2016年05月05日

シャープのロボホン、良いじゃん!



シャープが開発しているロボホンというロボット型スマートフォンが、近未来な感じがして良いと思います。
小型のロボットでスマートフォンの機能がそのまま入っている、おもちゃのような情報機器です。

なぜこのロボホンが、ボクにとって魅力的に感じるかというと、すでにスマートフォンにはSiriに代表される、人工知能による対話型の秘書機能を搭載したモデルが多くあります。

この対話型というのと人工知能というテクノロジーを一番分かり易く表現性を拡張したのが、人型ロボットだと思うんですね。
身振り手振りで質問に答えてくれる小型ロボットというのは、人とコンピュータのコミュニケーションの形を大きく変えるきっかけになると思います。

そういう意味でロボホンの登場はとても興味深く感じましたし、何か近未来の雰囲気を感じてしまうわけです。

ただ残念なのが、ロボホンが面白い製品に見えても、自分で買って日常的に使おうとは全然思わない点です。(笑)
なんていうか、面白そうなんだけど、今使っているスマートフォンの代わりにはなりませんよ。たぶん。

上の動画にあるように、仕事着のスーツの胸ポケットに入れて客先での打ち合わせに出られると思います?そんな恥ずかしいことはできません。(笑)

あともう一つ、ロボホンを作ったシャープは、すでにこんなことをしている状況じゃない、ということです。
いや、確かに面白いし近未来的ですけど、シャープはほかにやることがあるだろう、という突っ込みを入れたくなってしまいます。
もしかしたら、そういう突っ込み待ち状態なのかもしれません。
ということは、この経営危機の状況を笑いに変える渾身のギャグなのか?(笑)

こういう人の形に近いロボットによる対話は、人工知能がもう少し進化した将来には絶対に必要になるUIだと思います。
その時まで、可能ならシャープがこの技術を温め続け、進化させ続けてくれることを今は祈るしかありません。
ese_admin at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
記事検索
最新コメント