2017年03月22日

5050万円/屐

平成29年地価公示が発表されました。
住宅地の全国平均が9年ぶりに下げ止まったようですね。

最高額は、おなじみの銀座4丁目「山野楽器」前
なんと、過去最高の5050万円/屐
前年比プラス25.9%だって。

大阪では、
 グランフロントが1400万円/
 宗右衛門町が1290万円/
 心斎橋筋二丁目が1100万円/
 梅田一丁目が1030万円/
 北区角田町が957万円/屐

ミナミがすごいことになってます。(^^;


【商業地2年連続上昇、上昇率1〜5位は大阪市】

 国土交通省は21日、2017年の公示地価(1月1日時点)を発表した。住宅地の全国平均が前年までの下落から横ばいに転じ、08年以来、9年ぶりに下げ止まった。

 商業地とともに全用途の平均は2年連続で上昇し、上げ幅も拡大した。全国の商業地の上昇率上位10地点のうち1〜5位を大阪市中心部の地点が占めた。

 全用途の全国平均は0・4%増、商業地は1・4%増だった。前年0・2%減だった住宅地の変動率は0・0%だった。日本銀行のマイナス金利政策などを受けた超低金利を追い風に住宅需要が堅調な上、大都市で訪日外国人客の需要を当て込んだホテル開発が相次いだ。

 住宅地では、東京、大阪、名古屋の3大都市圏が前年と同じく0・5%上昇し、4年連続のプラスとなった。札幌、仙台、広島、福岡の「地方中枢都市」は2・8%増で、3大都市圏を上回る高い伸びとなった。
(3月22日 読売新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170322-00050013-yom-bus_all



土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月21日

ギネス世界記録の蔭に・・・

藤枝市の蓮華寺池公園で、ギネス世界記録が認定されたそうです。
花のプランターを世界一長く並べたんだって。

で、その長さを測量したのが・・・
土地家屋調査士。

もうちょっと、大きく取り上げてくれてもいいのに・・・(^^;


【「花回廊」3117メートル ギネス認定 藤枝・蓮華寺池2周】

 藤枝市は18日、同市の蓮華寺池公園で、花のプランターを世界一長く並べるギネス世界記録に挑戦し、3117・17メートルを記録した。2013年にウクライナで達成された2847・9メートルを上回り、「最も長い花の列」としてギネス世界記録に認定された。

 ギネス挑戦は市が進めている「ふじえだ花回廊」をPRするのが目的。「みんなで2987(つなぐはな)回廊」を合言葉に、市内の小中学校や自治会、企業などが協力。市民らが17年2月からパンジーやビオラ、ノースポールなどの苗を植えて育て、約5100個の花のプランターを用意した。

 この日、池の周囲(1周約1480メートル)には2周以上にわたってプランターが並んだ。ギネス世界記録公式認定員が規定の「プランターの植物同士が接触しているか」などを確認し、土地家屋調査士が長さを測量した。

 結果報告会では花の生育に関わった市民らが集まり、認定員から世界記録達成が発表されると、大きな拍手が湧き起こった。北村正平市長は「約240の団体が協力して達成できた。みんなで花を育てるまちとして市民の絆も深まり、取り組みの効果は非常に大きい」と喜んだ。

 市は記録を打ち立てたプランターのうち、約700個を来場者に配った。残りは20日まで公園で展示し、その後は協力団体に配布するという。
(3月19日 静岡新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170319-00000026-at_s-l22


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月20日

ネット銀行の司法書士報酬

実は、私はBtoBビジネスに疎いため、この辺の事情がよくわからないのですが・・・
全国一律の報酬体系を謳う司法書士事務所があるみたいです。

ネット銀行等の提携先のようで、お客様にとっての利便性は高そうに見えます。

でも実際は、東京の司法書士事務所が地方の司法書士に投げるため、
報酬はダブルカウントされちゃうワケね。

借り換えに伴う抵当権抹消と設定だけでも、
購入時の報酬を超えちゃったケースもあるんだとか・・・

無知なお客様をカモにするようなビジネスは、
長続きしませんよね。(^^;


