HP
2011年07月20日
Easy SetupCDって、まんまSmartStartじゃん
HP Proliant ML115 G5の小ネタです。
HP Proliantシリーズの中でも、100シリーズと呼ばれるML110やML115、DL180などは、以前からSmartStartという便利なOSインストールソフトウェアが使えない機種でした。
でも、最近、Easy SetupCDというのがダウンロードできるようになりまして、それを使ったら簡単にOSがインストールできるようになるんじゃね?ということで早速ダウンロードして使ってみることに。
起動した画面がこちらです。
あれー、これってSmartStartの画面と一緒じゃん!
はい、そんな感じです。
でも、なんか安っぽい。(笑)
対応するRAIDコントローラは、いつものSmartアレイシリーズのみのようです。
今回のML115 G5のオンボードSATA RAIDコントローラには未対応でした。残念。
新しいML110 G7はiLO3搭載のようですし、そのうち、正式にSmartStartがサポートするようになるかもしれませんね。
HP Proliantシリーズの中でも、100シリーズと呼ばれるML110やML115、DL180などは、以前からSmartStartという便利なOSインストールソフトウェアが使えない機種でした。
でも、最近、Easy SetupCDというのがダウンロードできるようになりまして、それを使ったら簡単にOSがインストールできるようになるんじゃね?ということで早速ダウンロードして使ってみることに。
起動した画面がこちらです。
あれー、これってSmartStartの画面と一緒じゃん!
はい、そんな感じです。
でも、なんか安っぽい。(笑)
対応するRAIDコントローラは、いつものSmartアレイシリーズのみのようです。
今回のML115 G5のオンボードSATA RAIDコントローラには未対応でした。残念。
新しいML110 G7はiLO3搭載のようですし、そのうち、正式にSmartStartがサポートするようになるかもしれませんね。
2011年07月19日
ML115 G5にWindows Server 2003をインストールしようとすると、途中でキーボードが使えなくなる
ほい、久しぶりのHP Proliant ML115 G5ネタです。
ハードディスクをオンボードの「なんちゃってRAID機能」でミラーリングにして、その上に、Windows Server 2003(無印)をインストールしようとしたら、インストーラーの最初の画面でキーボードが使えなくなるという不具合が発生します。
BIOSを最新にアップデートしても症状は変わらず。
この画面で、何も受け付けなくなります。
ちなみに、CD-ROMブートしてストレージドライバをインストールするために、F6を押すところがありますよね、あそこは大丈夫でした。
つまり、各種ドライバを読み込み終わるとキーボードが認識しなくなるという症状です。
この機種は、PS/2キーボードマウスのコネクタもUSBのコネクタも用意されているので、両方ともキーボードを差し替えて試したんですが、ダメでした。
解決するまでに結構時間を要してしまいましたが、答えはこちらです。
BIOS設定の、Advanced - USB Configuration - BIOS EHCI Hand-Off の設定を「Disable」にすると解決します。
これで何事も無かったかのように使えるようになりました。
つまり、PS/2インタフェースも内部でUSB変換されているということなんでしょうね。
だから、PS/2キーボードを挿しても、USBキーボードを挿しても同じ症状だったということらしい。
詳しくは調べてないので、USBの構造とドライバの関係はよく分かりませんが、USBキーボードをWindows Server 2003のインストーラーのドライバが撥ねてしまって、今回のような問題が発生しているようです。
PS/2が内部でUSBに変換されているということに早く気づけば、もう少し時間をかけずに済んだんですけど・・・
ちょっと悔しい案件でした。
ハードディスクをオンボードの「なんちゃってRAID機能」でミラーリングにして、その上に、Windows Server 2003(無印)をインストールしようとしたら、インストーラーの最初の画面でキーボードが使えなくなるという不具合が発生します。
BIOSを最新にアップデートしても症状は変わらず。
この画面で、何も受け付けなくなります。
ちなみに、CD-ROMブートしてストレージドライバをインストールするために、F6を押すところがありますよね、あそこは大丈夫でした。
つまり、各種ドライバを読み込み終わるとキーボードが認識しなくなるという症状です。
この機種は、PS/2キーボードマウスのコネクタもUSBのコネクタも用意されているので、両方ともキーボードを差し替えて試したんですが、ダメでした。
解決するまでに結構時間を要してしまいましたが、答えはこちらです。
BIOS設定の、Advanced - USB Configuration - BIOS EHCI Hand-Off の設定を「Disable」にすると解決します。
