2022年06月09日

調査士人生最凶の地図混乱地域

先日、私の調査士人生の中で最凶最悪の現場が一段落しました。

ご相談をいただいたのが2020年6月。
2年越しですね。長かった〜

滅多にお目にかかれない現場ですので、
障りのない範囲でシェアしますね。

ここは、いわゆる衛星都市の住宅街。
皆さん、平穏に暮らしていらっしゃいます。

・・・が、実は地元では有名な公図混乱地域なんです。

市の地番図がこちら。
黄色がお客様の土地。集合地番が気になるでしょ?
地番図

で、法務局の公図はと言うと・・・
なんと非公開・・・_| ̄|○
キョーレツに錯綜しているってことです。

無理を言ってコピーしてもらったのがこちら。
なんと見事なモザイク・・・(^^;
おまけに、敷地内に里道が2本も通っている・・・
マイラー1

マイラー2

マイラー3


こういうケースでは、まず、土地の位置関係を解きほぐすために、
周囲一帯の分合筆の経緯を一覧にします。
分合筆経緯

なぜなら、例えば1-1が1-2を分筆し、後日1-3を分筆した場合、
土地の位置関係は,砲覆襪呂困如↓△呂△蠧世覆いら。
例

この作業で、次のような位置関係であろうという仮説を立てた上で、
法務局にも確認を取りました。
土地所在図

確認が取れたので、公図上の隣接地全て(府道、市道、里道2本含む)と、
現況でも隣接する方とは筆界確認書、現況で隣接しない方とは不隣接の確認書を
交わしました。

で、めでたく、合筆・地積更正登記が完了〜

私自身も一回り成長したに違いない。(^^;


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 09:00│Comments(0)境界 

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