800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2006年10月

10月末終了

2006年10月末が終了しました。

今月(10月)のパフォーマンスは、
708百万円→734百万円(3.7%)
でした。
年初比では今月になってようやくプラスに転じ、1.7%のプラスとなりました。


20061031現在残高←バーチャルだなんだとうるさい人がいるので、画像を張っておきますね。

相変わらずの集中投資型ポートフォリオなので、主力数銘柄の動きの影響がとても大きいのですが、今月もまた投資比率トップの銘柄がなかなか苦戦したのが痛かったですね。業績はいたって堅調なのですが。。。

ベンチマークは、
日経平均   16127円→16399円(+1.7%)
ジャスダック平均 89.29円→88.50円(▼0.9%)
でした。

今日(月末最終日)はプラスでしたが、日経平均、ジャスダックともに昨日の下げが効いていますね。

僕のポートフォリオは、どうやら今月はインデックスには勝てたようです。
とはいえ、年初来で見ると、日経平均とはほぼ引き分けです。
中小型株が中心の僕のポートフォリオがJASDAQ指数よりも日経平均に連動しているところがちょっと面白いです。


>10月の予想は、業績相場になると予想します。
>今年5月に株価が急落した原因は、期待ほど当期の収益が伸びないことに嫌気をさした
>投資家からの売りがかさんだことが一つの原因だと思っています。
>市場の短期志向ぶりに企業側が慎重な見通しを示したことが遠因だと思いますが、では、
>この中間期の結果で慎重な見通しであったところを示せるかどうか。
>要するに中間期の段階で当期の業績をゆうゆうとクリアできそうな数値をたたきだせるかどうか。
>ここがポイントだと思います。

>となると、10月〜11月にかけて好業績を発表できる企業とそれ以外の企業とで株価的には
>格差が出るようになるのではと予想しています。

>一方で、個人の信用残はあまり減っていないのに出来高が減ってしまって、逃げられない
>投資家が増えているのではないかと感じるのが気がかりです。
>買い手不在でずるずる下げるが、好業績で何とか踏ん張る。
>そんな展開なのかも知れません。
>好業績が出なかった場合は、ちょっと怖いですね・・。


10月の相場はどうもあんまり記憶に残ってないんですよね。
ちょっとここのところ、本業の仕事が非常に忙しかったもので。。
僕の印象は、相変わらず売り物が多いなあという印象ですね。
一時期よりは、信用買い残高は減りましたが、それでもまだ多いのかなあ。
ちょっと株価が上げるとすぐ売り物が沸いてくるんですよね。

一方、スパークスの減益決算の発表ではっきりしましたが、欧州機関投資家からの売り物が出ていてそれを吸収しきれていないんだとか。
そういわれると、割安だけど流動性の低い銘柄の下げが目立つ感じもします。

11月の予想は、引き続き業績相場でしょうか。
下方修正を発表した銘柄は容赦なく売られる地合が続いています。
消費者金融株なんかは、過払金利の問題は既に織り込み済みだと思っていたのですが、下方修正が出て、さらに一段下げました。
悪業績が予想されている銘柄ですらこの結果です。
好業績が予想されている銘柄が意外にも期待を裏切った場合はちょっと怖いですね。

いずれにしても、日本の景気が回復してるのはほぼ間違いありません。
この好景気の影響を享受できる銘柄を中心にうまく拾っていきたいところです。

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とある話

ちょっと前にあった、とある話を少しデフォルメして書く。

A社というベンチャー企業があった。業績は大変好調で株価も大きく上がっていた。
しかし、そんな絶好調企業の悪いうわさを耳にした。

A社の役員の中でも、特に優秀でやり手だと評判のB役員が退職して、同業他社のC社に移るという話なのだ。
さらに重要な取引先であるD社ともトラブルになっているという情報もあった。

そして数ヵ月後。
B役員の退職が突然に発表された。そしてB役員は噂どおりC社の役員に納まった。

さらに、数ヵ月後。大幅な下方修正。
原因にはD社とのトラブルが原因であるように受け取れるようなニュアンスの記述がある。ただこの真相はよくわからない。

もちろん下方修正後、株価はさらに下落している。
しかし一部の株主はトラブルは一時的なものだから株価や業績は必ず持ち直すと信じているようだ。

しかし、私は知っている。
B役員は、A社から優秀な部下を数人引き連れてC社に移ってしまったため、A社には既に優秀な人材は残っていないらしい。
さらに重要な取引先D社にも見放され。。

