800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2006年08月

本「さわかみ流 図解 長期投資学」

本「さわかみ流 図解 長期投資学」:澤上 篤人著を読みました。
ご存知独立系投信会社、大手のさわかみ投信のさわかみ氏が書いた本です。
この人は、長期投資を提唱する数少ない機関投資家です。
氏の運用哲学は、すばらしく一見の価値はあります。

しかし、以前にも書きましたが、この人の実際の運用状態や行動は残念ながら彼の哲学とは外れていると感じます。

将来の産業を育成するといいながら、投資先はオールドエコノミー中心。
そして、新しいサービス等の新市場を開拓する銘柄ではなく、景気連動型のシクリカルな銘柄への大量投資など。

いや。いいんです。そういう投資方針はありだと思うんですよ。
ただ、彼が投資哲学として語っている内容と、実際の行動があまりにずれているのが気に入らないだけです。

とはいえ、プロのファンドマネージャーがいないと言われる日本の投信業界に風穴を開けた人物というのは間違いないですし、彼の長期投資哲学は僕は好きです。

それと、最近知ったのですが、彼は自分の息子をさわかみ投信に入社させてファンドマネージャーとして育成しているのですね。
世襲する会社について、どう考えているのか、さわかみ氏の哲学を是非聞いてみたいです。投資哲学のような明快な回答は得られるでしょうか。


あ。の感想忘れていた。
考え方としては面白いと思いますが、あくまでも一つのケーススタディとして読むのが良いんじゃないかと思います。

映画「パイレーツオブカリビアン2」

パイレーツオブカリビアン2を見てきました。
女性に大人気のジョニーデップ主演です。

若干、備忘録的に書いておきます。

面白いという評判で見に行ったのですが、僕的にはいまいちでした。
最後のシーンは3への予告っていう感じだし。

アクションも面白いというよりも、ちょっと学芸会的で落ち着かない感じ。
でも、こういう何も考えないで楽しめる映画が好きな人っているんでしょうね。

あっさりと、笑える作品ではありますが、深い作品ではありませんでした。

システムトレード

最近、システムトレードが人気らしいですね。

楽々儲かる。
自動売買で儲かる。
一度システムを作ってしまえば、あとは何もしなくてもシステムがガンガン利益を出してくれる。・・・。

うーん。すばらしい響き。夢のような売買方法ですね。
みんなが夢中になるのもわかりますね。
うんうん。


て、ちょっと待て!!

冷静に考えたら儲かるわけないじゃない。

株式投資の自動売買は、過去に多くのノーベル賞級の学者が研究を続けながら、いまだ最良の投資法が発見されていない分野です。
貴方がノーベル賞クラスの頭脳をお持ちで、株式市場の原理を丁寧に因数分解できて、その法則をシステム(数式)に落とし込める才能があるのであれば、是非とも挑戦すべきです。
そんな才能がある人がうらやましいです。


”誰でもラクラク自動売買で儲かる”なんて本をだしたら売れるでしょうね。(既にあるのかな??)

また騙される人がたくさん出るかと思うと悲しいです。
もし自動売買で本当に儲かるならすごい役者を集めた大証券会社に個人が勝てるわけがありません。
世の中そんなに甘くないという事を認識すべきでしょう。

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超情報整理術

ここのところ仕事が激烈に忙しく、どうもブログを書く気が起きません。
もちろん、株式投資資産もほぼ放置状態です。
ここのところの上げで、昨日久しぶりに年初の水準を超えていました。

そんな中、新幹線の中で読んだ今週号の東洋経済「超情報整理術」から抜粋。

ボストンコンサルティング前日本代表の内田和成さんのコメントが面白かった。

そもそも情報には3つの種類があります。
1.私しか知らないオリジナルな情報(EX お客さんと会って現場を見てきた。あの人がこんな面白いことを言っていたとか)
2.オリジナルな情報を加工した情報
3.既にある情報

1>2>3の順で重要な情報。
1はグーグルとかで検索しても、絶対に出てこない情報。
今のように検索が自由で手軽になると3の情報では、差がつかない。

情報を加工するところの一工夫が大事
WEB2.0を教えてあげるんじゃなくて、WEB2.0であなたの会社のビジネスがどう変わるかを語れないといけない。


それと全体のトーンとして、ビジネス界で成功している人たちが、WEB万能ではないという意見で、若手のネット系の人はWEB万能だと思っているところが面白かった。

すいません、多忙なのでこの辺で勘弁。

本「白夜行」

「白夜行」:東野圭吾著をついに読みました。
文庫本にして860ページという大作です。
そもそもなんで上下巻じゃないんだろ。

ファミコン、カセットテープでのソフトのダビング、キャッシュカード犯罪・・・。
フォレストガンプ日本版 的なところもありますね。
同年代を生きてきた自分にはいろいろと懐かしいところもあっったりして。

面白い本です。
傑作小説として話題を呼んだのがよくわかります。(110万部突破のベストセラーらしい!)

