2021年08月04日

適正価格とは?

先日原付2種登録と公道走行に問題がある車両を
指摘した事により、とある会社から誹謗中傷を受けています。

この件に関しましては、当方として出せる情報は全て
出しましたので、これ以上は書きません。
あとは総合的にお客様に判断して頂く事に致します。

ただ、その業者による
当方がオークションでの吊上げ行為を行なっている
という点については、事実と全く異なる為、
改めてこちらでお話させて頂きます。

そもそも適正価格とは何なのでしょうか。
基本的に通常、価格というのは販売者が決めるものですが
その価格が適正かどうかというのは購入者が決める事です。

例え原価を下回る赤字価格で販売しても
それを高いと感じる人が多数いるようであれば
それは適正価格ではありませんし
そもそも商売として成り立ちません。

商品というのは原価や仕入れにかかった経費だけではなく
そこにどれだけの付加価値を付けられるか
という事が一番大事なのであって
それは形に見えるものではなくサービスや信頼など
少しずつ積み上げていく目に見えないものも含まれます。

当店では、仕入れた車両全てに
ハンドメイドで公道仕様のカスタムを行っており
さらに細かな配線の接触不良まで細かくチェックしています。
この作業には1台あたり半日〜一日かかります。
また、故障などの対応には迅速に対応し
関東近郊であれば直接ご自宅に修理にお伺いするなど
アフターサービスにはかなりの力を入れています。

このような地道な積み重ねが商品にさらに価値を与えます。
当店ではご紹介や2台目の購入が非常に多いという事も
そのような対応が評価されての事と思います。

例えば地域密着型の電気屋さんが、量販店よりも
高い価格で販売しても商売として成り立つのは
それだけのサービスを提供しているからです。

このように、その商品にどれだけの付加価値がつくのか
というのは、車両そのものの仕入れ価格とはまた別で
適正価格とは消費者であるお客様が決める事が
本来あるべき姿ではないかと当店では考えています。
その為にベストな販売場所がオークションというわけです。

現在、当店ではオークションのみで販売している為
今までオークションに参加された事のない方もいらっしゃいます。
その為、評価新規の方や評価の少ない方の入札があり
その点から吊上げ行為をしているのではないかと疑われています。

これは商品とサービスに自信を持って販売している当店としては
非常に悔しく憤りを感じる事です。
先日もTwitter等で投稿しましたが、当店では1日1台の生産と販売が
今のところ限界で、吊上げによって自身で落札した場合には
その日の売り上げはゼロになりますので、メリットが全くありません。

また、現在オークションではアカウント作成に携帯のSMS認証が
必須とされています。アカウントを作るたびに携帯を契約する
というのは果たして現実的でしょうか。

前述のように、適正価格というのは販売者ではなく
お客様がそれぞれ決めるものですから、
例え吊上げ行為を行ったとしてもそれ以上のものには
ならないはずです。
つまり、ほとんど意味がないという事です。

オークションのみで販売していると価格の変動は常にあります。
例えばT9は原付1種で乗れる事からライト層のご購入が多いのと
ライバル車種も多数ある事から、価格が安定しない傾向があります。
先日は最安値で10万円を切った事があります。
この価格ですと、オプションがつかない限りは
1台の生産に1日をかけるようなハンドメイドの生産は
商売として成り立たない計算になります。

その為、苦渋の選択として現在11万円スタートとさせて頂いております。

原付2種モデルに関してはコアなファンが多い為か
1円スタートでも高値安定傾向にあります。

非常に長文になり申し訳ございませんが
これはどうしても皆さまにお伝えしておきたかった事です。

もし今後オークションで入札価格が上がらない事が続けば
それは商品としての魅力がもう既に失われているか
当店のサービスという付加価値が評価されていないという事になり
販売を続ける意味はないのでしょう。

そうならない為にも、当店では常に商品の改良や
サービスの向上に力を入れていきたいと思います!
 

ess_tamo at 13:26|PermalinkComments(2)

2021年07月29日

11X販売開始しました!

