2021年03月24日
道路をまたぐLANケーブルの管理費用
2020年12月9日に書いた記事の続編です。
道路をまたぐLANケーブル敷設
http://blog.livedoor.jp/ese_admin/archives/52251590.html
この記事では「一体、公的機関にいくら払えばいいの?」とこのブログの読者に質問しました。
その質問に答えてくれた方がいて、その答えを改めて記事にしなくては、と思いつつ、3か月以上経過してしまいました。すみません。
改めてまとめたいと思います。
道路(公道)を挟んだ建物間でLANケーブルを引くとき、その公道の幅や管理主体にもよると思いますが、市道程度の道路なら、年間千数百円の費用が発生するそうです。電柱を自前で用意した場合です。
市道じゃなくて国道だったらどうなの?という疑問は残りますが「国道だから10倍、県道なら5倍」なんてことは考えにくく、多分、道路の幅や交通量が同じ程度なら、大体同じぐらいのコストになると想像します。
さらに、そういう手続きをしてくれる業者がいるようです。
NTTの工事業者や多分NTTに相談しても対応してもらえそうですし、電力会社にも相談すれば対応してもらえるんじゃないかと。
NTTだと、社内のビジネスホンの配線を公道をまたいで敷設したいという相談受付や工事は日常的にやっているでしょうし、ビジネスホンだけじゃなくLANケーブルも一緒に!と依頼すればやってくれそうですね。工事費用と公的機関への申請手数料は掛かると思いますが。
電力会社に対しても同じように、電力線をまたぎたいと相談すればそういう工事と手続きをしてくれるんじゃないかな。
あっ、電力会社の場合はそういうことはやってくれず、別契約で電力契約をしろというかも、ですね。
うーん、良く分からん。(笑)
あと、公道をまたぐのがLANケーブル10本だった場合、その10本のLANケーブルを1本にまとめてしまえば、1本分の費用で済むという情報も頂きました。
それなら、将来使いそうな本数を、最初の工事で多めにまとめておくという方法が有効かもしれません。
他にも、例えば地面からどれぐらいの高さを保たないといけないのかとか、切断して道路に垂れ下がってしまった時に対応や、万一事故が発生した時の責任配分など、ちゃんと法律が規定したことがあると思うので、詳しい話は工事を依頼する業者に相談するのが良さそうです。
ボクは今回、コメント欄から情報を頂き、すごく有難いと思いました。
だって本当に一体いくらぐらい掛かるのか、まったく分からなかったんですから。
普通の市道程度なら年間千数百円程度と分かれば、物理的にLANケーブルを渡すか、それとも無線LANで済ませるか、判断しやすくなります。
重要なデータのやり取りを日常的に行うなら、LANケーブル接続するのが良い気がしました。
コメント欄から情報をくださった方、遅くなりましたが有難うございました。
道路をまたぐLANケーブル敷設
http://blog.livedoor.jp/ese_admin/archives/52251590.html
この記事では「一体、公的機関にいくら払えばいいの?」とこのブログの読者に質問しました。
その質問に答えてくれた方がいて、その答えを改めて記事にしなくては、と思いつつ、3か月以上経過してしまいました。すみません。
改めてまとめたいと思います。
道路(公道)を挟んだ建物間でLANケーブルを引くとき、その公道の幅や管理主体にもよると思いますが、市道程度の道路なら、年間千数百円の費用が発生するそうです。電柱を自前で用意した場合です。
市道じゃなくて国道だったらどうなの?という疑問は残りますが「国道だから10倍、県道なら5倍」なんてことは考えにくく、多分、道路の幅や交通量が同じ程度なら、大体同じぐらいのコストになると想像します。
さらに、そういう手続きをしてくれる業者がいるようです。
NTTの工事業者や多分NTTに相談しても対応してもらえそうですし、電力会社にも相談すれば対応してもらえるんじゃないかと。
NTTだと、社内のビジネスホンの配線を公道をまたいで敷設したいという相談受付や工事は日常的にやっているでしょうし、ビジネスホンだけじゃなくLANケーブルも一緒に!と依頼すればやってくれそうですね。工事費用と公的機関への申請手数料は掛かると思いますが。
電力会社に対しても同じように、電力線をまたぎたいと相談すればそういう工事と手続きをしてくれるんじゃないかな。
あっ、電力会社の場合はそういうことはやってくれず、別契約で電力契約をしろというかも、ですね。
うーん、良く分からん。(笑)
