2017年03月07日

バッファローのTerastationを買ったらやろう、イメージコピー

バッファローのTerastationのぶっ壊れたやつと格闘して分かったことを書きます。
今回対象としているTerastationは、PCベースのマザーボードを搭載したタイプです。
VGAコネクタが付いているタイプですね。
あと、ここでは壊れたハードディスクからデータを復旧するという作業については一切書きません。
ここで説明するのは、故障したTerastationのハードディスクをPCパーツショップで購入した安価なSATAハードディスクに交換するための準備についてです。

あと、Terastationユーザーで、既に1台目のハードディスクが飛んで困ってるんだよねー、と言う人は諦めてください。
TerastationはRAIDが組めるNASとして大々的に売られている製品ですが、その中身はソフトウェアRAIDです。
サーバ管理者のボクの立場からしたら、一番信頼できないRAIDです。
ソフトウェアRAIDと言うのは、OSが起動して、その後に配下に置くハードディスク領域をソフト的に2重化(RAID-1)するためのものです。
つまり、起動ディスクのOS部分が壊れたら、その時点でシステムダウンします。
ハードウェアRAIDはその点、OS部分も含めて2重化されているので、どちらかのハードディスクが生きていれば何とかなります。

で、TerastationはソフトウェアRAIDで、非常に重要なのが最初に起動するLinuxOSの部分なので、それをちゃんとバックアップしておきましょう、と言う話です。

今回対象としているのは、具体的な型番で言うと、TS-WVHLシリーズです。
Atom D510が搭載されたモデルです。
普通の小型PCと言う構成です。
それ以後のPCベースのTerastationでも応用が利くやり方だと思います。
それ以前の機種は、TFTPによるファームウェアの書き込みができるので、そういう方法で対応してください。

んで、1台目のハードディスクをバックアップする方法ですが、やり方はなんてことない、ddコマンドでイメージコピーです。(なーんだ、それだけか!)

まずLinuxがインストールされたPCを用意してください。
SATAインタフェースが2個以上空いていることも条件です。
SATAインタフェースはマザーボードについているものを使うのがベターです。
起動用のハードディスクが接続されているSATAポートの隣りに2つ以上のSATAポートが付いているのが理想です。

そのLinuxPCにTerastationの1台目のハードディスクを接続し、同じ容量の新品ハードディスクも接続します。
その状態でLinuxPCを起動します。

起動してroot権限でログインしたら、

fdisk -l

と打って、接続された2台のハードディスクがちゃんと認識しているか確認します。

問題が無ければ、

/dev/sdb Terastationの1台目ハードディスク
/dev/sdc 新品のハードディスク

と認識されます。
デバイス名は使用環境によって変わりますのでご注意を。
注意しないといけないのは、Terastationのハードディスクがどちらのデバイスになっているか、と言う点です。

それを確認するには、

fdisk /dev/sdb

と打ち込み、fdiskが起動したら「p」と打ってパーティション情報を見ることです。
パーティション情報に何かが出てきたら、そのデバイスがTerastationのハードディスクです。
何も出てこなかったら新品ハードディスクです。

で、どちらのデバイスがTerastationのハードディスクかを確認して、次にイメージコピーをします。

dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc bs=4M

はい、これだけ。
ただイメージコピーには結構な時間が掛かります。

注意点は先ほど書いた通り、どちらのデバイス名がTerastationのハードディスクか、ちゃんと確認することです。
Terastationのハードディスクが/dev/sdcなら、

dd if=/dev/sdc of=/dev/sdb bs=4M

と逆に記述しないといけません。
ここだけ、最大の注意を払ってください。

あと、既にTerastaionを長い間使い続けていて、1台目のハードディスクに不良クラスタが発生しているというエラーが出て、慌ててハードディスクのイメージコピーをしようとしている人は、

dd if=/dev/sdb of=/dev/sdc bs=512 conv=noerror,sync

としてください。
運が良ければ何とかなります。

この方法ではTerastationのハードディスクのイメージを、そのまま新品ハードディスクに書き込む方法、つまり起動ディスクのクローンを作る方法をご紹介していますが、ハードディスクのクローンじゃなくて、ハードディスクイメージをファイルに落とす方法もあります。

それらの方法については、ddコマンドについて説明した他のサイトをお調べください。

本当なら、そういうOSのイメージファイルをメーカーが用意してサイトからダウンロードできるようにしてくれれば助かるんですが、メーカー純正品以外のハードディスクを使用することを推奨しかねない対応になってしまい、その後のサポートがしにくくなるので、たぶんメーカーがイメージファイルを提供することは無いでしょう。
なので、ユーザー側がそれなりに対策するしかない、と思います。

Terastationユーザーの方は、この機会にバックアップを取っておいた方が良いかもしれませんよ。
ese_admin at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
記事検索
最新コメント