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昨年末から着々と準備を進めていた
11X(ZERO11X)を現在ヤフオクにて出品しています。

先日販売させて頂いたT10DUAL(ZERO10X)の
2000W仕様は、当店ではじめて販売した軽二輪の
電動キックボードでした。
そもそも、軽二輪登録の電動キックボードは全く前例がなく
当店としても手探りの状態で進めてきました。

電動キックボードを軽二輪登録するというのは
なかなかハードルが高く、原付のようにはいきません。
その為、登録まで数か月にわたり何度も税関や陸運局に足を運びました。

そして、ようやく必要な書類と手続き、車両の仕様変更を経て
T10DUAL、そして今回11Xの販売にまでたどり着きました。
サポートして頂いた税関や陸運局の方々には大変感謝しております。

元々、軽二輪登録は11X販売の為に進めてきました。
電動キックボードとしては最速の車両ですから
これを何とか公道で走らせる事は出来ないかと思ったのです。


まず最初に登録した軽二輪仕様のT10DUALですが
実際これでも公道では十分すぎるほどのパワーで
何とかぎりぎり両手で持ち上げる事の出来る重さでもあり
日本で11Xを販売する意味はあるのかとも考えました。

そこで、実際に11Xをまず当店のテスト用に輸入して
軽二輪登録をした公道仕様に仕上げてみて
販売するかどうかの結論を出そうという事になったのです。


そして、テスト走行を何度も繰り返し、通勤にも毎日使用して
11Xの走行時の安定性や強烈な加速感に驚かされました。
T10DUALとはまるで別次元の走りなのです。

まずパワーですが、信号が青に変わり
ターボ&DUALモードでフル加速すると
容易にホイールスピンします。
バックミラーを見ると後続車は遥か向こうです。
慣れるまでアクセル全開にはとても出来ません。
私は大型バイク(TX650とCB1300)にも乗るのですが、
モーター車は出だしからトルク全開の特性なので
そういうバイクで加速する感じにも似ている印象です。
その為、市街地走行では気を付けないと
あっという間に速度オーバーです。
また、幹線道路でもパワー不足を感じるどころか
やはり速度オーバーに気を付けて走る感じになります。
幹線道路での追い抜きも難なくこなします。

このあたりはT10DUAL(2000W)だと
幹線道路の流れ(60km/h前後)に乗るのが
限界といった感じですが
11Xでは余裕でクルージング出来てしまいます。

そして、そんなモンスターマシンだと
街乗りでは乗りにくくて仕方ない
と思われるかもしれませんが
エコ&シングルモードに設定すると
出だしにホイールスピンをする事もなく
T10くらいの加速感で丁度いい感じに走れます。
なお、エコ&シングルモードでスピード設定を
一番遅い「1」にしても、最高速は40km/h位まで出ます。
実際街乗りはこれで十分です。
私も通勤時には常に上記の設定にしています。
それでも急な坂道も余裕で登りますし
車の流れにもスムーズに乗っていけます。
また、エコ&シングルモードであれば
120~160kmは走れますので、通常使用において
充電を気にする事もほとんどなくなります。

結論としては、とても乗りやすく
そして時に強烈な加速を楽しむ事も出来る
非常に魅力的な車両であるという事になり
販売する事を決めた次第です。

もちろん大きい事によるデメリットもあります。
車重は50kg以上ありますから
大人一人で持ち上げるには相当な筋力が必要です。
その為、折りたたんで持ち運びという用途では
ほとんど使う事が出来ないでしょう。
ただし、バイクに比べれば圧倒的に軽いので
押して歩いたり、倒れた場合の引き起こしは
全く苦になりません。
また、簡単に持ち歩けないという事は
盗難にも遭いにくいというメリットもあります。

いずれにしましても
折りたたんだり持ち運びをする事がないという場合には
これ以上のものはないという位、魅力的な車両です。

もし資金に余裕のある方でしたら
セカンド電動キックボードとして最適です。
普通はパワーのある車両をメインと呼ぶ事が多いと思いますが
電動キックボードの場合は持ち運び出来る事が
大きな魅力のひとつなので、まずは原付仕様の
小型な車両をメインとして持ち、2台目に
11Xを持つというのが、非常に贅沢ですが
最高の組み合わせではないかと思います。


今回出品分の車両のあと
しばらくは入荷予定がありませんので
気になる方はこの機会を見逃さないで下さい!
よろしくお願い致します。


ess_tamo at 23:18|PermalinkComments(0)

