ぼちぼち更新するブログ

日常の中で思った事を思いつくまま節操なく書いてます。

カテゴリ: 読書

 これを読んだら願いが叶うかなぁ、と思って、坂口恭平著『生きのびるための事務』を買って読みました。読んだけれども、私の願いはぼんやりしているから難しいなぁと思いました。
 その本を読んでて、生活費の中でコーヒー豆1か月分6,000円使いたい、みたいな記述があって高いと思ったんですがどうなんですかね。
 毎週カフェ行ったり毎日スタバ行ったりしたら6000円じゃ済まないです。毎日自販機で缶コーヒー2本買っても6,000円ぐらいすると思います。それでも1か月分のコーヒー豆代6000円は高い気がするんです。それは私が毎日家でコーヒー飲まないからなんですが。
 ここ最近はコーヒー屋の豆とスーパーとかで売ってる豆を交互に買って飲んでます。毎月コーヒー屋の豆じゃ贅沢だし、スーパーの豆だけだと侘しいんで。スーパーとかで買った豆のなかでまあいいなぁと思ったのは去年生協で買ったネルソンコーヒーの豆とやまやで買った三本コーヒーの粉です。200g1000円以下でこれなら毎月買いたいと思えるコーヒー豆に出会いたいんですが出会えてません。
 逆に毎月コーヒー豆に6000円使えたら、スペシャリティーコーヒー毎日飲めるなぁ、とかわくわくします。最近コーヒー屋行って100g2000円近いコーヒー豆を見て買うの断念しました。そういう思いをせずに済むんです。6000円使えなくても3000円ぐらい使えればちょっと贅沢できます。それで缶コーヒーやコンビニのコーヒーを買わずカフェにも行かなければ逆に節約なのかなぁとは思います。カフェでコーヒーだけ頼むの気が引けるんでスイーツも一緒に頼んでしまって1,500円ぐらい使ってしまいます。
 嗜好品全般やめれば節約できるんでしょうが、酒たばこ辞められない人と同類なので、コーヒー紅茶お茶類全般とお菓子はやめられません。やめたほうが財布にも身体にも優しいんだけれども。
 
 


『地域アート』藤田直哉著
これは、去年最後に買った本です。日本語で書かれてるのに、意味がよくわからなくて、自分相当頭悪いんじゃないかと思いました。
現代美術を発表する場が地域のアートイベント以外あまりないとすれば、行政や学芸員ウケの悪い作家は廃業せざるを得ないんだろうか?とか思いました。

んで、今年買った本はこれです。

『アーティストになれる人、なれない人』宮島達男編
これ、まだ途中までしか読んでません。美術教育とかアーティスト教育の事は置いといて、アーティストの身の上話だと思って読むと読みやすいです。
大竹伸朗氏との対談が面白かったです。アーティストを続けるのに必要なのは才能や技術より、忍耐力と鈍感さなんじゃないかと思えました。改めて美術業界ってブラック企業みたいなとこだと思いました。



昨日、新幹線の中でアルティシア著『オクテ女子のための恋愛基礎講座』なる本を読みました。
元モテない女が恋愛マニュアル本を出す時代がきたか・・・と思いました。
最近twitterでフォローしてるライターの仁科友里氏にもモテない女オーラを感じます。

モテない女を辞めれる人と辞めれない人って何が違うんですかね。私は死ぬまで現役のモテない女を続けるでしょう。

女子高出て共学に入って変な格好して女芸人キャラで男からバカにされ・・・ってとこまでは大体同じなのに、アルティシア氏は59回目の恋愛で結婚相手をみつけ私は中年なのに恋愛を1回もしたことがない。その答えはこの本を読んでる内になんとなくわかってきました。

私は、相当オクテでコミュ力が低い上に頑固、という事に気が付きました。
アルティシア氏は、巷の恋愛マニュアル本は恋愛中上級者向けだと述べますが、この本も筋金入りのモテない女には効果が無いのです。

無理ですよ。人を呼ぶときに、肩や二の腕をトントン触るのすら無理ですよ。職場でやったらセクハラじゃないですか。私だって、職場で何かのはずみで手が触れられただけで心の中でイエローカード出してしまうのに。
化粧もしたくないし愛想笑いもしたくないしスカートもストッキングも嫌だから接客業辞めて派遣工やってるのに、まつげエクステなんて無理です。まぶたと目に負担がかかりそうじゃないですか。
この本の前半に「キノコ狩り」という単語が頻繁にでてくるのですが、それすら受け入れがたいです。キノコ狩りなんて言葉はまずいですよ。男性をキノコに例えてはまずいですよ。

