2023年09月07日

「障害のある方の家計と親なきあと」

昨日、SG阪神いきかた研究会を開催しました。

テーマは、「障害のある方の家計と親なきあと」。
講師は、社会保険労務士・FPの久保田あきみ氏。
障害者が成人したあとのライフプランについてお聞かせいただきました。

厚労省の資料によると、障害者の総数は964万人で人口の7.6%。
身体障害者が436万人、知的障害者が109万人、精神障害者が419万人。

知的障害者は短命で、65歳以上が16%。
他方、精神障害者のうち65歳以上は39%もいらっしゃる。

親御さんの立場としては、この子が手にする収入で、
将来にわたっての生活費が賄えるかどうかは気になるところですね。

だから、氏は、FPとして子どものキャッシュフロー表を作り、
足りているなら援助不要。本人が幸せなことに使えばいい。
足りないなら、いくら足りないか、どう渡すかを助言してらっしゃる。

その他、必要に応じて、社労士として障害年金申請をお手伝い。

本当に困っているママさんたちに寄り添って、
ワンストップで多方面の提案ができるのは素晴らしいですね。


土地家屋調査士 大阪 和田清人
esouzoku at 11:24│Comments(0)相続専門FP 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