2018年06月11日

みずほ銀行のシステム移行

今日、2018年6月11日 月曜日はみずほ銀行の旧システムから新システムへの移行作業の完了初日でした。

みずほ銀行と言えばシステム障害ばかり起こす銀行として、不名誉ながら有名になっちゃった印象が強いです。
そして、金融庁からの行政指導と言う不名誉なお叱りを受けたこともあります。

そんなみずほ銀行がなぜ新システムへの移行に苦慮してきたのかを分かりやすく説明しているサイトがあったのでご紹介します。

みずほ銀行の次期システム開発はなぜ炎上した?今さら聞けない合併・統合失敗の歴史【図解】
https://boxil.jp/beyond/a3316/

簡単にいうと、富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行が対等合併して「みずほフィナンシャルグループ」が2000年に誕生したわけですが、この「対等合併」が合併の最大のメリットだったはずの、システム統合の足かせとなり、それぞれの出身銀行のシステム部門が覇権争いを続けたために合併から18年後の今、ようやくシステムの一本化ができそうだ、と言うことのようです。
ただ、まだ完全な一本化はできていませんけどね。

今日完了したシステム移行作業は2018年6月9日から11日にかけて行われたものですが、この後も段階的にシステムの移行作業が予定されています。

全部で9回予定されているシステム移行作業は、2019年上期に最後の9回目を完了するというスケジュールです。

今までのみずほ銀行の失態を見てきたボクとしては、今回のシステム移行作業も失敗するんじゃないかと期待(笑)していたんですが、今回は無事に作業を完了したようです。

ただ、このあと8回の移行作業スケジュールがあるので、これらをすべて問題なく、障害なく移行できるかはまだ不透明な気がします。

顧客の方の気持ちとしてみれば、問題が発生して決済や振り込み手続きが出来なくなるような不具合は、まっぴらゴメンなんでしょうけどね。(笑)

もう一つ興味深かったのは、上にご紹介したサイトの内容では、流動性預金の処理はIBMのメインフレームが相変わらず担っているということと、それ以外の業務でもLinuxと日立のUNIX、つまりはOEM供給されたAIXが銀行の基幹業務を担っているという事実です。

この国の金融の根幹は、今もIBMが担っているんだな、と思ってしまいました。

この後のみずほ銀行のシステム移行がうまくいくかどうかは、みずほ銀行のシステム周りのことを知れば知るほど懐疑的になります。
そして、これらのイベントは2019年上旬の9回裏まで続く試合のようなものです。
この試合でみずほ銀行と取り巻きのシステム屋さんたちが勝利を収められるかどうか、ぜひ見守っていきましょう。(笑)
ese_admin at 22:00│Comments(0)

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