2005年01月
2005年01月23日
HP Workstation xw8200 に Redhat Enterprise Linux 3 WS をインストール
HP Workstation xw8200 に Redhat Enterprise Linux 3 WS をインストール
おととい、HP の代理店でもある某大手SI会社からの依頼で、HPのPCワークステーション
xw8200(Xeon 3.6GHz Dual / 4096MB / 73GB x3)を納品する仕事をしました。
納品ぐらい、担当営業がやればいいじゃんと思っていたのですが、納品前にLinuxを
インストールしてほしいという条件があるようで、そのために私のところに舞い込んだ
仕事のようです。
金曜日に納品するハードウェア数セットが木曜日のお昼に届き、インストールする
Linuxのメディアが木曜日の夜に届けられるというタイトなスケジュールでしたが、
ただインストールするだけだから問題なくいけるだろうと考えていたのですが・・・
届いたマシンはWinXP(PRO)がプリインストールされてたモデルで、当然、Linux系の
インストールCDも、ドライバCDも付属されていません。
とりあえず、練習がてらRedhat Enterprise Linux 3 WSをインストールしました。
案の定、ビデオのドライバが当たらず、NIC(LAN)のドライバも当たりませんでした。
何かドライバCDっぽいものは無いかと、社内を探し回ってみたら、社内用のPCワーク
ステーション HP xw4200 Linuxモデルに付属されていたCDを発見。
そのCDを利用してビデオドライバ(nVidia)は何とかインストール完了です。
しかし、NICのドライバが見つかりません。
HPのサイトを見てみても、それらしいドライバが見つかりませんでした。
仕方がないので、xw8200に搭載されているオンボードNICのチップを調べてみたら、
Intel PRO/1000 MT であることがわかりました。
Intelのサイトに行ってみたらカーネル2.4以降に対応したドライバがダウンロード
できることがわかりました。
早速、ダウンロードしてみて解凍してみたら、どうもバイナリもrpmも見つかりません。
どうやら sourceのみの提供みたいです。
仕方なしに、作業用PCでダウンロードしたファイルをCD-Rに焼き、問題のxw8200に
もってきてハードディスクにコピー、その後解凍してファイルを展開してみました。
ターミナルウィンドウで展開したディレクトリに移動し、make して、 make install
して、insmod e1000 して問題なくインストールできたのでよかったですが、ここまでの
作業に要した時間は結構なもので、すでに朝方になってしまいました。
とりあえず、NICの動作が問題のないことを確認して、今までの手順書を書いて
終了と思ったら、シャットダウンの時、文字ベースの画面(CUI)が文字化けしてしまって
いることに気がつき、ビデオドライバを再度、最新のものに入れ替えるようにしました。
ついでに、HPが提供しているドライバCDの最新版がダウンロードできるようになって
いたのでそれをダウンロードして、再度、インストールしました。
その結果、文字化けもなくなり、正常動作することを確認したので、再度、同じ手順で
最初からOSをインストールしてドライバをインストールして・・・という作業を繰り返し
ました。
インストール手順書が確立した段階で、ほかの同じ機種にも次々とインストールして、
作業は完了しました。
で、何かの検索で引っかかって、このページに来てくれた人用に、ポイントを書いて
おきますね。
1、HPからLinux用の最新ドライバCD-ROMをダウンロードして、CD-Rに焼いておきます。
ダウンロードはこちら
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DriverDownload.jsp?locale=en_US&pnameOID=424561&taskId=135&prodTypeId=12454&prodSeriesId=424560&submit.y=3&submit.x=4&lang=en&cc=us&swEnvOID=1080
2.インストールが完了したRedhat Enterprise Linux 3上から作成したCD-Rのインストール
プログラムを実行します。
ビデオドライバがインストールされていない場合があるので、CD-ROMの中からビデオの
ドライバを探し出してインストールします。(rpm形式)
3.インテルからNIC用のドライバをダウンロードします。
http://downloadfinder.intel.com/scripts-df/File_Filter.asp?FileName=e1000-
4.ダウンロードしたら、解凍して make します。
make
make install
insmod e1000
5、ネットワークの設定をして、テストして完了です。
終わったあとで書いてみると、決して難しくない手順ですが、さまざまな思い込みによって
この結論に到達するのにずいぶん苦労しました。
この手順さえわかっていれば、1台あたりのインストール時間は1時間前後でいけると思います。
困ってる人、ぜひがんばって!