2021年06月17日

当店のこだわり車両紹介(T10PLUS編)

今回は当店でPFL X11と並ぶ人気モデル
T10PLUSのこだわりポイントをご紹介します。

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車両自体の基本性能はHPやオークションページで
詳細を載せていますので省略させて頂きます。


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まずはこちら。ホーンです。
試作段階でホーンは非常に悩んだ部分でもあります。
オートバイ用の一般的なホーンを使用すると
コンバーターの容量的に厳しい部分があり
なるべく消費電力の少ないタイプで
小柄な電動キックボードの車体に付けても
違和感のないものを探していました。

ただ、上記画像タイプですと音量的に厳しいものが多く
ホーンを製作している工場に直接交渉して
音量アップと聞こえやすい音色になるよう特注しました。
特注の場合は基本的に大量発注が必要な為、現在相当な数の
ホーンを在庫しています(笑)


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次にテールランプ、ナンバーステーです。

これも様々なテストをした結果、この形になりました。
T9とT10ではナンバーステーの位置が異なります。
なぜそうなのか疑問に思われた方も多いのではないでしょうか。

それは折り畳み時の収納性と反射板が関係しています。

T10では折り畳み時にハンドル上部が
画像赤色のキャリパーの上あたりまで来ます。
その下に空間があるので、収納性向上のために
その位置にテールランプとナンバーが収まるようにしました。
これは、T10が原付2種モデルの中でも持ち運びに
重点を置いている為です。
足を置くデッキ後方に被らないよう位置調整にも配慮しました。

また、T9のように後ろ向きにステーを設置する場合には
後輪モーター車軸にステーを共留めする事になりますが
この部分にステーを付ける事は安全性の上で却下しました。
オートバイの整備などされる方でしたらお分かりかと
思いますが、この部分のナットはトルクレンチで管理する部分であり、
緩んだり脱落する事が1mmでもあってはならない場所です。
そうなった時は大事故につながります。
そこに長いステーを付けると衝撃や振動などにより
テコの原理でナットが緩んでくる危険性があるわけです。

なお、T9やT10では万一ステー固定部が緩んでしまっても
接地したりタイヤに干渉したりする事のないように
必ずストッパーとなる部分で止まるようになっていて
安全面に最大限配慮した作りとなっています。

そして、後方に取り付けるナンバープレートによって
反射板が完全に隠れてしまう事も理由のひとつです。
T9ではステーの角度が浅い為、反射板は隠れません。
なお、反射板が見えないともちろん
違反になってしまいます。

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T9はナンバーを付けても下の反射板が隠れない


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次にテールランプについて。
これも数十種類のパーツを試して、最終的にこの形に行き着きました。
このテールランプを採用したのは理由があります。

まず、電動キックボードの場合
構造上あまり高いところにテールランプは取付できません。
そうすると、視認性という面で不安が出てきます。

そこで上方にも光を拡散する、レンズが立体的な形状を
選ぶことで、高い位置(特にトラックなどを意識しました)でも
テールランプの点灯が確認しやすくなりました。
角度調整が出来るタイプというのも大きなポイントです。
これはトラックの座席からどう見えるのかも
実際にテストを行って確認しています。

もちろんナンバー灯の部分は白でなくてはなりません。
レンズ自体が赤だと、ここも赤く光っているものが多数あります。
これも違反になりますので注意が必要な部分です。


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最後にミラーです。
当店では特にバーエンドタイプのものを採用しています。
T9、T10などは、折り畳み時にハンドルも折りたたむ事ができますが
通常タイプのミラーですと、折り畳み時には横に大きく突き出す形
となり、収納性が良くありません。
当店の車両はフロントウインカーがバーエンドタイプではない為
この場所にミラーを付ける事でこの問題を解決しました。


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このように折り畳み時もミラーがあまり邪魔になりません。
T9、T10では収納時の携帯性を特に重視しています。


細かなこだわりポイントは他にもたくさんあり
中の配線などは様々な工夫がされているのですが
場所的にお見せ出来ないのが残念です。


以上、当店のこだわり車両紹介(T10編)でした!



ess_tamo at 15:34|PermalinkComments(0)