2022年03月05日

バッテリー増設でパワーアップ?

今日はバッテリー増設について書いてみたいと思います!


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これがバッテリー増設した場合のバッテリーケースです。
取付位置はハンドルの前側、後ろ側どちらでもいけます。
(後ろ側にするとシート付きの車両は折りたためなくなる場合があります)

車両本体に内蔵されているバッテリーに加えて
バッテリーケースにもうひとつバッテリーを追加出来ますので
航続距離を大幅に伸ばす事が出来るわけです。

では、そのメリットとデメリットを挙げてみましょう!

まずはデメリットからいきましょう。

①車体が重くなる
②防水性能が落ちる
③見た目がスマートではなくなる

大きくはこの3点です。

車体が重くなる事により
持ち運びがしにくくなったり
走行時の軽快さがなくなったりします。
これは増設するバッテリー容量にもよりますが
13Ah程度であれば影響は少ないです。
18Ahを超えてくると車体重量もかなり増えて
少しハンドリングが重く感じるようになります。
また、車種によっては駐輪時にサイドスタンドが
車体を支えにくくなり、不安定になります。

防水性能は、やはりバッテリーを車体の外に
出している事からある程度落ちてしまいます。
バッテリーケース内のバッテリーを防水シートで
保護したり、コネクタを防水施工するのは効果的です。

見た目に関しては
スマートさが失われますが、バッテリーケースは
バッテリーを取り外せば小物入れとしても使える為
実用性という部分では非常に良いです。


では、メリットです。

①航続可能距離がのびる
②パワーアップする
③寒さの影響を受けにくくなる


さて、①は当然なのですが
②と③のメリットについては
意外と知られていないのではないでしょうか。

モーターを変えるわけでもないのに
本当にパワーアップするの!?
と思われるかもしれませんが、実はそうなのです。

これは、
バッテリー容量が増えると電圧が下がりにくくなる
という事が関係しています。

どういう事かといいますと
通常、急な加速をする時や急な坂道を上る時は
負荷がかかる為、電圧が一時的に下がります。
車両のディスプレイには電圧を表示する事が出来ますが
この数字を見ていると、上記のようなシチュエーションで
電圧が落ちるのを確認する事が出来ます。
また、バッテリー残量計は電圧と連動していますので
バッテリー残量も一時的に減って、負荷がなくなると
また元に戻るという現象が起きます。
特に冬などの寒い時期では顕著にこれが出ます。

電圧が下がるという事は、モーターに送られる電流も
下がる事になりますので、当然その分パワーダウンします。

ところが、バッテリー増設をして容量が大幅にアップすると
電圧の変動が非常に小さくなります。
パンパンに水が入ったビニール袋の穴から
勢いよく水が出ていくのをイメージしてみて下さい。
この「水が出ていく勢いの強さ」が電圧です。

そうすると、バッテリーの容量アップで
電圧が下がりにくくなれば
急加速や坂道など大きな負荷のかかる場面で
安定して多くの電流を流す事ができるので
それはパワーアップする事につながります。

そして冬の寒い時期でも、容量アップする事で
電圧低下の影響をある程度カバー出来るのです。

これは大きなメリットですね。


ただ、パワーアップする事で
デュアル仕様などオーバーヒートを起こしやすい車両は
知らないうちに負荷をかけすぎる場合もあるので
注意が必要です。

また、電圧が下がりにくくても
多くの電流を流す事で、その分確実にバッテリーは減ります。
せっかくバッテリー容量を増やしても
パワーが出るのでついついアクセルを開けてしまうと
航続距離が思ったより伸びないという事がありますので
この点にも注意が必要です。


当店ではバッテリーの増設など
カスタムを承っておりますので
興味のある方は是非ご相談下さい!


