12月末終了

12月末が終了しました。

今月（12月）のパフォーマンスは
499百万円→752百万円(+50.7%)
でした。

最終日（半日でしたが）にさらに1000万円以上の上げを記録して今年の最高値で年を終えることが出来ました。

今月も原動力はサイボウズ（4776）でした。先月末は55万円を割る水準でしたが、5分割の発表＆第3Qの好調等もあって、月末には時価総額1000億円超となる108万円まで上昇して終了しました。先月が1.5倍で、今月は約2倍です。
おそろしい上昇です。
分割の発表時などに少しずつ売却していますが、依然としてポートフォリオの主力銘柄であることには変わりありません。

ベンチマークは、
日経平均　　　14872円→16111円（＋8.3％）
ジャスダック平均　111.61円→130.21円（＋16.7％）
でした。

今月の日経平均も強かった印象でしたが、それ以上にジャスダック平均の強さが光ります。
まあ、どっちかというと何でも上がっていた感じですかね。
特に不動産流動化関連を多く保有していた方は、非常に良いパフォーマンスになったのではないでしょうか。

先月末に来年を睨んで下げれば買い、上がればほっとく感じと宣言しましたが、年初の銘柄入れ替えを睨んで、来年組み入れたい銘柄に買いを入れました。
若干は購入できましたが、地合が強いせいかなかなか組み入れは進みませんでした。

来月も地合は全体的に強いことが予想されます。
過分なリスクは命取りになるケースもあるとだけ頭に入れておきましょう。

年間総決算は、明日以降（三ヶ日中）にでも書いてみます。

それでは皆さん良いお年を。

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頂いたコメントから（株式投資が全てではない−２）

昨日の続きです。

＞
＞ 本買って読みました。勉強始めました、サラリーマンです。
＞少し心が開放されました。普通なら、お仕事辞めて、株一筋になるのが普通でしょう？
＞　えらいと言うか、見習いたいですね。
＞Posted by Joan(^^)/　 at 2005年12月14日 23:34
＞
＞私は資産６千万ですが、仕事やめたくて仕方ないです。
＞新興スイングなんで、板見れなくて取り逃がす事、あまりにも多すぎて。。。
＞この前のジェイコムも、Ｓ高で４０株買うのがやっとでした。
＞板見ていたら、Ｓ安で１００株は買ってました。
＞早く１億にして、仕事やめたいです。
＞６億でもやめないなんて、サラリーマンの仕事、充実していらっしゃるのですね。
＞うらやましいです。
＞私は、株の邪魔になる本業、悔しくて悔しくて。
＞でも６千万程度ではやめられない根性なしです。
＞Posted by いちろー at 2005年12月16日 22:09

僕はお二人に質問をしたいんですが、株一筋で生きていたいってなんででしょうか？
体が弱いから働けないとかなら、わかります。
何が楽しくって株一筋の専業トレーダーになるんでしょうか。
ウォーレンバフェットの用に他人の資金を運用して企業のガバナンスに関わっていくような仕事をしたいならわかります。
が、デイトレーダーのような単なる金儲けで生きていくのが人生の目的なんですか？
若いうちから、株一筋の専業トレーダーの何が楽しいんですか？
僕には全然理解できないです。

＞
＞仕事へのプライドとロイヤリティがなくなったら、何か自分の中のエネルギーが
＞枯渇してしまったようにも感じるでしょうね。
＞私もぼちぼちと(スタートダッシュ＆ビギナーズラック)で利益を上げましたが、
＞会社を辞めようとか今の仕事が嫌になったとかは全然思いませんもん。
＞どこかで株式投資で得た収益があぶく銭であると思っているからかもしれません。
＞Posted by 小熊 at 2005年12月15日 09:51
＞
＞
＞いつ仕事を失っても良いという安心感で、
＞仕事がおろそかになる人と、
＞逆に、アグレッシブに良い仕事ができる人がいますからね。
＞理想はもちろん後者。
＞Posted by kpf at 2005年12月15日 18:28
＞

資産が出来たことで、仕事の失敗を恐れなくなったような気はします。
仕事が悪いほうに転んでもどうにかなるから、思い切ってやってみようっていう感覚ですかね。
そう考えると、仕事も楽しいものですよ。