【全国一律の司法書士報酬には要注意】

 住宅ローンの融資や借り換えなどで、避けて通れないのが不動産登記に係る司法書士報酬です。今まで、様々な司法書士報酬を見てきましたが、金額も本当に様々です。

 その中で最近気になったのが、ネット銀行などが東京の大手司法書士事務所と契約を結び、全国一律の司法書士報酬ということで丸投げしてしまっている事例です。

 全国一律というと聞こえが良いですが、実際は東京の大手司法書士事務所が地方の司法書士事務所に仕事を割り振るため、事務所が2カ所介在することになり、司法書士報酬は割高になります。

 借り換えで言えば、抵当権の抹消と設定だけなのですが、この金額が新築マンション購入時の司法書士報酬を超えてしまったという、笑うに笑えない事例もあります。

 地方の司法書士事務所も、この金額が高いということは了承しているようなのですが、このような仕組みになっているためどうしようもないとのこと。

 地域ごとに直接依頼すれば良いと思うのですが、事務処理が東京に一極集中しているため、このような弊害が生じているものと考えられます。

 このような時は、借り換え費用も多額になってしまいますが、今後数年間で節約できる利息で自分自身を納得させるしか方法はないようです。

 無駄を省くのが得意なネット銀行であれば、司法書士報酬の無駄も省いて頂きたいと思います。
(3月7日 BLOGOS)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月17日

「なにわ筋線」

2030年開通を目指す「なにわ筋線」に、阪急が乗り入れるようです。
十三に地下新駅を建設して、「うめきた」新駅へつなげるんだとか。

13年後か・・・
利便性を享受できるかなぁ?(^^;


【阪急も「なにわ筋線」乗り入れ…関空へ時間短縮】

なにわ筋線の概要図

 大阪府と大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者は、大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」に阪急電車が乗り入れる新たな事業計画で大筋合意した。

 2030年の開通を目指す。建設構想の浮上から約30年を経て、なにわ筋線計画が新たな形で決着する。関西国際空港と大阪都心の所要時間が大幅に短縮できるだけでなく、各社の乗り入れで乗客の利便性が高まると期待される。

 なにわ筋線は、JR大阪駅近くの再開発地区「うめきた」でJR西が建設中の地下新駅から、難波付近までを結ぶ。その後、それぞれの路線に接続し、関空に至る計画だ。梅田―関空の所要時間は現在の約1時間から最速40分以下に短縮する。

 大筋合意した新計画は、うめきた新駅までの鉄道免許を南海が取得し、JR西、南海の両社は、新大阪―関空間を共同運行する。阪急は十三に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に新路線を敷いてなにわ筋線に乗り入れる。
(3月16日 読売新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00050111-yom-bus_all


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月16日

成年後見制度利用促進基本計画

政府が、成年後見制度利用促進の基本計画を提案したそうです。
3月下旬に閣議決定されるみたい。

目に留まったのは、
 「本人の意思を重視してお金を使う仕組みへ転換する」とか、
 「後見人が預貯金を引き出す際に後見監督人の押印を条件とする」
という文言。

特に不正防止は重要ですが、それによってコストが嵩んでしまうと、
「他にも選択肢があるんじゃね?」って話になっちゃいますよね?

いずれのせよ、基本計画の最終案に注目ですね。


【成年後見制度、生活援助と不正防止に重点】

成年後見制度こう変わる

 認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人の財産管理などを行う成年後見制度の利用促進に向けて、政府は14日、基本計画を自民党の部会に提案し、了承された。財産管理だけでなく、地域全体で利用者の生活を支える仕組みも追加。後見人らによる不正を防止する策も盛り込んだ。

 2000年度に始まった成年後見制度の利用者は15年末時点で約19万1千人。判断能力が不十分とみられる人の2%程度にとどまる。25年には認知症高齢者が推計で700万人になるとされる。そこで政府は、こうした当事者がトラブルに巻き込まれないように後見人の利用促進を図る。

 基本計画では、17年度から21年度までの5年間に実施する利用促進策をまとめた。大きな柱は、財産管理だけでなく、本人の意思を重視してお金を使う仕組みへ転換すること。弁護士や親族らが務める後見人に加え、医療や福祉関係者も加えたチームで支援。利用者の意見を踏まえて日々の生活に必要なものを購入するなど、利用者がメリットを感じやすいようにする。

