっともっとハイブリッド車のコスト面のメリットが減ります。

で、実際どうなんでしょうね?
個人が購入する自動車と言うのは、単純なコスト比較だけで車種を決めるものではありませんから、こういうコスト計算自体、意味がないのかもしれませんが、会社で購入する車両を選定する上では重要な数字になると思います。

今回、ヴィッツハイブリッドの代車に乗って、色々と面白かったです。
トヨタの技術力がこういう感じになっているんだと感じられたことと、安全性能が沢山搭載されていることが知れてよかったです。
多分、安全性能は自動運転車と言うゴールに向かって、今後もより充実していくんだと思いますが、その途中途中で色々な問題が発生しそうな気もしました。

実際、ボクが代車を返して修理上がりの自分の車に乗った時、回生ブレーキ慣れしたボクはブレーキペダルを踏むタイミングが遅れることが多発し怖い思いをしました。

新しい技術や機能に慣れると、それ以前の自動車を運転する場合にリスクが増します。
そういうことも経験できて、今回はなかなか面白かったです。
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2018年10月07日

NT名古屋に行けませんでした

このブログの閲覧者の方から「NT(ニコニコ技術部)名古屋が10月に開催されますよ」とコメントを頂いていたので、今年はいくぞー!と思っていたんですが、コメント欄には10月6日、7日に開催されるとまで書いて頂いていたのに、ボクの頭の中で「10月中旬」と勝手に変換され記憶していたために、今回もいけませんでした。
そのことに気付いたのは10月7日19時ごろでした。

あー、ちゃんと確認して計画しておくべきだったー。
せっかくコメント頂いたのに、本当にすみません。
せっかくの三連休なんだから、明日もやればいいのに!
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2018年10月06日

零細企業の社長交代と銀行

仕事で関わりのある知り合いが元銀行マンなんですが、こういう人と言うのは、その筋の相談をするのにとても便利な存在です。
もちろん、雑談の上での会話程度の話ですけど。

で、先日、零細企業の社長さんが代替わりする時に、銀行側が許すにはどういう条件、要素があるの?と聞いてみました。

普通のサラリーマンの人は分かりにくい話かもしれませんが、ある会社の社長が高齢になり、他の人に社長の座を譲るとき、銀行が許してくれない場合があるんです。
社長交代なんて銀行に関係ないじゃん、って思いますよね。普通は。
でもね、その会社が銀行から借り入れ(借金)をしている場合は、銀行がその社長交代を許すかどうかが重要になります。

零細企業が銀行からお金を借りる場合、普通は社長個人がその借金の保証人になります。
会社の借金が返せなくなった場合、社長が代わりに借金を返すわけですね。
その社長がその借金を返せない場合は、社長が自己破産して会社は倒産するという流れです。
残念なことですが零細企業の倒産は大抵、社長の自己破産とセットです。

その為、零細企業の社長交代には、銀行からの借金の保証人の交代と言う意味合いが強くなります。
次期社長が銀行から見て「保証人にふさわしくない」場合には、銀行がその社長交代を認めません。

ボクが元銀行マンの知り合いに「銀行側が許す条件」を聞いたのはそういう背景があるんですね。

で、教えてもらったことを説明しましょう。

まず、現実的には無理だけど理想を言うなら、と前置きをされた社長交代方法は、社長が変わる前にすべての借金を一度全部返すこと。
そして社長交代をして、その後で、新社長が保証人になって同じ額の借金をするという方法です。
これなら銀行にお伺いを立てる必要はない、とのことでした。
ただ、その会社の過去の実績と、新社長が銀行から見て信頼できる人物じゃない場合、先に返済した借金と同額の借金が出来る保証は無いとのことでした。

ま、そうでしょうね。

次に、新社長が先代の子供である場合は、余程の理由がない限り、すんなり代替わりできるようです。
責任もって家業を次ぐという意味合いが強いからだそうです。

新社長が全くの他人である場合、その新社長がその会社でどれほどの期間働いてきた人なのか、その会社の業績にどれほど関わってきたのかが問われるとのことです。
起業当時から先代社長の右腕として働いてきて、現在、その会社の役員として働いているような人なら、比較的簡単に社長交代が可能なようです。
ま、当たり前ですよね。

ただ、銀行側が難色を示す社長交代でも、先代社長が保証人から抜けない場合は、割と難なく社長交代ができるとか。ま、そうですよね。銀行から見て保証人の価値は変わらないわけですから。

じゃあ逆に、銀行側が絶対に認めないケースは何かと言うと、

・重大な犯罪歴がある人
・自己破産歴がある人
・信用保証協会が利用できない人
・消費者金融の利用の過去がある人

とのことです。
自己破産歴がある人と、信用保証協会が利用できないというのはほぼ同じことを意味してますが一応分けて書きました。

これらに該当する人が新社長になることを銀行はまず認めませんし、もっというと、その会社の役員に名を連ねることすら銀行は嫌います。

過去に自分の会社を倒産させ自身も自己破産した人が、他人名義で会社を立ち上げ銀行から信用を得たのちに、自分がその会社の役員になり再び銀行から多額の借金をして自分が社長になることを「鞍替え」と呼ぶそうです。
そして、会社の資金をどこかに隠して最終的には計画倒産させるという詐欺を警戒するわけです。

こんな情報、普通のサラリーマンには全く無関係な話かもしれませんが、もし実家が小さな自営業を営んでいて銀行からの借り入れがあり、なおかつ、いつか自分がその仕事を継ぐ可能性があるなら、当たり前ですが重大な犯罪を犯さないことと、消費者金融を利用しないことだけは覚えて置いた方が良いです。
これって結構重要な情報だと思いますよ。
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2018年09月30日

台風でも営業し続けるコンビニ

コンビニ台風24号がボクの住む愛知県に近づいています。

で、さっき、近所のコンビニに行ったら、今日の夜22時ごろに接近する台風に対して、特別な対策はしていないという話を聞きました。店員さんから。

じゃあ、どんな状況になったら閉店するの?と聞くと「夜中に停電するか、お店が水没したら閉店するんじゃないっすかね?」との話。

近所のスーパー(マーケット)も、大型商業施設も今日は15時に閉店、なんてアナウンスしてましたが、コンビニは営業し続けるんだな、と感心と感謝の気持ちを抱きました。

なんか近所にあるコンビニって、水道、ガス、電話などのライフラインに近い存在なんでしょうね。
コンビニで働いている人たちも近所の人たちが多いと思いますし、大型商業施設に比べて何かあっても帰宅困難者になりにくい、と言う考えがあるのかもしれません。

ただ、それでもなんか申し訳ない気持ちになりません?
コンビニだって一般小売業ですからね。
そこまで営業し続ける義務はないんじゃないかな、と。

ま、そんな中、営業しているコンビニで買い物をしたのはボクなんですけどね。(笑)

もう少し、今の社会は不便さを受け入れる余裕があっても良いんじゃないですかね?
正月や盆休み、台風の時はコンビニも休み!みたいな。
それを受け入れる消費者の余裕が必要なんじゃないかと。

