境界

2023年08月06日

隣人の額を農具で殴っちゃったのね・・・

静岡県東伊豆町で、70歳の男が逮捕されたようです。
隣人の額を、「箕」で殴ったんだとか。

原因は、
境界トラブル・・・_| ̄|○

記事によると、以前からモメてたみたい。

静岡県土地家屋調査士会も、静岡境界紛争解決センターを運営しています。
お悩みを抱えている方は、お気軽に相談してくださいね。


【土地の境界線をめぐってトラブルか? 隣人の額を農具で殴り傷害の疑いで70歳男を逮捕=静岡県警】

土地の境界線をめぐって以前からトラブルとなっていた男性の額をちりとりなどとして使う「箕」と呼ばれる農具で殴るなどして、けがを負わせた疑いで70歳の男が警察に逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、静岡県東伊豆町に住む無職の男(70)です。男は8月5日午後3時頃、不動産業の男性(70)の額を箕で殴るなどの暴行を加え、けがをさせた疑いがもたれています。殴られた男性は、額が腫れるなどの軽傷です。

警察によりますと、男は被害男性が管理するアパートの隣に住んでいて、2人は土地の境界線をめぐって以前から揉めていましたが、事件当日、男性が草刈りをしていたところ、男が男性が使っていた箕を奪い、殴りかかったということです。

警察は、認否を明らかにしていませんが、男は「行為自体は認めるが、逮捕には納得がいかない」と話しているということです。
(8月5日 静岡放送)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/646037?display=1


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年06月28日

三市境!

多摩市の「百草三方の森緑地」に、
日野市・多摩市・八王子の三市境プレートがあるようです。

三市境

ん〜、いいですね〜
これは行かねば。

夏場は厳しそうか・・・(^^;

【日野市】3つの市の境界標!?「百草三方の森緑地」で日野市と多摩市と八王子市の境界ポイントを探ってみた!


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年06月20日

三県境プレート商品化

今まで気づかなかったけど、
三県境プレートのレプリカが商品化されたようです。

盗難に遭うくらいの人気なのね・・・

で、3市町がふるさと納税の返礼品にしたんだって。
埼玉県加須市
群馬県板倉町
栃木県栃木市

コレクターの皆さんは、ぜひ!(^^;


【「盗むぐらい欲しい人がいるのなら…」3県境プレート商品化、返礼品として活用】

 埼玉県加須市は、北川辺地域で県境を接する栃木県栃木市、群馬県板倉町と共同で、「3県境」に設置している金属プレートのレプリカを制作した。プレートが過去に盗難被害に遭ったことを踏まえ、「盗むぐらい欲しい人がいるのなら、商品化してしまおう」(加須市政策調整課)と企画した。3市町のふるさと納税の返礼品として活用する。

「3県境」を示すプレートのレプリカ

 金属プレートの実物は2016年、3県の県境が接している加須市北川辺地域の水田に設置された。「3歩で回れる3県境」として、多くの観光客が訪れるスポットとなったが、21年8月に何者かに持ち去られ、同年10月に作り直したものを再設置した。

 こうした経緯から、3市町はレプリカの制作を決めた。実物のプレートと同じ直径約8センチ、厚さ約1・2センチ、重さ約340グラムの真ちゅう製で、「三県境界」の文字と、3市町の名前、設置された地点の緯度経度が刻印されている。裏面には、シリアルナンバーも刻む。

 5万2000円を寄付すると返礼品が贈られる。光沢メッキ加工をしたレプリカもあり、寄付金5万9000円の返礼品となる。
(5月25日 読売新聞)


【栃木・埼玉・群馬の「3県境」を示す金属プレート消える…盗難か、市が被害届】

 栃木、埼玉、群馬の境にある全国でも珍しい平地の「3県境」で、県境を示す金属のプレートがなくなっていたことが17日、わかった。栃木県栃木市職員が同日午前、巡回中に気づいた。同市は盗難の可能性があるとして、栃木署に被害届を提出した。

 プレートは、栃木市と埼玉県加須市、群馬県板倉町の3市町が接する地点に立てたコンクリート製支柱の上に接着されていた。円形の真ちゅう製で、直径約8センチ。「三県境界」と書かれ、緯度、経度や3県の境界線が示されていた。2016年3月、3市町による境界の確認などを経て設置した。今月11日、栃木市職員が訪れた際はプレートはあったという。

 3県境付近では昨年6月、観光客向けに設置された記念撮影用のカメラ台が倒され、いす代わりに置かれた丸太も壊されるなどした。栃木市などが警察に被害を届け出たが、真相は不明のまま。栃木市の担当者は「プレートはかなりしっかり接着されており、相当な力でないと剥がれない。見るのを楽しみにする観光客も多く、悲しい気持ちだ。盗んだのであれば、返してほしい」と話している。
(2021/08/18 読売新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年06月13日

