2021年11月20日

空き家問題の実態調査

「人間福祉と動物福祉の追求」を謳う株式会社アニスピホールディングスが、
空き家問題の実態調査を行ったようです。

対象は、40代〜70代の空き家所有者108名。

回答者の62%が、空き家を所有した原因が相続。

61%が空き家を活用しておらず、
一方で、55%は将来的に活用したいとお考えです。

空き家のままで放置しておくことの課題として、
・維持管理コスト・・・69%
・固定資産税など・・・63%
・治安や安全面・・・45%(複数回答)

皆さん、放置はよくないことは認識していらっしゃるんですね。
あとは、どういう選択肢を提示できるかが、私たちの腕の見せ所ですね。


【空き家所有者の61.1%が「空き家のまま放置」 一方で、56.1%は将来的には「活用したい」と意欲 建物維持費など「コスト面」に課題意識も】
〜空き家活用方法として「収益」と「社会貢献」の両立ができる、「障がい者グループホーム運営」に52.8%が興味〜

 株式会社アニスピホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田英明)は、40代〜70代の空き家所有者108名に対し、「空き家問題」の実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

・調査概要
 調査概要:空き家問題の実態調査
 調査方法:インターネット調査
 調査期間:2021年10月4日〜同年10月6日
 有効回答:40代〜70代の空き家所有者108名

・空き家所有者の61.1%が「活用していない」
 「Q1.あなたは、現在所有中の空き家を活用していますか。」(n=108)と質問したところ、「活用している」が35.2%、「活用していない」が61.1%という回答となりました。
Q1.あなたは、現在所有中の空き家を活用していますか。

・空き家の活用方法、「賃貸物件としての活用」や「物置としての活用」など
 Q1で「活用している」と回答した方に「Q2.現在所有中の空き家をどのように活用しているか、教えてください。(複数回答)」(n=38)と質問したところ、「賃貸物件としての活用」が52.6%、「物置としての活用」が44.7%、「シェアハウスとしての活用」が18.4%という回答となりました。
Q2.現在所有中の空き家をどのように活用しているか

・現在空き家を活用していない方の56.1%は、将来的に空き家を活用希望
 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q3.あなたは、将来的に空き家を活用したいと考えていますか。」(n=66)と質問したところ、「かなり考えている」が27.3%、「やや考えている」が28.8%という回答となりました。
Q3.あなたは、将来的に空き家を活用したいと考えていますか。

・空き家を所有するようになった経緯、「相続した」が62%、「新築した・新築を購入した」が13.9%
 「Q4.あなたが空き家を所有するようになった経緯を教えてください。」(n=108)と質問したところ、「相続した」が62.0%、「新築した・新築を購入した」が13.9%という回答となりました。
Q4.あなたが空き家を所有するようになった経緯を教えてください。

・空き家のままとなっている理由、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%で最多
 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q5.現在所有中の空き家が、空き家のままとなっている理由を教えてください。(複数回答)」(n=66)と質問したところ、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%、「活用したいがなかなか腰が重いから」が22.7%、「空き家の活用を特段考えたことがないから」が22.7%という回答となりました。
Q5.空き家のままとなっている理由

・空き家のまま放置しておくことに「コスト」面で課題意識
 Q1で「活用していない」と回答した方に「Q6.あなたは、所有中の空き家をこのまま空き家として放置しておくことに、どのような課題を感じていますか。(複数回答)」(n=66)と質問したところ、「建物の管理・維持のためのコスト」が69.7%、「固定資産税などのコスト」が63.6%、「不法侵入の可能性など、治安や安全面での課題」が45.5%という回答となりました。
Q6.放置しておくことに、どのような課題を感じていますか

・所有中の空き家を「障がい者用グループホーム」として活用することに、52.8%が「興味」
 「Q7.所有中の空き家を「収益化」と「社会貢献」の2つのメリットがある、障がい者用グループホームに活用することができるサービスに、興味はありますか。」(n=108)と質問したところ、「かなり興味がある」が23.2%、「やや興味がある」が29.6%という回答となりました。
Q7障がい者用グループホームに興味はありますか。

・「障がい者用グループホーム」への活用に興味がある理由、「収益になるから」や「社会貢献になるから」など
 Q7で「かなり興味がある」「やや興味がある」と回答した方に「Q8.そう感じる理由を教えてください。(自由回答)」(n=57)と質問したところ、「収益になるから」や「社会貢献になるから」など51の回答が得られました。
<自由回答・一部抜粋>
・59歳:不動産を有効活用しなければ固定資産税が負担となる。
・70歳:社会貢献にもなるから。
・50歳:収入になるかもしれないから。
・63歳:空き家を有効利用できるから。
・45歳:家族や親族に障害者が数名いて障害者施設は必要な場所なので貢献出来たら嬉しいから。
・60歳:社会貢献と収益確保という大きなメリットがあるから。

・まとめ
 今回、40代〜70代の空き家所有者108名に対し、「空き家問題」の実態調査を実施しました。

 まず、空き家所有者の61.1%が所有している空き家を「活用していない」ことが明らかに。空き家を所有するようになった経緯としては、「相続」した方が62.0%でした。

 次に、空き家を活用している所有者に活用方法を聞いたところ、「賃貸物件としての活用」や、「物置としての活用」に多くの票が集まりました。

 一方、空き家を活用していない所有者が、空き家のまま放置している理由としては、「解体しようにも費用がかかるから」が31.8%で最多の結果に。とはいえ、「建物の管理・維持のためのコスト」や「固定資産税などのコスト」など、空き家をこのまま放置しておくことには課題を感じており、約6割の方が、将来的には「空き家を活用したい」と考えています。

 さらに、空き家の活用方法として、52.8%の方が、「障がい者用グループホームへの活用」に興味を示しており、「収益になるから」や「社会貢献になるから」などを理由に挙げています。

 総務省が令和元年9月30日に公表した「平成30年住宅・土地統計調査」によると、日本の総住宅数6,240万7,000戸に対して、空き家数は848万9,000戸、空き家率は13.6%となっています。人口が減っているのにも関わらず、総住宅数は増え続けており、総住宅数・空き家数・空き家率共に過去最大の数値となっています。空き家を「障がい者グループホーム」として活用することは、「収益化」と「社会貢献」の2つのメリットがあるだけでなく、利活用されていない空き家が増え続けている「空き家問題」の解決手段としても有効な手段であると言えるでしょう。
(11月16日 PR TIMES)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 06:39│Comments(0)空き家 

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