これで何事も無かったかのように使えるようになりました。
つまり、PS/2インタフェースも内部でUSB変換されているということなんでしょうね。
だから、PS/2キーボードを挿しても、USBキーボードを挿しても同じ症状だったということらしい。
詳しくは調べてないので、USBの構造とドライバの関係はよく分かりませんが、USBキーボードをWindows Server 2003のインストーラーのドライバが撥ねてしまって、今回のような問題が発生しているようです。
PS/2が内部でUSBに変換されているということに早く気づけば、もう少し時間をかけずに済んだんですけど・・・
ちょっと悔しい案件でした。
2011年07月14日
HP Proliant ML110 G6を写真で紹介
HP Proliant ML110 G6が激安だったので1台入手。
その詳細写真をアップしておきますね。
筐体内の写真です。
いつものように、小さなマザーボード、ハードディスクは4台搭載可能です。
1万円程度で売られていたマシンですが、ちゃんとCPUもメモリもハードディスクも搭載されていますよ。(笑)
背面写真です。
ファンは電源ユニットに1つと、筐体背面に1つ付いています。
ゴム製のスペーサーで付いているので、振動と騒音への配慮がなされてるんでしょうね。
なお、実際の動作音もそんなに大きくありません。
サーバとしてはめちゃくちゃ静かなほうだと思います。
一部に「ML110 G6はうるさ過ぎ!」と言ってる人がいるようですが、それは亜熱帯な部屋で運用でもしてるからでしょうね。(笑)
普通の室温(28度前後)ならうるさいということはありませんよ。
I/Oパネル周りの写真です。
サーバ管理機能(Light Out 100)専用のLANコネクタがあります。
ちょっと嬉しいかも。
当然ですが、OS上から2つのLANポートを利用できません。
標準NICは1つだけですよ。
PS/2のキーボード、マウスコネクタがあるのも嬉しい点です。
やっぱり、標準入力はPS/2ですよね。
USBポートは背面には4つ用意されています。
この、ML110 G6からだと思いますが、マザーボードのI/Oパネルが取り外しできるようになってるみたいです。
見た感じ取り外しができそうにみえます。(やってないので詳しいことはわかりませんが)
普通のマイクロATXマザーボードに交換できるのかな?
当面、やるつもりはありませんが、可能性が広がりますね。
こちらが前面パネルを外したところです。
ハードディスクは合計4台まで搭載可能です。
ホットスワップ非対応です。
というか、普通のデスクトップPCのような感じです。
5インチベイは合計2つ。
バックアップ用のDDSドライブなんかを搭載できそうでいいですね。
ハードディスクの搭載は、ハードディスク自体に専用のビスを付けて、そのビスをハードディスクベイに滑らせて入れる感じになります。
これも、ML110 G5などの先代モデルと同じ構造です。
これで、ベアドライブのハードディスクを安く購入して、容易に増設できるわけです。
ナイスです!
増設用ハードディスクのビスもちゃんと用意されています。すごいぞ!HP!
ML110 G7からは残念ながらこの方式が変わっちゃうみたいですが。
ハードディスクは標準で160GBが1つ搭載されています。
型番は、Seagate ST3160318ASでした。
SATA300で、7200rpmで、8MBキャッシュです。
ま、フツーのハードディスクです。
交換したり、増設する予定は今のところありませんが、何か具体的にやることが決まったら、すぐに足りなくなるでしょうね。
しばらくは、これをおとなしく使う予定です。
光学ドライブは、SATA接続のDVD-ROMドライブが搭載されています。
HPのDH-16D5Sという型番のドライブです。
たぶん、どこかのOEM品だと思うんですが、詳細は不明です。
あっ、ミリネジの形状が従来品と少し変わりましたね。
こちらは、最初に搭載されていたメモリです。
韓国Hynix製のメモリです。
HMT125U7TFR8C-H9という型番のものが付いていました。
容量は2GBです。1枚で2GBでした。
DDR3(PC3-10600E)という規格のものです。
サーバなので、ECCつきのメモリになります。
残りのメモリスロットは、3つです。
最大構成は、4GBのメモリが4つで16GBです。
なかなか良いですね。
マザーボードに戻りましょう。
マザーボード上の拡張スロットは、メーカーの仕様表には、
スロット1: PCI-e Gen 1、x1(x4コネクター)フルハイト/ハーフレングス、 スロット2: PCI 32ビット/33MHz、3.3Vで動作、フルハイト/フルレングス、 スロット3: PCI-e Gen 1、x4(x8コネクター)、フルハイト/フルレングス、 スロット4: PCI-e Gen 2、x16(x16コネクター)、フルハイト/フルレングス
と書いてあります。
見たまま言うと、PCI-E x1 / PCI / PCI-E x8 / PCI-E x16 ということになります。
PCI-E x16が用意されている点がすごいですね。
ビデオカードを搭載してもいいって事?