湯沢町と十日町市の境界争い 控訴へ

湯沢町と十日町市の境界線争い

やっぱりと言うか・・・
十日町市は控訴するようです。

スキー場施設からの税収が無くなっちゃったもんね。

ただ、湯沢町も控訴する意向なんだとか。

別の記事によると、高津倉山以南については当初、
地図のA−C線で町と市の認識が一致していたみたい。

訴訟の中で、市が新たに、分水界を根拠としてA−E線を主張し、
こちらが採用されたという経緯のようです。

行政界ですから、バックには議会や市民町民の声がありますもんね。
お互い、引くに引けませんよね・・・(^^;


【湯沢町と十日町市の境界線画定訴訟、十日町市が新潟地裁判決を不服として控訴へ 関口芳史市長「既存の境界線がずれるのはおかしい」】
湯沢町も控訴の意向

 新潟県の湯沢町が十日町市を相手取り境界線の画定を求めた訴訟を巡り、十日町市は6月10日までに、高津倉山の北側で湯沢町側の面積が広がる形での修正を認めた6月5日の新潟地裁判決を不服とし、近く東京高裁に控訴する方針を決めた。

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 新潟地裁は判決で、高津倉山北側の既存の境界線約1・5キロについて、湯沢町の請求通り十日町市側にずらすとの判断を示した。市が固定資産税の課税権を持っていたガーラ湯沢スキー場の一部施設が、町側へ入ることになる形だった。

 市は控訴の理由を「提出した歴史的資料について、証拠としての評価ならびに判断に疑義があるため」としている。6月16日の市議会6月定例会本会議で議決を得て控訴する方針。

 十日町市の関口芳史市長は6月10日、取材に対し「既存の境界線がずれるのはおかしい。江戸時代の町村管理や支配、利用の状況が重要で、判断自体に疑問が残る」と指摘。スキー場施設の課税権が町側に移ることについては「控訴と全く関係ない」と述べた。

 一方の湯沢町は、境界線が未画定だった高津倉山以南について、十日町市側の主張を認めた地裁判決を不服として、控訴する意向を示している。田村正幸町長は6月10日、取材に対し「一審で通らなかった町の主張を認めていただきたい」と話した。
(6月11日 新潟日報)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年06月06日

湯沢町と十日町市の境界線 判決の根拠は・・・?

湯沢町と十日町市の境界線争い、ついに判決が出ました。

高津倉山から北の係争部分は、湯沢町の主張の通りに移動。
南の未確定部分は、十日町市の主張通りで。

判決の根拠として、
「江戸時代における町村の管理、支配、利用等の状況」や
「水利・治水上の観点や地勢上の特性」が挙げられています。

大事なところなのでもう一度言いますね。

「江戸時代の管理・支配・利用等の状況」や「地勢上の特性」。

境界(筆界)が定められたとされる、明治6年の地租改正事業に
立ち返る必要があるわけです。

町が控訴する可能性はありますが、
確定すれば、事例研究の対象にしたいですね。


【町と市の境界線をめぐる“新潟県内で初めての裁判” 湯沢町と十日町市の“主張”と判決は】

新潟県の湯沢町が隣の十日町市を相手取り、境界線の修正などを求めた裁判の判決が5日、言い渡されました。

湯沢町と十日町市の主張と判決

この裁判は、湯沢町が隣の十日町市を相手に境界線の修正などを求め、2020年に提訴したものです。

裁判で湯沢町は、高津倉山と高石山を南北に結ぶ約5キロの区間で、境界が未画定になっている部分の境界を決めることや、高津倉山の北側にある現状の境界、約1.5キロについて、西側=十日町市側にずらすことを求めていました。

一方の十日町市は、1972年に『境界証明書』を国土地理院に提出しているため、境界はすでに決まっているとして請求棄却を求めるとともに、未画定区間については独自の境界を主張していました。

1990年から両自治体が協議を行ってきましたが、決着がつかず、県内では初めての境界を巡る訴訟となりました。

5日の判決で、まず境界が未確定となっている部分については、十日町市の主張する境界が認められました。

一方で、湯沢町が現状の境界をずらすよう求めていた区間については、湯沢町側の主張が認められました。

判決理由について、島村典男裁判長は「江戸時代における町村の管理、支配、利用等の状況」や「水利・治水上の観点や地勢上の特性」に鑑みたと説明しました。

判決により、両自治体にまたがる「ガーラ湯沢スキー場」の一部のリフトなどが十日町市から湯沢町に入ることになり、その分の固定資産税の課税権が湯沢町へ移る見通しです。

湯沢町の田村正幸町長は未画定区間の主張が認められなかったことについて「率直に残念。今後、控訴も含めて弁護士と相談しながら対応を決めたい」とし、十日町市も「判決の内容を精査し決定したい」とコメントしています。
(6月5日 新潟放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/496c609e0db5daa463aa0bfcbda77fabe72244ff


