2022年07月07日
「相続税と相続対策のポイント」
昨日、SG阪神いきかた研究会の勉強会を開催しました。
テーマは、「相続税と相続対策のポイント
〜専門税理士が見た失敗事例を踏まえ〜」
講師は、さすてな経営会計事務所の伊藤央真税理士です。
日本最大級の税理士法人で相続部に在籍していたご経験から、
相続対策の失敗事例などをお聞かせいただきました。
たとえば、
・相続人ではない孫を生命保険金の受取人にしてしまったため、
孫が「特定受遺者」となり、生前贈与の持ち戻しや2割加算されたケース。
・相続人ではない甥に収益不動産を遺贈したが、
特定受遺者である甥は、その他の債務や葬儀費用を控除できなかったケース。
・財産はいらないと言う相続人の一人が安易に相続放棄して、
税制優遇措置のいくつかが使えなくなったケース。 などなど。
改めて感じたのは、失敗事例に共通しているのは・・・
全体を見通せていない。
ある対策は、その部分については正解なんでしょう。
でも、それが他の財産などに及ぼす影響についての検証が漏れているんですね。
で、不満足な結果になっちゃった・・・
相続対策って、税金だけの話じゃないですから、
全体を見通せる専門家に相談すべきですよ。
土地家屋調査士 大阪 和田清人
テーマは、「相続税と相続対策のポイント
〜専門税理士が見た失敗事例を踏まえ〜」
講師は、さすてな経営会計事務所の伊藤央真税理士です。
日本最大級の税理士法人で相続部に在籍していたご経験から、
相続対策の失敗事例などをお聞かせいただきました。
たとえば、
・相続人ではない孫を生命保険金の受取人にしてしまったため、
孫が「特定受遺者」となり、生前贈与の持ち戻しや2割加算されたケース。
・相続人ではない甥に収益不動産を遺贈したが、
特定受遺者である甥は、その他の債務や葬儀費用を控除できなかったケース。
・財産はいらないと言う相続人の一人が安易に相続放棄して、
税制優遇措置のいくつかが使えなくなったケース。 などなど。
改めて感じたのは、失敗事例に共通しているのは・・・
全体を見通せていない。
ある対策は、その部分については正解なんでしょう。
でも、それが他の財産などに及ぼす影響についての検証が漏れているんですね。
で、不満足な結果になっちゃった・・・
相続対策って、税金だけの話じゃないですから、
全体を見通せる専門家に相談すべきですよ。
土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 07:24│Comments(0)│相続専門FP