理由は恐らく、搭載できるCPUによってオンボードVGAが利用できないからでしょう。
Core i7なども搭載可能ですが、その場合、オンボードのVGAコネクタは利用できなくなるので、必然的にビデオカードを搭載できる仕様にしないとマズいということでしょうね。
しかし、それにしてはPCI-EとCPUのヒートシンクが近いな・・・(笑)
結局は、メーカー側はビデオカードを搭載することを推奨していないんでしょうね。
なお、CPUを、Core i7等に乗せかえると、TurboBoost動作に問題が発生するそうな。
そもそも、Intel 3420チップセットは、Core i5/i7に正式対応していないのが理由だそうですよ。
なるほどね。
ヒートシンクを外してみました。
結構大き目のヒートシンクが付いています。
サーバ運用をしてきた管理者目線で言わせていただくと、ヒートシンクはとにかく大きいほうがいいです。
冷却ファンが壊れても、難なく排熱できるぐらいのものが良いですよ。
はい、CPUクーラーを性能の良いものや、静音タイプに交換したい人に重要な情報です。
ファン用の電源コネクタがちょっと違います。
交換する際は変換コネクタを自作するか、線を切り貼りしないとダメそうです。
うぐぐ・・・面倒ですね。
筐体背面ファンの周りです。
背面ファンを交換する場合、ゴム製のスペーサーがブチっと行く可能性が高いので、気をつけてくださいね。
交換せずにそのまま使うのが吉だと思います。
はい、背面ファンの電源コネクタも、CPUファン同様に特殊でした。
うーん、なんでこういう変なところだけ、独自規格にするんですかね?
ファンが故障したときのことを考えると、交換パーツの入手に苦労しそうです。
なんだよ、ちくしょー。
CPUを外してみました。
Intel Celeron G1101(2.26GHz)が標準で付いていたCPUですね。
LGA1156です。
このソケットって、なんか触るとダメになりそうで、ドキドキしません?
LGA1156なので、そのシリーズのCPUとは色々交換できそうで面白そうですね。
じゃーん、交換用CPUを購入しました。
Core i7あたりの高性能CPUに交換したかったんですが、TurboBoostのトラブルを聞いていたので、大人しめのCore i3にしました。
Core i3-530を搭載したML110 G6がメーカーから販売されていたので、これなら大丈夫でしょう。
あっ、Core i3-530を探して回ったんですが、もう売ってないみたいで、ひとつ上の、Core i3-540にしました。
今思えば、Core i3-560にしておけば良かったと後悔中です。
各周波数はこんな感じです。
Core i3-530 2.933 GHz
Core i3-540 3.067 GHZ
Core i3-550 3.2 GHz
Core i3-560 3.33 GHz
で、ちゃんと動作しましたよ。
3.070GHz(3.066GHz)で現在平常運転中です。
CPUを交換することで得られるメリットは、実は、ECC付きメモリじゃないとダメという縛りが解けます。(追記:Core i3だと依然ECC付きメモリじゃないとダメらしい。Xeonに交換するとECCなしでもOKだそうです。)
なんか変な感じがしますが、そういうことです。
なお、Celeron G1101でも、IntelVT(仮想化機能)が付いていますので、CPUを交換しなくても仮想マシン作成環境には最適ですね。
現在、Core i3でCentOSを動かして、仕事に活用しています。
と言っても、まだまだ「仮」運転中ですが。
またレポートしますね。
その詳細写真をアップしておきますね。
筐体内の写真です。
いつものように、小さなマザーボード、ハードディスクは4台搭載可能です。
1万円程度で売られていたマシンですが、ちゃんとCPUもメモリもハードディスクも搭載されていますよ。(笑)
背面写真です。
ファンは電源ユニットに1つと、筐体背面に1つ付いています。
ゴム製のスペーサーで付いているので、振動と騒音への配慮がなされてるんでしょうね。
なお、実際の動作音もそんなに大きくありません。
サーバとしてはめちゃくちゃ静かなほうだと思います。
一部に「ML110 G6はうるさ過ぎ!」と言ってる人がいるようですが、それは亜熱帯な部屋で運用でもしてるからでしょうね。(笑)
普通の室温(28度前後)ならうるさいということはありませんよ。
I/Oパネル周りの写真です。
サーバ管理機能(Light Out 100)専用のLANコネクタがあります。
ちょっと嬉しいかも。
当然ですが、OS上から2つのLANポートを利用できません。
標準NICは1つだけですよ。
PS/2のキーボード、マウスコネクタがあるのも嬉しい点です。
やっぱり、標準入力はPS/2ですよね。
USBポートは背面には4つ用意されています。
この、ML110 G6からだと思いますが、マザーボードのI/Oパネルが取り外しできるようになってるみたいです。
見た感じ取り外しができそうにみえます。(やってないので詳しいことはわかりませんが)
普通のマイクロATXマザーボードに交換できるのかな?