そう言いつつ、今夜は自宅PCから職場のインターネットサーバにPingを送り続けるボクが要るんですけど。

サーバ障害、通信障害が発生したら、いつでも職場に行ける体制を作っているボクも、ある意味、病気なのかもしれません。

だれか、同情してください。(笑)
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2018年09月29日

台風対策をすると損害保険が貰えない

明日、2018年9月30日は台風24号が日本列島を横断するそうです。
大きな被害が出なければ良いんですが、何とも心配です。(2018年9月29日22時現在)

そんな中、興味深い話を教えてもらいました。

会社なんかでは災害に備えて損害保険に入っていることが多いです。
自然災害の被害を受けた時に、こういう保険があれば損害を少なく抑えることができますし、何より台風などで吹き飛んだ会社の倉庫の屋根が近所の民家を直撃した、みたいな2次被害が発生した時に保険によって被害を補てんできるのが会社にとってのリスクヘッジになるみたいですね。

ただ、台風については意外な落とし穴があるようです。
会社にとっての損害保険と言うのは

通常業務を継続する

為の保険なんですね。
突発的に発生した被害を補償することが目的だということです。

そんな時に「台風が近づいている」と言うニュースを聞いて、会社の倉庫や駐車場の設備が台風の風に吹き飛ばないように対策を講じた場合、その対策は「通常業務ではない」と判断されるそうです。

いえ、それらの対策が功を奏し、台風被害を受けなかったというのなら何の問題もありません。
台風が去った後も通常業務が継続できますからね。

でも、台風対策をしたのに被害を受けてしまった場合、損害保険会社はどのように解釈するのか?

保険に入っていた会社(被保険者)は、

被害が出ないように色々対策したんですよ

って言いたくなりますよね。
だって、自分自身、本当なら損害保険のお世話になりたくなかったとアピールしたくなりますもん。(笑)

ところが、損害保険会社側の解釈では、通常業務ではない「台風対策」は、とても悪く解釈すると「被害を大きくするために細工する行為」とみなされることがあるようです。

ボクなりに分かり易く説明しますね。

もし自動車事故が発生することが分かっていたとしたら、例えば何月何日の何時に○○交差点で信号待ちの自動車に後部から追突される事故が分かっていたとしたら、知り合いを集めて被害車両に沢山の人を載せるようなことを目論む人がいるかもしれませんよね?
だって、後部からの追突事故は追突する側が100%悪いわけですから。
迷惑な貰い事故によって最大限の利益を得たいと考えるのは、人として当然の思考です。
ただ、交通事故の場合、いつ起きるか分からないので、狙い撃ちで被害を意図的に増やすことはできません。

しかし、台風被害では被害を増大できる可能性があります。損害保険会社はそのように考えているようです。

そのため、損害保険を掛けている会社(保険により損害を補てんされる側)が「台風のために特別な対応をした」と言う行為が、損害保険の補てん支払を最大限に引き出す行為と解釈される場合があるんですね。

そういう事情を被保険者は理解しておいた方が良いと思います。
もとより損害保険契約者は、当然のことながら台風被害を受けないように日ごろから対応すべきですし、台風が近づいている情報のもと、ちゃんとした対策を講じるべきだと思います。
ただそれらの純粋な努力の結果、台風被害を受けたというなら、損害保険会社に対しては「台風対策を特にしてませんでした」とは言わない方が良さそうです。

これはもしかしたら悪いことを目論む人たちにとってダメな情報になるかもしれませんが、真面目な会社が台風被害を受けて、その被害補填を受けられないかもしれない情報なので、記事にしました。

相手の言うことを疑うというのは、何とも悲しい話ですが、契約する側は損害保険を上手く使うための知識を持つべきだと思います。
本当に台風被害を受けているのに、掛けていた損害保険から補償を受けられなかったというのは誰も得しませんからね。
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2018年09月28日

夜間、停車中の自動車はヘッドライトを消したほうが良い?

皆さん、車を運転している時、特に夜間に交差点で信号待ちをする時、ヘッドライトを消してます?
ヘッドライトを消すという「謎ルール」は法律にも書いてませんし教習所でも習いません。
でもヘッドライトを消すという習慣を守ってる人っていますよね。

実はボクもその謎ルールを守ってる人なんですが、なぜこんなルールがあるのかをネットで調べてみたら結構面白かったです。

そのいくつかをご紹介します。

【意外と知らない】信号待ちでヘッドライトを消す意味とは? - Web Cartop
https://www.webcartop.jp/2016/06/43963

こちらのサイトでは「ヘッドライトは消さないほうが良いよ」と主張しています。
そして、昔の自動車の特徴とドライバーの考え方を紹介しています。
「光軸がずれやすかったので、対向車がまぶしくないように」や「発電機の容量が小さかったから負担をかけないように」

このサイトを読んでちょっと意外な気がしました。
まず、光軸がずれやすい自動車ってどういう車なんでしょうね?
ボクやボクの身近な人たちが乗ってた車って、ギリギリ昭和時代の車もありましたけど、ヘッドライトの方向調整が必要な状況って見たことないです。
いや、確かに調整用のドライバーを突っ込む穴がヘッドライト付近に2か所ついている車は知ってます。
でも、調整しないといけないような「光軸のずれ」は見たことがありません。
ま、でもそういうことを心配するドライバーがいたというのは事実なんでしょうね。

あと、オルタネーター(発電機)の負担を減らすという意見はなんとなく分かります。
負担を減らすというより、余分な消費電力を抑えて、弱ったバッテリーへの充電に回すというイメージですけどね。

一方で、信号待ちなどで停車する時はヘッドライトを消したほうが良い、と言う意見を分かり易く説明しているサイトもありました。

No.4 夜間停止中にライトを消さない - 運転のお作法
http://drive-manners.com/kihon/lightoff/

こちらのサイトでは、停車中の車がヘッドライトをつけっぱなしにすることでヘッドライト点灯中は対向車の視界を奪っていると説明しています。

この説明はボク的にはしっくりきます。

ボクがずっと昔に聞いたこの「謎ルール」の理由として教えられたのは、信号待ちの交差点の一番先頭に停まった自分の車がヘッドライトをつけっぱなしにしていると、横断歩道を渡る歩行者の存在を交差する左右の道路から右折、左折する自動車が認識しにくくなる、と言う理由でした。
ボクが教えられたのはこの理由だけです。

なので、信号待ちの交差点で停車しても、先頭にいなきゃヘッドライトは消しませんし、横断歩道を渡る歩行者がいなきゃヘッドライトは消しません。
あ、でも歩行者がいるかいないか確認するのが面倒なので、先頭に停まった時には大抵、ヘッドライトを消してるかも。(笑)

あと、坂道の途中の交差点で、低い側から上ってきて右折レーンに入って右折信号待ちをする場合は確実にヘッドライトを消します。
だって、あからさまに対抗右折斜線のドライバーの目元をボクのライトが狙い撃ちするので。

ま、この辺りになるといずれも相手を配慮したマナーですね。
必ず守らないといけないというルールはありません。

興味深いのは、上のリンク先のコメント欄で「信号待ち停車時にヘッドライトを消灯するのは違反です。」と言う意見が書き込まれている点です。
厳密に言うと、交差点の信号待ちの停車中にヘッドライトを消しちゃダメなんですね。
ただ、この種の違反で検挙された人っているのかな?

