2020年04月06日

煽られる不安

テレビなどで新型コロナウィルス関連の報道を見ていると、本当に不安になります。
「あかん!食料品買いだめせな!」とか「ウチの会社、ヤバいかも」って考えちゃいません?

それなのに「不要不急の外出は避け落ち着いた行動を」なんて言うので見ていてイライラします。

実際のところ、高齢者たちが近所のドラッグストアにマスクを買い求めるために、早朝から並んで毎日のように濃厚接触状態を繰り返してるのって、こういうメディアが不安を煽りまくってるのが原因だと思うんですね。

そういいつつ、改めて客観的に今のメディア報道を観察すると、社会の中のメディアの役割の限界も見えてきます。

結局、メディアにとっての今回の新型コロナウィルスと言うのは

効率よく稼ぐための優良コンテンツ

でしかないんでしょう。
不安を煽るような情報を垂れ流せば流すほど、多くの視聴者がそのメディアに注目してくれる。
だから新型コロナウィルスの影響を最も受けている人たちにカメラを向けるんです。
より過激でショッキングな情報ほど、みんなが注目してくれるから。

本来、民衆が知るべき情報を代表して取材して広く報道するのがメディアの仕事のはずです。
右とか左などの政治的な話しとは別次元の、社会全体が知るべき情報を、です。

観光業界がこんなにも打撃を受けてます、倒産する会社も出始めてます、と言う報道をするなら、その取材の過程で得られた倒産しない会社の情報も報道すべきです。
学校休校で子供たちが家にいて、パートにも出られないと嘆いている家庭のニュースを報じるなら、こういう工夫で子供たちの暇な時間を有効利用しています、と言うニュースも報じるべきだと思いません?

実際のところ、今回の新型コロナウィルスによって「万策尽きましたー、本当に困ってます!」と言う人たちはほんの一握りで、反面、大半の人たちは知恵を出し合って困難を上手く乗り越えてると思うんです。
そういう情報を知りたい。本当にそういう情報を報じてほしいと思います。

今のメディアは、コンテンツ産業に成り下がった自称「報道機関」です。
社会が必要とする情報を報じるのではなく、自分たちの社会的地位が高まる報道、民衆から注目される報道、自分たちだけがより利益を得られる報道ばかりしています。

そうやって自己中心的な報道をしているメディアを見ていると、彼らの報じるニュースは10倍ぐらい希釈するぐらいがちょうどいいと思います。
つまり、眉唾で取るに足りない情報と考えたほうが良いということです。

ボクが生活する環境では、今のところ新型コロナウィルスの影響は全くと言っていいほどありません。
ボクの住む愛知県では、感染者が日増しに増えているそうですが、私生活、仕事環境ともに以前と同じ状況が続いています。
これは本当に有難いことです。普段通りの普通の生活が出来ていることに感謝しています。
新型コロナウィルスを見くびってるわけじゃありません。
でも、ボクのいる環境には今のところ全く影響がないんです。
職場環境も以前と何も変わりません。

多分、政府や地方公共団体の公務員、地域の人たちや会社の人たち、会社の取引先の人たちが色々なアイデアと努力で新型コロナウィルスの影響を受けない環境を作ってくれているんだと思います。

ボク個人がメディアに求めるのは、そういう頑張ってくれている人たちの情報です。

今回の新型コロナウィルスが国難だというなら、その国難を必死に抑えこもうとしている人たちの努力を知りたいと思いません?
従来通りの生活をしている大半の人たちが、こういう国難に立ち向かっている人たちを応援したくなる情報を集め報道するのが、本来のメディアの役割だと思うんです。

ま、コンテンツ産業に成り下がったメディアは、そのニーズすら気付けないんでしょうけど。(笑)
ese_admin at 08:00│Comments(0)

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