＞私の投資額はえすさんに到底及びませんが、今年はお陰さまで運用利回りは数百％
＞を達成しました。私もサラリーマンですが、だんだん本業が疎かになっていること
＞を感じていましたので、反省させられました。
＞仕事がうまくいってないこともあるのですが、真剣に取り組んでない自分の責任でしょう。
＞結局のところ、「人生における自己実現とは何か」という問題に行き着くのだと思います。
＞お金は大事ですが、人生の目的にはならないということでしょう。
＞仕事にしてもお金のためだけではなく、自己実現の場として考えてらっしゃると
＞するとサラリーマンを辞める理由はお金ではないというお考えなのでしょうね。
＞（私も含め）ほとんどのサラリーマンがお金のために働いているという認識でしょうから、
＞自己実現のために働いてらっしゃるえすさんお仕事でも充実されているのではないでしょうか。
＞素晴らしいと思います。見習いたいです。
＞Posted by ume at 2005年12月15日 10:17

「人生における自己実現とは何か。」深い発言ですね。
サラリーマンの場合、人生の半分以上を会社で過ごしているわけです。
そこがお金を稼ぐだけの場だったらやっぱり悲しいと思っちゃうんです。
頑張って、何か結果を残したいと思うのは自然じゃないかなあ。
といっても、普段はそんなに大きなことを考えているわけでもないんですけどね。（笑）

＞
＞別にデイトレではないし、仕事しながらでも稼げる人は稼ぐという事ですな。
＞仕事が出来る人は仕事が楽しいですから辞める必要もないでしょうね。。
＞はっきり言って辞めるのはいつでも辞めれますから、それをわかっていはるのでしょう。
＞なんか一番理想の人生ですね。
＞同じ歳だけど、頭よすぎ。
＞Posted by 同じ歳とは思えないヘタレです at 2005年12月15日 11:32
＞

会社なんて辞めたければいつでも辞められるんですよ。
株式って、資本を提供することで労働を提供しない形態だと思うんですよね。
労働は会社に提供して、資本は株式として企業に提供する。
一方でデイトレだと資本も労働力も提供しているわけです。
皆がデイトレに走るのが理解できません。

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（補足です）
すいません。ちょっと言葉足らずでした。
「同じ歳とは思えないヘタレです」さんのご意見は僕への肯定意見だと理解していますよ。

一方、「株の売買が楽しくって・・・」という人もいるでしょう。
そういう人は、株の売買を職業にすればとっても幸せな人生が送れるでしょう。
お金がないから辞められないとかそういう次元ではないのでは。。
専業ディーラーになるもよいし、契約ディーラーに転身してそこで修行をするも良しでしょう。

40代、50代になってから現在の仕事に向いていないと気が付いてしまう人が転身をするのは厳しいと思いますが、20代〜30代前半なら転身は全然可能でしょう。
ただ、転身するための努力もしないで文句だけを言っている奴が嫌いなのです。

頂いたコメントから（株式投資が全てではない−１）

先日のエントリにはたくさんの意見をいただきました。

（えすの発言）
だって、株式投資が全てではないのです。
サラリーマンである僕にとって、重要な事は会社の仕事です。
サイボウズの値動きが気になって、仕事が手につかないくらいなら、株式投資を止めた方が良いのです。


＞Posted by 一個人 at 2005年12月14日 22:05
＞どうしてそうサラリーマンであることにこだわるのですか？
＞会社という組織の中でいくら頑張っても、結局は変わりはいくらでもいます。
＞

この意見には反対ですね。
組織で代わりがいるから頑張らないっていうのは違うなあと思っています。
どんな時でも人間の代わりなんて居ません。
代わりがいないくらい頑張らないといけないんじゃないかな？

＞しかし、投資家としてのえすさんの存在は大きい。
＞えすさんの変わりはいません。

ありがとうございます。
しかし、投資家としては、僕は人のお金を運用しているわけではないので、誰に対しても貢献できていません。
せいぜい、ブログで勉強したい投資家にちょっとした講釈を垂れているくらいの貢献です。

＞
＞えすさんにとって、サラリーマンであることはリスクヘッジなのでしょうか。

サラリーマンがリスクヘッジなのではなく、株式投資がリスクヘッジなのです。

＞
＞Posted by ダイスケ at 2005年12月14日 22:54
＞6億円突破おめでとうございます（＾＾
＞素晴らしいですね。
＞ここまで儲けて、それでもサラリーマンとしての生活が大事といえるえすさんはすごくカッコイイと思います。
＞段々「お金のために働く」という感覚は卒業してきたのではないでしょうか？
＞きっと、仕事も純粋な気持ちで打ち込んでいかれているのでしょうね。
＞

今の日本で本当に食えないなんて事はほとんどないんですよ。
多少、給料が高い安いっていうのはもちろんあるんですが、一生懸命努力して働いても食えないほど給料が低くてどうしようもない仕事なんて日本にはないでしょう。

