800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2006年02月

本「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」

久しぶりに投資関係の本を読んで見ました。
「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」:山口揚平著という本です。

タイトルは”新しい株の本”なんて書いてありますが、内容は実に古典的な手法です。
会社の企業価値を計算して、時価総額がそれよりも安かったら買い、高かったら売りと判断するという投資手法です。
この考えは僕と同じ投資手法です。でも、僕よりも理論的に書いてあるかな。

僕の考え方は、同業他社比較や市場環境も加味して、企業価値を判断していますが、この著者の場合、
企業価値=財産価値+今後の収益価値
という定義をしているようです。
理論的には正しいと思いますが、現実的な株式市場に当てはまるかというと若干疑問は残ります。
ただ、こういった正しいことを教える教科書的な本が少ないのも事実なので、読む価値のある一冊と言えると思います。
いわゆる良書ですな。
こういう本を読んで、(僕の本とミックスして)自分なりにアレンジしてみると、マーケットで使えるようになるのでは。

別に新しくもないのですが、タイトルの”新しい株の本”っていうのは、ひょっとして日本にはデイトレードを煽るくだらない本しかないっていうイヤミでしょうか?

 Blogランキング!

ギャンブルトレード

コメント頂きました。


>しかしSさんは頭がいいと言うか、先見性があると言うか、バランスが取れた人間ですな。
>ブログにしても収支などほとんど掲載しないのにオモシロイし勉強になるし、
>どうしたら同じレベルの人間になれますかね?
>投資にかんしても、資金量が少なのいもあるが、決算書を読めるようにして長期で
>保有したほうが結局、期待値がいいのはわかっているのだが、ついつい超短期で
>勝負してしまいます。
>Sさんは最初のころ、資金が100万ぐらいの時は資金を増やしたい一心で
>ギャンブルトレードなどはした事はないのですかね?
>Posted by 同じ歳とは思えないヘタレ at 2006年02月03日 11:18


>こんばんわ。以前に一度だけコメントさしてもらった者です。
>何かエスさんのブログ見てて感じるのは
>何でこんなに詳しく企業分析できるのかなーってところです。
>今回の記事だと、三洋の開発体制が弱い などです。
>Posted by 高校中退 at 2006年02月24日 02:21


コメントありがとうございます。
そしてお褒めの言葉を頂きありがとうございます。

どうしたら「同じレベルになれますか?」と言われれば、僕は僕なりに一生懸命勉強しているだけです。
あえて、アドバイスすれば、本でも雑誌でも新聞でもインターネットでも多くの情報に触れて、それを自分の頭で考える癖をつけるということが大事なのではないかと思っています。
僕のブログをずーっと読んでいる方は、僕がかなり多量の本やビジネス雑誌、新聞を読んでいることに気が付くはずです。
努力して勝てるものではないとは思いますが、仕事であれ、投資であれ、勝負する以上、他の人たちに負けないための最大限の努力は必要だと思っています。
(また、こんなことを言うと、余計な論争を呼びそうですが。。)


資金が少ない時にギャンブルトレードをしたことがあるかという質問ですが、僕が株式投資を始めた頃はまだ規制時代で、売買手数料が非常に高かったんですよね。
1売買で1%くらい手数料を取られちゃうんですよ。
そうなるととてもじゃないけど、デイトレードなんて出来なかったのです。

その後1999年あたりの規制緩和でネット証券が出てきて、手数料がべらぼうに下がりました。
ITバブルが弾けて、下げ局面に入った時に、これはもしかして短期投資が有効なんじゃないかと思って、チャレンジしてみたことがあります。

結論は・・・。
2年間で300万〜400万円くらい負けました。

負けの原因を考えたんですよね。
まず、サラリーマンやっていると、短期とは言ってもそんなにしょっちゅう板を見ているわけではないので、気が付いたら下がっちゃうことが多い。
短期で勝負しようとするとどうしても動いている銘柄に乗ってしまうじゃないですか。そうなると掲示板とか変な噂とかそんなものに載りたくなっちゃうんですよね。
それだと天井をつかむ可能性も高いし、そんな売買手法でうまくいくはずがないんですよね。

タイトルにもなっている800万円→100万円の半分はこの短期手法で負けているんです。

で、ある時、トータル800万円くらいの資金が160万円くらいになっちゃっているのに気が付いて、愕然としました。
そこで、10年かかってもいいから5倍になりそうな銘柄を見つけて、そこに長期投資しようと思ったのが、今の投資手法に行き着いたきっかけなのです。

僕が短期売買は儲からない。絶対に勝てないといっているのは、経験から言っているんですよ。(お前だけが下手なんだ!っていう批判は受けますが orz)
もちろん、短期売買で勝てる人はいると思いますが、サラリーマンには絶対に無理だと断言できます。

 Blogランキング!