 新たな不正防止策では、後見人が預貯金を引き出す際に弁護士や司法書士らが務める「後見監督人」の押印を条件とすることも検討。財産の不正利用の9割超は親族らが行っているため、専門家が第三者としてかかわるようにする狙いだ。

 また、利用者が医師や公務員など200以上の職種に就けなかったり、資格をとれなくなったりする欠格条項についても19年5月までに見直す。障害のある人を中心に改善を求める意見が強いためだ。

 基本計画は3月下旬にも閣議決定する。これに基づいて、各市町村がそれぞれで取り組む計画をとりまとめる。

■チームで支援

 制度の利用促進に積極的に取り組んでいる自治体の一つは、東京都品川区だ。

 都内の有料老人ホームで暮らす見附芳雄さん(94)は週替わりで部屋に飾る花を買ってもらっている。区社会福祉協議会職員やケアマネジャー、医療関係者らと協議し、決めた支援内容の一つだ。「花ぐらいなきゃ、人間やってられないねえ」と見附さん。

 ひざの関節症で車いすを使っているが、「歩けるようになりたい」「買い物がしたい」という希望に沿って訪問リハビリテーションによる歩行訓練や買い物支援も利用する。財産管理だけの後見人では行き届かないサービスで、見附さんら利用者の評価は高い。

 品川区の社協は高齢者と障害者ら累計約320人分を受け入れており、職員と非常勤の計約100人が後見人として支えている。ただ、成年後見を担当する職員が数人程度という自治体も多く、十分な人材と財源がなければ手厚い体制は組みにくい。

 後見人への報酬は資産に応じて月2万〜6万円ほどかかる。利用者が障害者の場合、利用期間が長期化して負担が重くなるケースも多い。病状のために判断能力に波がある人もいる。こうした利用者に対する支援のあり方も今後の課題だ。
(3月15日 朝日新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月14日

仕事が遊びで、遊びが仕事。

アパホテル社長の元谷芙美子氏のコラム。
恥ずかしながら、初めて同社の経営哲学に触れました。

いや〜、スゴいですね。
正直、少し誤解していた部分がありました。申し訳ありません。

チェーン全体で6万室超の規模だと、万に一つのことが「毎日6つある」・・・(^^;
その日々を楽しんでいらっしゃるわけですね。

「仕事が遊びで、遊びが仕事。境界なんていらない。」

朝からテンション上がりました。(^^;


【アパホテル社長「不動産は買いたいときに買ってはいけない」】

 ビジネスマンの心と財布をつかみ絶好調のアパホテル。施設数は400以上、アパカード会員数は1252万人。駅徒歩平均3分以内の立地を武器に「都心の稼働率はほぼ100%」と豪語する元谷芙美子社長の金銭感覚とは。

■お金のプロが買う物、それはタイミング

 昨年度の年収は5億5000万円でした。でも、金銭感覚は高校を卒業して、信用金庫で働いていたときと全く変わっていません。初任給1万7800円ほどをいただいた頃のままです。夫であるアパグループ代表の元谷外志雄は「おいしいおみおつけとご飯があれば大丈夫」と言う人ですし、子供も厳しく教育してきました。

 会社はこれまで1人のリストラもせず、1度の赤字もありません。今までに払った税金は1200億円以上。できる節税をしたうえで収益を上げて1円でも多くの税を納めることを心掛けてきました。雇用をつくり出し、需要を創造し、納税の義務を果たす──これらを同時に継続するのが、オーナーとしての社会貢献だと思います。

 私にとっては、会社として事業をさせていただくことが一番の資産運用なのです。上場もしていませんし、私と夫と息子2人の4人で全株オーナーですから、投資信託などで運用する必要もありません。会社がそのまま“アパファンド”なのです。

 今期は売上高1105億円、経常利益が338億円。経常利益率は30%強あります。ホテル業界では世界一と言える収益力です。通常のホテルはオーナーと運営会社とブランドが異なるため、利益率は5〜10%くらい。しかし、私たちはほとんどの施設を保有し、自前のブランドで運営していますから、高い収益力を得られるのです。

 ビジネスで大事なことは、スピード、笑顔、誠実信用、そして安全性です。でも、今のようにホテルチェーン全体で6万室を超えるような規模になると、万に一つのことが毎日6つあってもおかしくありません。気の抜けない命懸けの仕事に日々緊張しますが、楽しく、生きているという実感があります。休みはありません。仕事が遊びで、遊びが仕事。境界なんていらないのです。

