800万円→100万円→1億円達成の株式投資術

2004年5月に1億円を達成しました。一時は、800万円が100万円まで落ち込んだので、よろこび一杯です。
本も発売され、週刊ポストにも出ました。2005年12月にはサイボウズ株の急騰で7億円達成!!その後リーマンショックで1億円切るところまで落ち込み一時ブログを休止していました。
   サイト運営者:普通のサラリーマン えす

2006年11月

強い日本を感じて

ここのところ株価は下がっています。
信用の期限売り、ヘッジファンドの決算、裁定買残の過大な積み上がり、新興企業の決算問題、予想を下回る中間決算
などなど
悲観材料には事欠かないようです。

しかし、考えてみてください。
景気は明らかに上向いています。感じませんか?
街をちょっと歩いてみてください。
最近は、夜の銀座のちょっと良いお店は予約が取れなくなっています。金曜日の夜なんか全然空きがありません。
ゴルフ場の予約状況。10月11月の週末は本当に取れなかったと聞きます。
ゴルフ練習場は1時間待ちもザラという話も聞きます。
素敵なリゾートホテルの稼働率も明らかに上がっていて、行ってみると本当に混雑しています。
帰りの高速道路は景気のよさを感じさせる混雑振りです。しかも以前とはちがって、出口はETCのおかげで大して混まないのに渋滞するのです。明らかに交通量が増えています。

一方で、悲観派は、政府発表の統計資料を材料に売りだと判断しているようです。
ソフトウェア投資が加味されていない機械受注。
インターネットショッピングが全く加味されていない小売なんとか統計。
企業からのヒアリングで景気が上向きかどうかの回答で決めている日銀短観。
ちょっとした大型の指標のブレで大きく動いてしまうGNP、GDP。

どれも政府の統計は時代遅れなのです。

外国人投資家は日本の景気の実感を判断するのはこんな指標しかないから、これに右往左往してしまっていますが、日本人がこんな時代遅れの指標にバタバタする必要がないのです。

何?中間決算が悪い会社が多いじゃないかって?
時代のニーズが読めていない企業と、(粉飾とまでは言いませんが)これまでどうにか決算をだましだまし出してきた企業のボロが出て、業績を悪化させているだけですよ。
キチッとニーズを捉えられている企業や経営面に余裕がある正直な企業はちゃんと好決算を出してますよ。

よーく見てください。
日本のポテンシャルの足音が聞こえてきませんか?
今が絶好のチャンスだと思っています。
年末年始は強い日本をいま一度感じられると思っています。

*来週は出張のため更新回数が減ると思います。ご了承ください。
またしばらくは、こいつのおかげで寝不足になりそうです。

エクシブ初島

43e783d3.jpg今日は一年ぶりに初島に来ています。
少し肌寒いけど良い天気。

ドラッグストア再編

今日は以下のニュースから。


ツルハ、福太郎を傘下に
北海道地盤のドラッグストア、ツルハホールディングスは20日、12月中に福太郎(千葉県)の小川久哉社長らから株式を取得し、福太郎を持ち分法適用会社とすると発表した。取得金額は明らかにしていない。来年5月末をメドに出資比率を引き上げるが、比率は今後協議する。福太郎の店名は当面残すが、将来は「ツルハ」に一本化する。
ツルハの2006年5月期の連結売上高は1574億円。全492店のうち北海道と東北地方で約430店。関東地方への店舗網拡大を進めており、千葉県と東京都などで116店を運営する福太郎を傘下に収め、関東が地盤のマツキヨに対抗する。福太郎の06年10月期の売上高は329億円。
ツルハの鶴羽樹社長は記者会見で「(コンビニエンスストアなどで医薬品を販売できるようになる)規制緩和によりドラッグストアの競争は厳しくなる」と述べ、福太郎との提携で仕入れ規模を拡大する考えを示した。「将来、ドラッグストア業界は全国で3つ程度のグループに集約される」との見通しも示した。 (11月20日22:00)

セガミメディクスとセイジョー、4.5%相互出資へ
 関西地盤のドラッグストアのセガミメディクスと首都圏のセイジョーは20日、3カ月内をメドに4.5%の株式を相互取得すると発表した。株の取得によって、セガミはセイジョーの第2位株主に、セイジョーはセガミの第5位株主に浮上する。今後は両社社長が委員長となり「提携推進委員会」を設け、品ぞろえや店舗開発、情報システムの共通化などを話し合う。
9月末の店舗数はセガミが312店で、うち関西が103、九州が87と西日本の比重が大きい。逆にセイジョーは215店のうち関東に196店が集中、関西には店舗がない。
両社は大手・中堅の11社で構成する「WINドラッグ」グループの中核企業。プライベートブランド商品を共同で開発し、大手メーカー製品も共同で仕入れている。 (11月20日22:00)

