2018年05月16日

仮想通貨バブルの恩恵

ギガジンの記事に面白いものを見つけました。

仮想通貨マイニングバブルに沸くGPUメーカー、バブル終息後には悲惨な状況の可能性

記事の内容はタイトルのままなんですが、仮想通貨のマイニングと言う新たな市場によって大きな利益を受けたビデオカードメーカーは、今後の仮想通貨市場の縮小と言う煮え湯を飲まされるかもしれない、と言う記事です。

ボク個人としては、仮想通貨バブルの恩恵を全く受けていないんですが、こういうひと時の極端で局地的な需要拡大は、他の分野に恩恵をもたらすんじゃないかと思うんです。

少なくとも、仮想通貨マイニングと言う分野で、CPUメーカーではなくビデオチップメーカーが台頭したというのは面白いですし、コンピュータのハードウェアの分野で、CPUメーカーに頼っていた性能向上がビデオチップメーカーにもチャンスがあると世間に知らしめたのは大きな変化だと思います。

そして、仮想通貨マイニングによって大きな原資を得たビデオチップメーカーが、より高性能なビデオチップの開発に没頭できたのも大きなメリットです。

AI分野でも大きな性能向上が見られたのも、仮想通貨バブルの恩恵だと思います。

仮想通貨自体、この先長く続くとは思いませんが、ビデオチップメーカーが仮想通貨バブルと言うブースターを上手く利用できた事実は実際にあると思うんですね。

そう考えると、仮想通貨市場も無関係な人たちに恩恵を与えているのかもしれないですね。
ese_admin at 12:00│Comments(0)

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