当面、やるつもりはありませんが、可能性が広がりますね。
こちらが前面パネルを外したところです。
ハードディスクは合計4台まで搭載可能です。
ホットスワップ非対応です。
というか、普通のデスクトップPCのような感じです。
5インチベイは合計2つ。
バックアップ用のDDSドライブなんかを搭載できそうでいいですね。
ハードディスクの搭載は、ハードディスク自体に専用のビスを付けて、そのビスをハードディスクベイに滑らせて入れる感じになります。
これも、ML110 G5などの先代モデルと同じ構造です。
これで、ベアドライブのハードディスクを安く購入して、容易に増設できるわけです。
ナイスです!
増設用ハードディスクのビスもちゃんと用意されています。すごいぞ!HP!
ML110 G7からは残念ながらこの方式が変わっちゃうみたいですが。
ハードディスクは標準で160GBが1つ搭載されています。
型番は、Seagate ST3160318ASでした。
SATA300で、7200rpmで、8MBキャッシュです。
ま、フツーのハードディスクです。
交換したり、増設する予定は今のところありませんが、何か具体的にやることが決まったら、すぐに足りなくなるでしょうね。
しばらくは、これをおとなしく使う予定です。
光学ドライブは、SATA接続のDVD-ROMドライブが搭載されています。
HPのDH-16D5Sという型番のドライブです。
たぶん、どこかのOEM品だと思うんですが、詳細は不明です。
あっ、ミリネジの形状が従来品と少し変わりましたね。
こちらは、最初に搭載されていたメモリです。
韓国Hynix製のメモリです。
HMT125U7TFR8C-H9という型番のものが付いていました。
容量は2GBです。1枚で2GBでした。
DDR3(PC3-10600E)という規格のものです。
サーバなので、ECCつきのメモリになります。
残りのメモリスロットは、3つです。
最大構成は、4GBのメモリが4つで16GBです。
なかなか良いですね。
マザーボードに戻りましょう。
マザーボード上の拡張スロットは、メーカーの仕様表には、
スロット1: PCI-e Gen 1、x1(x4コネクター)フルハイト/ハーフレングス、 スロット2: PCI 32ビット/33MHz、3.3Vで動作、フルハイト/フルレングス、 スロット3: PCI-e Gen 1、x4(x8コネクター)、フルハイト/フルレングス、 スロット4: PCI-e Gen 2、x16(x16コネクター)、フルハイト/フルレングス
と書いてあります。
見たまま言うと、PCI-E x1 / PCI / PCI-E x8 / PCI-E x16 ということになります。
PCI-E x16が用意されている点がすごいですね。
ビデオカードを搭載してもいいって事?
理由は恐らく、搭載できるCPUによってオンボードVGAが利用できないからでしょう。
Core i7なども搭載可能ですが、その場合、オンボードのVGAコネクタは利用できなくなるので、必然的にビデオカードを搭載できる仕様にしないとマズいということでしょうね。
しかし、それにしてはPCI-EとCPUのヒートシンクが近いな・・・(笑)
結局は、メーカー側はビデオカードを搭載することを推奨していないんでしょうね。
なお、CPUを、Core i7等に乗せかえると、TurboBoost動作に問題が発生するそうな。
そもそも、Intel 3420チップセットは、Core i5/i7に正式対応していないのが理由だそうですよ。
なるほどね。
ヒートシンクを外してみました。
結構大き目のヒートシンクが付いています。
サーバ運用をしてきた管理者目線で言わせていただくと、ヒートシンクはとにかく大きいほうがいいです。
冷却ファンが壊れても、難なく排熱できるぐらいのものが良いですよ。
はい、CPUクーラーを性能の良いものや、静音タイプに交換したい人に重要な情報です。
ファン用の電源コネクタがちょっと違います。
交換する際は変換コネクタを自作するか、線を切り貼りしないとダメそうです。
うぐぐ・・・面倒ですね。
筐体背面ファンの周りです。
背面ファンを交換する場合、ゴム製のスペーサーがブチっと行く可能性が高いので、気をつけてくださいね。
交換せずにそのまま使うのが吉だと思います。
はい、背面ファンの電源コネクタも、CPUファン同様に特殊でした。
うーん、なんでこういう変なところだけ、独自規格にするんですかね?