でも、読んだ後の感想は何とも言えない気持ちになりますね。
独特の文章、愛、女は怖い、そして衝撃的な結末。
なんとも複雑です。

今度はDVD-BOXでも見てみようかな。綾瀬はるかは、かわいくて、結構お気に入りです。

完全な見落とし(クインランド)

クインランド(2732)という銘柄を保有していた。
2003年初頭に購入して、10倍以上になった銘柄という思い出深い銘柄のひとつ。
2005年ごろにビジネスモデルを変更し、当面の高成長が見込めなくなってきたので、全面的に売却していた。

その後、M&AやMSCBなどで企業が大きく動きだいぶ企業の状況は変化していた。

今年の年初に会計処理上の問題で下方修正をした。
下方修正は会社の発表によれば「経常利益的には計画通り(よく資料を読むと計画を若干下回っている)で、特別損失が発生することによる下方修正」ということで、中長期の成長力には問題がないように見える。

とはいえ、投資家は、下方修正やM&Aで膨れ上がった有利子負債の多さを嫌気して、株価は年初の40万円水準から10万円を切る水準まで下がってきた。
もちろん、今年に入ってから中小型株が売られる流れの一環の影響は多分にある。

先日、株価は下がりに下がって6万円を切った。
多少下方修正があったとしても、3Qまでの成績から見ると、経常利益は予想の70%くらいは確保できそうだし、1株あたり純資産は92000円。(もちろん、いろいろと資産性に疑念がある資産は含まれているが。)

「さすがにこの水準なら下値は小さいだろう。」
そんなことを考えて、6万円割れからは少しずつ買っていった。
その後、新興市場の地合回復にも助けられ、一時9万円を超えた。
下方修正が出なければ、10万円回復はあるだろうと見て、特に売買していなかった。

しかし、先週出た一つのプレスリリースを見落としていた。
一時監査人選任のお知らせ。
6月決算のクインランドの決算発表は8月下旬の予定。
決算発表を目前にした8月15日に会計監査人が交代するとは普通の事態ではない。
しかも、大手のあずさから、無名の監査法人への変更。

このニュースに週末に気がつき本日全て売却した。
危なかった。。
幸運にも買値が十分に安かったので売却益が出たが単なるラッキーでしかない。

僕は、信用できない企業には投資したくない。
今後の株価がどうなろうと関係がないこと。

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杜の都

5972a590.jpgで、ぎゅーたん食してまする

フタタ

フタタの買収がコナカに決まりましたね。

新聞報道によれば、
・現時点での買取額はAOKIが上。>故に引退した創業者はAOKI支持
・コナカは既に資本、業務提携しており、今後の経営統合にあたって親和性が高い(高いと思われるのまちがいだよな・どう考えても) >コナカとは友好関係にあるため現経営陣はコナカ支持

僕の印象では、コナカに決まれば従来通り日本的な経営者重視の決定で、アオキに決まれば株主重視の決定という印象でした。
結局コナカに決まり何となく従来どおりの決着となって、日本の経営者はほっと胸をなでおろしたでしょう。

この買収合戦は、AOKIに決まれば面白くなるのにと思っていました。

今回、アオキは非常に紳士的な方法で買収に来ました。
しかし、今後本格化すると思われる外国ファンドの買収は、ある時大口株主からバサッと株を買い集めるという方法で買収すると思います。
そう、堀江氏がニッポン放送株を買い付けた時のように、ある時突然に起きるのです。

日本はいつまで経営者重視の決定でいけるのでしょうか。
経営者はもっと株価への意識を高めないとア・ブ・ナ・イ。
特にPBRが一倍を切っているような企業。

PS:三井住友銀行が中立的アドバイザーとして入ったじゃないかって反対意見が出るでしょうね。でも、あんなものは経営陣の意向次第でどっちとでも書ける程度のものです。

阪神ヤクルト

e579502c.jpg4回9対4
阪神リード


追記:なんと、この試合展開から、11対12と逆転され、さよなら負けでした。
途中登板の江草は3四死球でランナーをため、変わった橋本がめった打ち。
最後に出てきたウィリアムスはストライクがまったく入らず、投手陣がひどい出来でした。
トラキチの僕は、ひさしぶりにがっくりと肩を落として帰ってきました。。。
今年は勝率が悪い・・・。

僕の投資手法を分析してもらった

相互リンクしている、お友達のもにゃさんが、僕の投資手法を分析してくださっていました。
(自分で書けよ!!って突っ込みはしないでーー)