今後のA社の運命はどうなるのだろうか。
ベンチャー企業にはこんなリスクもある。

(この話は実話を元にしていますが、一部はフィクションです。またインサイダー取引のリスクを避けるために、これら関連する企業の株式の売買は一切行っておりません。)

映画「16ブロック」

昨日、映画「16ブロック」を見てきました。
ブルースウィルス主演です。
ブルースウィルスは、ダイハード以降、刑事か警察役が多いのですが、今回もNY市警の刑事役で主演してます。

感想は、娯楽映画としては十分に面白かったですね。
途中、話に無理がある部分もありますが、全体のストーリーとしてはとてもまとまっていて、陰謀や感情がなかなか上手に仕上がっている作品です。


わずか16ブロック(区画)先まで証人を護送する―それは簡単な任務のはずだった・・・。
『ダイ・ハード』では高層ビル、空港、ニューヨーク、『アルマゲドン』では地球をも救った男、ブルース・ウィリス。今回、課せられた任務は一見、ブルース史上最も簡単なモノだと思われたが、やはりそうは行かない。
降りかかる過酷な任務に巻き込まれてしまう運の悪さは健在。
『ダイ・ハード』シリーズ以来、久々に“運の悪い刑事”に扮するブルースの最悪の一日が始まる。


話の筋だけ聞くと、この映画いったい何分持つんだろうと不安になりますが・・・。

でも、いろいろ展開して面白い。
ちょっとニューヨークの町の事情が読めないと、ストーリーにわかりにくい分がありますけどね。
CANAL ST.〜中華街の辺りの地理が飲み込めている人はよりいっそう楽しめると思いますよ。

アクションというよりもサスペンス色の方が強かったかな。

飛行機でインターネット

飛行機の中でインターネットができるサービスがあったのですが、なんと、今年一杯でサービスを打ち切るらしいです

米ボーイング、機内でのネット接続サービスを中止(8/18 21:06)
米ボーイングは18日、航空機内でのインターネットの高速接続サービスを中止すると発表した。航空会社で同サービスが期待ほどに普及せず、事業の採算性の改善が期待できないと判断したようだ。日本では日本航空と全日本空輸が国際線の一部で提供しているが、今年末までに中止するとみられる。
中止を決めたのはボーイングが2004年ごろから本格展開した「コネクション・バイ・ボーイング」。人工衛星を経由して乗客が機内でネットに接続できるサービスで、これまでに世界の航空会社10社が導入していた。また機体に埋め込む専用アンテナを三菱電機が供給している。
ボーイングはサービス開始当初は数年で1000機単位の普及を見込んでいたようだが、実際は目標を下回っていたようだ。日本では日航が10機、全日空が7機でそれぞれ導入し、東京―ニューヨークなどの路線でサービスを提供している。



1回3000円くらいで使い放題というサービスだったのだが、確かに3000円払って飛行機の中でインターネットするやつがいるんだろうかとは思ったが、やっぱりなのか・・。
機内のテレビでインターネットできればいいのになあと思っていた僕はやっぱりインターネット好きの少数派だったのかな?

もう少し時代が追いついてくればこのサービスも普及したかも知れないのにね。
せめて、ビジネスクラスのお客様は無料で使えるとかにならないかな。

飛行機の世界では、まだまだ、「いつでもどこでも」というユビキタスの時代にはほど遠いみたい。

統計の誤謬

よく過去や現在の統計から、株式市場を見て割高、割安、有利、不利を判断する人がいます。
例えば、
・PER10倍以下の銘柄を購入した場合のパフォーマンスは統計上有利。
・日本株はPERで見ると米国株よりも割高だ。

対象になっている全ての銘柄を購入して、平均を取ったらそのとおりになるでしょう。
しかし、投資家には全ての銘柄を購入する人はほとんどいないし、そもそも全ての銘柄を購入する必要はないのです。

前出の統計で言えば、PER10倍以下の銘柄全部を購入した場合と、PER30倍以上の銘柄を全部購入した場合の平均パフォーマンスをとったらそのとおりになるでしょう。
しかし、PER30倍以上の中には、利益がほとんど出ていないため高いPERになってしまっている銘柄が相当数あるはずです。
また、利益が急減してPERが高くなってしまっているのかもしれません。
そういった特殊要素を排除した場合はどうなるのでしょうか。

もしかしたら、日本株のPERはいくつかの割高銘柄に引きずられて、平均PERが上がっているのかもしれません。
それなら、そういった割高銘柄を除外して考えれば有利な投資対象になるのかも知れません。

個人投資家が投資する銘柄数なんて、せいぜい10銘柄くらいでしょう。
統計数値にだまされてはいけません。
統計にだまされず、自分が信じられる銘柄にじっくり投資するようにしましょう。


お礼

4つの企業タイプについて書いたら、以下のようなコメントを頂きました。

>今日は大サービスですね。いいんですか?