スギ薬局、ジャパンを株式交換で完全子会社化
[東京 21日 ロイター] スギ薬局<7649.T>は21日、ジャパン<7498.T>を株式交換により、完全子会社化すると発表した。ジャパン1株に対してスギ薬局0.52株を割り当てる。株式交換期日は3月1日を予定。なお、これにより、ジャパン株式は2月23日に上場廃止となる。
(ロイター) - 11月21日16時55分更新



いよいよはじまったね。ドラッグストアの再編劇。
こういう再編劇は、やはり背景をしっかりとつかんでおかないと理解できません。

ドラッグストア業界は既に飽和業界です。
これは重要なキーワードです。
では歴史から見てみましょう。

90年代に規制緩和によって、薬局の出店が自由化され、ドラッグストアの多店舗展開がスタートしました。
この流れに大きく乗って、業績を拡大したのがマツモトキヨシ(9875)です。
マツモトキヨシは、規制緩和にいち早く対応し、顧客を向いた都会的なドラッグストアという全く新しいコンセプトのお店を展開し、第一次戦争は圧倒的な勝利を収めました。戦国時代のドラッグストアでトップに上り詰めたのです。

マツモトキヨシの成功を見て、同様にドラッグストアが大量に誕生します。
20年前には薬局が街にあふれるなんてことは想像も出来なかったことです。

現在の順位:2005年度の売上と店舗数
1.マツモトキヨシ 3130億円(762店)
2.カワチ薬品   2002億円(150店)
3.サンドラッグ  1775億円(314店)
4.ツルハHDG    1575億円(492店)

しかし、現在では悲しいかなドラッグストアは既に店舗過剰に陥っています。
都市部においては、私の最寄り駅の駅前(3社が出店、以前はもう1社あったが既に撤退)のように相当に競合しており、明らかに過剰競争となっています。
また、地方においてはそのエリアで強い薬局が有利な場所を既に抑えており新規に出店するのは非常に難しい状況です。

実際、上位のドラッグストアは既に出店できる地域がなくなっており、今後売上を伸ばすためにはM&Aしか事実上方法がなくなってしまっているのです。

また今後はコンビニでの薬の販売ができるようになります。
こうなるとライバルはコンビニエンスストアということになります。

今はドラッグストア業界内での競争ですが、今後はコンビニやその他のスーパーとガチンコでぶつかって、競争力を発揮していける企業なのかどうか。そこが重要なポイントになるのです。
スギ薬局がジャパンを買収したのもスーパーなど他の小売業態との競合をにらんでのことだと推測できます。

小売業は、月次の数字を見て今月は良かった(悪かった)で、投資先を決めている方が多いようですが、そんなことは目先の小さな問題でしかありません。
とはいえ、機関投資家など多くのアナリストもそういう次元で物を見ているようなので、この点には閉口してしまいます。。

大きな流れをつかんでいないと大きく稼ぐことは難しいのです。

三菱UFJ、住友信託 和解金25億円

今日はもういっこ。

三菱UFJ、和解金25億円を住友信託に支払いへ
 住友信託銀行が旧UFJホールディングス(現三菱UFJフィナンシャル・グループ)などを相手取り、信託部門の経営統合が白紙撤回されたことに伴う損害賠償を求めた訴訟で、三菱UFJが25億円の和解金を住友信託に支払うことを20日に開く取締役会で決めることが分かった。21日に開く東京高裁での協議で正式に和解が成立する見通し。
三菱UFJ、住友信託に対しては、先月23日に高裁が和解金25億円を提示。両社とも持ち帰って検討を続けたが、具体的な金額を伴う強い和解勧告を拒む理由はなく、高裁提案を受け入れる。株主代表訴訟などのリスクも薄まったと判断したもようで、三菱UFJグループの誕生から1年を経て、両社の法廷闘争がようやく決着する。 (07:02)


25億円か。たったの・・・

住友信託の損害賠償請求額は当初1000億円。
高裁では100億円だったという。

契約を結んで、その契約を見事に一方的な都合で破棄しても25億円。
日本は本当に法治国家なんだろうか。
ちょっと悲しくなるニュース。

メンバーズ続報

メンバーズ、一時10万円ちょうどまで下落・上場2週間で公開価格比65%の下落

【テクノバーン】(11/21 13:36)メンバーズ (2130) が一時、前日比7000円(6.54%)安の10万円ちょうどまで下落して、株価は今月2日の上場から、約2週間で公開価格比で65%も下落する事態となった。
今月は同銘柄の他にもあおぞら銀行 (8304) やKFE JAPAN (3061) など初値が公開価格割れを起こすケースが続き、これまで好調だったIPO市場に異変が生じてきている。
来月12月には30社近くもの新規上場が予定されていることもあり、来月のIPO市場は今月にも増して波乱含みの展開となりそうだ。