で、ボクがこの話題を記事にしようと思った理由は、信号待ちのヘッドライトを消すか消さないかではなく、住宅街の道路に停車中の自動車のヘッドライトに常々疑問を抱いていたからなんです。

夜間、自宅前に車を停めて人が乗り降りする状況ってありますよね。
その自宅前の道路が、普通に無理なく対向車がすれ違える道幅があったとします。

停車中の自動車の後部ドアが開いていて、そこから人が降りてくる状況があったとして、ヘッドライトをつけっぱなしの停車車両に近づく対向車は多くの場合、後部ドアが開いていることすら認識できません。だって、ヘッドライトが周囲の状況を見えなくしているので。

また、普通に考えて道幅が4m以上、5mぐらいある道路なら、対向車が道路わきに寄せて停車していれば、何の問題もなく通り抜けられます。
住宅街の道路でも、よほど注意して運転していなければ、時速30kmぐらいで走りますよね。場合によってはもっとスピードを出す車もあるかもしれません。
ヘッドライトをつけっぱなしで停車している車の背後から、自転車が近づいていて、対向車の停車車両を避けて道路中央に出たとしても、その自転車の存在に気付けません。だって、自転車の暗いライトより停車中の車のヘッドライトの方が強力ですから。
最悪の場合、時速10kmで走る自転車と、時速30kmで走る自動車との正面衝突事故になります。この場合、自動車を運転するドライバーが一方的に過失を被る事故になります。

さらには、停車中の車の後部ドアから子供が降りてきて時速30劼亮動車と直撃すると、結構な確率で死にます。減速なしの30/hの車と直撃するので。

運転マナーについて語りだすと、色々な意見が飛び交って収集が付かなくなる傾向がありますが、今回の問題は事故を誘発する問題だと思います。
なので、停車中の車が無駄にヘッドライドをつけっぱなしにするリスクを真剣に考えてほしいな、と思います。

現実に、ヘッドライトをつけっぱなしで停車している車の背後から飛び出してきた子供を撥ねそうになった経験が僕にはあるのでね。
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2018年09月23日

名神高速の安八インター

先日、仕事で岐阜県羽島市付近に行く用事があったんですが、いつものようにスマホのGoogleマップに道案内を任せていたら、名神高速の降りるインターチェンジが、今までの岐阜羽島インターではなく「安八(あんぱち)インター」となっていました。

へー、岐阜羽島と大垣の間に新しいインターチェンジが出来たんだ、と分からないなりに理解したんですが、Googleマップの指示通りに走ると安八インターに導かれてその安八インターで降りようとしてびっくり。

名神高速 安八インターこの写真は開通当時の写真です。(森組のWebサイトから拝借してます。)

写真の上側が名神高速です。
そして、下側が安八インターです。

なんていうか、メチャクチャ簡素化されたインターチェンジです。
上りも下りも集約されて、しかも出口ゲートも入口ゲートもそれぞれ1つだけです。
その2つのゲートもETC専用です。

つまり無人のインターチェンジと言うわけ。こういうのってサービスエリアとかパーキングエリアにオマケのように作られた「スマートインターチェンジ」と同じですよね。
ボクも関越道の三芳スマートインターチェンジをよく利用しますが、あれって超便利!
そもそも高速道路を使う時って、明確に目的地が決まっているわけで、その目的地に一番近い場所にインターチェンジがあるのが理想です。
そういう意味で、全てのサービスエリアやパーキングエリアに、スマートインターチェンジが作られたら、もっと効率的に、もっとコストと移動距離の無駄を省けるのに、って思ってました。

この安八インターは、サービスエリアのない場所にスマートインターチェンジを作ったという実例でだと思います。

確かにこの地域の事を考えると、普段から乗り降りの車も少ないでしょうし、そもそも岐阜羽島インターも、大垣インターも、片道2キロ程度しか離れてませんからね。
この場所にインターチェンジが出来て喜ぶのは、未来工業の製造工場関係者かクロスタニンの日建総本社の微細藻類未来工場の関係者ぐらいだと思いますよ。
ま、そういうボクも今回は便利に利用させて貰ったんですが。(笑)

で、こういう簡単な構造のインターチェンジってもっと沢山出来たら便利になるんだろうな、と思いました。

ほらよく東名高速とか走ってると、並走する側道との間に柵が設けられている場所ってありますよね?
あーゆーのを見ると「何か非常事態が起きた時に、高速道路内の自動車を一般道に逃がすようにできてるんだろうな」と思ったりしてました。実際そういう目的のために作られた設備だと思います。

そういう場所を全部スマートインターチェンジにして欲しいぐらいです。
一般道と隣接する場所にはスマートインターチェンジを作ってほしいです。
そうすれば、高速道路を利用する人たちは、目的地により近いインターチェンジを選択できますし、無駄な高速道路料金を削減できます。

そういう試みって、どこかの誰かが頑張ってるんですかね?
良く分かりませんけど、仕事で車移動が多いボクとしては、高速道路の好きな場所で降りたり乗れたり出来るのは大歓迎ですよ。

ラウンドアバウト交差点あともう一つ面白かったのが、この安八インターのすぐ近くにラウンドアバウト交差点があったことです。

実際に写真を撮ろうと思ったんですが、色々急いでいたので画像はGoogleマップの航空写真のものを拝借してます。

このラウンドアバウト(ターンアラウンド)交差点って、グルグル回れて面白いですよね。
ただ、ぶっちゃけて言うと、この交通量の少ない場所にわざわざラウンドアバウト交差点を作った意味が分かりません。

普通の十字路にして、片方を「止まれ」標識にした交差点で全く問題ないように思えます。
何とも「話題になるかもしれないからやっちゃいました」感が強い交差点でした。

ラウンドアバウト交差点を体験してみたい人は、是非、安八インターで降りて体験してみてください。
この交差点は、安八インターを降りた後、最初の交差点を右に回ると遭遇できます。
お近くにお住いの方は是非、足を運んでみてください。(笑)
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2018年09月22日

ハードディスクの容量と価格

Seagate ST500DM009個人的な感想です。

2年前に職場で買った保守用の2TBのSATA HDD(3.5インチ)の価格が当時で7800円ぐらいでした。
その保守用ハードディスクを最近使い切ったんですが、現在の2TB SATA HDDの価格が6500円ぐらいなんですね。
2年経ってもこの程度の下落なんだ、と思わず感心してしまいました。

一方で、ウチの会社で使うデスクトップPC用の交換用HDDは、500GBのタイプが一番多いんですが、500GB SATA HDDの現在の価格は5500円ぐらいです。

500GBが5500円で、2TBが6500円ということは、1000円出すと容量が4倍になる計算です。

なんとも腑に落ちない現実がここにあります。

多分、ハードディスクの製造原価に近いところまで一般販売価格が落ち込んでいるということなんでしょうね。

そういうことなら、500GB HDDが故障したPCの交換用のHDDは2TBでいいじゃん、って思いますよね。

でも、一般的なユーザーのデスクトップPCのハードディスクを2TBに交換すると、その2TBの容量が満杯になるまで使ってしまうんです。
そして、そのタイミングでハードディスク障害が発生すると、もう色々と大変なことになるんです。

なので、端末用のデスクトップPCのローカルドライブは500GBで十分な気がします。
いや、160GB程度でも問題ないと思います。

溢れたファイルはRAID設定されたファイルサーバにでも入れておけ、ってなもんです。

違う言い方をするなら、重要なファイルのバックアップは常に心掛けたほうが良いです。
重要なファイルは、2個以上のUSBメモリに保存するなどしたほうが良いです。

500GBでも2TBでも、ハードディスクが故障する確率は同じです。
つまり、故障した場合に失われるファイルの容量は、当然、大容量のハードディスクの方が大きくなります。

ローカルのハードディスクの容量が小さければ、小まめにバックアップを取る、というなら、データ保全の観点言えばローカルのハードディスクの容量は小さい方が結果的に安全だと言えます。

PCを使うすべての人は、このことを理解すべきじゃないですかね?