別にいいんですよ。
勉強したい人は是非とも僕のブログを読んで勉強してください。
僕はそのためにこのブログを書いているんですから。

そもそも、僕がこのブログを書いている目的は、株式市場への恩返しなんです。

僕は幸運にも株式市場で多額の資産を築かせてもらえました。
僕が株式市場に対して出来る恩返しと言えば、自分の体得したノウハウを多くの頑張る人たちに伝承することだと思っています。

僕のブログを読んで、株式市場を理解し、本物の投資家となる個人投資家が一人でも出てきてくれること。
そしてその投資家がいつか僕のブログに感謝の気持ちを持ってくださること。
その後、その投資家が恩返しとして、また次の世代の日本人に何か恩返しをしてくれること。

日本がもっと良い国になるために、今の僕が出来ることってこんなことくらいしかありません。

もちろん、寄付だとかそういうのもアリだと思いますが、海外に寄付することが自分がお世話になった人に対する回答なのかと思うとそうは思えないのです。
だからこそ、今は株式市場への恩返しをすべきだと思っているのです。

一人でも二人でもそんな投資家が出てきてくれればいいなと思って、大して儲からないブログを書き続けているのです。
皆さんもどんどん読んで、このブログを利用してください。

4つのタイプ−2

今日の内容も結構重要。前回の続きね。

企業のタイプを業績動向から見ると、大きくわけて4つの種類があると思う。
1.成長
2.景気循環
3.長期安定
4.低迷

それぞれのタイプについて投資家の臨むスタンスを書いてみたい。

今日は3と4.

3.長期安定タイプ
文字通り長期にわたって、経営が安定している会社です。
かといって、業績が伸びているわけではないところがミソです。
食品会社とか、既得権的産業(鉄道とか公益事業とか)に多いタイプですね。
以前のブログで書いたローソンなんかもこのタイプです。
たまにヒット商品が出たりすると、株価が瞬間的に大きく上がったりしますが、だいたい1年もすると元のゾーンに戻ってくるのもこのタイプの企業の特徴ですね。

僕はこのタイプの企業はあまり買わないのですが、
このタイプの企業に投資するのであれば、キャッシュリッチなPBR1倍割れの会社がこのタイプだったら結構狙い目ですね。

このタイプは業績が安定しているので、企業価値が比較的見極めやすいという特徴があります。
個人的にはこのタイプの企業には配当性向を高めて頂いて、配当利回り銘柄になっていたらいいなと思うのですが、日本ではあまりそういう会社は見当たりませんね。


4.低迷タイプ
そもそも投資すべきではない会社です。
どんなに割安であっても投資すべきではないです。
ただ、どんなに低迷していても何かのきっかけで、大きく企業業績を伸ばすケースもあります。新規事業だとか、シナジーがある会社との業務や資本での提携などですね。
ただ、新規事業が成功するかどうかの判断は、そもそも新規事業は非常に成功の確率が低いこと、また成功するかどうかの見極めが難しいことから、僕はネガティブな判断ですね。そもそも低迷している会社にはあまり有望な人材が残っていないケースが多く、その状況で新規事業が成功するのかというと・・・。

低迷から抜け出しそうな企業があれば、それは大いに投資チャンスですし、そういう銘柄を早めに察知したいものですね。

先日、USENの業績がおかしくなっているという記事を書いた時に、それではその株価はどうなのかという質問がありましたが、そもそも投資すべき状況ではないなら、割安も割高もないのです。


3、4のタイプは、社長の交代等で急に積極経営に乗り出して1の会社に変化するなんて事があれば投資としては狙い目ですね。なんといっても元の株価は安いことが多いですから。

日本の株式市場は、2、3、4で70〜80%くらいを占めています。
残念ながら。

1の会社から銘柄をピックアップし、その中で株価が安い銘柄を選択するという地道な作業を続けていれば、案外高い確率で当たりが引けるのではないかと思いますよ。

4つのタイプ−1

今日の内容は結構重要かも。

企業のタイプを業績動向から見ると、大きくわけて4つの種類があると思う。
1.成長
2.景気循環
3.長期安定
4.低迷

それぞれのタイプについて投資家の臨むスタンスを書いてみたい。

1.成長タイプ
新興市場の小型株に多い。
まず、成長企業として投資家から認知されているのかいないのかを考える。
投資家から成長企業として認知されているかどうかは、単純にPERで見ればだいたいわかるはず。
成長企業として認知されている場合、株価には既に織り込まれているケースが多く投資としては注意が必要。
逆に言えば、投資家から成長企業として認知されていない企業の成長を確信できるのであれば、大いに投資チャンスである。