原点復帰

今日の上げで久々に資産残高は年初の水準を超えました。
日経平均やジャスダック平均には勝っているからまあまあかな。

ITメディアJOBS(4回目)

ITメディアJOBSの取材の4回目記事がアップされました。

今回の取材は飲みながらだったので、ちょっとテンション高め!

 Blogランキング!

続きを読む

ほっと7億円回復

僕の株価見ない宣言を、市場が知ってか知らずか(知らん知らん!)、なんだかここ2日間株価は大きく戻してくれました。(僕の資産的には)

ここのところの下げで、あるところから下は、買い下がったので、含み損がすごいことになっていましたが、どうせ中期投資だからと思ってほっとくことにしたのが正解だったようです。

僕の場合、今月来月には2つのイベントがあり、そこではある程度資産の組み換えが要求されます。

一つ目のイベントは今日の引けでした。
何かというと投資先の一つアセットマネジャーズ(2337)の株式分割の権利落ちです。
アセットはここのところの下げで完全に割安な水準まで下がってきました。
中長期で保有すれば報われる水準であることはほぼ疑いはありません。
かといって、信用取引でもっている玉は、明日権利入札取引という手法(この手法は以前どっかで書いたかな。)で分割子株分が処分されます。
前回のアセットの分割では、権利入札で痛い目にあっていますので、今回信用のまま持ち越すのは極力避けたかったのです。

今日の引けで株式分割の権利落ちをするわけで、それまでに何とか処分または現引きしたい。それで水曜日の昼までは株価を見ない宣言だったのです。
信用の一部を現引きするための資金が欲しかったので、今日水曜日にはある程度売買する必要がありました。(銘柄入れ替えとともに信用買建の一部は売却)

また、僕の読みとしては、アセットが大きく下げている原因として、信用買残を分割までに整理したい人たちの急ぎ売りがあるんじゃないかと思っていました。
分割までに売りたい人が多くいる(僕と同じ理由で)のから、分割を抜ければ信用需給が一気に改善されるのではないかという読みもありました。

そして、今日のアセットの信用残高です。
貸株       融資(カッコは前日比)
4667(+377)  7708(△3480)

よし!完璧に読みどおり。
一気に信用需給が好転してきました。
これで分割子株の売りが一巡すれば、かなり軽くなるでしょう。


もう一つのイベントは来月にあります。
次の大き目の売買予定はそこですね。
さて、何でしょう?

あ。おかげさまで今日の上げで資産7億円を復活しました。
よかったよかった。

 Blogランキング!



3日間は株価を見ない宣言!

いやー。今日も株価は終わってみればひどい下げ。
朝、アセットマネジャーズが戻して上げに転じているのをみて、今日はもういいやと思っていたのですが。。。

見ていると、売買したくなってきちゃうので、見ないことにしました。
とりあえず水曜日まで。

今のポジションであれば、少々下がっても追証とかそういう危険はかなり小さいし(もちろん下がると痛いですが・・)、これ以上買うのも厳しいし、場を見ても意味がありません。
仕事も忙しいので、とりあえず水曜日の昼までは株価を一切見ないことにしました。

さて、どうなることやら。

 Blogランキング!

トリノオリンピック

スキー距離の男子15キロクラシカル(17日)は国際色豊かだった。優勝争いをしたのは競技の盛んな地域の選手だったが、40位以下をながめるとアフリカ、アジア勢がずらり。
 タイのプラワット・ナグバジャラは2大会連続の出場。完走97人の最下位で、優勝したベールパルの倍近い時間をかけてゴールした。米国の大学のコンピューター工学の教授で48歳。長野五輪のフィリップ・ボイト(ケニア)の奮闘に感動し、自分も挑戦することを決めた。
 タイからは1人で参加。スタッフはボランティア3人で、自費で約百二十万円を捻出(ねんしゅつ)した。タイにスキー環境はあるのかと聞かれ「炎熱の国だから、ほとんどがスキー自体を知らない。友達に五輪に出ると言ったら、北京五輪かと聞き返された」。
 エチオピアのローベル・テクレマリアム(31)は同国初の冬季五輪選手。とはいえ、八三年から母の仕事の都合で米国に住んでいる。
 大学卒業後は競技を離れ、8年間、スキーとスノーボードのインストラクターで生計を立てていたという。
 エチオピアではスキーが五輪競技と認められず、大会前、テクレマリアムはロビー活動に奔走。国際スキー連盟を巻き込む騒動の末にエチオピアスキー連盟を結成、自ら副会長に収まった。「(スキーでも)アベベ・ビキラみたいに走りたいね」。結果は84位。
 「自分はポルトガルで9人目の距離スキーヤー。普段はローラースキーで練習している」。ダニー・シルバは32歳。トライアスロンもする英語教師は94位だった。「いつかトップ10に入ってポルトガルに競技を広めたい」と話した。
 スポーツの普及を狙い、五輪には競技によって「一国一人」の枠が与えられている。距離はその該当種目。男子15キロには46カ国・地域の99選手が出場した。

