2020年12月22日

日本三大夜景・・・ 

日本三大夜景の函館と長崎。
空き家が増えて暗くなった?という声があるようです。

実際には、函館はホテルの林立等で光の面積は増えているし、
長崎は「環長崎港夜間景観向上基本計画」を策定。

夜景も、「人の手で守り、育てる」時代なんですね。


【函館の夜景が暗くなった? 空き家、LED…街明かりに変化 専門家「人口減で過渡期…保護が必要」】

 函館山から見下ろす漆黒の2つの海に挟まれた街の夜景が有名な北海道函館市。赤レンガ倉庫、五稜郭公園…。函館山はひしめく観光名所の中でも必見のスポットだが、市民から「夜景が昔より暗くなったのでは?」という声が聞こえてくる。一体、どういうことなのか。

 山頂へ向かうロープウエーに乗り込んだ乗客は麓側の窓に集まり、身を乗り出す。上って行くにつれ、黄色やオレンジのまばゆい光で街の形が少しずつ浮かび上がってくると「おおー」と歓声が。テレビや写真で一度は見たことがあっても、スケールの大きさは実物ならではだ。

 華やかな夜景を支える街の人口はピークの1984年から約7万人も減り25万人ほどに。空き家も増え、函館の「顔」と言える夜景が暗くならないか不安の声が市民から上がっている。

 市は2017年、ライトアップや照明が専門のデザイン事務所に夜景の調査を依頼。光の部分が白いモノクロ画像で、1991年と現在の夜景を比較した。光の面積は増えていて、市民の不安とは逆に「明るくなった」という結果に。

 津軽海峡沿いを走る国道の街灯は高圧ナトリウム灯から最新の発光ダイオード(LED)に変わった。インバウンドの増加に伴い、函館駅前には新しいホテルが林立するなど街明かりは変わってきている。

 「街灯やホテルなど突出して明るいところがあると、周りが暗く感じてしまうのではないか。LEDはナトリウム灯より明るいが、光が直線的で拡散しないのも一因かも」と市の担当者。結果を受け「特別な対策はしていない」という。

 函館と同じように夜景で有名な長崎市は魅力の維持に動きだした。

 稲佐山や鍋冠山(なべかんむりやま)からの眺望は、坂と傾斜がつくり出す立体的な光が特徴だ。近年、稲佐山の麓から対岸までの斜面地の空き家率が70%に。夜景を担当する景観推進室は「坂道の空き家の増加は魅力の低下になりかねない」と話す。

 長崎は夜景観光コンベンション・ビューローが3年に1度認定する「日本新三大夜景都市」で2015年から1位の座を守り続けている。その上、夜景のために基本計画を作るほど力を入れている。

 今年10月には稲佐山の展望台を向いた上向きのライトがついた街路灯を35基設置。点灯するとハートの形などが浮かび上がる。空き家で暗くなった斜面に光の数を増やすだけでなく、景色をより楽しませようという工夫だ。

 コンベンション・ビューローの丸々もとお代表理事は「人口減少が進む中、夜景は過渡期にある。自然な街明かりを保護し、人の手で守り、育てる必要が出てきている」と話している。
(12月21日 ZAKZAK)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 21:35│Comments(0)空き家 

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