ただ、これらの事が分かっていても、容量に対する価格の違いを調べては、一番コストパフォーマンスが良いハードディスクを買ってしまうんですよね。

9月は上期の予算が余ってるみたいなので、2TBのハードディスクを多めに買っておこうかな、なんて思ってしまいました。
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2018年09月21日

メールは不確実なものですよ

今日、2018年9月21日に携帯電話会社のソフトバンクが「迷惑メールフィルターの不具合で1,030万通のメールを消失しちゃった、と発表しました。

そのプレスリリースは以下のサイトにあるとおりです。

迷惑メールフィルターの不具合による
特定ドメインからのメールの一部消失についてのおわび - 2018年9月21日 ソフトバンク株式会社
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180921_01/

多分、リンク先のページはそのうち見れなくなると思うので、重要な部分だけを引用します。

このたび、2018年9月17日(月)午前10時48分から9月18日(火)午前9時16分までの間、“ソフトバンク”のS!メール(MMS)、Eメール(i)、“ワイモバイル”のMMS、EMメール-S(MMS)、ケータイ(PHS)用Eメールにおいて、迷惑メールフィルターを利用している一部のお客さまが、「.co.jp」を含むドメインからの約1,030万通のメールを受信できない事象が発生していました。調査の結果、本事象の対象となったお客さまに送られた、送信元のドメインに「.co.jp」を含むメールが、誤って迷惑メールとして判定されてしまい消失していることが判明しました。

1. 発生期間
2018年9月17日(月)午前10時48分〜2018年9月18日(火)午前9時16分

2. 影響対象
以下のサービスで、迷惑メールフィルターを利用している一部のお客さま

“ソフトバンク” S!メール(MMS)、Eメール(i)、ディズニースタイルのメール
“ワイモバイル” MMS、EMメール-S(MMS)、ケータイ(PHS)用Eメール

5. 原因
弊社の迷惑メールフィルターは、蓄積された迷惑メールのデータベースを基に機械的に判断し、迷惑メールと判断されたメールの受信をブロックしています。今回の事象の原因は、そのデータベースへ反映するパターンファイル(迷惑メールかどうかを判別する基準になるデータ)の自動生成時の不具合によるものです。


一般社会におけるソフトバンクと言う会社への信頼度がどれほどか分かりませんが、ボクの勝手な印象では「さもありなん」と言った感じです。

実際、ボクが気づいたのは、今週の月曜日(9月17日)から今日までに、携帯電話に届かなかったメールがいくつかあったんです。「あれ?なんか不達メールが今週は多くない?」と思いました。

あっ、ボクは実はソフトバンクの携帯電話ユーザーなんですよ。
と言っても、ソフトバンクと契約したつもりは全然なくて、最初に契約した東海デジタルホンの携帯電話を使い続けていたらJ-PhoneになりVodafoneになり、いつの間にかソフトバンクになってただけです。(笑)

で、ソフトバンクの携帯電話を使う日々なんですが、今週はとにかくメール不達が多かったです。
仕事で使っているメールを携帯電話に自動転送しているので、携帯電話へのメール不達が発生しても職場のPCでメールチェックすれば問題ないんですけどね。

ただ、スマホなどで取引先とのメールのやり取りをしている人たちは、今回の通信障害はたまったもんじゃないでしょうね。
もしかしたら取引先の信頼を失うことにもなるかもしれません。

一方でインターネットメールの不確実性については、メールサーバの管理をしているボクは嫌と言うほど理解しています。
そもそも、インターネットメールには「不達」を検知する仕組みがありません。
メールを送ったけど、そのメールが本当に届いたかどうかを確認する仕組みが無いんです。

マイクロソフトは、その不便さを解消するために「メール開封確認」と言う機能を付けました。
でも、この機能については賛否両論あります。
特に会社のお客様に対して送ったメールに「開封確認」の機能を添付するのは失礼じゃないか、と言う議論です。

逆に言うと、それだけインターネットメールと言うのは不確実なものなんですね。「届く保証はないし、相手が確実にメッセージを読んだのかも確認できない」コミュニケーション手段なんですから。

ただ、そのインターネットメールが普段は「ほぼ確実に届いちゃう」わけです。
その為、使う側も妙に信用してしまう。

そして、たまに発生する通信障害によって最大限の被害を受けてしまう、という構図が今回のソフトバンクの問題の背景にあるように思います。

インターネットメールは本当に便利なツールです。
でも、仕事上、とても大切なやり取りをする場合、メールを送った後で、相手に電話をして「メールを送りましたんで、確認してください」と伝えたり、LINEやSkypeなどの、他のコミュニケーションツールでメールを送ったことを相手に伝えるなどして、不確実性を潰していくべきです。

今回のソフトバンクのメール不達問題は、大手通信キャリアのソフトバンクの責任は追及されるべきだと思いますが、そういうソフトバンクやその他の通信キャリアに頼り切りな状況は、いちユーザーとして避けたほうが良いと思います。
大体、インターネット絡みのサービスは、いつ不具合が発生しても責任を問えない媒体なんですからね。それをユーザーの人たちは今一度理解したほうが良いんじゃないかな。
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2018年09月18日

停電して復電して起動しないNAS

Buffalo Terastationウチのサーバルームには、BuffaloのTerastationが1台だけあります。
2台のハードディスクを搭載するタイプです。

以前、何かの障害対応で客先に行ったら、このTerastationがトラブルを起こしてて、とりあえずBuffalo製品を基幹システムに近いところで使うのはやめましょう、と言って引き取ってきたものです。

故障の原因は単純にハードディスクの故障だったので、持ち帰ったTerastationに、適当に余ってたハードディスクを搭載して、おそらくファームウェア(NASのOS)をインストールして動作確認したんです。そうしたらちゃんと動いてくれました。
じゃあ、何かに使いましょうか?という話になったんですが、ウチの社内的にはBuffaloのNAS製品への信頼性は地に落ちたソレに近いものがありましてね。(笑)

そういうこともあり、社内のファイルサーバのバックアップのバックアップ的な使い方に落ち着きました。
ただ、これも実際に使おうとして初めて知ったことなんですが、上の写真のTerastation(型番がイマイチ分かってないんですが)は、対応電源電圧が100Vにしか対応していないんです。

