2006年11月
2006年11月30日
Solarisの32ビット起動
この間、教えてもらって「へー」と思ったことですが、SPARC版のSolarisで、普通にOSのインストールをすると、64ビットインストールが完了しますよね。
でも、後から32ビットカーネルで起動したいときのオマジナイをご紹介します。
OBPプロンプトで、
boot kernel/unix
と打ち込んで起動します。
すると、32ビット環境で起動されるんですね。
さらに、常時32ビット環境で起動したい場合は、OBPプロンプトで、
setenv boot-file kernel/unix
と指定してやれば、32ビット環境でいつも起動するようになります。
もちろん、set-defaults なんかで初期化しちゃうと元に戻っちゃいますけど。
でも、後から32ビットカーネルで起動したいときのオマジナイをご紹介します。
OBPプロンプトで、
boot kernel/unix
と打ち込んで起動します。
すると、32ビット環境で起動されるんですね。
さらに、常時32ビット環境で起動したい場合は、OBPプロンプトで、
setenv boot-file kernel/unix
と指定してやれば、32ビット環境でいつも起動するようになります。
もちろん、set-defaults なんかで初期化しちゃうと元に戻っちゃいますけど。
2006年11月29日
今日は久しぶりにお休みをもらいました
2006年11月24日
毎日ドタバタなんです
私のところに来る仕事の3大要素がある。
・納期なし
・資料なし
・予算なし
書いてて悲しくなる。
で、その仕事を請けるかどうかの指標は何かといえば、
・困ってそうだから
である。
つまり、結論から言うとドツボリ案件を引き寄せる引力を強く持っている私、というわけ。
さらに、ドツボリ案件の特徴は、
・スケジュール未定
・ハードウェア揃わず
・ソフトウェアも当然揃わず
・技術情報もなし
という誰も手を出さない要素プンプンだったりする。
今週受けた仕事がまさにそういう仕事だった。
何でも検収が迫っているから急いで欲しいという案件だった。
事の発端は、「Sunのハードウェアですぐにまわせるものありますか?」というものだった。
いやいや、普通はないよね。そんなもの。
でも、必死に探してみた。
何とか要件に合ったサーバを見つけて連絡すると、
「今週中に納入できる?」だって!
まあ、ハードウェアは確保できたから何とかOKですけどね。
すると「環境のセットアップと設置場所(東京)への導入設置もお願い!」だって。
いったい、どういうドツボリ案件なんですか!
よくわからないまま、とにかく困ってるみたいだからご期待通り何とかしますけどね。
今週は結局、まともに寝てません。というか、ずっとサーバルームでウタタ寝してます。(涙)
移動距離ばかりが増えていくぅぅぅ
・納期なし
・資料なし
・予算なし
書いてて悲しくなる。
で、その仕事を請けるかどうかの指標は何かといえば、
・困ってそうだから
である。
つまり、結論から言うとドツボリ案件を引き寄せる引力を強く持っている私、というわけ。
さらに、ドツボリ案件の特徴は、
・スケジュール未定
・ハードウェア揃わず
・ソフトウェアも当然揃わず
・技術情報もなし
という誰も手を出さない要素プンプンだったりする。
今週受けた仕事がまさにそういう仕事だった。
何でも検収が迫っているから急いで欲しいという案件だった。
事の発端は、「Sunのハードウェアですぐにまわせるものありますか?」というものだった。
いやいや、普通はないよね。そんなもの。
でも、必死に探してみた。
何とか要件に合ったサーバを見つけて連絡すると、
「今週中に納入できる?」だって!
まあ、ハードウェアは確保できたから何とかOKですけどね。
すると「環境のセットアップと設置場所(東京)への導入設置もお願い!」だって。
いったい、どういうドツボリ案件なんですか!
よくわからないまま、とにかく困ってるみたいだからご期待通り何とかしますけどね。
今週は結局、まともに寝てません。というか、ずっとサーバルームでウタタ寝してます。(涙)
移動距離ばかりが増えていくぅぅぅ
2006年11月18日
動作検証な日々
CA(コンピュータアソシエイツ)の導入前サポートに3回も騙された。
顧客がARCserve v9 Linuxを使っていて、テープライブラリをLTOに変更したいというので、うちの担当営業がCAに問い合わせをしたのさ。
そーしたら、該当のLTOライブラリでも問題なく使えますよ、と教えてくれた。
顧客も新たにARCserveをバージョンアップせずに済むので喜んでたのに、実際の導入作業でまったくライブラリ装置が言うことを聞かない。
1日目の作業は、ボクの側の問題かと思って、いったん引き上げた。
2日目に入る前に、同じようなライブラリ装置(DLTだけどね)を使って、散々動作検証とインストール手順を押えて2日目の現地に臨んだ。(写真は社内に落ちてたDELLのテープライブラリ。中を見ると回転寿司のようにメディアが回ります)
でも、現地のライブラリ装置(LTO)が言うことを聞かないんだよね。サービス自体が強制終了しちゃうんです。
そこで、改めてCAに電話をかけて、「LTOのライブラリ装置って、本当にARCserve v9 Linuxに対応しているの?」って聞いたら、問題なく対応してるって返事が返ってきた。
でも、メディアエンジン(Camediad)がこんなエラーを吐いてるんだよね。
(15518) devlist built on Wed Jul 28 00:00:00 2004. (compatibility level 2).