いやいや、すごいね。
公募29万円って値付けした責任者出て来いって感じ。

初値で投げておいてよかった。。

これで楽天は当分IPOの主幹事は難しいだろうな。
うわさされている自社(楽天証券)の上場にどう影響するんだろうか。

すごいすごい。

今日はすごいすごいと思わず拍手したくなるくらいの暴落ぶりです。

保有している銘柄の中でプラスはREIT一銘柄のみ。
株価チェック用にヤフーに登録してある銘柄を含めてみても、プラスなのはゴールドクレストと大黒天物産くらい。
プラマイゼロの銘柄ですら数えるくらいしかありません。

とまあそれくらいよく下げた一日でした。

先日ブログにも書いたアセットマネジャーズなんて、僕が短期投機に失敗したといって投げた時は27万円くらいでしたが、今日は22.4万円です。投げていなかったらと思うとぞっとします。
僕の資産もここ数日大きく減りました。なんと6.5億円を割って6億4000万円台に突入しています。

今日のジャスダックインデックスは80.87です。
この指数がどれほどのものかというと、最安値ベースでは2004年11月第一週にこのあたりまで一瞬下げていますが、週足の終値ベースだとなんと2004年3月まで遡らないといけないというくらい超昔の水準です。

2004年3月といえば、僕の資産がまだ1億円にも届いていないころです。
資産5000万円くらいだったと思います。

そう考えると、ジャスダック指数が元に戻る間に資産を10倍にできているんでちょっと気楽になったりもします。

また、とある毎月の法則(企業秘密ですが仕事とちょっと関係しています)からすると、明日が底値となるパターンが多く、そこに小さな希望を持っています。
(たいした法則ではないので深く突っ込まないでください。)

今日も少し(結構?)買いましたが、明日も下げるのであればもう少し買い増しします。
投資家ももうちょっと気楽にやれば良いのにな。
なんでみんなちょっと下げると狼狽して投げちゃうんだろうか。

情報は絞るべき?

週末はゴルフ行ってました。今日は天気が悪くてしんどいラウンドでしたがね。

最近はゴルフ場にフリーペーパーのような雑誌が出現しています。
ゴーゴルとか、スーパーゴルフとかそういうやつですね。
以前からこういう雑誌はあったと思いますが、最近加速しているような気がします。
やはりR25の登場以降、こういった雑誌に市民権が出てきたのでしょうか。

さて、こういった雑誌を読んでいて思ったことがあります。
こういった雑誌には、飛ばしの秘訣とか、そういうレッスン記事が必ず出ています。やはりゴルフをやる以上うまくなりたいというのは万人の願いだと思いますが、読んでみてびっくりしたことに、出演している5人のプロが言っていることが全部違うのです。

一人は右ひじの動きが重要だと言うし、もう一人は体重移動がポイントだという。また別の人は、元々の体力以上には飛ぶようにはならないから筋力を鍛えないとだめだという。

うーん。読んでいるうちにどれが重要なのかわかんなくなってきた。。

で、これ考えていてこの心理って何かに似ているなと思ったんです。

あ、株式投資と一緒だ。
ある専門家は**の指標に注目といい、あるカリスマはデイトレード以外はだめだという。
またある雑誌では損切りが重要だと言い、あるインターネットサイトはナンピンしないと勝てないという。
さあ何が正しいのでしょうか。

情報は多けりゃいいってもんじゃない。
いろいろ読んで迷うより自分が一番しっくりくる方法を試してみるのが一番いい。
その真贋を見分ける能力が問われるのかな。

強気の好材料

ドイツ証券 武者氏、来年2万円に向け、年末ラリーが始まった

ドイツ証券の武者氏によるストラテジーでは、NYダウの史上最高値更新、ナスダック、欧州株の続伸、半導体株の切り替え返しなど、2007年の景気拡大を織り込む世界株高が始まったと。
クリスマス・セール以降、米国消費のポジティブサプライズの公算大。調整十分の日本株の加速が予想されるとの見解を示している。今後2年間の怒涛の上昇相場が想定されるとし、ハイテク株に注目と。