これはこれでビックリ。
ウチのサーバルームは既に200V化されているので、この200Vラインに繋ぐわけには行きません。
その結果、わざわざサーバ用の電源ラインではなく、事務所用の電源ラインを引いてきました。
そういう状況で先日(2018年9月4日)の台風21号の影響で、ウチの会社は停電することになります。
ただ、サーバ用の電源ラインは色々とバックアップがあるので全く問題なかったんですが、事務所側の電源ラインは停電と同時に電源供給が止まります。
そして、Terastationは電源遮断で落ちてしまいました。

その後、数分で復電したんで良かったんですが、電源遮断で落ちたTerastationが起動してこないんです。
同じ電源ラインにあったLinkStationはちゃんと起動してきました。

停電して復電した時に「自動起動」しないことが何か問題でも?と思う人もいますよね。

でも、こういうサーバやネットワーク機器の動作って、ボクらのような立場からしたら凄く重要なんですよ。
だって、自動起動しなければ、数百キロ離れたデータセンターにわざわざ電源ボタンを押すためだけに行かないといけないからです。(最近のデータセンターは現地スタッフに依頼すれば電源ボタンを押してくれるぐらいの事はやってくれますけど。)

ボクがこのことに気づいたのはつい2,3日前でした。
いつも送られてくるはずのTerastationのログメールが来なかったからです。
一方で、同じ電源セグメント(事務所100Vライン)にあったLinkStationは自動起動しているみたいです。

ま、このこと自体はそれほど大きな問題ではないんですが、電源遮断と復電の後で自動起動するかどうかは、サーバ管理者としては理解しておいた方が良いと思いました。
ボクが使っていたTeraStationはデフォルトでは自動起動しませんでした。
今、販売されているTerastationが停電とその復電時に自動起動するかは分かりません。
でも、そういう部分をちゃんと確認しておかないと、後々大変なことになりそうです。

もしかしたら、何かの設定で復電時自動起動が有効になるのかもしれませんが、そういう設定項目はちゃんと確認しておかないといけないな、と思いました。

どんな業界や業種でも言えることですが、技術屋さんと言うのは結果が全てですからね。
かつて、ボクの師匠が良く言っていたのは「誰も信じるな、全てを確認しろ」と言う格言です。

今回の出来事は、一見小さなことのように思えますが、そんな格言の大切さを思い出す出来事でした。
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2018年09月17日

トヨタ ミライ(MIRAI)が安く買えるらしい

トヨタ ミライ今日知ったんですが、トヨタの燃料電池車(水素自動車)のミライ(MIRAI)が安く買えるらしいです。色々と補助金のおかげで。

そのことがこちらのブログに書かれています。

723万円の水素自動車を“タダ”で購入。補助金半端ないって! --- 益満 寛志
http://agora-web.jp/archives/2034714.html

こういう記事がネット上にアップされるというのは面白いですね。
いえ、こういう記事によって読んだすべての人が「トヨタのミライはお買い得じゃー」ってミライの購入に走るなんてことが起きれば、ちょっと問題かも、と思います。

でも、たぶん、こういう記事によって「じゃあミライを買うか?」と思う人は、あらゆる面で条件が合致した人たちですよね?
ただ、そういう条件が合致した人たちが強い購入意欲を掻き立てられるというなら、それはそれでアリだと思います。

理想と現実、高度な最先端技術と汎用技術の間には、常に大きな隔たりがあります。

どう考えても素晴らしい技術があっても、その技術を導入することに膨大なコストが発生するなら、その素晴らしい技術は死に絶えます。

ハイエンドなコンピュータ技術にはそういう種類の規格が沢山ありますからね。
ハードディスクで言えば、SSAやFibre Channelなんかがソレです。
メモリではRDRAM(Rambus DRAM)などがそれに当たります。

既存技術よりも絶対に優れているのに、コストゆえに普及しなかった技術です。

燃料電池車(水素自動車)は、そのジレンマを政府や行政の補助金によって乗り越えようとしているジャンルなのかも、と思いました。

現状の燃料電池車の普及を妨げているのは、車両自体の価格の高さと、水素ステーションの少なさです。

実際に普及してしまえば、これらの問題は次第に解決すると思いますが、その普及までに誰がどのように協力するかがポイントですよね。

もともと中型クラスのセダンに乗っている首都圏の自動車ユーザーの方で、水素ステーションが近所にある方は、こういう補助金の存在と、ミライと言う車に乗り換える可能性を考えても良いんじゃないですかね?

化石燃料に頼らない自動車社会の実現のために、燃料電池車を今のタイミングで購入するというのは、そういう時代的な流れに力強く貢献する方法だと思います。

えっ?ボクですか?
ボクはあまり興味ないです。
そもそも、近所に水素ステーションが無いですし、ガソリン車の2リッタークラスのセダンを必要としていない生活なので。
ボクの職場でもほとんど同じです。
ハッチバッグ型の普通乗用車と、普通貨物車、軽貨物車があれば事足りるのでね。

そんなボクから言わせると、貨物車の軽自動車で燃料電池車を出したら、そしてカセットコンロのボンベのような水素燃料をコンビニで買えるようにしたら、爆発的に普及するんじゃないですかね?

ところで、小型の水素ガスボンベって実現可能なんです?(笑)
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2018年09月15日

Windows Server 2016を標準インストールすると、GUIログインできません

Windows Server 2016(Standard)を標準でインストールすると、Server Core状態でインストールされるという事実を最近知りました。

このServer Core状態と言うのは、Windows Server 2016が起動しても、コマンドプロンプトしか出てこない状態を意味します。

つまり、あらゆるサービスやGUIによるサーバ設定昨日が削除された状態でインストールされ、インストール後に起動してくるんですね。

なんかX-Windowが起動しないUNIXサーバのような感じです。昔はこれが当たり前でしたけど。(笑)

ただ、Windowsサーバの管理経験がある人なら「できればGUIによるサーバ管理が踏襲された方が良い」って思いますよね?

そのためには、Windows Server 2016の新規インストールの際に「デスクトップエクスペリエンス」を選ぶ必要があります。
様々な機能をそぎ落としたサーバコア状態のWindows Serverを作りたいなら、インストールプログラムが示すとおりにデフォルトのままインストールして構いません。
ただ、従来のWindows Serverのような使い勝手、管理方法を継続したいなら「デスクトップエクスペリエンス」タイプのインストールを選ばないとダメです。

だって「デスクトップエクスペリエンス」を選ばずにWindows Server 2016をインストールしたら、突然のコマンドプロンプトに戸惑うサーバ管理者が続出すると思いますので。

で、「デスクトップエクスペリエンス」を選んでインストールした後に待っているのは、Windows10のGUIです。

未だにWindows7環境で仕事をしているボクからすると、このWindows10に近い環境と言うのは抵抗があるんですよね。
ただそれでもGUI環境がサーバに残されているなら、管理するユーザーの担当者も少しは気が楽になるかも、なんて思ってしまいました。

Windows Server 2016を初めてインストールする皆さん、インストール時には「デスクトップエクスペリエンス」を選ぶようにしましょうね。
取りあえず、これだけのことで色々と面倒な作業を避けられますからね。(笑)
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2018年09月13日

Windows Live Mailが重くなったら

取引先のPC周りのサポートをしている関係で、一般ユーザーに降りかかる色々なトラブル対応をすることがあるんですが、今回は割とよくある「Windows Live Mailが異常に重くなった場合」の対処法というのが、なかなか見つからなかったんですね。

あれって、何が原因なんでしょうね?