ファンが故障したときのことを考えると、交換パーツの入手に苦労しそうです。
なんだよ、ちくしょー。
CPUを外してみました。
Intel Celeron G1101(2.26GHz)が標準で付いていたCPUですね。
LGA1156です。
このソケットって、なんか触るとダメになりそうで、ドキドキしません?
LGA1156なので、そのシリーズのCPUとは色々交換できそうで面白そうですね。
じゃーん、交換用CPUを購入しました。
Core i7あたりの高性能CPUに交換したかったんですが、TurboBoostのトラブルを聞いていたので、大人しめのCore i3にしました。
Core i3-530を搭載したML110 G6がメーカーから販売されていたので、これなら大丈夫でしょう。
あっ、Core i3-530を探して回ったんですが、もう売ってないみたいで、ひとつ上の、Core i3-540にしました。
今思えば、Core i3-560にしておけば良かったと後悔中です。
各周波数はこんな感じです。
Core i3-530 2.933 GHz
Core i3-540 3.067 GHZ
Core i3-550 3.2 GHz
Core i3-560 3.33 GHz
で、ちゃんと動作しましたよ。
3.070GHz(3.066GHz)で現在平常運転中です。
CPUを交換することで得られるメリットは、実は、ECC付きメモリじゃないとダメという縛りが解けます。(追記:Core i3だと依然ECC付きメモリじゃないとダメらしい。Xeonに交換するとECCなしでもOKだそうです。)
なんか変な感じがしますが、そういうことです。
なお、Celeron G1101でも、IntelVT(仮想化機能)が付いていますので、CPUを交換しなくても仮想マシン作成環境には最適ですね。
現在、Core i3でCentOSを動かして、仕事に活用しています。
と言っても、まだまだ「仮」運転中ですが。
またレポートしますね。
2011年07月10日
HP Business Desktop dx2000の電源交換
数ある保守対象のマシンの中でも、とても印象に残るモデルというのが、保守屋さんにはあるものです。
そのひとつが、HP Business Desktop dx2000というモデルです。
Socket 478のPentium4やCeleronが搭載でき、チップセット i865で、FSB 800MHzという仕様のマシンです。
しかし、このマシンは結構トラぶるんです。
というかいくつか欠陥があると思います。
ひとつは、CPUのヒートシンクを留めているプラスチックの部品(マザーボード側)が時間の経過とともに折れて破損して、CPUのヒートシンクが外れるというもの。
その結果、熱暴走します。
もうひとつは、こちらのほうが深刻なんですが、原因不明の再起動を繰り返すという症状です。
こちらは、電源ユニットから延びる電源コネクタをマザーボードから外して1分ぐらい放置すると症状が直るという手法を発見したんですが、それでもこの症状を起こす一部のマシンは、またしばらくすると再起動するようになっちゃうんですね。
結局、根本原因は分からずじまいでした。
で、今回のdx2000はどうしたかというと、電源ユニットが焼けました。
しばらく使っていなかったdx2000に電源を入れたら、ブーーン、バチバチバチ、モクモクモクって燃えました。
たまたまボクがその電源を入れる作業をしたために、ユーザーのところから持ち帰り修理することに。
幸い、廃棄予定の同機種があったので、難なく電源ユニットを交換して修理は完了しました。
しかし、なぜ、あんなに派手に燃えたんでしょう?