多分、学校で友達とBLの話などを楽しそうにしてるような女の子は、高校時代や大学時代にモテなかったとしてもその内彼氏が出来たり結婚したりするんでしょう。私のように、おたくにもギャルにもなれず一人悶々と家で雑誌読んでるような女の子がずっとモテない女続けるんですよ。

とりあえず、春夏物のカシュクールワンピースを買います。それを着ると見た目が女らしくなるそうです。休みの日はそれを着ます。勤め先には脱ぎ着が楽な服を着ていきます。
カシュクールワンピースなんてどこで売ってるんですかね。スーパーの婦人服売り場やユニクロはパンツルックを推してるのでスカートあんまり売ってませんよね。ましてやワンピースなんて。あってもズボンと合わせるのが前提のチュニックワンピースぐらいでしょう。そういうワンピース着たらパンプスとストッキングも用意しなきゃならないんですよね・・・。パンプスなんて転職用に買った黒の革のパンプスしか持ってないですよ。あと、フェミニンなワンピースって袖が短かったりノースリーブだったりするんですよね。そこらへんも苦手です。脇が全部隠れない服全般が苦手な私にとってそれはきついです。

というわけで、この本は20代〜30代向けの本です。40才前後のモテない女性は自分がモテない理由も改善点も薄々わかってるので読んでも読まなくてもいい本です。

ゴーマニズム宣言SPECIAL 新戦争論1
小林 よしのり
幻冬舎
2015-01-28



最近、ゴーマニズム宣言が読みたくて、本屋で探してるのですがありません。大きめの本屋に行ってもありません。郊外の本屋には置いてないもんなんですかね。次の休みに仙台市街の本屋に行くか、それともネット書店で買うか・・・。
ゴーマニズム宣言とかどこの本屋にも置いてあるものだと思ってたんですが、そうじゃないんですね。

スクラップ・アンド・ビルド
羽田 圭介
文藝春秋
2015-08-07



ここ数年、芥川賞を受賞した作品を読むようになりました。
芥川受賞作品が掲載されている文藝春秋を買って読むのがお得だと思い文藝春秋買ったこともあります。
芥川賞に興味あるというより、受賞作品や作家に興味を持って読むようになりました。

とは言っても買った文藝春秋は2冊だけです。『苦役列車』と『共喰い』が載っているやつ。

『苦役列車』は作者が受賞会見で「賞金で風俗行きたい」みたいなことを言ってたのをテレビか新聞で目にしたから興味を持ちました。
『共喰い』は作者が無職だか母親と二人暮らしだかというのを、テレビか何かで目にして興味を持ちました。

大体、本を買うときは、新聞の書評欄か新聞広告を見て興味を持って買うか、本屋で売り場を見渡し気になったものを買うか、です。

しかし、近年、それに加えて、「テレビを見て作家について気になった」で本を買うようになりました。

そして、クオカードを大量にもらって使い道が無いのでクオカード使える本屋を探して買った本が、『スクラップ・アンド・ビルド』です。欲しい新書が無く、芥川賞もらった作品ぐらいはあるだろうと思ったらありました。
これは何で気になったかというと、受賞作家の羽田圭介をテレビで見て面白いと思ったからです。初めてテレビで見たのは「アウトデラックス」です。デーモン小暮のメイクで歌ってました。
あと、芸人を題材にした小説と介護を題材にした小説どっちが気になるかと言えば介護を題材にした小説だからです。

読んだら面白かったです。主人公の思考回路が面白いと思いました。祖父を思えば、ぽっくり死なせるために甘やかした方がいいんだとか、自分の若さや生を実感するために筋トレするとか。介護が必要な老人と同居する重苦しさがありつつ、笑ってしまう内容でした。ネットでちょっと話題になってる恋愛工学受講生ってこんな感じなのかな・・・とか思いながら。

『苦役列車』も『共喰い』も映画化されましたが、『スクラップ・アンド・ビルド』はどうなんですかね。深夜ドラマでやってほしいと思いますが映像化されますかね。

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