2021年10月08日

「成年後見とは?」

昨日、SG阪神いきかた研究会の勉強会を開催しました。

テーマは、「成年後見とは?」。
講師は、勝司法書士法人の勝猛一司法書士。

6月に出版なさった「事例でわかる 任意後見の実務」の内容も織り交ぜて、
現場でのナマナマしいお話をお聞かせいただきました。

民法の原則では、日本人全員、ボケると、裁判所が後見人を付けます。

ここで厄介なのは、法定後見人は裁判所が決めるということ。
親族が後見人に選ばれたのは、昨年はついに20%を切っちゃった。

自分の老後を、見ず知らずの弁護士や司法書士に委ねないといけないんです。

で、もう一つ厄介なのが、後見は途中でやめられないこと。

実家を売却して、施設入居のお金を捻出したかっただけなのに・・・
定期預金を解約したかっただけなのに・・・

お亡くなりになるまで後見人に報酬を払い続けなければならない・・・_| ̄|○

これがイヤなら、老後を頼みたい人と、任意後見契約を結んでおく必要があります。

ただ、任意後見契約を交わした時点では何も変わりません。
いよいよ判断能力が低下し、後見申し立てをして初めて発効します。

つまり、運が良ければ使わずに終わることもあるわけです。

これが、氏が「頭の保険」と言う所以。

さらに、「任意後見契約に関する法律第三条の規定による証書の様式に関する省令の一部を改正する省令」(長っ!)によると、
任意後見人には結構いろんな権限を付与できるんです。

ご自分の面倒を見てほしい人がいるなら、
任意後見契約という保険は必須ですよ。


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 13:07│Comments(0)相続専門FP 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