あまりの大きな音に、ビックリしてしまいました。
なんか、怖いですね。
もう燃えなきゃいいですけど。
そのひとつが、HP Business Desktop dx2000というモデルです。
Socket 478のPentium4やCeleronが搭載でき、チップセット i865で、FSB 800MHzという仕様のマシンです。
しかし、このマシンは結構トラぶるんです。
というかいくつか欠陥があると思います。
ひとつは、CPUのヒートシンクを留めているプラスチックの部品(マザーボード側)が時間の経過とともに折れて破損して、CPUのヒートシンクが外れるというもの。
その結果、熱暴走します。
もうひとつは、こちらのほうが深刻なんですが、原因不明の再起動を繰り返すという症状です。
こちらは、電源ユニットから延びる電源コネクタをマザーボードから外して1分ぐらい放置すると症状が直るという手法を発見したんですが、それでもこの症状を起こす一部のマシンは、またしばらくすると再起動するようになっちゃうんですね。
結局、根本原因は分からずじまいでした。
で、今回のdx2000はどうしたかというと、電源ユニットが焼けました。
しばらく使っていなかったdx2000に電源を入れたら、ブーーン、バチバチバチ、モクモクモクって燃えました。
たまたまボクがその電源を入れる作業をしたために、ユーザーのところから持ち帰り修理することに。
幸い、廃棄予定の同機種があったので、難なく電源ユニットを交換して修理は完了しました。
しかし、なぜ、あんなに派手に燃えたんでしょう?
あまりの大きな音に、ビックリしてしまいました。
なんか、怖いですね。
もう燃えなきゃいいですけど。
HP Compaq nx4300の液晶パネル交換修理
はい、久しぶりの修理ネタです。
HP Compaq nx4300という古いノートPCです。
Windows XPがインストールされている、Celeronマシンですね。
液晶パネルが映らなくなったということで修理しました。
と言っても、単にパネルを交換するだけです。
この機種の場合、LCDパネルの周囲の金属部分(液晶版をかしめてる部分)が緩くなって、LCDパネルがうまく映らなくなる場合と、フィルムケーブル(ハーネス)の断線が原因になることが多いです。
今回は、LCDパネルが故障箇所でしたが、ついでにフィルムケーブルも交換しました。
なお、CPUの交換も簡単に出来そうです。
CPUはPentiumMとか、CeleronMが搭載されています。
PentiumMはDothanコア(2MBキャッシュ)のものが搭載されていますので、CeleronMモデルをパワーアップしたいときは、DothanコアのPentiumM(740など)と交換するといいですよ。
はい、無事に直りました。
業務用の端末だったので、色々と業務系アプリがインストールされていて、それらの引越し作業とか、ライセンス移行が面倒臭かったので、今回は修理することでユーザーの了承を受けました。
ただ、可能なら最近のノートPCに買い換えたほうが、修理費用と他の部分の劣化具合を考えるとお得ですよね。
ま、アプリケーションの縛りで、無理無理に端末を修理するというのは、よくある話ですけど。
あと3年ぐらいは元気に動いて欲しいですね。
HP Compaq nx4300という古いノートPCです。
Windows XPがインストールされている、Celeronマシンですね。
液晶パネルが映らなくなったということで修理しました。
と言っても、単にパネルを交換するだけです。
この機種の場合、LCDパネルの周囲の金属部分(液晶版をかしめてる部分)が緩くなって、LCDパネルがうまく映らなくなる場合と、フィルムケーブル(ハーネス)の断線が原因になることが多いです。
今回は、LCDパネルが故障箇所でしたが、ついでにフィルムケーブルも交換しました。
なお、CPUの交換も簡単に出来そうです。
CPUはPentiumMとか、CeleronMが搭載されています。
PentiumMはDothanコア(2MBキャッシュ)のものが搭載されていますので、CeleronMモデルをパワーアップしたいときは、DothanコアのPentiumM(740など)と交換するといいですよ。
はい、無事に直りました。
業務用の端末だったので、色々と業務系アプリがインストールされていて、それらの引越し作業とか、ライセンス移行が面倒臭かったので、今回は修理することでユーザーの了承を受けました。
ただ、可能なら最近のノートPCに買い換えたほうが、修理費用と他の部分の劣化具合を考えるとお得ですよね。
ま、アプリケーションの縛りで、無理無理に端末を修理するというのは、よくある話ですけど。
あと3年ぐらいは元気に動いて欲しいですね。
2011年07月02日
2011年07月01日
Windows XPのリカバリメディアが販売終了
HPの営業さんから聞いた話です。
HPをはじめとして、多くのメーカーでは販売した過去のモデルのPC端末のリカバリメディアを、あとからでも購入できるようになっています。
HPの場合、なぜか別の下請け会社が販売してます。
株式会社新進商会
http://hpj.ssnet.co.jp/100086hpj/shop/top.do
で、このリカバリメディアのうち、WindowsXPのリカバリメディアの販売が、2011年7月11日で終了しますよ、という話です。
何でも、米国マイクロソフトからそういう指示が出ているらしい。
ということは、他のメーカーでも同じことになると思われます。
あと、HP製のPCワークステーションの場合、メーカーに依頼するとリカバリメディアがもらえるという記事を以前に書きましたが、これもたぶん、7月11日に終了になると思います。
