2010年07月

2010年07月28日

公正証書遺言の注意点

昨日、相続トータルサポート関西のプロ向け勉強会が開催されました。

川村司法書士の豊富な経験に基づくナマナマしい話の数々、
不謹慎ですが楽しく聞かせていただきました。

意外に注意が必要なのが、公正証書遺言。

万が一、争いになった時には、5年くらい遡って
認知症の可能性を徹底的に調べられるんだとか。

不満を持つ相手方は、遺言無効を突こうとするわけですね。

つまり、認知症の疑いがある人は、公正証書遺言は危ないってこと。
むしろ、「間違い無く本人が書いた」自筆証書遺言にすべき。

状況に応じて、ちゃんと専門家に相談なさってくださいね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月27日

土砂崩れが復旧できない・・・

大津市の土砂崩れが、なかなか復旧できないようです。

というのも、ここは有数の「地図混乱地域」。
日調連も最優先で対策を検討していた地域です。

公図と現地とが全然違うため、復旧しようがない・・・_| ̄|○

一筋縄ではいかない事案ですが、
コトがコトだけに、早いアクションが求められますね。

滋賀会の皆さん、大変ですがよろしくお願いします。


【地図混乱、地権者把握できず 大津、土砂崩れの土地】

 14日の大雨で大津市和邇北浜の土砂崩れがあった現場の復旧に市が頭を悩ませている。同地域が土地の権利関係が不明確な地図混乱地域で地権者が把握できず、工事に必要な地権者の同意が得られないからだ。台風シーズンを控え、市は県に対応を求める方針だが先行きは不透明だ。
 土砂崩れがあったのは「住吉台」と呼ばれる地域。高さ約10メートル、幅約8メートルに渡って土砂が流れ出た。がけの上にある2世帯が「危険家屋」と判定され、うち1世帯(1人)は現在も避難している。
 ただ、この2世帯の番地は、公図では別の土地に所在することになっているなど混乱がある。市は「行政が手を出せない場所だが、実際には人が住む家屋があり、放置できない」として、土砂崩れ防止のくい打ちなどを滋賀県に求める予定だ。
 同時に、大津地方法務局に対しても地図混乱の解消をあらためて働きかける。一方、住吉台の住民らは、20日付で法務局長あてにがけ崩れ現場周辺の地番特定作業を急ぐよう要望した。
 住吉台地域は1960年代に開発され、法務局が管理する地図や公図と、実際の土地の形状や境界が大きく異なって登記上の所有者が誰かすら分からなくなる地図混乱地域となっている。権利関係が不明確なため、市道の認定や市の下水道整備も進んでいない。
(7月26日 京都新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100726-00000032-kyt-l25


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月26日

メイドが3.8億円を相続

シンガポールで、フィリピン人メイドが3.8億円の遺産を相続したようです。

このメイドは、約25年間、開業医の女性の下で働き、
女性が無くなったときに遺言によって遺産を相続。

がんばったことが評価される・・・
今日の活力をもらったニュースです。


【外国人メイドに4億円遺産=長年の献身に雇い主】
 20万人近い外国人メイドが働くシンガポールで、元メイドのフィリピン女性(47)が4億円に迫る高額遺産を雇い主から相続したことが地元紙の報道で明らかになり、「長年の献身に報いる美談だ」「うらやましい」といった反響がインターネット上で広がっている。
 地元紙によると、元メイドは1986年から開業医の女性雇い主の下で働き始めた。女性の母親の介護から、車いすが必要になった女性自身の外出介助まで献身的に長年働き、昨年7月に女性が66歳で亡くなった後、遺言で自宅の高級マンションを含め600万シンガポールドル(約3億8000万円)相当の遺産を相続した。
 元メイドは地元紙に「女性とは親子のような関係だった。お金の有無に関係なく、私はシンガポールで最も幸運なメイド」と語った。
(7月24日 時事通信)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月23日

ついに「大たこ」が・・・

道頓堀「大たこ」の上告審で、大阪市の勝訴が確定しました。

これにより、大たこ側は、過去の土地使用料の支払いと、
土地の明け渡しが決定。

約40年の名物店にピリオドが打たれます。
ちょっと寂しいけど、仕方ないですね。

大阪市側は、まず店舗の自主撤去を店側に申し入れ、
応じない場合は土地明け渡しの強制執行を申し立てるとのこと。

思い出のあるお店だけに、これ以上ドロドロさせてほしくないですね。


【道頓堀「大たこ」の明け渡し確定 不法占拠訴訟で大阪市勝訴】

 大阪・道頓堀で40年近く営業する有名たこ焼き店「大たこ」が市有地を不法占拠しているとして、大阪市が土地の明け渡しなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は、大たこ側の上告を退ける決定をした。土地の明け渡しと過去の土地使用料の支払いを命じた2審大阪高裁判決が確定した。

