2008年08月

2008年08月30日

学生インターンシップ閉講式

昨日、学生インターンシップの閉講式がありました。

超猛暑だった昨年ほど真っ黒に日焼けした顔は無かったものの、
みんないい笑顔で閉講式に臨んでくれました。

多くの学生が、
「寄付講座で初めて土地家屋調査士の事を知った。
 実務を経験してさらにその奥深さを知った。」
と語ってくれました。

そうそう、ハタ目にはわかりにくいんだよね〜(^^;

今回、皆さんは土地に関する法律と技術の両方に触れていただいたわけです。
法学部の皆さんにとって、将来、この経験はきっと活きますよ。

がんばってね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月29日

なまこ壁の寄贈

下田市の歴史的建造物であるなまこ壁の住宅が、市に寄贈されるようです。
今回、相続を機に寄贈をお決めになったようですね。

なまこ壁とは、壁として平瓦を貼り付け、目地を漆喰で盛り上げたもの。
非常に高度な技術を要する左官工法だそうです。

この建物が存在する場所は、ペリーロードという、
名前からしてそそられる観光地。(^^;

一度、行ってみよっと。


【「なまこ壁」市に寄贈】

下田住宅や倉庫など4棟

 下田市の歴史的建造物に指定されているなまこ壁の住宅、倉庫など建物4棟が、同市一丁目の会社社長沢村紀一郎さん(67)から、市に寄贈されることになった。なまこ壁の保存状態も良好で、石井直樹市長は「建物を活用し、ぜひとも観光に生かしたい」と話している。

 寄贈されるのは、同市三丁目の建物4棟と敷地約757平方メートル。観光客でにぎわう「ペリーロード」の一角にある。

 1915年(大正4年)に建てられた土蔵造り瓦ぶき2階建て住宅、石造り2階建て倉庫は、外壁がなまこ壁で覆われている。船大工の手で建てられ、建築学的にも貴重だという。

 所有者の沢村さんは昨年末、建物と土地を相続した。「他界した祖父、父とも市議など公職に就いて市民のお世話になっており、寄付を喜んでいると思う。市民の活動の場として生かしてほしい」と話している。

 市の歴史的建造物に指定されている建築物12件のうち、市への寄贈は今回が初めて。市は庁内の検討委員会で利用方法を検討する。

 築後90年以上経過していることから、石井市長は「耐震強度を上げるために公費の投入もありうる」としている。9月9日には寄贈式が行われる。
(8月29日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080828-OYT8T00857.htm

2008年08月28日

合同相談会開催決定!

今日、大阪自由業団体連絡協議会の打合せ会に行ってきました。

今年も、合同相談会を行なう事が決議されました。

日時:平成20年12月4日(木)12:00〜16:00
場所:大阪市立北区民センター

各専門家が一堂に会する、ワンストップの無料相談会です。

ポスターが完成すれば、改めてご案内します。
ぜひ、お知り合いの方に教えてあげてくださいね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月27日

ようやく立会いが実現!

年末にご相談いただいた土地が入れ替わっている案件

法務局、市役所、土木事務所と協議を重ね、
町会長、水利組合、そして隣接地所有者の方々と日程を調整して、
ようやく昨日、立会いを行なうことができました。

おかげさまで、立会いそのものは無事に終了〜♪
あとは微調整を残すのみです。

とりあえず、一安心です(^^;


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月26日

十和田湖の境界

十和田湖面の境界が決まりそうです。

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ここはもともと、湖全部が南部藩に所属。
廃藩置県の際に、東岸が青森県、西岸が秋田県とだけ決まった様子。

今回、140年越しの決着になるわけですね。(^^;

琵琶湖の境界に続いて、大きな境界未定地がひとつ解消されました。
責任所在が明らかになることで、湖の保全が活性化すればいいですね。


【十和田湖 青森6、秋田4で分割へ…明治以来、県境未画定】

 1871(明治4)年の廃藩置県以来、140年近く県境が画定していなかった十和田湖について青森、秋田両県と関係自治体は湖面を「青森6、秋田4」に分割する内容で29日にも最終合意する見通しとなった。これにより両県で計6700万円の地方交付税交付金の上乗せも見込めることになり、苦しい財政事情を抱える関係自治体にとっては朗報となりそう。

 両県にまたがる十和田湖は約61平方キロ。湖岸北部の境界線を巡って青森県側の旧十和田湖町(現十和田市)と秋田県小坂町の言い分が食い違い、線引きがされず湖面は空白域だった。

 今回の県境案は、岸北部は双方の主張の中間を取る。03年に旧十和田湖町、小坂町の両町議会特別委員会が合意したのとほぼ同じ内容だが、当時は小坂町長が自案より町面積が少なくなるため受け入れず“破談”していた。具体的な線引きは今後調整する。

 両県の担当者と中野渡春雄・十和田市長、川口博・小坂町長が22日に協議。25、26日の両市町議会への説明を経て29日に青森市で開かれる北海道・北東北知事サミットで青森、秋田両知事と2市町長が合意する見通しだ。