(追記)
並列でバッテリーを増設する場合は
2つのバッテリー容量が全く同じか
なるべく近いものを選択する事をお勧めします。
あまり容量差があると、循環電流により
効率が悪くなってしまう為です。
また、乗らない時には増設バッテリー側の
ソケットを抜いておくようにしましょう。
2つのバッテリーがつながっていると
バッテリー残量が徐々に減っていきます。

容量差の大きな増設
例えば、本体25Ahに10Ahのバッテリーを増設
するような場合は、両方の容量を最大限に生かす為
切替スイッチやバランサーを付けるのがベターです。

ただ、電動キックボードの場合
配線周りなどのスペースに全く余裕がない場合も多く
容量の近いバッテリーを並列で繋ぐ手法がシンプルですし
よく用いられます。

当店では、バッテリー増設の様々なテストを行っていますが
適切に運用すれば並列接続でもロスはそれほどなく、
バッテリーへの負担も大きくない事から、
基本的には並列接続でバッテリーを増設しています。

ただ、必ずどちらのバッテリーも満充電で運用して下さい。
満充電と減っているバッテリーを並列に繋ぐのは
非常に効率が悪く、バッテリーの寿命を短くする原因にもなります。
そして、使わない時は増設バッテリーのコネクタを抜く。
こうする事で、増設したバッテリー容量を効率的に使う事ができ
安全に運用する事が出来ます。


ess_tamo at 22:56|PermalinkComments(0)

2021年12月01日

便利グッズご紹介

今回は、電動キックボードに乗られる方にとって

非常に便利なグッズをご紹介します。


当店では、電動キックボードで公道を走るにあたって

一番大切なものは、やはり「安全」だと思っております。


その安全にとって非常に重要なのが

ブレーキとタイヤです。


今回は、その中でもタイヤの空気圧にポイントを絞ってみましょう。


皆さん、タイヤの空気圧管理はしっかりされていますか?

ご購入後、一度も空気を入れた事がない

という方もいらっしゃるようなので

ここで空気圧管理の重要性と、その為に便利なグッズを

ご紹介したいと思います。


空気圧は通常このようなゲージで測ります。


61uNFSHxL-L._AC_SL1500_


例えば、T9の場合は空気圧が45PSI(310kpa)と

指定されていますので、空気圧ゲージのノズルの先端を

タイヤのバルブ(プラスチックの黒いキャップを外す)に

当てて、数字を見ます。

空気圧には色々な単位がありますのでご注意下さい。

こちらのページで詳しく載っています。


この数字が規定値以下の場合は空気を補充しなければなりません。

なぜ補充しなければならないのでしょうか?

理由としては、空気圧が下がる事で


〇ハンドルの操作性が悪くなる

〇抵抗が増える事で航続距離が大きく落ちる

〇タイヤが偏摩耗してしまう

〇パンクの原因になる


このようなものが挙げられます。

特に一番最後のパンクに関してですが

チューブモデルの車種の場合、走行中チューブに損傷が出て

一気に空気が抜けると非常に危険です。


では何故空気圧が低いとチューブを傷めるのでしょうか。

それは、チューブが必要以上に変形(潰れる)して

チューブのサイド面が摩耗してくる為です。

この摩耗した部分は穴が開いたり、裂けやすくなります。


今まで多くのチューブのパンク修理をしていますが

多くの場合はこのケースが当てはまります。


空気圧を規定値に保つ事がいかに重要か

お分かり頂けたのではないかと思いますが、

実際に普段あまりバイクに乗られないユーザーの方には

何を使って空気を入れたらいいか分からない。。。

という方も多くいらっしゃるのが現状です。


セルフスタンドに持ち込んで、備え付けのコンプレッサーで

空気を入れるというのもひとつの方法ですが

出来れば月に1回以上はチェックして頂きたいのと

車をお持ちでない方はスタンドに持ち込みにくい

というのもあるかと思いますので、

ご自宅に空気入れを備えておくのがベストです。


では、どのような空気入れが使えるのでしょうか。



61QIfE-NCYL._AC_SL1500_


これは主に自転車用として使われる空気入れですが

これで空気は問題なく入れる事が出来ます。

ただ、ゲージが付いていませんので

ゲージで測定↔空気を入れる

というのを何回か繰り返す必要があり不便です。

その為、ゲージ付きの空気入れを購入するのもいいですが

当店で一番お勧めしたいのは、電動&自動で空気を入れてくれる

小型のコンプレッサーです。


610fGQpuhqL._AC_SL1000_

Amazonでの購入はこちら


この手のアイテムは3~4000円で購入する事が出来

気軽に空気を入れられる事から、長い目で見ると

買っておいて全く損はない物だと思います。

上記の商品は、何を買ったらいいか分からない

という方の為に一応参考として挙げさせて頂きました。

また、電動キックボードだけでなく

車やバイク、自転車、遊具など様々な用途で使えるので

大変重宝すると思います。


安全の為にも、是非このようなアイテムを使って

日常的に空気圧を管理するようにして下さいね。


ess_tamo at 21:29|PermalinkComments(0)

2021年08月04日

適正価格とは?