では適正株価はどうやってみればいいのか。
また、ずーっと成長できる企業っていうのは、ほとんど無いという大前提を忘れてはいけない。
成長企業が、どの辺りで、2〜4のタイプに移行するのかを見極める。
そのときの利益はどれくらいか。そして、そのときの2〜4のタイプのPERを当てはめてみれば、だいたいわかるはず。

投資家の期待を裏切って成長が崩れた場合、信じられないくらい大きく株価が下がるのでどんなに下がっても手出しすべきではない。

このタイプの企業への投資で配当利回りやPBR、現時点でのPERを見ても意味が無い。
あくまでも時価総額、利益(将来予想)、成長余地の関係でみるべきタイプの企業群。


2.景気循環タイプ
日本の大企業に多いタイプ。
景気が良くなると業績が伸び、景気が悪くなると業績が悪化するというもろに景気連動型の企業。
景気だけでなく、原材料の価格に連動している素材系の企業や、株式市場の動向に連動している証券会社といった企業群も、この分類の亜流。
このタイプの企業への投資は、基本的に景気が最悪の時に買って、景気が好転してきたら売るというさわかみファンドのような投資法が有効。
景気が底打ちして、上向いてきたときに一番株価が上がるのはこのタイプの企業。

このタイプの企業のPERを計算することははっきり言って意味が無い。

ソニー、USEN

ここのところ市場のムードは良くなってきていたのですが、今日の引け後に2つばかし嫌な感じのニュースがでてしまいましたね。

ひとつはソニーの大下方修正です。
まあ、PCの電池の問題があったので、下方修正は必至だとは思っていましたが、予想よりも悪いですね。
そもそも電池だけの問題ではなく、PSPの売り上げ不振なんかも絡んでいるようで、ゲーム事業が大幅赤字だとか。
数週間前の日経ビジネスでソニー特集がありましたが、その懸念がドンピシャと当たった感じ。やるじゃん、日経ビジネス。

折角市場が回復してきたのに、また売りのきっかけにならなければ良いのですが。。

一方、もうひとつはUSENの下方修正です。
YOUTUBEの記事の中でも、GYAOは終わったかもしれないなんて書きましたが、やっぱりだめだったようですね。
以前、インテリジェンスの株式をUSENが引き取ったときに、「これは連結にインテリジェンスのPLを取り込む目的ではないか」と予想しましたが、この予想も当たっていたようです。
残念ながら、このインテリジェンス社の利益を取り込んでも、利益予想に全く届いていないところが、USENの深刻さを物語っているような気がします。

日本を代表する株のひとつである、ソニー。
新興市場を代表する銘柄のひとつであるUSEN。
この両社の失速が、市場全体にどのように影響するのでしょうか。
ちょっと明日の市場に注目したいと思います。

しかし、8月9日に書いたUSENの記事を今改めて読み返してみると、僕の読みも結構いい線いっているね。



小学生のサッカー

2週間くらい前と状況はうって変わって、先週くらいから株価は大きく上げています。
2週間前と今週では経済状況も何も変わってないはずです。
むしろ、近隣国の横暴のおかげで危機感は高まっているというのにです。

みんなが買うから買う。だから株価が上がる。
みんなが売るから売る。だから株価が下がる。

これじゃ、小学生のサッカーです。
小学生のサッカー。
意味わかりますか?
作戦も何も無くって、ボールがあるところに全員が寄っていって、ボールの回りだけがアリがたかるように人だかりができる。
そんなサッカーです。

最近の市場参加者は、こんな感じになっているように思います。
今時、小学生のサッカーだって、もうちょっとましな気もします。

高値で買って安値で売る。
こんなことを繰り返せば大半の投資家の資産は、減る一方でしょう。

高値になってきたときこそ、感情をコントロールして売る。
安値になったときこそ、我慢して買う。
これでこそ勝てる投資家になれるのです。

このサイトが本になりました
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「サラリーマンが株で1億円を稼ぐ!!」
著者:えす 出版社:マガジンハウス
2005年3月28日発売

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