>NHK教育で毎週日曜日の夕方6時から1時間放映されている
「白熱教室」という番組を見たことがある人はどのくらい居るだろうか?

この番組が非常に面白い

この番組は かの世界で最も有名で権威があると言われるハーバード大学の人気授業
サンデル教授の哲学の授業 「正義 Justice」という科目を毎回放映しているのだが、
大学の講義がこんなにも引き込まれるのかと驚くほど面白く 考えさせられてしまう。

第1週のテーマは 「殺人に正義はあるか」 というもの。
<犠牲になる命を選べるか> という問題点から

「あなたは時速100kmのスピードで走っている車を運転しているが、ブレーキが壊れていることに気付きました。前方には5人の人がいて、このまま直進すれば間違いなく5人とも亡くなります。横道にそれれば1人の労働者を巻き添えにするだけですむ。あなたならどうしますか?」  とサンデル教授は、架空のシナリオをもとにしたこの質問で授業を始める。

講義を聞いているハーバード大学の大半の学生は5人を救うために1人を殺すことを選ぶという選択をした・・・・。

しかし、授業の中でサンデル教授は続いてさらに同様の難問を繰り出し、学生が自らの解答を弁護していくうちに、道徳的な根拠は、多くの場合矛盾しており、そして、何が正しくて、何が間違っているのかという問題は必ずしもはっきりと白黒つけられるものではないことを明らかになっていく。

本当に 5人を助けるためには 本当は安全であったはずの場所で見ていただけの
 別の一人を犠牲にしてよいのか?

この設問には 一緒に考えさせられました。

学生たちと 教授との質疑のやり取りには考えさせられます。

先週 5/2の放送の第5回講義は 「お金で買えるもの 買えないもの」

<兵士は金で雇えるか>という設問
政府は国民を徴兵し、戦場に送ることができるのか?徴兵に市場システムを組み合わせるのは正義か?兵士を確保するための3つの方法、すなわち志願制、徴兵制、傭兵制について議論する。給料をもらうために兵役につく「志願制」は一見自由な選択に見える。しかし、経済的機会に恵まれないから軍隊に入らなければならないのなら、それは「強制」なのではないか?そもそも、兵役は愛国心にかかわる市民の義務なのではないか?では、そこには「同意」があるのか・・・?

アメリカと言う徴兵制のある国の若者たちと 日本と言う 一見平和に見えて 実は国民が自分たちで国を守るという理念を忘れかけている国民のいる現状・・・

哲学と言う場で考えさせられるのですが 深い授業です。

ジャステス01NHK教育