2014年10月16日

FTPサーバを仮想ドライブにして同期する

少し前から、クラウドストレージサービスをまじめに活用しようと色々と考えてみたんですが、一般的なサービスの無料版というのは、どうもやっぱり容量が少ない。
それに、どのサービスもセキュリティ面が心配です。
いえ、セキュリティはしっかりしているんでしょうけど、検閲されていることは前提として使う必要がありますよね。

仕事で使う分には仕事の守秘義務案件に気をつける程度ですが、個人で使っている人の中には、児ポ関係の画像などをクラウドストレージにアップロードして、捜査対象になるような話もありますから、とにかく、運営者側に見られていて当然という認識は持っていないといけないんじゃないかと。

で、色々考えていたらもう職場にある公開FTPサーバを使うのが一番簡単なんじゃないかという結論に達しつつあります。(笑)

以前から、このようなFTPサーバに接続するツールは色々調べていたんですが、改めて調べてみるとこんなツールが便利そうでした。

FtpUse
コマンドラインからFTPサーバを仮想ドライブにできるツール
窓の杜の紹介記事はこちら。

このツールを使って仮想ドライブとしてマウントしておいて、XCOPYなどを相互に使うことで、ローカルのフォルダの中身を同期できそうです。
同期ができれば、ノートPCなどに必要なファイルを入れて持ち歩けますし、1つのファイルの同時更新などに気をつければ、便利に共有ファイルを使えそうですね。
ただ、どうもsFTPには対応していないっぽいです。

FTPbox
自動でFTPサーバのファイルと同期するツール
Vectorの紹介記事はこちら。

こちらはファイルの同期を目的としているツールです。
sFTPにも対応しているので、通信は暗号化された状態で行えます。

ばっちり同期
高機能なFTPサーバ陽の同期ツール
製品紹介ページはこちら。

有料版と無料版があるようですが、FTPサーバとの同期は無料版で問題なく使えるようです。
無料版はFTPサーバとの同期ができ、有料版では一般的なクラウドストレージサービスとの同期にも対応しています。
有料版の一番高いライセンスを購入すると、単に同期をするというよりもバックアップソフトとして機能すると考えたほうが良さそうな内容になっています。


ま、軽くご紹介するとこんなツールが使えそうです。

あとは、仕事で使うファイルを職場のコンプライアンス的に大丈夫な形で同期できる仕組みを模索しないといけないかもしれませんが、今回のFTPサーバを使ったファイルの同期なら、インターネットに接続できる環境ならどこでも使えそうですし、スマートフォンやタブレット端末用にも、撮影した写真なんかをFTPサーバに転送できるツールが出ているので、上手く組み合わせれば、スマートフォンで撮影した写真がすぐに自分のPCの同期フォルダに転送されるといった使い方も出来るかもしれません。

ひとつ面倒なのは、ファイルの同期ソフトを使うと、ファイルの削除の手間が増えることぐらいかな。

ま、今回ご紹介したツールを実際に使って仕事に活用する予定はまだ無いんですが、こういうツールの存在と活用方法を知っていたら、サーバのバックアップとかに便利かな、と思いました。

この件については、もうちょっと色々考えることにします。
ese_admin at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)

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