 県境画定に伴い、十和田市に約37平方キロ、小坂町に約24平方キロが編入される。自治体の面積は地方交付税交付金の算定根拠になっており、08年度試算では青森県2400万円▽秋田県、十和田市各1600万円▽小坂町1100万円−−の増額配分が見込めるという。その一部は十和田湖の環境保全と景観対策に使われる方針。

 十和田湖はかつて全体が南部藩に属していたが、廃藩置県に伴い東岸が青森県、西岸が秋田県とされた。ただ線引きは明確でなく、湖面の境界線も未画定だった。

 国土地理院によると4月時点で県境が未画定の地域は、暫定的に面積を配分して交付税を受けている所も含めて全国で17カ所ある。主に山間部が多く、山梨、静岡両県にまたがる富士山頂や、山形と新潟県境、富山と長野県境にも未画定部分がある。
(8月25日 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080825-00000028-maip-soci


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月22日

「米国不動産投資と節税対策」

今日は、リーバンズコーポレーション主催のセミナーがありました。

平日の昼間にもかかわらず、ほぼ満席。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

米国で実際に不動産も扱うFPの話は、やはり迫力がありますね。

また、ご来場者の大半は、資産家を顧客に持つFPなどの方々。
質問事項も鋭かったですね。まさにガチンコって感じ。(^^;

顧客のために曖昧な点を無くそうというプロ意識。
こんな方々のお客様は幸せですね。

今回のセミナーの概要は、
・個人の所得税(15〜50%)と、長期譲渡税(20%)との差を利用する。
・経過年数22年超の木造住宅は4年で償却することができる。
・さらに、米国不動産なら賃料収入や値上り益も期待できる。
・日系FPの日本語サポートにより、安心して米国不動産に投資できる。

資産家にとって、魅力ある選択肢の一つと言えますね。

ご興味がおありの方は、ご一報くだされば当日の資料を差し上げますよ。


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月21日

相続税課税強化を検討、か・・・

以前から議論されていた、相続税の「課税範囲の拡大」。
いよいよ外堀を埋めてきましたね。

こういう議論を見ると、フツフツと疑問が湧いてきます。

ご先祖が築き上げた富を守るのは罪悪なのか?
日本は資本主義国家じゃなかったのか?(^^;

何にせよ、現時点で、
・相続税がかかるかどうかスレスレの方
・億単位の課税財産をお持ちの方
は対策の練り直しが必要になりそうですね。

ご一緒に考えましょうね。


【<相続税>課税強化を検討 資産再配分機能低下で見直し】

 政府・与党は19日、09年度税制改正で相続税の課税を強化する方向で検討に入った。基礎控除額を見直すことで課税範囲拡大を検討するほか、最高税率(現行50%)の引き上げなどの検討を進める。

 バブル期の地価高騰を受け、相続税が支払えず、自宅を手放すケースが続出したことを受け、政府は基礎控除額の拡大や最高税率引き下げなど納税者負担の軽減を図ってきた。88年度以降、最高税率を75%から段階的に引き下げたほか、基礎控除の範囲も従前の2倍以上に拡大した。しかし、バブル崩壊後に地価が大幅下落したため、課税対象者は死亡者の7%前後から現在は半分近い4%程度に減少している。

 7月から税制改正の議論を始めた政府税制調査会(首相の諮問機関、香西泰会長)では「相続によって資産格差が次世代に引き継がれる可能性が増している」と課税強化を求める声が強まっている。政府税調は昨年の税制改正答申でも、「遺産相続時にその一部を社会に還元し、(社会保障の)給付と負担の調整が必要」と指摘。「大幅に緩和されてきた相続税の負担水準を放置することは適当でない」と提言した。

 一方、税制改正論議を実質的に取り仕切る自民党税調(津島雄二会長)も「時代に合わない相続税の課税水準の見直しは避けられない」(幹部)としており、今秋の税制改正に向けて相続税の課税強化策の検討を進める構えだ。

 90年代はじめに基準年の83年度の3倍以上に高騰した地価(三大都市圏、商業地)は、00年以降、83年度を下回る水準に下落した。納税負担の緩和措置だけが温存された結果、遺産を引き継いでも相続税が発生しない世帯が急増している。
(8月20日 毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000015-mai-pol


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月20日

「節税について」

昨日、大阪八青会の例会に出席しました。

今回の勉強会は、住本由美子税理士による「節税について」。

所得税法と、いわゆる「不確定概念」から、
節税と脱税の間のグレーゾーンについてお聞かせいただきました。

面白かったのは、出張旅費規程。

私のような個人事務所でも、出張旅費規程をちゃんと作れば、
遠方への出張には宿泊日当等が経費計上できるんだとか。

即、検討ですね。(^^;


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月19日

学生インターンシップ始まる

昨日、大阪土地家屋調査士会館でインターンシップ開講式がありました。

今年は7名の学生さんが参加くださいました。

実はこのインターンシップ、寄付講座の受講生限定なんです。

聞くと、この7名のほとんどが、寄付講座を受講するまで
土地家屋調査士のことは全く知らなかったとのこと。

授業を聞いて土地家屋調査士に興味を持ち、
さらにディープな世界を覗こうとしてくれている・・・(^^;
うれしいですね。

緊張した面持ちのみんなも、閉講式では自信あふれる顔を見せてくれるでしょう。

楽しみです。


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2008年08月18日

住宅地の過疎化

市民記者からの投稿記事です。

郊外の住宅地の実情がよくわかりますね。
過疎化と老老介護・・・

行政やボランティアに頼ることなく、
高齢者同士が不安なく支えあっていける共同住宅。
これが私の目標です。

見ててください!(^^;


