2023年05月11日
「親の終活で経験した、墓じまい・仏壇じまいの実際とは?」
昨日、SG阪神いきかた研究会の勉強会を開催しました。
テーマは、「親の終活で経験した、墓じまい・仏壇じまいの実際とは?」。
講師は、CFP・社労士のかわせ尚孝さん。
ご自身の体験に基づいて、墓じまい等の大変さをお聞かせいただきました。
実は、「墓地を買う」と言っても、土地を買うわけではないんですね。
代が続く間は墓地を使える権利を買っているだけ。
つまり、墓を継承する(≒年間管理料を支払う)人がいなくなれば、
権利は消滅し、無縁墓として撤去されるのが一般的。
したがって、子供がいないご夫婦にとっては、
絶対にウヤムヤにできない問題なんです。
言葉で「墓じまい」だけなら簡単に聞こえますが、一番厄介なのは、
「取り出した遺骨はどうするの?」ってこと。
なんと! 遺骨を捨てると、刑事罰なんです。怖ぇ〜
要は、墓じまいするには、先に改葬先を決めておかないといけない。
永代供養墓や樹木葬などのように、モノを残すのか。
散骨や宇宙葬のように残さないのか。
代々続くお墓であればなおさら、親戚一同の合意形成が必要ですよね。
体力・気力のあるうちに、動くようにしてくださいね。
土地家屋調査士 大阪 和田清人
テーマは、「親の終活で経験した、墓じまい・仏壇じまいの実際とは?」。
講師は、CFP・社労士のかわせ尚孝さん。
ご自身の体験に基づいて、墓じまい等の大変さをお聞かせいただきました。
実は、「墓地を買う」と言っても、土地を買うわけではないんですね。
代が続く間は墓地を使える権利を買っているだけ。
つまり、墓を継承する(≒年間管理料を支払う)人がいなくなれば、
権利は消滅し、無縁墓として撤去されるのが一般的。
したがって、子供がいないご夫婦にとっては、
絶対にウヤムヤにできない問題なんです。
言葉で「墓じまい」だけなら簡単に聞こえますが、一番厄介なのは、
「取り出した遺骨はどうするの?」ってこと。
なんと! 遺骨を捨てると、刑事罰なんです。怖ぇ〜
刑法第190条
死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する。
要は、墓じまいするには、先に改葬先を決めておかないといけない。
永代供養墓や樹木葬などのように、モノを残すのか。
散骨や宇宙葬のように残さないのか。
代々続くお墓であればなおさら、親戚一同の合意形成が必要ですよね。
体力・気力のあるうちに、動くようにしてくださいね。
土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 08:10│Comments(0)│相続専門FP