 Blogランキング!

「友達に五輪に出るといったら、北京五輪か?」というくだりで思わず噴き出してしまった。

でも、日本人選手も42位、43位だったりするんだよね。。。

そのうち回転とか滑降とかにもボーゲンですべる選手とか出てきたりして。(ないない!)
僕もなんか出られるかな。無理!?

一旦手放す?

連日よく下げますね。
下げているせいなのか、こんなコメントいただきました。


>えすさん、こんばんは。質問です!
>私も長期で見て伸びる会社と思えるところに投資しているつもりなので、
>LDショックの時やここ数日の暴落も、必ず戻すと思い持ち続けています。
>が、地合いにならって下げていくだろうな、と予想できる時がありますよね。
>その時、一旦手放して落ち着いてから買い戻そうとは思いませんか。
>最近逆指値のせいか、値崩れし出すと激しく、業績の良し悪しではなく売られ
>てしまうような気がします。えすさんのように資金が多額だと、かなり差がで
>るのではないですか。
>この銘柄は確かだと思っていても、最近ただ持ち続けるのも辛く感じています。
>Posted by たろ at 2006年02月15日 22:01


ここのところの新興市場の下げは本当に厳しいものがありますので、こういった意見が出るのも理解できるところです。

いったん手放して、落ち着いてから買い戻そうと思うかという質問ですが、そりゃ思いますよ。
うまくできるならパフォーマンスが断然上がりますから。

でもね。実際やってみるとよくわかると思いますが、ほとんどの場合うまくいかないです。
偶然うまくいくことも有りますが、本当に偶然っていうレベルで半々ですね。
そもそも僕は売買下手なんで。。。

この程度の下げで一旦手放さなければならないようなポジションは組んでいないですし、そんな銘柄だったら持つ必要がないと思っています。
買いたいと思う銘柄が買いたいと思う価格ゾーンに入ってくれば、慎重に買い増しするだけのことです。

ただし、短期でと割り切って買った銘柄については、一旦損切りすべきでしょう。

また、A銘柄より、(大きく下げたことで)B銘柄が魅力的な価格になってきたという理由でA銘柄を損切り(または益出し)するケースは大いにありえます。
実際にこの一連の下げで、これまで割高でとても買えないと思っていた銘柄の中に、割安ゾーンに落ちてきているものも散見されるので、ポジションをそういった銘柄中心に積極的に入れ替えています。

でも、僕もさすがに買い増しは、そろそろストップですかね。
ここのところの下げで欲しい銘柄は大体組み入れできてしまいました。
直ぐに追証になるとかそういうことは全く無いのですが、これ以上の買いは、さらにもう一段大きく相場が崩れるような展開になったときに少し怖い部分がありますので、さすがに控えると思います。
このあたりのリスク管理は確実に資産を伸ばすためには重要な部分ではないかと思います。

しかし、それにしても本当によく下げますね。
ついに資産残高は7億円台を割ってしまいました。
ふー。
 Blogランキング!



