2018年06月14日

RADWIMPSのHINOMARUの歌詞に思うこと

ボクが常日頃から思うことなんですが、インターネットを中心とした情報化社会の中で、色々な価値観が広がりを見せて、そういう様々な情報、様々な価値観が世間の白昼のもとにさらされるというのは、とても面白いことだと思うわけです。

その中には「どう見ても犯罪」「擁護のしようがない価値観」と言うものもあります。
そういう種類のものについては、まずは情報の拡散があり、それらが広まることで社会全体がその価値観をどう見るか、どう判断するかに任せるしかないと思います。

ここからは、このブログ記事では普段あまり書きたくない事例を取り上げますね。

例を挙げると、幼児性愛(ロリコン)と言う価値観です。

ボク自身、この「ロリコン」と言う価値観は全く理解できません。
はっきり言ってそういう趣味を持つ人たちは精神的な病気だと思います。

それに、ロリコンが幼児を誘拐して性的暴行を加え、殺害し遺棄するなんて事件のニュースを聞くと、感情的な反応として「ロリコンなんて世の中から絶滅したらいいのに!」と瞬間的に、そして感情的に思ってしまうことだって過去にはありました。

でもね「ロリコンは今すぐ死滅しろ」と言うのは間違いだと思うんです。これは自戒の意味も込めてです。

ロリコンな趣味を持つ人たちはこの国にも、そして世界中に沢山いると思います。
そういう人たちの大半は犯罪を犯すこともなく、毎日平和に生活しています。
そして、そういう人たちの欲求を満たすために、ロリコン小説やロリコン漫画を描いている人たちもいます。
ただ、そういう人たちは自分たちが持つ価値観の中で、犯罪を犯すこともなく平和に生活しているわけです。
そのような人たちを「ロリコンなので逮捕しろ、断罪しろ、滅ぼしつくせ」と言うのは間違ってますよね。
そもそも価値観の多様性が広がる現代に置いて、特定の価値観を排除するというのはとても危険な思想だと思いますし、相手の権利を侵害する行為です。

法律に触れない範囲で全ての人は自分が思う考えや趣味、価値観、世界観や人生観を持つ権利があると思います。
そういう権利を侵害する行為や価値観こそ、ボクらが注意し排除するものなんじゃないかな、と思う訳です。

で、上に挙げたロリコンと言う文字を以下の文字に置き換えてください。

菜食主義者
LGBT
フェミニスト
創価学会信者
ジャニオタ
愛国主義者

色々と物議を醸すワードであることは理解しています。
でもボクが言いたいことは分かっていただけますかね?

つまりは、自分が気に入らない価値観は世の中から排除するという考え方自体がとても危険だということです。
社会が一人一人の多様性に寛容さを示そうとしている中、必要な価値観は相手の考え方を認めることだと思うんですね。

フランスの哲学者、ヴォルテールはこんな言葉を残しています。

「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」

ボクはこういう考え方を、インターネット上に意見するすべての人が持つべきだと思います。

先日、RADWIMPSというバンドの新曲「HINOMARU」が発表されました。
その歌詞はこちらのサイトにあります。

RADWIMPS HINOMARU 歌詞 J-lyric.net
http://j-lyric.net/artist/a04ac97/l0469f5.html

この歌詞の内容が、愛国主義的だとか軍国主義的だと話題になったようです。
ボク自身、この歌詞の内容が軍国主義的だとは思いませんが、愛国主義っぽい歌詞だとは思います。
でも、それがどうした?別に作詞した人が好きなことを書いているだけなら良いんじゃないの?と思うんですね。

ところが、この歌詞の内容に過剰反応した人たちが少なからずいたようです。

この曲を廃盤にしろとか、コンサート会場の外で抗議しろ、なんて意見を述べる人たちがウジャウジャ湧いて出てきました。

彼らは「御国御霊」と言う言葉が日本の過去の侵略戦争時の言葉だと主張しているようです。

でもそれって、言葉狩り以外の何物でもないですし、思想や価値観の押しつけでしかありません。

なぜそういう主張をするひと達は自分たちの価値観に対して社会の寛容さを求めながら、一方で自分たちの嫌いな価値観を社会から排除しようとするんですかね?

今回のRADWIMPSのHINOMARU騒動を見ながらそういうことを考えてしまいました。
もっと、寛容さを示しても良いんじゃないかな。
ese_admin at 00:00│Comments(1)

この記事へのコメント

1. Posted by とおりすが   2018年06月18日 10:38
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
Agree to disagree の精神ですね。

日本人(と大きく括ってしまいますが)は元々農耕民族、みんなで一緒に共同作業をして
生活が成り立っていたので、違う考え方をする人は排除の対象とみられがちですね。
「お前は私の考え方と違う。だからお前は敵だ。」というふうにね。

いろいろと議論することもどちらかというと不得手なので、議論をすっ飛ばしていきなりバッシングから入る人も多い気がします。

異を認める精神、相手を尊重して議論しようとする姿勢、こういうことに成熟が足りないから、まだ日本は本当の意味での民主主義国家じゃないと思います。

RADWIMPS にかんしては、私は「別に色んな考え方や主張があって良いんじゃない?」って感じです。

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