あと、公道をまたぐのがLANケーブル10本だった場合、その10本のLANケーブルを1本にまとめてしまえば、1本分の費用で済むという情報も頂きました。
それなら、将来使いそうな本数を、最初の工事で多めにまとめておくという方法が有効かもしれません。
他にも、例えば地面からどれぐらいの高さを保たないといけないのかとか、切断して道路に垂れ下がってしまった時に対応や、万一事故が発生した時の責任配分など、ちゃんと法律が規定したことがあると思うので、詳しい話は工事を依頼する業者に相談するのが良さそうです。
ボクは今回、コメント欄から情報を頂き、すごく有難いと思いました。
だって本当に一体いくらぐらい掛かるのか、まったく分からなかったんですから。
普通の市道程度なら年間千数百円程度と分かれば、物理的にLANケーブルを渡すか、それとも無線LANで済ませるか、判断しやすくなります。
重要なデータのやり取りを日常的に行うなら、LANケーブル接続するのが良い気がしました。
コメント欄から情報をくださった方、遅くなりましたが有難うございました。
ese_admin at 12:00│Comments(1)
この記事へのコメント
1. Posted by 私です 2021年03月24日 20:36
いつもブログを見ていますので、何なりと追加質問ください。
NTTの電話工事を請け負う会社ですが、私は全国展開している「エクシオテック」に頼みました。
http://www.exeo-tech.co.jp/
ただ、同じ会社内なのにNTT工事を請け負う部門、民間の工事を請け負う部門が完全に分かれているようで、NTT請負工事に来た作業員に同社の営業担当を紹介してもらい、見積や工事方法提案、工事施工、届出等すべてを任せました。
ウチはこの会社からバックを頂いておりませんのであしからず。
電話工事はこのほか、ミライトテクノロジもNTTから請け負っているようです。
https://www.miratec.co.jp/
どうやらNTTは下請会社の1極化を避けるよう指導を受けているようで、地域で仕事を依頼する会社を分けているようです。
外出した際、どの会社が電柱工事をしているか見ると良いと思います。その会社は後述の共架や、ノウハウ、届出先等にきっと詳しい筈です。
束ねて1本にする事、道路管理者への届出代行、減免申請代行(ウチは公共に近い民間インフラ業者ですで半額)も同じ会社に依頼しました。
メタルLANケーブル布線ですが、どうぞ落雷に注意ください。回り込みだけで被害甚大です。
NTTまたは電力会社がすでに設置している電柱に留める(共架といいます)場合、1本あたり年間1200円外税が必要です。(私の居住地=東電の場合)。ググると共架料は公開されているようですね。北陸四国900円、東北1188円などなど。
複数の別会社ケーブルを一束にしても、それぞれ共架料がかかるとか、電柱所有会社の既設ケーブル吊線に留めると別途300円とか、いろいろとあるようです。
NTTの電話工事を請け負う会社ですが、私は全国展開している「エクシオテック」に頼みました。
http://www.exeo-tech.co.jp/
ただ、同じ会社内なのにNTT工事を請け負う部門、民間の工事を請け負う部門が完全に分かれているようで、NTT請負工事に来た作業員に同社の営業担当を紹介してもらい、見積や工事方法提案、工事施工、届出等すべてを任せました。
ウチはこの会社からバックを頂いておりませんのであしからず。
電話工事はこのほか、ミライトテクノロジもNTTから請け負っているようです。
https://www.miratec.co.jp/
どうやらNTTは下請会社の1極化を避けるよう指導を受けているようで、地域で仕事を依頼する会社を分けているようです。
外出した際、どの会社が電柱工事をしているか見ると良いと思います。その会社は後述の共架や、ノウハウ、届出先等にきっと詳しい筈です。
束ねて1本にする事、道路管理者への届出代行、減免申請代行(ウチは公共に近い民間インフラ業者ですで半額)も同じ会社に依頼しました。
メタルLANケーブル布線ですが、どうぞ落雷に注意ください。回り込みだけで被害甚大です。
NTTまたは電力会社がすでに設置している電柱に留める(共架といいます)場合、1本あたり年間1200円外税が必要です。(私の居住地=東電の場合)。ググると共架料は公開されているようですね。北陸四国900円、東北1188円などなど。
複数の別会社ケーブルを一束にしても、それぞれ共架料がかかるとか、電柱所有会社の既設ケーブル吊線に留めると別途300円とか、いろいろとあるようです。