新興市場の下げ

ここのところ新興市場の下げが激しい。

日経平均   16111円(12月末)→16649円(1月末)→16043円(2月16日)
ジャスダック平均 130.21円(12月末)→131.74円(1月末)→118.78円(2月16日)

日経平均は年初からほぼ横ばいですが、新興市場が下げているのがよくわかると思います。
新聞等では、魔の30分で売り崩されているとかいろいろ言われていますが、相互リンクしているPLETSさんがすばらしい推理をしていました。

PLETSさん ナイス!
引用するけど許してね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、このリストなんだか分かりますか?
4797 icf
2386 サイトサポートインス
3726 SDホールディング
3773 アドバンスメディア
7847 グラファイトデザイン
2402 アマナ
9424 日本通信
2341 アルバイトタイムス
2926 篠崎屋
3383 ノア
4330 セラーテム
9204 スカイマーク
☆4302 オープンインタ
2352 エイジア
4564 オンコセラピー
2321 ソフトフロント
☆2363 モック
6786 リアルビジョン
8275 フォーバル
☆2347 IBE
2684 プライム
2697 コーエーネット
7566 ジャパンケア
2372 アイロム
2405 フジコー
2419 日本ERI
☆4823 サイバード

じつはここ2週間くらいの間に業績下方修正した企業のリストの抜粋です。
おもに新興市場の企業を引っ張ってきました。☆つけているのは特に酷いと思った企業です。これに比べて上方修正はかなり少ないです。

つまり、なんてことは無い、[業績悪かったんです]!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あっ。そうか。
やっぱり、業績が強い銘柄を買っておかないとだめって事ですね。

サイバードなんて、絶対に達成できそうも無い中期事業計画をぶち上げておいて、やっぱり大幅下方修正。
こういう会社を見分ける眼力も必要ですねえ。

逆に業績を確実に達成できている企業は、この下げは買いチャンスなんでしょうね。
それにしても下げがひどいな。

 Blogランキング!



取材や出版のきっかけ

取材や出版のきっかけについてコメントを頂きました。


>色んな雑誌に載ってるんですね〜)^o^(凄い…
>雑誌の取材などはいきなり電話などで来るもんなんですかね〜(・・?)
>ギャラなんかもでるんでしょうか(☆。☆)?
>Posted by どんぱっち at 2006年01月25日 01:14


僕の場合は、顔を出していないし、連絡先はメールに限定しているので、雑誌の取材の連絡はほとんどメールで来ます。
ごくまれに以前取材を受けた方から、連絡が来たりはしますが。
ギャラも少しは出ますが、正直言って大した金額ではありません。
メールだけで回答できるなら30分くらいで回答できるので、大した手間にならない仕事ですが、取材を受けるとなると、1〜2時間は拘束されるので、はっきり言って面倒くさいだけです。

でも、今のマスコミは、デイトレとかを煽るばかりで、投資の本当の姿を教える人がいないんですよね。評論家もほとんどがマスコミの犬ですしね。
そうなると、僕が言いたいことを言わせてもらえるマスコミであれば、出る意義はあるのかなとも思っています。
一度出て、明らかに意図と違う編集をされた場合、その雑誌には二度と出ません。ここは徹底します。


>本を出版するキッカケって何だったのですか?
>証券会社から個人情報って漏れたりするのでしょうか。。
>興味本位のコメントで申し訳ないのですが、以前から気になっていました。
>過去に同じようなコメントが合ったらすみません。
>機会が有れば教えて下さい。

>Posted by 200000000 at 2006年01月25日 07:12


僕が本を出版するきっかけは、ブログを書いていたら、出版社の方が僕のブログのファンになってくれて、出版の声をかけてくださったというきっかけです。
少なくとも証券会社から漏れることはないと思います。

他の出版社の方も結構お声をかけていただいたのですが、ブログを読んでという方が多かったですね。
ただ、ちょっとお話しすると、ただブログを片っ端から探してライターを見つけようとしている人か、僕の書く文章とか考え方に惚れてアプローチしてくださる方かはすぐに見分けがつきますね。

昔は、どうやって探したのかわかりませんが、今はブログとかホームページとか情報を発信する手段があります。
本を書きたいと思っている人は、まずブログからスタートしてみると意外なチャンスが生まれるかも知れません。(僕は本を書くことを目標にしていたわけではないのですが・・。)

チャンスは自分でつかむものだし、待っていても何も始まりません。
まずは行動してみることが大事なのではないでしょうか。

 Blogランキング!

このサイトが本になりました
bookcover
「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

アマゾンのリンク

楽天ブックスへのリンク

BK1のリンク

ライブドアブックスへのリンク

メインWEBの紹介
メインWEB TOPページ−メインのウェブページです。コンテンツ増加中!

「ダウ先物、日経先物CME」

「投資にオススメな本」

「お得な情報」−応募するだけでお金がもらえる得する情報を厳選しています。上場企業の情報も得られます。
月別アーカイブ
最新コメント
記事検索
検索用
Amazon
楽天ブックス
160万アイテムから本探し!
1,500円以上で送料無料!