*******
> 簡単に思うところですが、
> 1.自分でいい銘柄(投資に値する銘柄)と思うものにしか投資しないというスタン
> スを貫いていらっしゃるのではないでしょうか。
> →もにゃは、周りの人気とかを頼りにしてばかりでなかなかこれができませんでし
> た。

この点は僕は頑固ですね。
個人投資家の株式投資は、人に勝つことが目的ではなく、あくまでも自分の資産を増やすために実施しているのです。
パフォーマンスが人より良かろうと悪かろうと関係ないのです。
パフォーマンスで負けまいと思うと、周りの人気に頼って、人気銘柄に乗ってみたくなるのですが、ここは大きな落とし穴です。
別に、パフォーマンスが少々悪くたっていいじゃないですか。
それより自分が信頼できると思う銘柄で勝負したいと思っています。


> 2.また、一番重要な点ですが、いい銘柄であっても割高なら買わず、圧倒的に安い
> 価格でしか購入していないと思われます。単純にPERという数値だけでなく、その
> 銘柄の過去の株価と比較しても安い水準という意味です。結果、下値リスクが少ない
> と思われます。上がってしまった銘柄は、下げたときのみ押し目買いなされているの
> ではないでしょうか。
> →サイボウズも当てはまるのではないでしょうか。5年ぐらい前から保有なされてい
> た旨、記事になされていらっしゃいました。


ここは投資の肝でもあると思うのですが、いい銘柄なら割高でも買っていいという理屈もあるらしいのですが、僕はそう思いません。

企業が想定どおり成長してくれれば、多少高い場面を拾ってもそれを上回る成長で結果として投資は成功するかもしれません。
しかし、企業活動は生き物で不確実なものです。
自分がどんなに良いと思い、分析を重ねた上で成長を確信したとしても、その通りになることは滅多にありません。
また、どんなに優秀な社長、秀逸なビジネスモデルであったとしても、確実に成長できる企業なんてありえないのです。
予期せぬスキャンダルに足元をすくわれるかも知れません。

そういったリスクを考えると、安く買えなければ投資として成功する確率を高めることはできないし、安く買えない場合は、その銘柄をあきらめるくらいの気持ちが必要なんでは無いでしょうか。

ただ、買うと決めたら短期の値動きには目をつぶって思い切って買う度胸も必要でしょう。


> 3.またよほどいいと思った銘柄であっても、すぐには全力投資せずに、時間的に分
> 散して購入することで、さらに下落によるリスクを減らしていらっしゃるようです。

この点は先日のブログでも書きましたね
分散買い手法を実践するようになってから僕のパフォーマンスは飛躍的に向上しました。
昔の僕は銘柄を絞ってしまうせいか、一気に買う癖があったのです。
下落したとしてもさらに安値を買っていけるという精神的な余裕。これが戦いを有利に進めるコツだと認識しています。
ただ、このポイントはある程度の資金力を要求される&読み間違えたときに大きくヤラレルという欠点もあるので、諸刃の剣という面もありますね。


> 4.予定していた株価に到達したり、自分が想定していないマイナスニュースが出れ
> ば、有無をいわず、すべて売却なされる決断力をお持ちと思われます。

企業経営者はちょっとの事では株式を売却することができませんが、株主はいつでも売却することができるというメリットがあります。
予定した株価に到達したら売りモードに入るようにしています。

後段のマイナスニュースについては、負けを認める勇気を持つことの大切さです。
素人の分析なんてしょっちゅう間違えます。
間違うことを前提に、自信過剰にならずに常に謙虚に市場と向き合うことが大切だと思います。


> 5.あと、これは想像ですが、決算分析等の手段を用いることにより、将来成長が期
> 待できる企業か業績が回復しそうな企業のうちその成長を見越した場合に割安と判断
> できる企業にしか投資対象となされていないのではないでしょうか。
> →その方法として、最低限、やはり企業の過去の情報の鏡である決算分析ができるよ
> うになる必要性を認識しております。

財務諸表は過去のものなので、徹底的に分析したとしてもやられる時はやられます。
僕の投資は、企業業績の成長(または回復)するという前提があって、そういう銘柄の財務諸表に怪しい点が無いことを確認するという手法です。
全部の企業の財務諸表を分析するような時間はとても無いし、そもそも財務分析だけで勝てるものではないと思っています。

成長が期待できたとしても、財務分析等の結果が芳しく無い場合、その成長は偶然の産物ということです。そういう銘柄は購入すべきでは無いというのが僕のスタンスです。

僕の投資スタンスがわかってもらえましたでしょうか?

このサイトが本になりました
bookcover
「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

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