先日原付2種登録と公道走行に問題がある車両を
指摘した事により、とある会社から誹謗中傷を受けています。

この件に関しましては、当方として出せる情報は全て
出しましたので、これ以上は書きません。
あとは総合的にお客様に判断して頂く事に致します。

ただ、その業者による
当方がオークションでの吊上げ行為を行なっている
という点については、事実と全く異なる為、
改めてこちらでお話させて頂きます。

そもそも適正価格とは何なのでしょうか。
基本的に通常、価格というのは販売者が決めるものですが
その価格が適正かどうかというのは購入者が決める事です。

例え原価を下回る赤字価格で販売しても
それを高いと感じる人が多数いるようであれば
それは適正価格ではありませんし
そもそも商売として成り立ちません。

商品というのは原価や仕入れにかかった経費だけではなく
そこにどれだけの付加価値を付けられるか
という事が一番大事なのであって
それは形に見えるものではなくサービスや信頼など
少しずつ積み上げていく目に見えないものも含まれます。

当店では、仕入れた車両全てに
ハンドメイドで公道仕様のカスタムを行っており
さらに細かな配線の接触不良まで細かくチェックしています。
この作業には1台あたり半日〜一日かかります。
また、故障などの対応には迅速に対応し
関東近郊であれば直接ご自宅に修理にお伺いするなど
アフターサービスにはかなりの力を入れています。

このような地道な積み重ねが商品にさらに価値を与えます。
当店ではご紹介や2台目の購入が非常に多いという事も
そのような対応が評価されての事と思います。

例えば地域密着型の電気屋さんが、量販店よりも
高い価格で販売しても商売として成り立つのは
それだけのサービスを提供しているからです。

このように、その商品にどれだけの付加価値がつくのか
というのは、車両そのものの仕入れ価格とはまた別で
適正価格とは消費者であるお客様が決める事が
本来あるべき姿ではないかと当店では考えています。
その為にベストな販売場所がオークションというわけです。

現在、当店ではオークションのみで販売している為
今までオークションに参加された事のない方もいらっしゃいます。
その為、評価新規の方や評価の少ない方の入札があり
その点から吊上げ行為をしているのではないかと疑われています。

これは商品とサービスに自信を持って販売している当店としては
非常に悔しく憤りを感じる事です。
先日もTwitter等で投稿しましたが、当店では1日1台の生産と販売が
今のところ限界で、吊上げによって自身で落札した場合には
その日の売り上げはゼロになりますので、メリットが全くありません。

また、現在オークションではアカウント作成に携帯のSMS認証が
必須とされています。アカウントを作るたびに携帯を契約する
というのは果たして現実的でしょうか。

前述のように、適正価格というのは販売者ではなく
お客様がそれぞれ決めるものですから、
例え吊上げ行為を行ったとしてもそれ以上のものには
ならないはずです。
つまり、ほとんど意味がないという事です。

オークションのみで販売していると価格の変動は常にあります。
例えばT9は原付1種で乗れる事からライト層のご購入が多いのと
ライバル車種も多数ある事から、価格が安定しない傾向があります。
先日は最安値で10万円を切った事があります。
この価格ですと、オプションがつかない限りは
1台の生産に1日をかけるようなハンドメイドの生産は
商売として成り立たない計算になります。

その為、苦渋の選択として現在11万円スタートとさせて頂いております。

原付2種モデルに関してはコアなファンが多い為か
1円スタートでも高値安定傾向にあります。

非常に長文になり申し訳ございませんが
これはどうしても皆さまにお伝えしておきたかった事です。

もし今後オークションで入札価格が上がらない事が続けば
それは商品としての魅力がもう既に失われているか
当店のサービスという付加価値が評価されていないという事になり
販売を続ける意味はないのでしょう。

そうならない為にも、当店では常に商品の改良や
サービスの向上に力を入れていきたいと思います!
 

ess_tamo at 13:26|PermalinkComments(2)