 大たこは多くの観光客でにぎわう道頓堀川にかかる「太左衛門橋」近くで昭和47年から営業。店がある市有地について、「時効で取得した」と所有権の移転登記を求めて平成18年に提訴。翌年、市が反訴していた。

 1審大阪地裁は、不法占拠を認定して過去12年間分、月額1万3800円の土地使用料の支払いを命じた。しかし、2審は、大阪有数の商業地で対価を支払わずに長年営業を続けたことなどを理由に、使用料に加えて土地の明け渡しも命じていた。

 大阪市の平松邦夫市長は「裁判所の適正な判断が示されたと受け止めている。今後は市民の財産として適正に管理していく」とコメント。一方、大たこ側は 「大阪市に『和解するから裁判を起こしてください』と求められた裁判で、私たちは市民の財産を奪おうとしたわけじゃない。これまでの行政のあり方に不明朗な点が多数あり、別の訴訟を起こすことも検討している」と話している。
(7月22日 産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100722-00000615-san-soci


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月22日

「マンガで伝える重要な相続遺言」

7/27(火)、相続トータルサポート関西のプロ向け勉強会を開催します。

今回は、川村常雄司法書士による「マンガで伝える重要な相続遺言」。
氏は、マンガでわかる 女性のための相続遺言という著書を出版したばかり。

相続と、出版の(?)ウラ話をお聞かせいただけると思います。

相続マーケットで活躍なさっている皆様、
ぜひおいでくださいね。

相続トータルコンサルタント勉強会


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月21日

京都の住居表示

京都独特の住居表示が、ピンチに立たされているようです。

京都市民が慣れ親しんできた通り名が、
グローバルな地図情報では使われなくなってきているわけ。

地元の方々が口頭で場所を示すならそれでよかったんですが、
今や世界中の人がネットで場所を検索する時代。

「○○通りを北へ」では、アメリカの個人旅行者が
事前に情報収集できないですよね。

この流れは、私たちに関連が深い公図でも同じ。

たとえば、山の脇にあった土地だから、字「山ノ脇」。
これが公図1枚の単位なんだから、外国人が日本の不動産を買おうとしても、
ネットで場所を特定するのは困難。

それを解消するために、現在の不動産登記規則第77条では、
地積測量図に記載する事項として、
・平面直角座標系の番号又は記号(同7号)
・基本三角点等に基づく測量の成果による筆界点の座標値(同8号)
が挙げられています。

これから新しく測量される土地は、
世界から見た不動産市場の活性化につながるわけですね、将来・・・(^^;

ぜひ、「基本三角点等に基づく測量」にご理解をお願いいたします。


【京の伝統、通り名の住所表記が危機…ネットやカーナビ対応せず
住民、「便利なのに…」】

 「上(あが)る」「下(さが)る」「東入(い)る」「西入る」と、通り名を起点に場所を示す京都市中心部の住居表示が、岐路に立たされている。京都独自の伝統的な表記だが、標準化の進むインターネットやカーナビゲーションの大半は通り名が不要なものとみなされ、入力しても地図検索ができない状態。ネット広告や名刺からも通り名を抜く表記が増え、平安時代以来続く地名表記に親しんできた市民には「通り名がないと、場所がどこかわからない」と戸惑いが広がる。

 「京都の不思議」の著書がある作家黒田正子さんは最近、ネットで化粧品を買おうと、京都市内の自分の会社の所在地を入力すると、受け付けてもらえず驚いた。

 京都市内は通り名だけでもほとんどの郵便物が届く特有の地域。黒田さんはいつものように「中京区高倉通夷川上る」と入力したが、店から宅配業者へ手配するコンピューターシステムが対応しておらず、町名と番地を改めて入力したという。黒田さんは「標準化によって、京文化ともいえる通り名や『上る、下る』が消えてしまうような気がする」と危惧(きぐ)する。


 元々、「上る、下る(上ル、下ル)」といった京都市中心部の住居表示は独特だ。例えば市役所の所在地は登記簿などで「中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地」とあり、通り名と町名、番地を長々と併記するのが正式な表示となっている。

 だが、ネットの地図検索でこれを入力すると、「見つかりません」か、周辺の町名や店の情報が表示されるだけで地図が出てこない。市役所の地図を探すには「中京区上本能寺前町488番地」と入力しなければならず、通り名は無用というわけだ。