【都市郊外の過疎と孤独 安心な老後は不可能なのか】

 東京でも、日中は35度を越えるような猛暑が続く今年の夏。早朝の涼しいうちに自転車を走らせて、近くの24時間スーパーに牛乳などを買いに行く。割引シールを張ったものが狙いだ。

 ここは東京都西郊の、緑に囲まれたとある静かな住宅地だ。毎日朝夕には、老人ホームからのデイサービスの送迎車が行き交う。

 私の母は85歳。70代から少しずつ「ボケ」が進行していた。彼女の場合の「ボケ」は、「記憶機能」と「判断力」が著しく衰えて、ひとりでは暮らせない、という状態のことだ。しかし、「徘徊(はいかい)」とか「妄想」とか周囲を困らせる行動はないので助かる。

 昨春に「大たい骨骨折」してしまい、手術は成功したものの、退院後は当分車いすになるから、骨折以前の「長女の私が毎週半分同居し、あとの半分は通いのヘルパーさんを頼む」というやり方では対応できなくなった。

 そこで、退院後そのまま母を逗子の私の家に連れてきた。もう東京の家に戻ることはないだろう、ということで、近隣の皆さんとはお別れした。

 それから1年たち、わが家の事情がいろいろと変化して、私は夫が昨夏亡くなったので逗子に居なくてもよくなり、「マイボケママ」を連れて、40年前に両親が頑張って建てたこの家に舞い戻った。

 私は学生時代に2年ほど住んだだけなので、ご近所とのお付き合いはほとんどなかったが、事実上の戸主として、“ゴミ出し”のことやら何やらで、お話しする必要が生じる。

 ここでは「カン」と「ビン」は別のクルマが集めるので、一緒の袋で出すと『分別してありません』というステッカーを張られて、置いていかれてしまう。
最近2度ほど、どなたか分からないが「カン」と「ビン」を混ぜて出した方がある。その「問題」で、ご近所の奥さま方と立ち話をした。

 それで初めて知ったのだが、この一角の住宅地には「空き家」が何軒もあるのだ。わが家も、私と母が逗子からここに戻らなければ、空き家になっていたわけだ。住宅地としての価値は高いから、「売り」に出せばすぐ買い手は付くのだが、家の中の家財の整理とか、「相続」の問題など、それぞれの家庭の事情で、なかなか「流動資産」にはなりにくい。

 わが家の筋向かいのお宅は10年以上空き家のままだ。秋には立派な柿が実るので、無断でいただいちゃったりしているが、大量の落ち葉の掃除は近隣の負担になる。道路端の雑草が伸びても、勝手に抜くのははばかられる。

 すぐお向かいの立派な家には、夫を亡くした小柄な女性がたったひとりでお住まいだ。両隣がすでに空き家だそうで、向かいのわが家に「明かりがついているとホッとする」とおっしゃる。そんな風に思われているとは想像もしなかった。

 私の母は「しっかり者」だったので、この一角の町内会で、諸問題のまとめ役として活躍し、頼りにされていたらしい。「戻ってこられたのでうれしい」と皆さんがおっしゃる。「夢のようだ」とまで。よぼよぼのボケばあさんでも、それなりに安らかに生きていると、周囲に幸福感を広げられるらしい。

 「去年逗子に行かれるときには車いすだったのに、いまは、ちょっと手をそえられるだけで、ご自分で歩いてホームのクルマに乗っていかれますよね」

 「良くなられたのを拝見すると、こちらも元気をいただけるんですよ」

 80ババアと60ババアで、それぞれの夫の遺族年金でのんびり暮らせる、というのは、実に有り難いことだと思う。

 しかし、いま40代以下のひとたちは、そのような『将来の安心』は約束されていない。家を持てない可能性も高い。また、いま年金をもらっている老人でも、その額が十分でない人も多く、病気になったら医療費が払えないかもしれないとおびえている。
「生活安心」を唱(とな)える政府のやることは、皮肉にも「生活不安」を助長するばかりだ。

 決して『安心』していられる状況ではないことは、わが家も同じだ。ヘビースモーカーだった父は、81歳で脳卒中になり、寝たきりになってから肺炎を繰り返し、そのたびに「個室」と「付き添い」の費用で、毎月の医療費の自己負担分が30万円を越えた。私たちはそんなことにならないように祈るしかない。

 一見のどかで裕福そうなこの住宅地でも、実は『過疎化』がジワジワと進行していて、「病気になったりボケたりしたときに、誰が世話してくれるだろうか?」という『孤独』の不安を皆が抱えていることを実感させられた「井戸端会議」だった。
(8月17日 オーマイニュース)


土地家屋調査士 大阪 和田清人