2017年10月17日
Keysightの低価格デジタルオシロはRIGOLが作ってる?
最近では、低価格のデジタルオシロスコープが各社から発売されています。
低価格なデジタルオシロと言えば、以前は中国の良く分からないメーカーが「安けりゃいいんだろ?ああん?」というノリで出していた印象でしたが(ボクだけ?)、最近ではメジャーなメーカーも低価格オシロを出すようになって、何とも良い時代になったもんだとしみじみ感じます。
そんななか、Keysight(旧Agilent)の低価格デジタルオシロスコープ DSO1072Bのファームウェアの中にRIGOLの文字がある、という話を聞きました。
話を聞いたというかツイッターのつぶやきを発見しただけですが。
そのつぶやきがこちら。
ヤヘイ@ @bron84
https://twitter.com/bron84/status/808177914847969280
少し説明を加えると、Keysightというメーカーはオシロスコープのメーカーとしては有名なメーカーです。
以前はAgilentと言う名前でした。その前はHPでした。ヒューレットパッカードの計測器部門ですね。
そのKeysightのデジタルオシロスコープのファームウェアを覗いてみたら「RIGOL Technologies」という文字があったよ、という話。
RIGOLと言うのは中国の低価格オシロスコープのメーカーです。
中国メーカーの中では一番信頼性が高い、と一部で言われているメーカーです。
Keysightのデジタルオシロのファームウェアの中にRIGOLの文字があるのなら、Keysightの低価格デジタルオシロはRIGOLが製造しOEM供給しているんじゃないの?という疑惑が話題になっているんですね。
いえいえ、別にRIGOLがKeysightのデジタルオシロを作ってても良いんです。
ただ、こういう計測器の世界って、ブランド信仰みたいなものが強くあって、電気信号のような目に見えないものを計測器の画面に映し出したとき、その波形を信用できるかどうかと言う話に直結するんですね。
そういうブランドへの信頼感によって購入するオシロスコープの製品選定をしていた人たちにとっては「なんだよ、Keysightの中身はRIGOLなのかよ」と思っちゃう可能性も高いです。
デジタルオシロに個人的に関心がある方、仕事で使っている方、皆さんはこのことから何を感じますか?
ボクはRIGOLの製品にKeysightという保証人が付いたようなものかな?と思いましたし、だからと言って、中身がRIGOLなKeysightの製品は進んで選びたくないな、なんてことを思いました。
いえいえ、RIGOL製のオシロの信頼性をどうこういうつもりはありません。
ただ、例えば計測した結果が、予想していたものとはかけ離れた結果だった場合、その計測器を信用して数値が正確なものであると受け入れますか?
それとも念のために、他の計測器で同じソースを測りなおしますか?
これは個人個人の感覚の問題だと思いますが、ボクの中ではまだRIGOLというメーカーに対して、そこまで信用していません。なので、RIGOLの結果を疑ってしまうと思います。
多分、あと数年もしたらそういう感覚も変わってくると思います。
反面、価格が安いので割り切って使うというのはアリかもしれませんが。
低価格なデジタルオシロと言えば、以前は中国の良く分からないメーカーが「安けりゃいいんだろ?ああん?」というノリで出していた印象でしたが(ボクだけ?)、最近ではメジャーなメーカーも低価格オシロを出すようになって、何とも良い時代になったもんだとしみじみ感じます。
そんななか、Keysight(旧Agilent)の低価格デジタルオシロスコープ DSO1072Bのファームウェアの中にRIGOLの文字がある、という話を聞きました。
話を聞いたというかツイッターのつぶやきを発見しただけですが。
そのつぶやきがこちら。
ヤヘイ@ @bron84
https://twitter.com/bron84/status/808177914847969280
少し説明を加えると、Keysightというメーカーはオシロスコープのメーカーとしては有名なメーカーです。
以前はAgilentと言う名前でした。その前はHPでした。ヒューレットパッカードの計測器部門ですね。
そのKeysightのデジタルオシロスコープのファームウェアを覗いてみたら「RIGOL Technologies」という文字があったよ、という話。
RIGOLと言うのは中国の低価格オシロスコープのメーカーです。
中国メーカーの中では一番信頼性が高い、と一部で言われているメーカーです。
Keysightのデジタルオシロのファームウェアの中にRIGOLの文字があるのなら、Keysightの低価格デジタルオシロはRIGOLが製造しOEM供給しているんじゃないの?という疑惑が話題になっているんですね。
いえいえ、別にRIGOLがKeysightのデジタルオシロを作ってても良いんです。
ただ、こういう計測器の世界って、ブランド信仰みたいなものが強くあって、電気信号のような目に見えないものを計測器の画面に映し出したとき、その波形を信用できるかどうかと言う話に直結するんですね。
そういうブランドへの信頼感によって購入するオシロスコープの製品選定をしていた人たちにとっては「なんだよ、Keysightの中身はRIGOLなのかよ」と思っちゃう可能性も高いです。
デジタルオシロに個人的に関心がある方、仕事で使っている方、皆さんはこのことから何を感じますか?
ボクはRIGOLの製品にKeysightという保証人が付いたようなものかな?と思いましたし、だからと言って、中身がRIGOLなKeysightの製品は進んで選びたくないな、なんてことを思いました。
いえいえ、RIGOL製のオシロの信頼性をどうこういうつもりはありません。
ただ、例えば計測した結果が、予想していたものとはかけ離れた結果だった場合、その計測器を信用して数値が正確なものであると受け入れますか?
それとも念のために、他の計測器で同じソースを測りなおしますか?
これは個人個人の感覚の問題だと思いますが、ボクの中ではまだRIGOLというメーカーに対して、そこまで信用していません。なので、RIGOLの結果を疑ってしまうと思います。
多分、あと数年もしたらそういう感覚も変わってくると思います。
反面、価格が安いので割り切って使うというのはアリかもしれませんが。
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