 異常とも言える超低金利時代を迎えていますが、実は今が投資のチャンスです。大底は脱したものの、まさにこれから上がろうとしています。不動産はタイミング。素人の方は結婚や退職時など必要なときに買いますが、それでは遅い。プロは要る、要らないで判断せず、タイミングを買うのです。

 その理由は、経済がサイクルで動いているからです。バブルだろうと、リーマンショックだろうと、上がれば下がるし、下がれば上がる。景気が変動する中で、どこで買うか、誰から買うかが大事です。

 アパグループのことをイケイケというイメージで見る方も多いと思いますが、大変慎重で、撤退する勇気を重視しています。撤退には大きなお金が必要で、実は一番難しい。過去には、東京に本社を構えたのに再度金沢まで戻ったこともありますし、名古屋の支店開設時には事務所のオープン予定日に撤退したこともあります。

 バブルのときも同様です。世界と日本では、不動産の評価方法が異なりました。世界で用いられる、不動産が将来生み出す純利益の現在価値の総和を求める収益還元法で評価したら、日本は世界の4、5倍も割高になっていました。日本の不動産神話はおかしいと気付いて、一気に撤退しました。それを人よりも早くやったから売り抜けることができたのです。儲けた数百億円は、海外で航空機リース投資に回しました。リースは最初の6年は経費が大きく赤字ですが、後に利益で戻ってきます。その資金を改めて不動産に振り向けたのです。収益還元法で考えると、今では保有する不動産の評価は1兆円近くになるのではないでしょうか。

 こうしたタイミングの変化を見極めるために一番必要となる要素は、金利水準です。もし物が高くなっても、金利が安ければ返済額は少ないまま。運用で考えたら、全額借りても、その返済より家賃収入のほうが多くなるはずです。今、世界と比較すると、日本は金利がとても安いです。台北、上海、香港、シンガポールといった主要都市の住宅価格は高騰して割高になっていますが、東京はまだ割安です。なかでも都心の超一等地は間違いない。

 私たちは、不動産を景気が大底のときからキャッシュで買ってきました。最近では6、7年前が一番の底で、そのときから皇居の周りの土地を60カ所ほど買いました。そこに今、ホテルやマンションを毎月のように建築しています。もちろんサイクルで見れば、オリンピックの後には必ずオーバーホテル現象になります。そうなったら、ダメになったホテルをさらに買えばいい。

■学校では学べないお金の増やし方

 大事なことは、世界から日本を見るという視点です。アパグループの投資姿勢は逆張りだと思われるでしょうが、私たちからすれば“順張り”です。むしろ皆さんの考え方や常識のほうが堅い。自分の殻を破るのは自分しかいません。勉強を重ね、すごい学歴をお持ちの方は多いですが、それを飾りにしていてはいけません。

 殻を破るには、先見力を身に付ける必要があります。今という時代をどう認識するのか。目と頭を使って勉強して、確立した考えを持っていれば、先は見えます。そのためにも新聞や雑誌の記事を分析し、行間を読むことです。情報は溢れていますが、ニセモノも多い。いい情報は見極めなければなりません。情報力を磨くには、いろいろな人に会ったり、さまざまな国に出かけたり、幅広く情報収集をすることが重要です。そして自分が得た情報が本物かどうか選別してみるのです。

 理論的な勉強だけでなく、実践の勉強もすべきです。そのほうが危機管理能力を身に付けられます。特に金融の勉強は必須です。人間で言えば、金融は血液。お金の流れを把握して、裏付けとなる資金をチェックしながらでないと、ビジネスでは成功できません。

 そして、未来に対する人生計画を持つこと。何歳で何をするのか、いつまでにするのか。私たちは必ず期限を付けて実践してきました。もちろん辛いこともあります。でも、それで人は伸びることができるのです。

 日本人にとってお金とは:殻を破れば“兆万長者”も夢じゃない
(3月13日 プレジデント)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170313-00021591-president-bus_all&p=1