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年06月04日

湯沢町と十日町市の境界線争い いよいよ判決

湯沢町と十日町市の境界線争い、5日に判決が出るそうです。

私が拾った範囲で、過去の経緯を整理しますね。
 2019年07月29日 新潟県湯沢町と十日町市との境界未定問題
 2019年12月12日 新潟県初。自治体同士の境界確定訴訟
 2020年04月23日 湯沢町が動いた!
 2020年08月28日 湯沢町と十日町市 第1回口頭弁論

詳細はまだよくわからないのですが、
町の主張の根拠は、明治時代の絵図など。

他方、市の根拠は、過去に関係町村が国土地理院に提出した境界証明書。
境界線は相互の同意で成立済みということですね。

さぁ、どちらの資料が採用されるのか。
興味津々ですね。


【「ガーラ湯沢スキー場」の一部、湯沢町と十日町市が境界線争い…「課税権」影響】

 温泉やスキーの街として知られる新潟県湯沢町が、隣の十日町市を相手に境界線の修正などを求めた訴訟の判決が5日、新潟地裁で言い渡される。自治体の境界線を巡る協議が訴訟に発展するのは異例で、町の主張が認められれば、両市町にまたがる「ガーラ湯沢スキー場」がほぼすべて町に入り、固定資産税の課税権も町側に移ることになる。

湯沢町と十日町市の境界線

 音楽イベント「フジロック・フェスティバル」の舞台でもある湯沢町と日本三大峡谷「清津峡」がある十日町市は、県内有数の観光地として首都圏などから観光客を集めている。

 訴訟で湯沢町は、山中を南北に走る現在の境界線約1・5キロ・メートルを十日町市寄りにずらすよう求めている。請求通りに修正されると、町の面積が約1・5平方キロ・メートル増え、スキー場の市区域にあるリフトやリフト駅舎の所在地が町に変更される。

 境界線を巡る協議は、ダムの建設計画を受けて1990年から断続的に行われてきた。しかし建設計画は中止となり、協議も結論に至らなかった。湯沢町から間に立つよう求められた県も「調停に適さない」との判断を下したため、町は2020年に提訴した。

 町は、明治時代の絵図などを根拠に境界の修正と画定を要求。これに対し市側は、関係町村が以前、国土地理院に提出した境界証明書により「境界線は相互の同意で成立した」などと反論し、全面的に争ってきた。

 スキー場の固定資産税はかつて、運営会社がある湯沢町が大部分を徴収していたが、市内施設の課税権を主張した十日町市に一部を認めた経緯がある。

 取材に対し、町は「30年にわたる問題に決着をつけたい」とし、課税権目的の訴訟ではないと説明するが、市は「今回の司法判断で現在の境界線のまま画定すれば、ガーラの市内施設すべての課税権を主張できる」と、税収増につながると期待している。
(6月3日 読売新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2023年04月20日

寺の出入口にショベルカー・・・

掛川市で、寺の出入口にショベルカーを放置した男が逮捕されたようです。
寺への出入りを困難にさせた威力業務妨害。

動機は、
境界トラブル・・・_| ̄|○

寺と男の家はお隣さん。
これまでも土地の境界線をめぐってトラブルがあったんだって。

溜め込む前に、第三者に相談なさってくださいね。
全国の境界問題相談センター


【土地の境界線をめぐるご近所トラブルが原因か 寺の出入り口にショベルカー放置した疑いで78歳 無職の男逮捕=静岡・掛川市】

4月19日、静岡県掛川市で、寺の出入り口にショベルカーを放置して出入りを困難にさせた疑いで、78歳の無職の男が逮捕されました。土地の境界線をめぐる「ご近所トラブル」が原因とみられています。

威力業務妨害で逮捕されたのは、掛川市に住む無職の男(78)です。

警察によりますと、男は19日午前、自宅隣にある寺の出入り口の前にショベルカーを放置して、寺への出入りを妨げた疑いがもたれています。

19日午前9時すぎ、寺の家人から「重機が止められて出られなくなっている」と通報があり、警察官が駆け付けると、寺の出入り口にかかるようにショベルカーが横付けされていたということです。

調べに対し、男はショベルカーを操縦して、寺の前に置いたことは認めているということです。

逮捕された男の家と寺は隣合っていて、これまでも土地の境界線をめぐってトラブルがあったということです。警察は詳しい犯行の経緯などについて調べを進めています。
(4月19日 静岡放送)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2022年06月09日