症状は、とにかくWindows Live Mailの動作が重くなり最終的には「応答なし」に陥るというものです。

EaseUS Partition Masterで、色々試した結果、EaseUS(イーザス)Partition Masterというソフトの中の、システムクリーンアップの機能を使うと、Windows Live Mailの動きがすっかり軽くなりました。
もうびっくりするぐらいに。

EaseUS(イーザス)Partition Masterは、有料版と無料版があります。
どちらにもシステムクリーンアップの機能はついています。

実際に試したのは、ある事務用のデスクトップPCで、Windows7 Pro 64bit版が動作する環境だったんですが、クリーンアップ前のシステム分析をしたら、ジャンクファイルが5.2GBもあったんです。
それをきれいに消去したら、Windows Live Mailの動きもサクサクになりました。

あっ、でももしかしたらこういうツールを使って、問題がさらに悪化する可能性もあります。
同様のことでお困りの方がおられましたら、参考にして、実際に使うのは自己責任でお願いします。
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2018年09月12日

原子力規制委員会が羨ましい

先週の北海道の大地震は大変な被害を及ぼし、今もなおその影響が至る所に出ているようです。
そして今日もニュース報道で北海道の人たちは20%の節電を求められていると聞いて、なんとも可愛そうに思いました。
震災で大変な不自由を経験し、その上で節電もしないといけないんですね。
なんていうか、スマホとかで電気をメールみたいに送れるなら送ってあげたいぐらいです。

そんな中、今回の震災後の北海道全体の大停電は、そもそも電力不足状態が続いていたことに起因するという話を聞きました。

早い話が、北海道内に唯一ある泊(とまり)原発が通常稼働していたら今回の大停電は起きなかった、と言う話です。(泊原発は現在、原子力規制委員会により停止中です。)

一方で泊原発が通常稼働していても大停電は起きたんだ!という意見もあります。

ただね、泊原発が稼働していたら大停電は起きなかった、と言う意見と、泊原発が稼働していても大停電は起きたんだ、という意見を天秤にかけると「だったら震災前に泊原発を再稼働させてたら答えがでたじゃん」って思ってしまうんです。

泊原発の最大発電量は北海道内の40%だそうです。
今回の地震で被害を受けた苫東厚真火力発電所は、地震の影響で緊急停止しました。
その時に、泊原発が稼働していたら、恐らくですが、北海道全域の大停電は防げたと思うんです。
こればかりは実際にそういう状況に遭遇しないと分かりません。
ただそれでも、単純に数字を比較する限りでは、電力量は十分まかなえる状態だったはずです。

ボクがいつも思うのは、原発反対派の人たちは福島原発の事故をきっかけに原発をこの国から絶滅させることに躍起になっている気がします。
それは感情的な行動にしか見えません。
だって、福島原発の事故が起きるまでの何十年間の間、少なくとも安全に電力を供給し続けてきた事実があるわけですからね。
その安全のために、多くの人たちが努力と工夫を注いできた事実があると思います。
でも、なぜか福島原発事故発生以後は、そういう様々な努力や技術継承が、今、目の前の燃えさかる薪(たきぎ)に放り込まれる枯葉のごとく、無価値なもののように扱われてきました。
そうすることが国民全体の総意なら何も言いません。
でも、ボク個人はそうは思わないんです。将来的に原子力発電と言う発電方式が無くなることには反対しません。
でも、そういう国の将来を左右する決定は現状を鑑み、融通を利かせた判断が必要だと思います。

原発関連の個人的意見を述べると、即「政治的な意見」と解釈されちゃうのであまりしたくないんですが、ボクとしては震災被害を受けた人たちやその地域の経済が早く復興するためには、原子力規制委員会が融通を利かせるべきなんじゃないかと思います。

色々と審査を通っていない状態だけど、とりあえず1年間、泊原発の稼働を許可します、みたいな。

そういう非常事態への柔軟な対応があれば、今回の大地震の被災地の人たちは、早く復興するんじゃないですかね?

泊原発の周辺地域住民に対して説明をして、泊原発再稼働の許可を出すことへの理解を原子力規制委員会のスタッフが率先して行うことで、北海道全体の復興への後押しをアピールできるってもんじゃないんですかね?

ただ、現状ではそういう動きは見られません。
多分、そんなことをするような組織じゃないんでしょう。
原子力規制委員会については、ボク自身不勉強なので良く分かっていませんが、何か法的に決められた事項があり、その事項を満たさない限り一切の許可を与えない、と言う仕事をしているようにも見えます。

決められた基準を満たすことを確認するだけの規制委員会、相手が基準を満たすまでは何もしなくでも良い組織。

そんな仕事の成果を求められない組織でボクも働いてみたいです。(笑)
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2018年09月11日

オーディオマニアがなぜかメディアコンバータを欲しがる

アライドテレシス メディアコンバータ LMC102メディアコンバータってご存知です?

100BASE-TXや1000BASE-TのLANインタフェースを、1000BASE-SXなどの光インタフェースに変換する装置です。
あまり一般的な装置じゃありません。専業ネットワーク屋さんしか使わないんじゃないかな。

ボクらのようなネットワーク屋さんがメディアコンバータをユーザーに導入する場合、その多くは工場敷地内の建屋の間の屋外ネットワーク接続などです。
LAN工事を請け負う工事会社に聞くと、30mを超える距離の場合、光ケーブルにしたほうが良いんじゃないの?てな話をしてくれたりします。

わざわざ屋外のLAN配線を光ケーブルに変換するには理由があります。
雷による強烈なノイズの影響を受けないようにするためです。

例えば、工場建屋に雷が落ちたとします。
普通なら避雷針に落ちるので問題ないはずなんですが、電話線やLANケーブルが屋外に這わせてあると、その銅製の通信ケーブルに雷の強力なノイズが乗ります。
そして、接続された通信機器に過電流ノイズが入り込み、通信機器のアース線に向かって逃げようとします。
その結果、多くの場合、ネットワークスイッチやビジネス電話機の交換機(PBX)が壊れます。

電話線についてはさておき、ネットワークスイッチが壊れてしまうと、会社の業務に直接的な影響が出てしまうので、建屋間のネットワーク接続は光ケーブルにしましょう、という考え方が生まれたわけですね。メディアコンバータとピコケーブルと呼ばれる屋外用の光ケーブルをセットで導入するわけです。

ただ、最近ではネットワークスイッチ自体にSFPポートが付いているものが多くなり、SFPポートに1000BASE-SXのMiniGBICを搭載して、光ケーブル接続するという事例が多くなっていますので、銅線のLANケーブルを光ケーブルに変換する単機能のメディアコンバータを導入する事例が少なくなっているのも事実です。

本業SIer(ネットワーク屋)のボクにとってのメディアコンバータの用途とその役割は、ここに説明したとおりなんですが、なんでも最近、オーディオマニアがこのメディアコンバータを欲しがっているという話を聞いて、ビックリしてしまいました。