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月13日

「従是西筑前国」

北九州市八幡東区に、高さ3m超の石碑があるそうです。

刻まれている文字は、「従是西筑前国」(これより西、筑前の国)。
かつての福岡藩が置いた、県内最大級の国境石だって。

streetviewでくまなく歩いたけど、見つけられなかった・・・_| ̄|○

「従是○○」という石碑は、結構いろんなところで目にしますよ。
気に留めてみてくださいね。


【なぜ?街の真ん中に「国境」 住宅街の中に突然、高さ3メートル超の石碑 北九州市】

 43歳の私が少年時代を過ごした北九州市八幡東区には「国境」があった。とはいっても日本の国境ではなく、江戸時代の「豊前国」と「筑前国」の境だ。なぜ、北九州市の真ん中に国境があるのか。幼いながらも疑問を抱いた記憶がある。おぼろげな記憶を頼りに、約30年ぶりに「国境」を訪ねた。

県内で最大級の大きさを誇る八幡東区高見2丁目の国境石

 八幡東区高見2丁目。閑静な住宅街の中に突然、高さ3メートルを超える石碑が現れた。表面に「従是西筑前国」(これより西、筑前の国)と彫られている。

 「福岡藩が国境に置いた国境石です。大きさは県内最大級といわれます」。国境石を研究している金丸房男さん(70)=小倉北区中井=の解説だ。「街の真ん中に昔の国境が走っているのは、北九州市が5市合併で誕生したため。全国的にも珍しいと思いますよ」

 豊前と筑前の国境線は、現在の戸畑、小倉北両区の間を流れる境川を通って八幡東区に入り、高見周辺に及んでいるという。

「国境石が多く残っている場所は境界争いが激しかったところ」

 高見から南へ約7キロ。山深い同区田代地区にも国境石があると聞いて訪ねた。林道沿いの竹林の中に、高さ1メートルほどのこけむした自然石が見えた。「従是西筑前国」の文字がある。

 金丸さんによると、市内にはこのほか十数個の国境石が残っている。金丸さんが育った境川沿いにも多くの国境石があったが、現在は市立いのちのたび博物館(八幡東区)などに移設されているという。

 「国境石が多く残っている場所は境界争いが激しかったところのようです」。豊前の旧小倉市で育った金丸さんも、境川を挟んだ筑前の旧戸畑市の子どもと石を投げ合ってけんかをしていたという。「大人同士が仲が悪かったので、子どももいがみ合っていた。戸畑側に足を踏み入れるのも怖かった」と振り返る。

北九州市にある「国境」の痕跡

国境の存在に気付かず暮らせることは幸せなこと

 国境の名残は石だけではない。板櫃川(八幡東区)と境川にはそれぞれ、川をまたぐ「両国橋」がある。北九州市の文化財を守る会(小倉北区)によると、校区内に国境がある八幡東区の高槻小校区には、豊前と筑前の国境を示す石標が3基建てられている。1940年に区画整理事業の記念として設置されたという。

 今も豊前と筑前の意識が残っているのか。金丸さんは「昔は交流が少なかったが、今は地域の歴史を調べるために、お互いに協力しています」と否定した。世界では、国境に新たな壁を建設しようという指導者もいる中、昔の国境の存在に気付かず暮らせることは幸せなことだろう。先人たちに感謝しなければと思った。
(3月11日 西日本新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月10日

「銀座インズ」のテナントの住所

境界協会さんが続いてすみません。
やっぱりどうしても、ねっ?・・・(^^;

銀座インズの住所が面白いってのは、5年前にご紹介した通り。

でも、中に入ったテナント毎に、バラバラな住所を表示してるって
初めて知りました。

面白いですね。
郵便局や宅配業者の新人さんは大変でしょうね。


【銀座と有楽町の狭間に存在する「住所のない場所」】

「銀座インズ」のフロアマップ
「銀座インズ」のフロアマップは店によって住所がバラバラ

 どこかに居を構えれば、当たり前のように付いてくると思われるのが「住所」。京都市内には「上ル」「下ル」「東入ル」「西入ル」など、他の地方在住者にとっては難解な住所が存在するが、東京にも銀座のど真ん中に「住所のない場所」が存在するのをご存知だろうか。