だから自分が一生懸命になれる仕事であれば、お金は後から付いてくるものじゃないかなあ。もちろん、努力は必要ですが。

最近、マネーの虎の生活倉庫の堀之内社長の発言を立て続けに読んで共感を覚えることが多いのですが、彼の発言に
「事業が成功する人は、金儲けの為ではなく夢や理念のために働いている人だ」という趣旨の発言があり、とても共感しています。
これって、株式投資にもサラリーマンの仕事にも通じるなと思っています。

マネーの虎に出ていた時の堀之内社長は正直好きではなかったのですが、結構いいこと言うじゃんなんて思っちゃいました。（他の感動した発言はまた後日）

＞
＞常に冷静に相場や銘柄を見つめられるからこそ、大きな利益を得られるのですね。
＞私は保有銘柄が上下すると、冷静ではいられなくなりますね。
＞だから判断を誤ったりするようです。
＞えすさんの姿勢を見習おうと思います。
＞Posted by 松山寅吉 at 2005年12月14日 23:01
＞

ありがとうございます。
やはりお金が絡むとなかなか冷静にはなれないのです。
そこをどこまでクールに保てるかは重要な要素ではないかと思っています。

＞
＞いつも楽しみに拝見しています。本当に同感致します。
＞私の話しになって申し訳ないです。私は　個人事業主です。昨年　８月まで本業
＞で、会社設立以来　毎年全て（売上、粗利、経常等）が３０％前後の右肩上がりでした。
＞　（12月決算）今年は　しめてませんが約２０パーセントの減益です。　　　　　＞　株（お金）の魔力です。個人のお金は運用益で2122万増えましたが、従業員、　お客さん、仕入先の信用無くしかけました。
＞　本気での従業員の言葉。目が覚めました。
＞僕らも生活があるから　この会社に今はいますけどあんたが死んでも葬式はいかん。言霊でした。
＞ひとそれぞれ生き方はあると思います。
＞ただ　今日のブログの言葉。私は骨身に染みました。ありがとうございました。
＞Posted by 三方良し。 at 2005年12月14日 23:08
＞うーん　耳が痛い。
＞実は調子が良すぎて仕事に気持ちが乗っていませんでした・・。
＞今年は特別ですが、贔屓目にみても後５年で目標に届く可能性が高いのです。
＞私は個人事業なので申告の季節もやってきて忙しくなるから以前のように初心に戻ります。
＞利殖を生きる目的にすると筋がずれちゃいますものね。お金は手段だから。
＞Posted by chacha at 2005年12月15日 09:47
＞

お二人とも同じ趣旨のコメントです。

僕はマスターカード「お金で買えない価値がある」っていうCMが好きなんですよね。
あのCMはグローバルでやっていて、フランスでも放送していたりするんですが、世界共通なんだなと思ったりもして。
結局、人の信頼とか信用とかを裏切ってまでお金を稼いでも意味がないってことじゃないかな。
お二人はそのことに気が付いていらっしゃるので、すばらしいことだと思います。

実は投資先の発掘でも同じ視点だったりもするんですけどね。

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眠くなったので続きは明日。

サイボウズ時価総額1000億円突破

今日の株価は149円高と今日も快調に上げました。

サイボウズが今日も10万円高と大きく上げ、ついに時価総額1000億円を突破しました。パチパチ。

今年の夏ごろまで時価総額130億円あたりをうろうろしていた会社とはとても思えない成長ッぷりです。
サイボウズはいつか1000億円を超える企業になるだろうと信じて投資していましたが、たったの6ヶ月で超えるとはさすがに夢にも思っていませんでした。
市場環境が、株価の上昇を早めたのは確かです。

いずれにしてもサイボウズホルダーの皆様本当におめでとうございます。

お陰で僕の資産もさらに大きく伸びました。
一日で3000万円以上増加してしまう状況にちょっとした怖さも感じます。

いずれにしてもあと一日で今年の取引も終わりです。
最後に良い終わり方で今年も終了したいものです。

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明日資産残高の画面写真をアップする予定です。

資産7億円突破！！

今年はもういいやと思っていたら、7億円突破してました。
ここのところあんまり売買していないんですが。。

原動力はもちろん今日も大きく上げたサイボウズではあるんですが、それ以外の銘柄も地道に上げていることは見逃せない状況です。

とはいっても、何を買っても上がる状況。
持っているだけで資産残高が増えている人も多いのでは。
今年の資産増加は腕が良いのではなくって、地合が良いのです。
それを忘れてはいけないと思います。

