2022年03月31日

「先生シェアハウス」

枚方市に、教員や塾講師向けのシェアハウスがあるそうです。

同業者が同居する「コンセプト型」シェアハウスのひとつ。
中学校、高校、大学、専門学校に勤める教員4人が暮らしてるんだって。

教員の疲弊はよく耳にします。
同じ悩みを持つ方々が交流し、支えあう場は貴重ですね。

オーナー曰く、「元気になれる『基地』にしたい」。
素晴らしい着眼点ですね。


【先生たちのシェアハウス 元教員、枚方に開設】

指導法や悩み、職場超え共有
 教育に携わる人限定の「先生シェアハウス」が枚方市に誕生した。指導法や悩みを語り合いながら暮らせるようにと元教員の野中健次さん(37)が開設した。教育現場では教員の年齢構成がベテランと若手に二極化する傾向があるほか、新型コロナウイルスの感染拡大で研修の機会も減っており、新たな支え合いの場として注目されそうだ。(満田育子)

 「『わいわい、がやがや』と集える場にしたい」――との思いから「わいが 舎や 」と名付けられた施設は昨年8月に完成。一戸建てで1、2階に入居者用の5室があり、ソファやダイニングテーブルが置かれた共用スペースを備える。学校の教員や学習塾の講師ら「教える」ことを仕事にしている人が対象で、現在は、それぞれ中学校、高校、大学、専門学校に勤める30代の教員4人が暮らす。野中さんもオーナーとして、妻・あずみさん(37)と子どもの3人家族で同居している。

 野中さんは府内の中学校に勤務した後、独立してICT教育を支援する会社を経営。SNSで全国の教員約1000人と交流する中で「先生たちは仕事が忙し過ぎて、新しい知識を学んで授業を楽しくする時間がなく、疲れている」と痛感した。

 学校現場では中堅教員が少なく、若手が年の離れた先輩に気軽に悩みを相談しにくいことも多い。さらに、コロナ禍で教員対象の研修や教科の研究会が減り、ほかの教員の授業を見学する機会も少なくなっている。こうした影響から孤立する教員もいる現状を知った。

 野中さんもシェアハウスで生活した経験があり、「住人同士の交流で学べることが多い」と感じていた。近年、システムエンジニアやデザイナー、起業家といった同じ専門職の人が同居する「コンセプト型」と呼ばれるシェアハウスがあることを参考に、「先生シェアハウス」を発案した。

 入居する大学教員の藤岡篤司さん(31)は、国際交流や多文化共生の研究や活動を行っており、小中学校や高校で総合学習の授業をする機会もある。「入居する先生たちに、学校現場のことを教えてもらっている」と話す。高校教員の女性(31)は「一緒に暮らせば、顔を合わせた時に話せる。学校での頑張りを分かり合えるし、励まされる」とする。

 入居者だけでなく、野中さんと親交のある教員らが協力し、親子でチョコレートを作るなど一般参加できるイベントも企画。経営者を招き、子どもの未来に必要な教育について語り合うこともある。学生ボランティアを募集し、放課後に地域の子どもの学習をサポートする計画も進む。

 野中さんは「先生同士はもちろん、子どもや様々な分野で活動する人たちと交流し、元気になれる『基地』にしたい」と話している。
(3月30日 読売新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 10:23│Comments(0)不動産よもやま話 

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