ここで言うオーディオマニアというのは、ネットワークオーディオという分野を現状で利用しているユーザーのことです。

分かり易く説明します。
例えば、自分が所有しているオーディオCDをPCに取り込みます。非圧縮で。
そのデータを自宅のファイルサーバ(NAS)に保存します。

このファイルサーバに保存している音声ファイルを、手元のPCで再生する際、ファイルサーバと手元のPCやスマホ、タブレット端末で再生する時に、その間のLANインタフェースが銅線による通信でも、光ケーブルによる通信でも、データの内容には全く違いはありません。
このことは、このブログで何度も扱ってきました。

LANケーブルを通る通信データはTCP/IPという仕組みによって何重にも保護されています。
その為、外部のノイズによってデータの内容が変わってしまうということは100%ありません。

そもそもメディアコンバータという装置は、銅線のUTP(LANケーブル)のデジタル信号を光信号に変換する装置です。
UTPが外部のノイズを拾って、一部のデータに破損や問題が入り込んだ場合、その不具合のある信号はそのまま光ケーブル側に流れます。
UTPがノイズの影響を受けると、簡単に言えばデジタル信号の「0」だった部分が「1」になったり、またはその逆の影響を受けます。
メディアコンバーターはその誤ったデータをそのまま光信号に変換します。
つまり、メディアコンバータを使ってファイルサーバと手元のPCやオーディオプレイヤーの間に、光ケーブルを挟んでも、UTPが拾うノイズが減るということは全くありません。

ただそれでも、音声データや映像データを含むLANケーブルを通って手元にやってくる情報が正確に伝達されるのは、LANカードの制御チップやOS側のデバイスドライバが壊れたデータを修復しているからです。
これによって、ファイルサーバに保管している音声データが、寸分たがわず手元のPCにコピーされるわけです。

なので「メディアコンバータを使うと音質が上がる」とか言ってるオーディオマニアを見ると、ネットワーク屋さんとして

ばっかじゃねーの!

と思います。割と本気でそう思います。
さらに「メディアコンバータを使うとAppleTVの画質が上がる」とか言ってる人も最近見つけたんですが、正直言うと

ばっかじゃねーの!

って思います。
あと、メディアコンバータは新品で買うと高いけど、ヤフオクとかで中古を買えばお手頃価格で手に入ります、という意見を持つオーディオマニアもいるようです。
そんな中古品はどこかの法人が使い古されて内部の部品が劣化しているでしょうね。
さらには、多くのメディアコンバータが安価なACアダプタを電源として利用していますが、ACアダプタは使用時間が増えれば増えるほど、当然のことながら平滑性能が落ちます。
言い換えると、ACアダプタがノイズを出しまくります。
当然、UTPや光ケーブルを行きかうデータも悪影響を受けます。
早い話が「メディアコンバータを利用すれば通信データ(パケット)が悪影響を受ける」ということです。
そんな状態なのに「音が良くなった」って言ってる人がいるんですね。

頭、大丈夫?

って思いません?
いえいえ、そんな悪影響が加わってもLAN上を流れるデータは正確に復元されちゃんと送り届けられるんですよ。
なかなか凄いものです。
なのでデータが良くも悪くも変化することはありません。

データに変化が起きないので、メディアコンバータを利用するメリットを客観的に示すことができません。だって何も変わってないんですもん。

その結果「メディアコンバータを利用すると確かに音質に深みが加わる」みたいな抽象的な専門家の意見(それも単なる思い込み)が独り歩きしてしまうわけです。

皆さん、そういう意見に騙されないでくださいね。
ネットワーク屋さんからのお願いです。(笑)
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2018年09月07日

災害多すぎ

今週(2018年9月3日の週)、台風21号の関西地区の直撃のニュースを見て色々と心痛めていたところに、一昨日(2018年9月6日早朝)の北海道の「平成30年北海道胆振東部地震」の発生で北海道の一部の地域で酷い被害が発生している様子を見ると、本当に心が痛みます。

同時にこの国は本当に災害が多い国なので、このような災害に対応する力を蓄える必要があると思います。

ただただ、今回は立て続けに大きな起き過ぎたような気がします。

幸いボクの住む名古屋では台風21号の被害はほとんどありませんでした。
なので、出来る限り募金などの支援をしたいと思いました。

どうか被災した皆さんの苦悩が早く解消されることを願います。
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2018年09月06日

ネットワークスイッチの現状

Cisco Catalyst 2960LCisco Catalystの8ポートのモデルがえらく安く売られているみたいですね。

この写真のモデルです。

Catalyst 2960-L Switch WS-C2960L-8TS-JPという製品です。
価格は13,000円ぐらい。
Ciscoの製品を以前から触ったり導入したりしている人から見るとビックリ価格ですよ。

以前、Cissoが発売した「Cisco Small Business Cisco 100シリーズ」と言うノンインテリジェントタイプのギガビットスイッチを客先に導入したことがありました。
ちょうど100BASEからギガビットに切り替わるタイミングで、バッファローのギガビットスイッチなんかを導入されるぐらいなら、このCisco製のギガビットスイッチを導入したほうが後々トラぶりにくいというニーズにピッタリだったんです。

8ポートで18,000円ぐらいで企業ユーザーに販売した記憶がありますが、今回のCatalyst 2960-L Switch WS-C2960L-8TS-JPは、同程度の価格帯で管理機能が付いたスイッチですからね。

「Ciscoはん、どうしはったんどす?(似非京都弁)」と心配するレベルです。(笑)

あっ、一応書いておきますが、このCatalyst 2960-Lシリーズは、従来のCatalyst 2950/2960シリーズを触ってきた人たちからしたら、色々とダメダメポイントがある製品のようです。
でも、Ciscoが管理機能付きギガビットスイッチを低価格で市場に投入した意味はメチャクチャ大きいと思います。

8ポートのギガビットスイッチを販売してきたクソメーカーは曲がりなりにも管理機能を付けた同程度の性能のスイッチをシスコ以下の価格でリリースするか、もしくは、管理機能を持たないギガビットスイッチを今まで以上に低価格で販売せざるを得なくなると思うんですね。

言い換えると、ネット回線がギガビット対応してしばらく経ちますが、実際の帯域は1Gbpsに満たない現状において、今後しばらくは家庭内LANも企業内LANもギガビットスイッチで十分まかなえると思うわけです。ギガビットスイッチのその先にある10GbEへの移行はずっと先になるんじゃないかと。
その為、中小零細企業ユーザーの市場は大きいのに、一度、ギガビットスイッチを導入してしまったら、買い換えの機会はほぼ無いために、ギガビットスイッチ市場は縮小するかもしれません。

そうなると、メーカー側はとにかく低価格化を進めるか、高機能化を進めるしか無いですよね。

その分かり易い結果が、Cisco Catalyst 2960Lの低価格化に繋がったんじゃないかと思います。
既にギガビットスイッチを導入している中小零細企業ユーザーに対してスイッチの入れ替えを促す十分な理由になると思います。管理機能付きギガビットスイッチの価値を知っているユーザーに限った話ですが。