この状況、リスク管理など考えずにとにかく買い捲った人が資産を伸ばしていると思います。
ITバブルの時もPERとか思いっきり無視している人の方が資産を伸ばしました。
今も動いている銘柄に飛び乗る人の方が資産は増えていると思います。

でも、こんな状況は普通はそんなに長く続きません。

でもそんなことを言ってみても、最近の若い投資家には全く通じないのでしょう。

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ITメディアJOBS（2回目）

ITメディアJOBSのインタビュー記事2回目が掲載されました。
https://www.ecareer.ne.jp/itm/life/investment/02_1.html

僕のインタビューですが、僕の投資に対する考え方が端的にまとまっています。
さらに編集の方が自腹10万円勝負というのをやっているのですが、そっちもいよいよ銘柄を購入したみたいです。
さてさてどうなるのでしょうか？

年内最終売買日

今日が年内最終売買日でした。
明日約定した分は、1月決済になるので、新年度扱いです。

というわけで今年の税金が確定したわけです。
ありゃりゃ、税金3000万円くらい払わないといけない。。。
僕は特定口座源泉なしで売買しているので、来年3月に納税しなければなりません。

ということは、今年のサラリーマン業は、完全に税金のために働いていたわけか。
（もちろん、給与所得では税金分に全然足りない。）

さて、来年の相場はどうなるんでしょうか。
来年も相場環境は良いと予想されますが、今年よりは難しい相場になるでしょう。

今日も忘年会でした。
飲みすぎました。もう寝ます。
おやすみなさい。

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映画「Mr.アンドMrs.スミス」

12月に見に行った。
ブラッドピット＆アンジョリーナジョリーの豪華キャスト。
後半間延びした感じが残念。

アンジョリーナのコスプレシーンが妙に目立つアイドル映画な感じ。
でも、この二人はこの映画以降付き合ってるんだよな。ラブシーンが妙になまめかしい。

人口減少

(2005/12/17)日本の人口、今年にも減少へ・年金など制度設計に影響
　日本の人口が2005年に初めて減少に転じることが確実になった。これまで2007年とされてきた減少の年は２年前倒しとなる。予想を上回る人口構造の変化は、将来の年金制度などにも影響を及ぼす。
　川崎二郎厚生労働相は16日の記者会見で「今年は我が国の人口が減る年になりそうだ」と述べた。05年の出生数は約107万人と指摘し、死亡数がこれを上回るとの見通しを示した。
　内閣府が16日公表した「少子化社会白書」は出生数が死亡数を下回る人口の自然減が06年に始まる可能性があるとした。人口減時代が従来の想定より１年前倒しとなることを指摘した形だが、現実のペースはさらに１年速まる方向だ。



以前、テレビで誰かが指摘していたが、予想通り今年から日本の人口の減少が始まってしまうようだ。
（国はこれまで人口が減少に転じるのは来年以降で問題がないようなことを言っていた。これをまやかしだと指摘していた評論家がいた。猪瀬直樹かな？）

人口減少の意味は重要だ。
人口が増加しない国に繁栄はない。

年金の制度設計なんていうミクロの次元ではなく、国の存続問題だということに政治家は気が付いているのだろうか。。。

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当然、株式投資にも大きな影響がありますよ。
移民受け入れなのか、人口増加（少子化）対策なのか。

成長の限界

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雑誌などの各種インタービュー、オフ会等で人と話す時になんでそんなに資産を作れたんですか？という質問を良く受ける。

株式投資で一つの山は1000万円まで増やすことじゃないかと思う。

株式投資で資産を1000万円まで増やすことが出来た人は、1億円まで達成するポテンシャルがある人なんじゃないかと思う。

では、なぜ、1000万円か。

僕が思うに、1000万円までは資産の増減がリアルマネーなんですよね。
年収500万円の人が10％貯金に回せば20年で達成できる金額です（金利を考えればもう少し早いはず）。なので頑張って給料をこつこつと貯めれば1000万円くらいまではなんとか貯めることが出来るじゃないですか。

そうなると、株の損益も貯金が増減する感覚から離れなくなっちゃうんですよね。
何かの銘柄で10万円損を出すと、普通の人は「ああ10万円あれば、＊＊が買えた」とか思っちゃいますよね。逆に10万円利益出したら無駄遣いしちゃったりします。
資産1000万円くらいまでは、この感覚が常に付きまとうので、株式売買の判断に余計な何か（雑念？）が入っちゃうんですよね。

一方、1000万円を超えるところまで平常心で運用できる人は、それ以上の金額になってもある程度までは比較的平常心で運用できるので、そのまま資産を増加できるのではないかと思っています。

まずは、目指せ1000万円なのかも知れません。