(15518) Device Info:
(15518) Vendor ID = HP
(15518) Product ID = ULTRIUM232 DRV
(15518) Revision = P53W
(15518) Successfully added device.
(15518) Device Info:
(15518) Vendor ID = HP
(15518) Product ID = 1X8 AUTOLOADER
(15518) Revision = 1.50
(15518) Library HP 1X8 AUTOLOADER not found in supported device list.
(15518) Drive HP 1X8 AUTOLOADER not found in supported device list.
(15518) Failed to add media device
(15518) No filesystem devices found.
(15646) Callback daemon started. pid = 15646
(15647) Group daemon started. pid = 15647
(15647) Library initialization failed.
(15647) (15647): Group daemon exiting...
ってさ、「not found in supported device list.」って言ってるやん、対応デバイスのリストにはありませんよ!って吐いてるやん。
そこで、その日の夜、CAに正式に問い合わせのメールを書いたところ、次の日に返事が返ってきた。
要約すると「そのライブラリ装置は対応してません。導入前サポートの担当者が間違ったこと言っちゃって、ごめんねっ」だって。
うおーーーぃ!!!
ゴメンじゃないだろっ!!!!
許さん!CA!!
顧客がARCserve v9 Linuxを使っていて、テープライブラリをLTOに変更したいというので、うちの担当営業がCAに問い合わせをしたのさ。
そーしたら、該当のLTOライブラリでも問題なく使えますよ、と教えてくれた。
顧客も新たにARCserveをバージョンアップせずに済むので喜んでたのに、実際の導入作業でまったくライブラリ装置が言うことを聞かない。
1日目の作業は、ボクの側の問題かと思って、いったん引き上げた。
2日目に入る前に、同じようなライブラリ装置(DLTだけどね)を使って、散々動作検証とインストール手順を押えて2日目の現地に臨んだ。(写真は社内に落ちてたDELLのテープライブラリ。中を見ると回転寿司のようにメディアが回ります)
でも、現地のライブラリ装置(LTO)が言うことを聞かないんだよね。サービス自体が強制終了しちゃうんです。
そこで、改めてCAに電話をかけて、「LTOのライブラリ装置って、本当にARCserve v9 Linuxに対応しているの?」って聞いたら、問題なく対応してるって返事が返ってきた。
でも、メディアエンジン(Camediad)がこんなエラーを吐いてるんだよね。
(15518) devlist built on Wed Jul 28 00:00:00 2004. (compatibility level 2).
(15518) Device Info:
(15518) Vendor ID = HP
(15518) Product ID = ULTRIUM232 DRV
(15518) Revision = P53W
(15518) Successfully added device.
(15518) Device Info:
(15518) Vendor ID = HP
(15518) Product ID = 1X8 AUTOLOADER
(15518) Revision = 1.50
(15518) Library HP 1X8 AUTOLOADER not found in supported device list.
(15518) Drive HP 1X8 AUTOLOADER not found in supported device list.
(15518) Failed to add media device
(15518) No filesystem devices found.
(15646) Callback daemon started. pid = 15646
(15647) Group daemon started. pid = 15647
(15647) Library initialization failed.
(15647) (15647): Group daemon exiting...
ってさ、「not found in supported device list.」って言ってるやん、対応デバイスのリストにはありませんよ!って吐いてるやん。
そこで、その日の夜、CAに正式に問い合わせのメールを書いたところ、次の日に返事が返ってきた。
要約すると「そのライブラリ装置は対応してません。導入前サポートの担当者が間違ったこと言っちゃって、ごめんねっ」だって。
うおーーーぃ!!!
ゴメンじゃないだろっ!!!!
許さん!CA!!
2006年11月14日
言い訳を考えよう
テキトーな性格の人たちと仕事をすると、迷惑なことも多いけど結構笑えることも多い。
今日、導入したサーバはラックマウントタイプで8台あった。
現地に行ってみると、2UのUPSが8台あって、KVMスイッチ、ギガビットイーサスイッチ、ラックマウントKB/MOUSE/ディスプレイがあった。
そして何故か、36Uのサーバラックが2台!
