東日本大震災から 10日余り その犠牲者は 死者行方不明で二万人以上に達し、日本にとってまさに最大の国の危機を迎えていると言う不安は多くの国民が持っている。

菅首相が 「 明るい光が見えて来た・・・」 と言えば言うほど 疑問に頭を傾けてしまう。

今後予想されるもっとも近々に起ころうであろうと言う事態は、放射能という目に見えない敵との戦いと、電力不足と言うまさに目の前が見えなくなる恐怖との闘いが待っている。

福島原発の事故は 関東地区で今後慢性的な電力不足をもたらすことは間違いない。
東電は4月末までに4000万キロワットの電力復旧を目指すとしていますが、昨年の夏のピークの 電力量の6000万キロワットからすれば3分の2ほどの電力しかなく、節電は当然のこととしても、 この慢性的な電力不足は関東圏の企業からすれば最悪で、工業生産の増産は出来ない事となるだろう。

放射能との闘いはもっと厄介で、「放射能値は体に安全な範囲内・・・」と政府や識者、マスコミが繰り返し報道しても、農作物や水産物などの影響を考えれば 風評被害に限らず現実問題として 残留放射能値は大きく消費者に選択を思いとどまらせることとなる。
水道水などの懸念も出始めている中では 福島原発の放射能を完全に封じ込めるまで今後数年に渡りこの放射能との闘いが続く・・・・

東北の太平洋側が地震により大きな被害を受けたことは 農産物 水産物に大きな影響を与える。

福島県といえば 東北第3の農業県であり 東北最大の工業県。
米をはじめ多くの農産物があり、それらの需要は福島産ということだけで今後は敬遠される事となるのは予想がつく。
また宮城の気仙沼港といえば、 マグロ、カツオ、サンマは、全国有数の水揚げ高を誇る。 フカヒレの産地としても有名であり、水揚げ量は日本一
大船渡は 太平洋セメント大船渡工場があり、セメント産業の拠点
陸前高田とならび この3つの町は 東北の大きな漁港だったのだが この港が姿を消した。

釜石といえば ラグビーで日本中を歓喜させた土地だが ここも街が大きく変わってしまった。

東北の中心地 仙台も大きな被害を受けた

東北の産業 物流の被害はどの程度の影響を与えるか想像もつかない。