 画像はショッピングモール「銀座インズ」のフロアマップ。見ての通り、店によって名乗る住所がバラバラで、「0番地」などの見慣れない表記もある。「ここは、もともと江戸城のお堀だった場所で、今も『中央区銀座』と『千代田区有楽町』の厳密な境界が定まっていない」(『境界協会』の小林政能・会長)のだという。唯一、有楽町の住所を名乗るのは内科クリニック。「他の飲食店などは住所に『銀座』と入れたいのでしょう」(同前)とみられている。
(3月9日 NEWS ポストセブン)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170309-00000015-pseven-life


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月09日

知っておきたい「境界用語辞典」(^^;

またまた、境界協会さんの記事
憧れの存在です。(^^;

「用語辞典」というのはいいですね。
マニアックな事柄を、広く知らしめる手法として効果がありそう。

各業界団体でも、検討の余地がありますね。


【「境界キスマーク」ほか、知っておきたい「境界用語辞典」】

こちらが「境界キスマーク」
こちらが「境界キスマーク」

 国や都道府県、市区町村の境界には「目には見えない線」が引かれている。その由来は様々だ。地形が理由のこともあれば、人間の勝手な都合で引かれたものもある。そんな境界を巡るドラマを追いかける謎の団体「境界協会」には、彼らの間だけで通用する「境界用語」があるという。

【境界キスマーク】
 自治体などが隣接する土地との境界点を示すために打つのが「境界杭」だ。境界協会では、写真のように矢印がぴたりと同じ点を指している状態を「境界キスマーク」と命名。

「探しながら街歩きをするとわかりますが、ほとんどの場合は片方の所有者の杭しかなく、境界キスマークはかなり珍しい。私たちのフィールドワークでも、見つかれば大盛り上がりです」(『境界協会』の小林政能・会長)

【境界標識地】
 番地を表示する看板が隣り合って並ぶ状態は「境界標敷地」と命名され、レア度はさらに高くなる。「道路がそのまま境界になっている場所では出現しないので、事前に地図をよく見て探し、遭遇する頻度を上げようとしている」(小林会長) という。

【トリプルジャンクション】
 3つの自治体の境界が1点で接している場所。両手、右足、左足でそれぞれ違う自治体に触るなどして遊ぶ。

【境界密集地】
 境界協会の調べでは、4つ以上の自治体の境界が1点で接するケースはまだ見つかっていないという。ただし、複数の「トリプルジャンクション」が近接して存在する場合はある。500m以内にトリプルジャンクションが複数存在するところを「境界密集地」と呼んでいるという。
(3月8日 NEWSポストセブン)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2017年03月08日

「特定空き家」が250棟!

函館市の中心部だけで、「特定空き家」が250棟あるそうです。

五稜郭地区・JR函館駅周辺・西部地区を中心とした51町で、
「電気メーターが動いているか」「敷地に雑草が繁茂しているか」による評価。

住人が一人もいない住居が891棟あり、
このうち250棟が「特定空き家」ってことですね。

函館市全体では、空き家が2.2万戸で空家率が15.6%(全国13.5%)。
流通していない空き家が9170戸。その40%が「腐朽・破損あり」・・・_| ̄|○
函館市空家等対策計画

「腐朽・破損」があれば、次へ進めませんからねぇ・・・

大阪府不動産コンサルティング協会の空き家管理マニュアルを参考に、
「傷んでいない状態」を維持するようにしてくださいね。


【函館中心部の「特定空き家」250棟 市が初調査】

 函館市は7日、市中心部で行った初の空き家実態調査の結果を公表し、住民が一人もなく、倒壊の危険などのある「特定空き家」が250棟あることを明らかにした。今後、市は所有者に空き家の管理徹底を求め、移住・定住を望む人に空き家を紹介する仲介役も果たす考えだ。

 同日の市議会予算特別委員会・経済建設分科会で、公明党の小林芳幸氏の質問に市側が説明した。

 調査は昨年6〜12月に職員約30人が、五稜郭地区、JR函館駅周辺、西部地区を中心とした51町で建物の外観を目視して評価。「電気メーターが動いているか」「敷地に雑草が繁茂しているか」などの項目を調べ、住民が一人もいないアパートや戸建ては891棟あり、このうち売却や賃貸物件として市場流通している空き家が25棟、流通していないものは866棟あった。
(3月8日 北海道新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人