そして、このCiscoの低価格化路線によって、当然、他のネットワーク機器メーカーも追従するでしょう。
いわば、ギガビットスイッチ戦国時代です。(笑)

で、面白い話しがあるんです。
実際、ウチの会社にも先日、某メーカーの製品を買わないかという話が舞い込みました。
定価は50万円以上する高性能スイッチです。
24ポート、PoE+、オールギガビット、SFP+ポート付き、管理機能付き、L3ルーティング付きのスイッチです。
そのスイッチを5万円前後の価格で買いません?と言ってきたんですね。
正直びっくりです。
そこまで値引き販売をしないといけない状況なの?って思っちゃいました。

ただ、ウチの社内の事を考えると、現状のネットワークスイッチを入れ替える必要はありあませんでした。
そして、客先にそれらのスイッチを提案するというのもあまり現実的ではなかったので、この案件は断ってしまったんですね。

もしそういう要件にぴったりした案件を持っているなら、いい感じに導入できる商材になったんだろうな、とも考えてしまいました。

同時に、今のネットワークスイッチ業界の激変の行きつく先はUTMのようなパケット解析とセキュリティ機能を盛り込んだ高機能ギガビットスイッチか、一切の付加機能がない低価格ギガビットスイッチかの二極化が進むような気がしたんですね。

スマホに使われるようなARM系のSoC(統合型チップ)の進化は目覚ましいものがあります。
そのようなSoCを搭載したスイッチがどんどん登場していけば、通常のスイッチングハブの動作をしながら、パケット解析ぐらい簡単にできちゃうようになります。

ギガビットスイッチの高機能化はこのような背景によって、たぶん、来年か再来年ぐらいには実現するようになると思います。

ネットワーク機器のメーカーの事情によって、ユーザーがより高品質な製品を購入する機会が開かれるのは、何とも面白いですし好意的に受け入れたいですね。
ただ、そんなことをやってて、本当にいいの?とも思います。
実際のところ、大丈夫なんですかね?
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2018年09月03日

8月が終わり・・・

2018年の8月が終わってしまいましたね。
これは個人的な感覚だと思いますが、8月の終わりに毎年考えてしまうんです。
「この夏に自分は何を成し遂げたのか?」と。

これって子供の頃の夏休みの終わりに8月を振り返るところから来ているんだと思うんですが、なんていうか、この暑い季節をどうやって乗り越え、どうやって建設的な活動に自分のもつリソースを最大限に活用できたか、なんて変な反省会を自分自身でしてしまうわけですよ。

それはもしかしたら、お盆休みの限られた時間の中で、以前から作りたかったプラモデルを完成させた、とか、溜まっていた録画されたテレビドラマを全部見れた、みたいな達成感に近いものかもしれません。

ただボクの場合、もう少し踏み込んだことを考えてしまいます。
社会人として、またIT系技術者として、この夏の時期に自分のスキルを高める行動が出来たのか、なんて考えてしまいます。

そういう意味では、この夏の時期にはそれなりに新しいことにチャレンジできたのかも、と思っていますが客観的な評価を得るには色々寂しい状況であることも確かです。

IT業界と言うのは、常に新しい技術が生み出される業界ですから、そういう新しい技術のために、お盆休みを中心とした期間に自分なりのチャレンジをすることが求められているのかもしれません。

ボク個人について振り返ってみると、それなりに充実した8月でしたよ。
ただ、もう少しだけ頑張れた余力はあったと思いますけどね。

IT業界で働く皆さんは、この8月をどのように過ごされましたか?
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2018年09月02日

名古屋ボストン美術館が閉館に

名古屋ボストン美術館名古屋市中区と熱田区の狭間にある金山駅と言う大きな駅があります。
JR東海道線・中央線と名鉄名古屋本線と名古屋市営地下鉄の駅があり、多くの乗降客、乗り換え客がいる名古屋市内では有数の巨大ステーションです。

東京で例えると、新宿駅のような感じです。
いえ、規模は全然違いますけどね。

簡単に言えば、ビジネス街、飲み屋街という感じの地域です。

そんな金山駅の南側に金山南ビルが建ったのが1998年です。
翌年には「名古屋ボストン美術館」がこのビルのテナントとして入ります。

そして、20年経った2018年に、この名古屋ボストン美術館が閉館するそうです。

その経緯についてはWikipediaに詳しく書かれています。

名古屋ボストン美術館 Wikipedia

ボクの個人的な印象を述べると、名古屋ボストン美術館って開館から20年も経ってたんだ、と言う驚きが一番大きいです。
何ていうか、開館が10年ぐらい前の出来事のように思えちゃうんです。
普段から金山駅を利用している人なら違った印象なのかもしれませんが、金山駅をほとんど利用しない自動車移動派の人たちは、たぶん同じような印象なんじゃないですかね?

もう一つの印象は、Wikipedia情報によるとアメリカのボストン美術館との契約の上に成り立っていた美術館だということ自体、全く知りませんでしたし、そのアメリカのボストン美術館との契約が、こちら側としてはかなり不利益な契約内容だったみたいですね。

そんな不利益な契約を結ばざるを得なかった背景も何となく想像できます。
役人たちが箱ものを作る行政活動の中で、安易にネームバリューを求めた結果なんでしょう。
美術館運営のノウハウなんてこれっぽっちも持ってないけど、世界的に有名なアメリカのボストン美術館と提携してさえいれば、それなりに利用者数を稼いで、行政事業としては成功するだろう、みたいな安易な皮算用が見えるようです。(笑)

結果的には、20年経って、多額の赤字を垂れ流した結果、名古屋ボストン美術館は閉館することになりました。

ボクはこの手の美術館には全く興味がない人なんですが、名古屋市や愛知県、また周辺地域の絵画などの美術に関心を持つ人たちにとっては残念なニュースだと思います。

同時に、この地域の人口自体が少なく、特に芸術や美術、芸能や学術に興味を示す人たちの絶対数が少ないという事実も、問題の背景にはあると思います。

名古屋市民として幼年期から過ごしているボクにとって、大人になり東京の色々な地域を見た時、学生街や一部地域に乱立する小劇場、劇団、ライブハウス、画廊や演劇場の存在はとても衝撃を受けたものです。
それだけ、東京と言う地域には芸能、芸術、美術、学術に対する理解があるんだと思います。
そういう娯楽やそれに類する、一見生産性の無さそうなものに対する理解が深いんだと思うんですね。

しかし、名古屋などの地方都市は違います。
お金を払って美術作品を鑑賞するという価値観が一般的ではないんだと思います。
日曜日に美術館や博物館に足を運び、入場料を払って作品を眺め、日常とは全く違った世界を楽しむという時間とお金の使い方がこの地域には無いんじゃないかと。(そうじゃない人たちも居ることはいますが)

名古屋ボストン美術館の失敗は、そういう現状の把握が出来ていなかったことが原因だと思うんですね。

ま、そうは言っても、ボク自身、美術芸術にはほとんど関心がない人なので、今回のニュースは「あー、やっぱり名古屋ボストン美術館はダメだったんだー」って程度のニュースなんですが。(笑)

正直、この地域に美術や芸術、演劇の文化が根付くのはずっと先の事だと思いますよ。
ese_admin at 22:00|この記事のURLComments(0)
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