2016年10月19日

「これからの空き家・古民家の再生・利活用について」

昨日、不動産コンサルティング協会の例会に参加してきました。

研修会テーマは、「これからの空き家・古民家の再生・利活用について」。
講師は、近藤建設工業株式会社の近藤良一さん。
大阪の住まい活性化フォーラムの会長もお努めで、行政の動きにもお詳しい方です。

大阪府の空き家対策の方向性は、
「空家特措法公布を契機に、特定空家等への的確な対応のみならず、
 地域に残された空き家を有用かつ貴重な資源として、
 地域の活性化のため戦略的に活用する空き家対策を推進」。

「有用かつ貴重な資源」。
ここの認識が重要ですよね。

それらを踏まえて、「空き家の整理と対処策」を簡潔にまとめてくださいました。

ゞき家の定義
 建築物またはこれに附属する工作物であって
 居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの及びその敷地

空き家の利活用や処分できない理由
 ・登記名義人が祖父母等のままで相続権利者が不明確
 ・所有者が認知症で意思能力を欠く
 ・改修費用が負担できない
 ・事業採算性が低い
 ・近所の手前、売却に抵抗がある

6き家の管理・処分、利活用、除却
 ・管理、処分→不動産業者の買取り再販
 ・利活用  →賃貸、シェアハウス、ゲストハウス、トランクルーム等
 ・除却   →隣地との一体利活用、駐車場、農園菜園等

実際に、建築やリフォームを多数お手がけの近藤さん曰く、
再生の目安の一つは「昭和25年以前の建物」。

この年に建築基準法ができたため、
悪い意味で、下限ギリギリの建物が建つようになっちゃった・・・_| ̄|○

特に昭和30〜40年代は言うに及ばずですよね。

再生するなら「昭和25年以前」。
専門家ならではの視点ですね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 07:52│Comments(0)TrackBack(0)相続専門FP 

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