 ネットに地図情報を提供する大手「ゼンリン」によると、検索システムに町名と番地を基にした全国標準の住居表示を採用していることが理由。京都独自の通り名などはエリアが特定できないため、担当者は「ピンポイントで示すのは難しい」と話す。

 こうした現状に戸惑うのは、多くの京都市民。市民の地理感覚では市役所なら「寺町通御池上る」だけで十分で、通り名こそが重要な情報だ。そもそも、町名が必要だと言われても、町の数(中京区だけで498町)や同名の町(市内9か所にある桝屋町など)が多くて覚えられないという事情もある。

 一部には、通り名に対応した地図検索ソフトも開発されているが、まだ普及していない。カーナビも通り名は受け付けず、郵便番号から住所を探すソフトの中にも通り名抜きで表示されるものがある。

 不動産の物件情報を集めたサイトに、通り名を省いて掲載した市内の不動産業者は「町名と番地さえあればネットで地図を呼び出せる。通り名を併記すると、地図は出てこないし、長くなりすぎる」と語る。

 京都国立博物館もチラシは通り名の「東山七条」だが、館員の名刺は「東山区茶屋町527番」。ネットが普及して以降、同様の動きは市内の事業所や店舗にも広がっているという。

 京都で約800年続く歌道の冷泉家当主夫人の冷泉貴実子さん(62)は「我が家の現住所を今出川通烏丸東入ると言うと、京都の人はぱっと景色が浮かびますが、町名の玄武町ではタクシー運転手にも通じません。ネットでは町名が便利なのでしょうが、そればかりになると住む人も困ります。通り名を大事にしてほしいですね」と話している。


京都市中心部の住居表示 条坊制と呼ばれる碁盤の目の計画都市・平安京以来受け継がれている伝統的な表示法で、上京、中京、下京、東山の4区と左京区の一部に残る。「東寺百合文書」には平安後期の1098年、現在の「油小路六角上る」付近を「油小道西、六角北、六角面於北五丈八尺一寸」とした記録があり、通り名を起点とした現行表示の原型とみられている。
(7月20日 読売新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月20日

「住宅取得前に知っておきたい 土地の境界トラブルと解決方法」

9/12(日)に、天六の住まい情報センターで、
セミナー&相談会を行ないます。

これは、大阪土地家屋調査士会と住まい情報センターとのタイアップ事業。

第一部は、「歴史からみる大阪市道の境界の不思議」。
大阪の地勢や歴史を紐解くことで、なぜ大阪だけが市道境界の決め方が
他の市町村と大きく異なるのか?などを解説します。

第二部は、「土地の境界トラブルと解決方法」。
境界トラブルがなぜ起こるのか? 売買や相続でどう困るか? どう防ぐか?
を、不肖和田が担当します。(^^;

特に第一部はメチャメチャ面白いですよ。
大阪くらしの今昔館と、大阪歴史博物館と、なにわの海の時空館から
集めてきた資料が満載!

目からウロコです。
お時間よければ、ぜひおいでくださいね。

住宅取得前に知っておきたい 土地の境界トラブルと解決方法


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月17日

「相続に関する統計資料などから検証する相続対策」

今日、相続対策実践講座に参加させていただきました。

テーマは、「相続に関する統計資料などから検証する相続対策」。

国税庁だけでなく、裁判所や厚労省などの発表資料も時系列で分析すると、
相続対策の変遷がわかって、今後の参考にできるわけですね。

山本和義先生が、都度ニュースレターで教えてくださることも、
ひとまとめにするとこんなにスゴイ情報だったんだって再認識しました。

その中で、信託銀行の遺言信託について。
社団法人信託協会によると、信託銀行での遺言書の保管件数は年々増加。

平成21年末で約69000件。
そのうち、執行付きが約63000件。
やはり、死亡しないし破産しない信託銀行に寄せる信頼は大きいですね。

信託銀行だったら、公正中立の立場で遺産分割の争いを
処理してくれるって期待を抱いていらっしゃる。

ところが、信託協会と日弁連とは遺言信託業務に関する取り決めで、
「法的紛争が生じている場合には遺言執行は行なわない。」・・・_| ̄|○

しかも、遺言執行サービスというのは、
〜蠡蛙諭対象財産の確認
∈盪彩槝燭虜鄒
0篁困量承訴儿后引き渡し手続

で、,鉢は司法書士、△論罵士へ外注。

モメたら手を引く、モメてないのは丸投げ。
それで、たとえば5億円の遺産の場合、信託報酬は約500万円・・・
(司法書士や税理士への報酬は別)