おお。強気の好材料!!
と思ったらドイツ証券の武者氏の予測でした。
ご存知の方も多いと思いますが、万年弱気で有名な方で、日経平均は5000円まで下げるって予測した人。
で、予測した直後に、日経平均は反転したんだけど、強気に転じたとたんに下げるって言うある意味すごく逆指標になることで有名なんです。

うーん。損切りを検討しようかな。。

投機は完敗

本日、短期投機で保有していたアセットマネジャーズを全て損切りしました。
はっきりいって高い授業料でした。数千万円(の下のほう)の損失で軽く年収分をふっとばしました。

ではなぜ、先日僕が短期の投機に動いたかをお話しましょう。
11月から年末に向けてそろそろ上がるだろうと思って短期の投機ポジションを取ってみたのです。

その根拠としては、
・明らかに街角の景気は上向いている。これは街をちょっと歩けばすぐに感じられること。おそらくここから年末に向けて発表される統計資料は好指標が出てくるであろう。
・本格化する中間決算は、2極化を予想。好業績企業は、予想以上の好業績を上げる企業が続出する。そして、株価も二極化。
・一方、株価の状況を見ると、一部の大型株は堅調だが、新興市場は全体的に下げている。新興市場銘柄の中には実力以上に下げている銘柄も多く見られ、信用の整理も概ねついたように見える。
・そうなると、個人投資家の余力に余裕が出てきて、年末に向けて再度大きな上昇局面が来るのではないか。

となると、年末に向けて、上昇するのは、個人投資家に人気があって、まだ株価に反映されていない銘柄。
その中で流動性の高いアセットマネジャーズを選択したというわけです。

しかし、この読みには大きな読み違いがいくつかありました。
一つは先週発表された機械受注の数字です。
これが予想外に悪かった・・。
こんな指標に振り回される投資家もどうかと思うのですが、なんだか作為的なものも感じます。

2つ目は、先週でた金利上昇容認発言です。これは誰だっけ?日銀総裁?
不動産関連はこの発言にやられましたね。完全に。

なんとなく1と2は政府間で派閥抗争があるんじゃないかと思うような結果ですね。
金利を上げたい日銀サイドと、上げたくない通産サイドがあえて真っ向から反する指標を出しているようにも見えます。
そういう意味では、機械受注は粉飾くさいなあ。

そして、極めつけは、昨日出たアセットマネジャーズの信用規制です。
規制の内容は各自でご確認いただきたいのですが、信用保証金率のアップと現金保証金が必要になったことがポイントです。
これで個人が信用で買いあがるというシナリオの可能性が大きく後退したと判断し、いったん損切りに動いたのです。

また、どうやら今日の各銘柄の値動きを見る限り、個人が活発に動いているとは言いにくい状況でもあるようです。
ということは年内いっぱいはこんなペースかもしれないですね。

高い授業料ですが、仕方がありません。
やっぱり短期の投機は難しいと感じた次第。

でも、改めて冷静に市場をみると、今の市場はデイトレーダーみたいな機敏に動く連中しか残っていないですね。
これじゃ、株価が下がるわけだよなあ。。
株価が安いから買うって言う腰のすわった投資家は、日本の機関投資家にはいないのでしょうか・・。

追加;今気がつきました。
アーバンがアセット株を16000株売却していたらしいですね。
そりゃ、下がるわな。
やっぱ短期の投機は向かないや。やーめたっと。

いつ上がるかはわからない

僕の投資手法をシンプルに伝えると、
「業績を伸ばしてる企業(または将来伸ばしそうな企業)を安値で買って保有する。そういう企業は、業績やシナリオに変化が無い限りいつかは騰がる。」

ただいつかが問題だし、僕にはさっぱりわかりません。
市場環境がよければ、半年以内かもしれないし、3年、5年とかかるかもしれないのです。

なかなか勝てない投資家というのは、自分が購入した瞬間に株価が値上がりすることを期待し、買ってすぐに値下がりした日には(その会社に)だまされたと考えてしまうようです。

株価が上がるのには3年、5年かかるかもしれないということを投資家は忘れてはならないし、逆に、買ってすぐに値上がりした場合は単にラッキーくらいに思っておきましょう。

買った瞬間に値上がりすると思っているのであれば、企業業績などのファンダメンタル等は一切無視して、チャートなどのテクニカル投資に特化したほうが良い結果になる確率が高いかもしれません。

割安で業績が良くても株価が上がるかどうかは運次第です。
いつ上がるかなんかは誰にもわかりませんが、割安で業績が良い銘柄の株価は、いつか時間が解決してくれると思っています。

いい銘柄を割安で保有できたら、のんびり気楽にいきたいものです。
焦って損切りしても何も良いことはないから。

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著者:えす 出版社:マガジンハウス
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