「あれ?何でサーバラックが2台あるの?」
担当営業に聞いてみると、「手配担当者がサーバラックが2台いるって言ってたんだけど・・・」とのこと。
でも、サーバが2Uで8台でしょ、UPSが2Uで8台でしょ、スイッチ類は多くて3U、うまく背面に廻しちゃえば1Uで済むでしょ。
そうしたら、全部で33Uで済むじゃん!
「これ、サーバラック1台、完全に余っちゃうんですけど、いいの?」
そこへ、手配担当者が到着。
なぜサーバラックが2台もあるのか、尋ねてみると
「だって、足りなかったら大変でしょ、だから2台にしといた」だって。
そこへ、エンドユーザーの担当者がやってきて「あれー、なんでサーバラックが2台もあるの!」だって。
こりはちとヤヴァくないですか??
急遽、対策会議です。
とりあえず、UPS、サーバを4台ずつ2つのサーバラックに分けて取り付けましょう、それで、何か適当な言い訳を考えましょう。
「横転すると大変だから、2台に分けときました」ってのはどう?
「床が抜けるといけないから、重量を2台に分散しておきました」ってのもいいんじゃない?
「これからサーバとか増設するかもしれないから」なんてのも使えるかも。(それは無いんだけどね)
色々考えた挙句、最後は謝っちゃおう、ということになりました。
でも、そんなテキトーな仕事ぶりでいいのですかい?
今日、導入したサーバはラックマウントタイプで8台あった。
現地に行ってみると、2UのUPSが8台あって、KVMスイッチ、ギガビットイーサスイッチ、ラックマウントKB/MOUSE/ディスプレイがあった。
そして何故か、36Uのサーバラックが2台!
「あれ?何でサーバラックが2台あるの?」
担当営業に聞いてみると、「手配担当者がサーバラックが2台いるって言ってたんだけど・・・」とのこと。
でも、サーバが2Uで8台でしょ、UPSが2Uで8台でしょ、スイッチ類は多くて3U、うまく背面に廻しちゃえば1Uで済むでしょ。
そうしたら、全部で33Uで済むじゃん!
「これ、サーバラック1台、完全に余っちゃうんですけど、いいの?」
そこへ、手配担当者が到着。
なぜサーバラックが2台もあるのか、尋ねてみると
「だって、足りなかったら大変でしょ、だから2台にしといた」だって。
そこへ、エンドユーザーの担当者がやってきて「あれー、なんでサーバラックが2台もあるの!」だって。
こりはちとヤヴァくないですか??
急遽、対策会議です。
とりあえず、UPS、サーバを4台ずつ2つのサーバラックに分けて取り付けましょう、それで、何か適当な言い訳を考えましょう。
「横転すると大変だから、2台に分けときました」ってのはどう?
「床が抜けるといけないから、重量を2台に分散しておきました」ってのもいいんじゃない?
「これからサーバとか増設するかもしれないから」なんてのも使えるかも。(それは無いんだけどね)
色々考えた挙句、最後は謝っちゃおう、ということになりました。
でも、そんなテキトーな仕事ぶりでいいのですかい?
2006年11月13日
MPICHサーバのセットアップ
大気よりもたらされる正体不明物質によって、クシャミがとまらなくなっている今日この頃ですが、みなさんお元気ですか?
きっとコレは、朝鮮半島からやってくる悪い物質の影響に違いないと当てこすってみたくもなる。
そんなこんなで、妙に忙しい1週間の最後は、前々から抱えていた、MPICHというクラスタリングソフトウェアをサーバにインストールする作業だった。
MPICH自体、非常にシンプルなソフトウェアで、rshで計算プログラムを実行して、結果をマスタサーバに持ってくる、というもの。
導入後は、MPICH上で動作するアプリケーションがあって、それを他の業者が導入するらしい。
ボクの仕事は、Linuxのネットワーク設定と、NFSとNISと、rshとこまごました設定ぐらいでした。そんなにはまることもなく、結構楽にできました。
今週、このサーバを納品してきまーす。
きっとコレは、朝鮮半島からやってくる悪い物質の影響に違いないと当てこすってみたくもなる。
そんなこんなで、妙に忙しい1週間の最後は、前々から抱えていた、MPICHというクラスタリングソフトウェアをサーバにインストールする作業だった。
MPICH自体、非常にシンプルなソフトウェアで、rshで計算プログラムを実行して、結果をマスタサーバに持ってくる、というもの。
導入後は、MPICH上で動作するアプリケーションがあって、それを他の業者が導入するらしい。
ボクの仕事は、Linuxのネットワーク設定と、NFSとNISと、rshとこまごました設定ぐらいでした。そんなにはまることもなく、結構楽にできました。
今週、このサーバを納品してきまーす。