これが高いか安いかは、各自の価値観なんでしょうが、
もっと賢くなった方がいいんじゃないですか?(^^;


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月16日

家賃225万円/月、でも・・・

レディー・ガガがカリフォルニアの豪邸に入居したそうです。

家賃が225万円/月!
約1200坪の敷地、ハリウッドと太平洋が見渡せる場所なんだとか。

でも、春までツアーでほとんど戻れない・・・_| ̄|○

忙しすぎるのも考え物ですね。(^^;


【家賃は月額225万円!レディー・ガガが4億5,000万円の豪邸に賃貸で入居】

 レディー・ガガが、カリフォルニアの高級住宅地ベル・エアにある500万ドル(約4億5,000万円)の豪邸に賃貸で入居したという。

 この豪邸は敷地面積が1エーカー(約4,047平方メートル/約1226坪)あり、ハリウッドと太平洋が見渡せる場所にあるとのこと。家賃は月225万円だが、レディー・ガガは2011年4月までコンサートツアー中のため、自宅に戻ることはほとんどないらしい。コンサート、CDなどの売り上げだけでなく、先日は、ファンから100万ドル(約9,000万円)を受け取った彼女なら、家賃の支払いに困ることはないだろう。

 レディー・ガガに約9,000万円を支払ったのはロシア人の億万長者で、彼女のミュージック・ビデオに一緒に出演するためにオファーした金額だったようだ。この男性はレディー・ガガの曲「アレハンドロ」の9分間のミュージック・ビデオに黒の革のコートと帽子を着用した警官役で登場している。
(7月15日 シネマトゥデイ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100715-00000030-flix-movi


土地家屋調査士 大阪 和田清人

2010年07月15日

スタインブレナー氏の相続税

ニューヨーク・ヤンキースのオーナーがお亡くなりになりました。

賛否両論あるようですが、間違いなく実績を残した方ですね。
ご冥福をお祈りします。

で、不謹慎なのは重々承知ながら・・・

氏の資産は11億ドルだとか。

ところが、今年に限って相続税がかからない

こういう、きれいな去り方に憧れますね。(^^;


【オーナーは死においてさえ勝者だった】

 13日昼、年に一度のお祭りオールスター・ゲームを夜ゆっくりテレビ観戦するため仕事をしていたら、衝撃的なニュースが飛び込んできた。ヤンキースのジョージ・スタインブレナー筆頭オーナーが同日朝、自宅のある米フロリダ州タンパで心臓発作のため死去したのだ。

 慌てて地元メディアをチェックするとどこもこの訃報をトップで報じていた。地元紙のウェブサイトでは「ファン、選手達がザ・ボスの死を悲しんでいる」といった見出しと共に詳細を伝えるだけでなく、哀悼のメッセージや思い出の写真を募集するコーナーなどが作られ、実際に多くのメッセージがファンから寄せられていたのが印象的だった。

 そして翌14日、ニューヨーク・ポストとデイリーニューズは1面と裏1面の両方をスタインブレナー氏逝去関連で埋め、さらにそれぞれ同氏のこれまでの言動を紹介した別編成のセクションが折り込まれる特別編成で発売された。

 その中でニューヨーク・ポストは元選手やニューヨーク市長、メッツのオーナー、ファンなどの追悼コメントを載せているのだが、その人数は実に30人にのぼり、スタインブレナー氏がどれほど影響力を持つ人物だったが改めてよくわかった。

 と同時にただ単にお悔やみだけで終わらないのが同紙らしいところで、「死は完璧なタイミングだった」という記事も掲載している。これは連邦相続税に関する法律が今年6月に失効していることに注目したもの。もし昨年亡くなっていたら11億ドルと言われる資産のうち45%の5億ドル、55%となる新法が施行される来年だったら6億ドルが同氏の妻と家族に課せられるはずだったのだという。この思わぬ“節税”により同紙は遺族がチームを所有し続けることが可能になるだろうと指摘している。

 実際アメリカのプロ・スポーツではオーナーの死去による多額の相続税に遺族が苦しみ、チームを売却した例は多い。その点において確かに同記事冒頭の「彼は死においてさえ勝者だった」という一文には説得力がある。 さらに亡くなったのがオールスター・ゲーム当日というのも数々のスター選手を獲得し、ヤンキースを飛び抜けたチームに育て上げた同氏らしく感じる点だ。

 時に“悪の皇帝”などと呼ばれることもあったが、多くの人々に愛されたスタインブレナー氏のご冥福を改めて祈りたい。
(7月15日 日刊スポーツ)


土地家屋調査士 大阪 和田清人