調査士人生最凶の地図混乱地域

先日、私の調査士人生の中で最凶最悪の現場が一段落しました。

ご相談をいただいたのが2020年6月。
2年越しですね。長かった〜

滅多にお目にかかれない現場ですので、
障りのない範囲でシェアしますね。

ここは、いわゆる衛星都市の住宅街。
皆さん、平穏に暮らしていらっしゃいます。

・・・が、実は地元では有名な公図混乱地域なんです。

市の地番図がこちら。
黄色がお客様の土地。集合地番が気になるでしょ?
地番図

で、法務局の公図はと言うと・・・
なんと非公開・・・_| ̄|○
キョーレツに錯綜しているってことです。

無理を言ってコピーしてもらったのがこちら。
なんと見事なモザイク・・・(^^;
おまけに、敷地内に里道が2本も通っている・・・
マイラー1

マイラー2

マイラー3


こういうケースでは、まず、土地の位置関係を解きほぐすために、
周囲一帯の分合筆の経緯を一覧にします。
分合筆経緯

なぜなら、例えば1-1が1-2を分筆し、後日1-3を分筆した場合、
土地の位置関係は,砲覆襪呂困如↓△呂△蠧世覆いら。
例

この作業で、次のような位置関係であろうという仮説を立てた上で、
法務局にも確認を取りました。
土地所在図

確認が取れたので、公図上の隣接地全て(府道、市道、里道2本含む)と、
現況でも隣接する方とは筆界確認書、現況で隣接しない方とは不隣接の確認書を
交わしました。

で、めでたく、合筆・地積更正登記が完了〜

私自身も一回り成長したに違いない。(^^;


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2022年06月06日

150年越しの境界確定

千葉県我孫子市の、小学校と神社との境界が確定したそうです。

同校は明治6年創立。
開校以来ずっと、隣接する神社との境界が決まってなかったんだとか。

今回、崩れた崖の補修工事が必要になり、
最終的に和解が成立したんだって。

そもそも、なぜ決まっていなかったのかは記事から読み取れませんが、
「これでまたひとつ、この世から争いが消えた。」(メディエーター桐島丈一郎)


【「150年来の懸案」解決 小学校・神社の土地境界が確定 市長「明治からの問題、協議まとまった」】

 千葉県我孫子市立布佐小の開校以来、不確定だった隣接の神社との境界が確定したことが2日、分かった。同小は1873(明治6)年の創立。約150年前に出された“宿題”を終わらせ、星野順一郎市長は「明治初めからの問題で協議がまとまった」と感慨深げだった。

 同日の定例記者会見で市が発表。市教委によると、2019年秋の台風や大雨で、不確定だった境界付近などの崖の一部が崩れ、補修工事が必要になったことから、境界を確定させる必要が生じた。

 市が協議を求めたところ、神社側が別の土地の所有権移転を求めて市を提訴。協議の結果、3月、不確定だった境界も全て確定させることを含めて和解が成立したという。星野市長は会見で「最善の結果」と述べた。

 市は6日開会の定例議会に、崩落部分の工事設計に関する予算約700万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。
(6月3日 千葉日報)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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2022年05月31日

道路境界線のミス

藤沢市が、道路境界線をミスっていたようです。

記事によると、2014年から3年間かけて指定道路調書を作成。
この境界線が55cm違っていたとのこと。

2018年にここに建築した建物が、建蔽・容積率オーバー・・・_| ̄|○
市は再建築費など約2345万円を賠償するんだとか。

調書の作成業務を受託した業者からは質疑が出されていたけど、
十分が確認はなされなかったんだって。

やっちまったな・・・

1軒だけで済めばいいけどね。


【藤沢市、道路境界線設定ミス 住宅再建費2345万円賠償】

 藤沢市は30日、市による道路境界線の設定ミスで建築基準法に違反する状態になった一戸建て住宅の所有者に、同法に適合させるための再建築費などとして約2345万円を賠償すると発表した。

 同法は住宅が面する道路の幅を4メートル以上確保すると定めており、狭い道路の場合は、対象住宅の敷地内側に建物の壁面をセットバック(後退)して建設し、道路を確保する必要がある。

 市は2014年から3年間かけ、市内の延べ約6800路線の位置や幅員など記載した指定道路調書を作成した。賠償の対象となる一戸建て住宅は、18年に建築された建物で、調書には道路境界線が正しい位置よりも55センチ手前に設定されていた。誤りのある調書に従って建築したため、現況のままでは容積率や建ぺい率が超過してしまうことになった。

 市の現地調査で誤りが判明した。調書の作成業務を受託した業者から質疑が出されていたが、十分な確認はなされなかった。

 市の三上雅之計画建築部長は「所有者にご迷惑をかけ、多大の賠償金が生じる結果になった。おわびする」と謝罪した。市は、損害賠償に要する費用を22年度一般会計補正予算案に計上した。
(5月30日 神奈川新聞)


土地家屋調査士 大阪 和田清人
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