必要な人は、ぜひ、今のうちに購入しておいたほうがいいですよ。
HPをはじめとして、多くのメーカーでは販売した過去のモデルのPC端末のリカバリメディアを、あとからでも購入できるようになっています。
HPの場合、なぜか別の下請け会社が販売してます。
株式会社新進商会
http://hpj.ssnet.co.jp/100086hpj/shop/top.do
で、このリカバリメディアのうち、WindowsXPのリカバリメディアの販売が、2011年7月11日で終了しますよ、という話です。
何でも、米国マイクロソフトからそういう指示が出ているらしい。
ということは、他のメーカーでも同じことになると思われます。
あと、HP製のPCワークステーションの場合、メーカーに依頼するとリカバリメディアがもらえるという記事を以前に書きましたが、これもたぶん、7月11日に終了になると思います。
必要な人は、ぜひ、今のうちに購入しておいたほうがいいですよ。
2011年06月16日
2011年06月08日
HP Proliant DL120 G5のリモート管理機能 Lights-Out 100c
写真は、HP Proliant DL120 G5のリモート管理機能、Lights-Out 100cのオプションモジュールをつけた写真です。
HP Proliant DL120 G5には、標準でリモート管理機能が付いていません。
でも、オプションで用意されています。
それが、Lights-Out 100cです。
一般的なProliantシリーズのiLO2とは違い、Lights-Out 100cというのは、インテルが提唱しているリモート管理のIPMIにちょこっと機能追加した感じのものなんですが、それでも、何かあったときの心強さは大きく違います。
安いサーバってのは、リモート管理機能が削除されていることが多いですが、オプションでも良いので、ユーザー側でリモート管理機能が追加できるというのは嬉しい限りです。
特に、リモート管理をしないサーバでも、サーバのハードウェア障害の切り分けがしやすくなるので、導入時に予算があるなら、リモート管理機能は追加しておいたほうが良いんですよ。
ま、予算があるなら、最初から立派なリモート管理機能が付いたサーバを導入しますけどね。(笑)
HP Proliant DL120 G5には、標準でリモート管理機能が付いていません。
でも、オプションで用意されています。
それが、Lights-Out 100cです。
一般的なProliantシリーズのiLO2とは違い、Lights-Out 100cというのは、インテルが提唱しているリモート管理のIPMIにちょこっと機能追加した感じのものなんですが、それでも、何かあったときの心強さは大きく違います。
安いサーバってのは、リモート管理機能が削除されていることが多いですが、オプションでも良いので、ユーザー側でリモート管理機能が追加できるというのは嬉しい限りです。
特に、リモート管理をしないサーバでも、サーバのハードウェア障害の切り分けがしやすくなるので、導入時に予算があるなら、リモート管理機能は追加しておいたほうが良いんですよ。
ま、予算があるなら、最初から立派なリモート管理機能が付いたサーバを導入しますけどね。(笑)
2011年05月29日
HPのKVMスイッチを修理しよう その2
今日、栄の方に行く用事があったので、ついでに大須に寄って昨日のHPのKVMスイッチのスイッチング電源基板上でぶっ壊れてた、470uFと、2200uFの電解コンデンサを買ってきました。
1個130円と70円です。
コレで直ったら、修理費用200円(+車を停めた駐車場代220円)です。
(あっ、栄ってのは、名古屋の中心街の町です。大須は名古屋の電気街です。直線距離で1,2キロぐらいしか離れてないんですよ)
ほいで、その後、ちょこっと会社によって、30分ぐらいの間、修理作業をしてみました。
こういう修理作業は仕事と言うより、業務上許された遊びの範囲の作業なので、あまり業務時間内にやるのは心苦しいんです。
なので、週末のちょっとした時間にやることになります。
もともと付いていたのは、470uFと、2200uFのコンデンサ、共に10V耐圧ですが、購入したのは、16V耐圧でした。そのため、基板上にきちんと乗っからなかったため、ちょっと不恰好な感じに取り付けることになりました。
伸びてしまったコンデンサの足は、シーチューブできちんと絶縁してます。(ご安心を)
結果ですが、単純に膨張した電解コンデンサを交換しただけで、出力電圧は、+4.54Vと、-4.94Vが出るようになりました。
5Vまで上がらないのが気になりますが、ま、いっか。
なので、KVMスイッチも動作するようになったんですが、ちょっと気になることがあります。
それは、画面の揺らぎが直らないという点。
加えて、スイッチング電源基板から、ジジジジジーーーという音が依然として鳴り続けます。
なんかおかしいなぁ・・・
つわけで、先日入手したオシロスコープを使ってみました。
電源ラインを調べてみたんですが、こんな感じでした。
なんかね、安定はしてないんですが、何かしらのノイズが乗ってるんです。
多分、音の原因がソレでしょう。
経験上、おそらく、スイッチング電源上のトランスか、整流回路のICかレギュレターが逝ってしまってるんじゃないかと思います。
うーん、なんか色々ダメダメですね。
願わくば、スイッチ制御系の汎用部品が壊れていることを期待します。(笑)
っていうか、先日から会社の不用品を大量処分してきたんですが、1Uタイプのネットワーク機器を廃棄するときに、内蔵スイッチング電源基板をいくつか外しておいたんです。
そういうのを乗せ変えたほうがよくね?
