2006年11月08日

物納許可に11年。国に賠償命令

平成18年度の物納制度の見直しで、
手続の迅速化が図られました。

これまでは、物納申請してから許可が出るまでに
長い年月がかかってたんです。

私の周囲にも、4年半という経験をお持ちの方がいます。
しかし・・・11年もかかった例があるんですね。

これについて、国側の違法性を指摘した判決が出たとのこと。
行政手続きのあり方について、国民の意識が高まっていますね。


【相続税物納許可:11年かかった国に賠償命令 東京地裁】
相続税を土地で物納する許可を得るのに11年もかかり損害を受けたとして、埼玉県の男性が国に約9500万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は25日、600万円の支払いを命じた。金井康雄裁判長は判決で「担当の税務署員が問題点を具体的に原告に説明していれば、より早期に許可できた」と、国側の違法性を指摘した。

問題の土地は、東京都渋谷区内の分譲マンション敷地の一部。男性は92年6月、この土地で、父親の死亡に伴う相続税の物納を申請したが、土地はマンション住人の管理組合と賃貸借契約を結んでいたため、渋谷税務署が関東財務局と協議。同局が「物納には不適当」と判断し、男性と税務当局の交渉が長期化。最終的に03年11月、ようやく物納が許可された。
(毎日新聞 2006年10月25日より)


土地家屋調査士 和田清人
esouzoku at 22:36│Comments(0)TrackBack(0)相続専門FP 

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