おととい、HP の代理店でもある某大手SI会社からの依頼で、HPのPCワークステーション
xw8200(Xeon 3.6GHz Dual / 4096MB / 73GB x3)を納品する仕事をしました。
納品ぐらい、担当営業がやればいいじゃんと思っていたのですが、納品前にLinuxを
インストールしてほしいという条件があるようで、そのために私のところに舞い込んだ
仕事のようです。
金曜日に納品するハードウェア数セットが木曜日のお昼に届き、インストールする
Linuxのメディアが木曜日の夜に届けられるというタイトなスケジュールでしたが、
ただインストールするだけだから問題なくいけるだろうと考えていたのですが・・・
届いたマシンはWinXP(PRO)がプリインストールされてたモデルで、当然、Linux系の
インストールCDも、ドライバCDも付属されていません。
とりあえず、練習がてらRedhat Enterprise Linux 3 WSをインストールしました。
案の定、ビデオのドライバが当たらず、NIC(LAN)のドライバも当たりませんでした。
何かドライバCDっぽいものは無いかと、社内を探し回ってみたら、社内用のPCワーク
ステーション HP xw4200 Linuxモデルに付属されていたCDを発見。
そのCDを利用してビデオドライバ(nVidia)は何とかインストール完了です。
しかし、NICのドライバが見つかりません。
HPのサイトを見てみても、それらしいドライバが見つかりませんでした。
仕方がないので、xw8200に搭載されているオンボードNICのチップを調べてみたら、
Intel PRO/1000 MT であることがわかりました。
Intelのサイトに行ってみたらカーネル2.4以降に対応したドライバがダウンロード
できることがわかりました。
早速、ダウンロードしてみて解凍してみたら、どうもバイナリもrpmも見つかりません。
どうやら sourceのみの提供みたいです。
仕方なしに、作業用PCでダウンロードしたファイルをCD-Rに焼き、問題のxw8200に
もってきてハードディスクにコピー、その後解凍してファイルを展開してみました。
ターミナルウィンドウで展開したディレクトリに移動し、make して、 make install
して、insmod e1000 して問題なくインストールできたのでよかったですが、ここまでの
作業に要した時間は結構なもので、すでに朝方になってしまいました。
とりあえず、NICの動作が問題のないことを確認して、今までの手順書を書いて
終了と思ったら、シャットダウンの時、文字ベースの画面(CUI)が文字化けしてしまって
いることに気がつき、ビデオドライバを再度、最新のものに入れ替えるようにしました。
ついでに、HPが提供しているドライバCDの最新版がダウンロードできるようになって
いたのでそれをダウンロードして、再度、インストールしました。
その結果、文字化けもなくなり、正常動作することを確認したので、再度、同じ手順で
最初からOSをインストールしてドライバをインストールして・・・という作業を繰り返し
ました。
インストール手順書が確立した段階で、ほかの同じ機種にも次々とインストールして、
作業は完了しました。
で、何かの検索で引っかかって、このページに来てくれた人用に、ポイントを書いて
おきますね。
1、HPからLinux用の最新ドライバCD-ROMをダウンロードして、CD-Rに焼いておきます。
ダウンロードはこちら
http://h20000.www2.hp.com/bizsupport/TechSupport/DriverDownload.jsp?locale=en_US&pnameOID=424561&taskId=135&prodTypeId=12454&prodSeriesId=424560&submit.y=3&submit.x=4&lang=en&cc=us&swEnvOID=1080
2.インストールが完了したRedhat Enterprise Linux 3上から作成したCD-Rのインストール
プログラムを実行します。
ビデオドライバがインストールされていない場合があるので、CD-ROMの中からビデオの
ドライバを探し出してインストールします。(rpm形式)
3.インテルからNIC用のドライバをダウンロードします。
http://downloadfinder.intel.com/scripts-df/File_Filter.asp?FileName=e1000-
4.ダウンロードしたら、解凍して make します。
make
make install
insmod e1000
5、ネットワークの設定をして、テストして完了です。
終わったあとで書いてみると、決して難しくない手順ですが、さまざまな思い込みによって
この結論に到達するのにずいぶん苦労しました。
この手順さえわかっていれば、1台あたりのインストール時間は1時間前後でいけると思います。
困ってる人、ぜひがんばって!