そんな気持ちにもなります。
特に、日本製のネットワーク機器には、大抵、日本製の電源基板が搭載されていますから、そっちのほうが断然安心なんですけど・・・
ま、乗りかかった船なので、今回は最後まで修理しようと思いますが。
あと、今回、ボクとしては初めてのデジタルオシロを使ったんですが、慣れてないせいか、使いにくかったです。
アナログオシロは、プローブを接続した瞬間に、「波形をつかまーえた!」って雰囲気なんですが、デジタルオシロって、画面に出ている波形が、本当に計測対象の波形なのか、直感で分からないんですよね。
ま、慣れれば良いんでしょうけど。
もうちょっと勉強しますです。はい。
1個130円と70円です。
コレで直ったら、修理費用200円(+車を停めた駐車場代220円)です。
(あっ、栄ってのは、名古屋の中心街の町です。大須は名古屋の電気街です。直線距離で1,2キロぐらいしか離れてないんですよ)
ほいで、その後、ちょこっと会社によって、30分ぐらいの間、修理作業をしてみました。
こういう修理作業は仕事と言うより、業務上許された遊びの範囲の作業なので、あまり業務時間内にやるのは心苦しいんです。
なので、週末のちょっとした時間にやることになります。
もともと付いていたのは、470uFと、2200uFのコンデンサ、共に10V耐圧ですが、購入したのは、16V耐圧でした。そのため、基板上にきちんと乗っからなかったため、ちょっと不恰好な感じに取り付けることになりました。
伸びてしまったコンデンサの足は、シーチューブできちんと絶縁してます。(ご安心を)
結果ですが、単純に膨張した電解コンデンサを交換しただけで、出力電圧は、+4.54Vと、-4.94Vが出るようになりました。
5Vまで上がらないのが気になりますが、ま、いっか。
なので、KVMスイッチも動作するようになったんですが、ちょっと気になることがあります。
それは、画面の揺らぎが直らないという点。
加えて、スイッチング電源基板から、ジジジジジーーーという音が依然として鳴り続けます。
なんかおかしいなぁ・・・
つわけで、先日入手したオシロスコープを使ってみました。
電源ラインを調べてみたんですが、こんな感じでした。
なんかね、安定はしてないんですが、何かしらのノイズが乗ってるんです。
多分、音の原因がソレでしょう。
経験上、おそらく、スイッチング電源上のトランスか、整流回路のICかレギュレターが逝ってしまってるんじゃないかと思います。
うーん、なんか色々ダメダメですね。
願わくば、スイッチ制御系の汎用部品が壊れていることを期待します。(笑)
っていうか、先日から会社の不用品を大量処分してきたんですが、1Uタイプのネットワーク機器を廃棄するときに、内蔵スイッチング電源基板をいくつか外しておいたんです。
そういうのを乗せ変えたほうがよくね?
そんな気持ちにもなります。
特に、日本製のネットワーク機器には、大抵、日本製の電源基板が搭載されていますから、そっちのほうが断然安心なんですけど・・・
ま、乗りかかった船なので、今回は最後まで修理しようと思いますが。
あと、今回、ボクとしては初めてのデジタルオシロを使ったんですが、慣れてないせいか、使いにくかったです。
アナログオシロは、プローブを接続した瞬間に、「波形をつかまーえた!」って雰囲気なんですが、デジタルオシロって、画面に出ている波形が、本当に計測対象の波形なのか、直感で分からないんですよね。
ま、慣れれば良いんでしょうけど。
もうちょっと勉強しますです。はい。