2017年10月23日

アメリカの自動車の25年ルール

アメリカには自動車の輸入における25年ルールというものがあるそうです。
それは、新車を日本や他の国からアメリカに輸出する場合、様々な排ガス規制や安全規制をクリアする必要があるのに対して、製造から25年以上経過した自動車はクラシックカーという扱いになるのであらゆる規制が免除されるというルールです。

その結果、アメリカ人にとって日本の自動車市場と言う今まであまり注目してこなかった市場の、さらに言うと、1990年代のバブリーなスポーツカーをアメリカ人の愛好家が今になって欲しがっているそうです。

スカイラインGT-R(R32)特に、スカイラインGT-R(R32)などが人気車種のようで、日本国内の中古車市場ではジワリジワリと値段が上がり始めているんだとか。

振り返ると、1990年代って今のようなインターネットみたいな情報を世界を相手に双方向でやり取りできる仕組みもなかった時代で、日本人が日本人消費者向けに全力で工業製品を作っていた時代だと思います。

そういう時代の名作ともいえる国産スポーツカーに、今になってアメリカ人の愛好家が注目するというのはとても面白いですね。

国内の1990年代の国産名車好きの人たちは、日本の名車たちがアメリカに輸出されることを残念がる人たちもいるようですが、ボクはこの流れを好意的に考えているんですね。

もし、アメリカ国内で1990年の日本のスポーツカーなどが人気になれば、その時代の保守部品の需要が発生すると思います。
既にメーカーが製造しない部品なんかも、サードパーティー製の部品が供給されるかもしれません。
さらには、1990年代のスポーツカーをさんざんチューニングしてきた日本国内のチューニングショップのノウハウなどが、例えばチューンされた制御コンピュータと言う形で輸出されれば、新たな輸出品として流行るんじゃないかと思いました。

それに、たぶん25年以上前の日本車を欲しがるアメリカ人って、その車を手に入れた後も大切にしてくれると思うんですね。
そう考えると、日本の1990年代の名車をアメリカ人が動態保存してくれる、なんて言い方もできると思います。

いつか、多くの日本人が1990年代の名車と呼ばれるスポーツカーをもう一度乗りたいと思った時、その供給元がアメリカだ、なんてこともあり得ますよ。(笑)

ボクは残念ながらそういう趣味を持っているわけじゃないんですが、それでも、バブル期の日本人が本気で作った色々とやり過ぎだった工業製品が将来に渡り残り続けるのは大切だと思います。

この流れはしばらく続くでしょうね。
1990年代の憧れだった自動車を手に入れたい人は、早めに購入したほうが良いかも。(笑)
ese_admin at 12:00│Comments(0)

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